チャイコフスキー
交響曲第6番「悲愴」
指揮…マゼール
演奏…ウィーンフィル
好み度…4(5点満点)
第1楽章など聴いていると、やや重みとか深みに欠ける印象は受ける。
といって薄かったり軽かったりというわけでもなく、悲愴なのだけれど、情感とかよりも鋭さを感じるような印象である。
ややテンポが速めで、金管が幾分鋭く前に出た印象も受け、弦が少し高く細く感じるせいかもしれない。
ただ、やや小ぶりな印象ながら、厳しく美しくしっかりまとめられている。
第3楽章、高速の中に小躍りするような小気味よい躍動感とオーケストレーションのうまさをしっかり感じさせるあたりさすがの両者だし、続く終楽章は俄然厚みと深みを帯び、低弦の支えも印象的に力のこもった聴き応えのある響きが展開されている。
交響曲第6番「悲愴」
指揮…マゼール
演奏…ウィーンフィル
好み度…4(5点満点)
第1楽章など聴いていると、やや重みとか深みに欠ける印象は受ける。
といって薄かったり軽かったりというわけでもなく、悲愴なのだけれど、情感とかよりも鋭さを感じるような印象である。
ややテンポが速めで、金管が幾分鋭く前に出た印象も受け、弦が少し高く細く感じるせいかもしれない。
ただ、やや小ぶりな印象ながら、厳しく美しくしっかりまとめられている。
第3楽章、高速の中に小躍りするような小気味よい躍動感とオーケストレーションのうまさをしっかり感じさせるあたりさすがの両者だし、続く終楽章は俄然厚みと深みを帯び、低弦の支えも印象的に力のこもった聴き応えのある響きが展開されている。