ブラームス
交響曲第1番
指揮…マーク
演奏…トリノRAI響
好み度…4.5(5点満点)
燃焼感と力感漲る重さとスケール感をも兼ね備えた、結構すごいブラ1。
響きは分厚いが重苦しくはない。
特に第1楽章の迫力は圧巻の感がある。
尻すぼみというわけではなく、全編通して弦を鳴らすときは太く力強くならして、第2楽章も分厚い美しさを出しているし、フィナーレの迫力の追い込みと高らかな堂々たる凱歌もこれまた圧巻の感がある。
部分的にここはもうちょっとこうやって、と思うところがないでもないが、大きなうねりのような生きた力感の中では、まぁ、それはそれ、といったところ。
力感漲る重量感とスケール感、虚飾でない骨太な展開と、高い燃焼度を持った、こういう指揮者と楽団がこういう盤を残していたかとちょっと驚きの、なかなか得難い力をもった盤だと思う。
交響曲第1番
指揮…マーク
演奏…トリノRAI響
好み度…4.5(5点満点)
燃焼感と力感漲る重さとスケール感をも兼ね備えた、結構すごいブラ1。
響きは分厚いが重苦しくはない。
特に第1楽章の迫力は圧巻の感がある。
尻すぼみというわけではなく、全編通して弦を鳴らすときは太く力強くならして、第2楽章も分厚い美しさを出しているし、フィナーレの迫力の追い込みと高らかな堂々たる凱歌もこれまた圧巻の感がある。
部分的にここはもうちょっとこうやって、と思うところがないでもないが、大きなうねりのような生きた力感の中では、まぁ、それはそれ、といったところ。
力感漲る重量感とスケール感、虚飾でない骨太な展開と、高い燃焼度を持った、こういう指揮者と楽団がこういう盤を残していたかとちょっと驚きの、なかなか得難い力をもった盤だと思う。