ベートーヴェン
交響曲第5番「運命」
指揮…ベーム
演奏…ウィーンフィル
好み度…4(5点満点)
(1970セッション)
残響も多めに、ゆったりと、虚飾のない落ち着き払った音が展開されていく。
推進力や活力に欠ける印象はあるかもしれないが、崇高な雰囲気もほのかに感じさせるこの盤にしかない雰囲気ももった良演とは思う。
全体的に美しく柔らかい厚みを持った印象の音で、この曲のもつ激しさや劇的な一面、あるいは活力を感じたいならば他の盤、ということになろうかと思う。
特に何を主張するというよりは、一切の奇をてらう処理を排し、ゆっくり王道を進もうとしているかのような、ベームらしい演奏のように思う。
ただ、それがこのコンビが時折聴かせる風格にまで昇華されているかといえば、どうかな、というような気もして、退屈といえばそうかもしれない。
交響曲第5番「運命」
指揮…ベーム
演奏…ウィーンフィル
好み度…4(5点満点)
(1970セッション)
残響も多めに、ゆったりと、虚飾のない落ち着き払った音が展開されていく。
推進力や活力に欠ける印象はあるかもしれないが、崇高な雰囲気もほのかに感じさせるこの盤にしかない雰囲気ももった良演とは思う。
全体的に美しく柔らかい厚みを持った印象の音で、この曲のもつ激しさや劇的な一面、あるいは活力を感じたいならば他の盤、ということになろうかと思う。
特に何を主張するというよりは、一切の奇をてらう処理を排し、ゆっくり王道を進もうとしているかのような、ベームらしい演奏のように思う。
ただ、それがこのコンビが時折聴かせる風格にまで昇華されているかといえば、どうかな、というような気もして、退屈といえばそうかもしれない。
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