生命哲学/生物哲学/生活哲学ブログ

《生命/生物、生活》を、システム的かつ体系的に、分析し総合し統合する。射程域:哲学、美術音楽詩、政治経済社会、秘教

成りゆき次第で結果次第

2010年07月09日 20時10分51秒 | 生命生物生活哲学
2010年7月9日-1
成りゆき次第〔で〕、結果次第

 2010年7月8日。
 ゆきがかりで、ひきずられて(意思薄弱)、科捜研の女につきあってしまった(なんでも、付き合いが大事。されど、ご利用は計画的に。それができないなら、ほどほどに)。時間とは、実在せず、虚妄(われわれの構築体)であるが、われわれの意識にとっては、記述枠組みにすぎないにもかかわらず、つい、実在的に感じてしまうので、要注意。時間とは時間軸であって、われわれ自身が運動すると錯覚するからこそ、(実在ではなく not real)実在的realisticだと、ついつい思ってしまうということを骨肉に沁みて反省するように日頃から心がけでいれば、ご利益が(金銭といった現世利益ではないが)あるかもしれません。
 で、科捜研の女は、のたまう。
  「でも、信じるしかないのね。万能ではない科学を、万能ではない人間が扱うことができると。」〔文言は多少は違っているかも〕。

 確かに、信じる者は救われる。少なくとも、主観がすべて的には。
 ただし、この台詞は、レトリック的な理想化のにおいがする(くん、くん)。万能ではない科学にしているのは、そして万能的にしつらえている(偽装している)のも人間であり、人間を離れて、科学的営為は、無い。

  「2007年の公表以降、一部氷河の後退速度の予測やオランダの低地の比率などに幾つかミスは発見されているが、いずれも報告書の結論に影響するものでは無いと指摘されている[5](#AR4 に見つかった誤りと訂正節を参照)。」(ウィキぺディア「IPCC第4次評価報告書」http://ja.wikipedia.org/wiki/IPCC%E7%AC%AC4%E6%AC%A1%E8%A9%95%E4%BE%A1%E5%A0%B1%E5%91%8A%E6%9B%B8)

 なんて、書いているけど。ウィキぺディアのここの項目でも、熾烈な権力闘争があったりして(無いか? 無風状態?)。

  「地球の気候に関しては、時間的・空間的にさまざまなスケールで温暖化と寒冷化が起こってきた。この、「人為的・自然起源に関わらないすべての気候の時間的変動」を気候変動(climate change)という。後述のIPCCはこちらの意味を採用しているが、UNFCCCでは「人為的なものに起因する気候の変動」という意味で用いられ、非人為的なものは気候変化 (climate variability) と呼んで区別している。」(ウィキぺディア「地球温暖化」)
 気候「変動」 climate changeと気候「変化」 climate variability(!?)。

 今日(すでに=昨日)のテレビ(チャンネル数を忘れた)から抽出した、今日の言葉。
  「基本はモラルが低下しちゃっていることですね」(亀井靜香 前内閣府特命担当大臣(金融担当))。
  「弱肉強食の市場原理を、純ちゃんがやっちゃったからね」(亀井靜香 国民新党代表)。
 
 オチをつけるとすれば、直接的ではないが、基本は、
  <市場の力に従えば、(少数の)金持ちカラスの勝手にしかならない。>

 しかし、手間ひまかけず、(税金は)<取れるところから取る>。これも、<定説です>。
 国民の対抗手段は、(芸術活動用を含んで)生活必要物資の物物交換である。カラスの勝手でしょ。貨幣を無化すれば、数字は数字にしかならない。物が大事。ただし、物の過剰は、自由空間構築の妨げ。
 人はパンのみにて生きるにあらず。されど、食わなきゃ死ぬ。されど、パンのみにては、空しい。むむむむ、むなしい、(那珂太郎「透明な鳥籠」)。
 日本は金を国外に貸している。ならばやっぱ、鎖国だね。しかし、食料自給率がカロリーベースで4割ぐらいとか。これにも、異論があるようだが。これが大問題。コンビニの夜間営業を禁止して、もちろん会社の残業も禁止して、食料廃棄率40%程度かを、せめて10%に。