何をいまさら日記

自分が好きな映画や本について世間様から「いまさら・・」と思われる事を自ら突っ込みます

何をいまさら「インファナル・アフェア」その8

2005-08-16 22:17:10 | 香港映画
これを書くにあたって私としては一応はや送りなんぞしながらも再度DVDを見なおしてるんわけですが、本日「さあ、ラストどう書くかな」と見なおして思い出しました。
サムの死ぬシーンが抜けてることを!
シーン的に言うとヤンがラウのところに来る前になります。
ピーをウォンに張り付けた事で署内で窮地に立つラウ。ヤンを使ってサムの取引現場を押さえる作戦に。そしてラウの思惑どうりに事は進行。ヤンも途中でサムの車から逃げます。
警察に囲まれ逃げるサム。駐車場の中をチョコチョコと逃げていくのを見てると、いかにも悪の親玉って感じがいいですね。
サムはラウの携帯に電話します。ところが駐車場にコール音が鳴り響き驚くサム。物陰から携帯を持ったラウが現れます。そしてサムはラウが自分を裏切った事をさとり、ラウの銃弾に倒れます。水溜りにサムは淋しく倒れるんです。
サムを挙げ署内でなんとか居場所を確保したラウのところにヤンが現れ、ふとしたきっかけでヤンとラウがお互いの正体を悟るのです。潜入捜査官と黒社会が送り込んだスパイという事を。
ヤンのラウへの復讐が始まります。手始めに婚約者のマリーにラウの正体をばらします。マリーはショックでしょう。よりにもよって黒社会のスパイなんですから。
ヤンはウォンと会った屋上にラウを呼び出します。二人はすべてを失いそうになってます。ヤンは恩人と友と身分、ラウは婚約者と身分を。ヤンはラウを逮捕します。どうしてもいい人でありたかったラウはヤンに情けを請いますが却下されます。
そして、終幕。ラウは無間道を歩み始めます。すべてをグレーゾーンに押し込だまま、不毛なスパイ合戦から一人だけ生き残ったのです。
この映画ラストは2バージョンあるらしいんですが、やっぱりこっちのほうがしっくりきますね。まあ、このラストだからⅢがいきてくるんですが。11月に発売のトリロジーボックスにはアナザーエンディングバージョンも入るそうですよ。
しかし、この映画黒社会側の主要キャスト全滅です。ディロンも銃撃戦の時に死んでるしな。ジェノサイドだな。この手の映画にはつきものとは言え何も皆殺さんでもいいじゃないの(泣)
教訓は・・悪の栄えたためしなしでしょうか。無間道をひとり生きるラウの生き様を見届けましょう。といったところでこの項終了!!
コメント
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