何をいまさら日記

自分が好きな映画や本について世間様から「いまさら・・」と思われる事を自ら突っ込みます

何をいまさら「ザ・ミッション 非情の掟」その2

2005-07-21 22:28:38 | ジョニー・トー
さて、最近になって私は気づきました。私が「オープニングフェチ」であることに・・。アニメを良く見てた頃はどんなに自分のテイストが合わないアニメでも新番組のオープニングは必ずチェック。オープニングで観るか観ないか決めてました。
この作品も私のフェチ魂に響きましたな。というかトー教信者の日本語で見られる数少ない経典でございますよ!!観るべし。
オープニングはまず、タイトルロールから・・・。縦書きで昔の時代劇の始まりはあんなだったよな、と懐かしい気分に。でカットが切り替わり、ゲーセンでラム・シュー(役名はフェイ)が「ダンス・ダンス・レボリューション」で遊んでるシーンから。いきなり度肝をぬかれました。で、ラム・シューがゲーセンを出てから歩いてヤサまで帰っていく道筋で他の主人公4人を紹介してくれます。これが上手い!!
まずは美容師のグァイ(アンソニー・ウォン)の店の前を通り、キャバレーでボーイをしてるらしいマイク(ロイ・チョン)がお客をタクシーに乗せてる近くを通り、最後にロイが経営してる店の前を通らせて、ロイ(フランシス・ン)とシン(ジャッキー・ロイ)を紹介してみせる構成です。
ヤウ・ナイホイとミルキーウェイの脚本家チームはほんとに見せて分からせるのが上手いと思うんです。90分とかの長さではぐだぐだ説明してる間はありませんからこの「説明カット」にいかに情報を入れていくかが勝負だと思います。高々5分でなんとはなしですが4人の置かれてる状況が分かりますよね?
ノワールものにはこのカットが上手いものが多いと思うんですがいかが思われます?
で銃声が響き、タイトルがバンと出て、いよいよ本編の登場です。と今日はここまで!!
コメント
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