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大麦のセシウム-137の約35%がビール中に回収(チェルノブイリ事故)

2012年07月10日 08時26分17秒 | 放射能
2012年7月10日-1
大麦のセシウム-137の約35%がビール中に回収(チェルノブイリ事故)

 泊原発廃炉の会十勝連絡会
https://twitter.com/HairoTokachi
http://hairotokachi.jpn.org/
のツイート記事に、
  「大麦のセシウム-137の約35%がビール中に回収された。」
とある。その論文は、
 放射性物質の食品への影響に関する論文集(全件)〔農業・食品産業技術総合研究機構 食品総合研究所〕
http://naro-cr.dc.affrc.go.jp/rc0311/ronbun_01.jsp
の紹介記事の一つで、下記の通り。

  「文献番号:149
大麦からビールへのセシウム-137の移行
The transfer of 137Cs from barley to beer
Prohl G., Muller H., Voigt G., Vogel H..
Health Physics, 72(1): 111-113, 1997
Keywords: Food chain、137Cs、Chernobyl, Contamination, Environmental
 チェルノブイリ事故の結果、セシウム-137で汚染された大麦からビールが醸造されてきている。醸造のすべての工程および製造プロセスのすべての副産物について、セシウム-137の放射能を測定した。その結果、大麦のセシウム-137の約35%がビール中に回収された。加工品と生原料との濃度比として定義される加工処理率(processing factor)は、麦芽が0.61、小麦胚芽3.3、ビール粕0.1、ビール0.11となった、としている。
(表2点) (原著論文) (セシウム-137) (食品)」
http://naro-cr.dc.affrc.go.jp/rc0311/ronbun_01.jsp