ベートーヴェン
交響曲第5番「運命」
指揮…ケーゲル
演奏…ライプツィヒ放送響
好み度…4.5(5点満点)
1986年ライブ。
冒頭から最初の一音が揃っていなかったり、運命の動機の4音目がちょっと消え入るようで力感に欠けてたりすることも惜しいが、全体的にも緊張感や厳しさといったものに欠けるきらいはある。
ただ、全体的には、ちょっとほの暗さを感じさせつつ情を込めたような響きは結構魅せられるところもあり、終楽章で何となく力が抜けちゃうような運命も結構あるが、この演奏では最初の凱歌から強く爽快で、その後も急がず爽快な重さで力強く心地よくもある。
ドレスデンフィルとの2盤と比べると、どれも三者三様に特有の雰囲気を持つが、整ってちょっとクールなドレスデンセッション盤、強い思い入れがちょっと特異な雰囲気をつくっているドレスデンライブ盤、野暮ったいような印象も拭えないが、ほの暗い響きにこめられた情熱が感じられるかのようなこの盤、といったところだろうか。
交響曲第5番「運命」
指揮…ケーゲル
演奏…ライプツィヒ放送響
好み度…4.5(5点満点)
1986年ライブ。
冒頭から最初の一音が揃っていなかったり、運命の動機の4音目がちょっと消え入るようで力感に欠けてたりすることも惜しいが、全体的にも緊張感や厳しさといったものに欠けるきらいはある。
ただ、全体的には、ちょっとほの暗さを感じさせつつ情を込めたような響きは結構魅せられるところもあり、終楽章で何となく力が抜けちゃうような運命も結構あるが、この演奏では最初の凱歌から強く爽快で、その後も急がず爽快な重さで力強く心地よくもある。
ドレスデンフィルとの2盤と比べると、どれも三者三様に特有の雰囲気を持つが、整ってちょっとクールなドレスデンセッション盤、強い思い入れがちょっと特異な雰囲気をつくっているドレスデンライブ盤、野暮ったいような印象も拭えないが、ほの暗い響きにこめられた情熱が感じられるかのようなこの盤、といったところだろうか。
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