昨年秋の車中泊の旅の記録
人との出逢いや思いがけない発見などがテーマになっている
5 宮本武蔵座禅石
「杉原千畝記念館」の帰路、車中から「宮本武蔵」の案内板を見つけ、車をUターンさせた
剣聖「武蔵」の伝説を伝える「大仙寺」(岐阜県加茂郡八百津町)、寛正元年(1461年)に建立されたという古刹
臨済宗の寺で、正眼寺、永保寺と共に美濃三道場の一つに数えられる。「生死事大 光陰可惜 無常迅速 時不待人」
今から400年前、京の都で武蔵は禅の修行をすることにより真の剣術への道を開こうと沢庵和尚について修行をしていた
晩年を迎えた沢庵は「禅の修行は愚堂に習え」との言葉を残し、この世を去った。武蔵は美濃の国の大仙寺にやってきた
愚堂とは大仙寺八世住職で、京にいたころ沢庵と禅問答をするほどの名僧であった
武蔵は愚堂国師に参禅問法の為に入門を請い、三日三晩座禅をしたと伝えられている
知識がなければただの石の塊であるが、知識を得たことにより価値あるものとなる
6 円空仏
寛永9年(1632年)美濃国(岐阜県)で生まれた円空は、「円空仏」と呼ばれる木彫りの仏像を残している
これまで円空作の仏像を目にする機会がなかったが「円空館」で30体を拝観することができた
「円空の墓」
晩年は関市池尻弥勒寺の地に自坊をかまえ、ここを本拠地として活躍し、長良川河畔で入定し(1695年)その64年にわたる生涯を終えた
史跡 弥勒寺官衙遺跡の森の中に静かに眠っている
弥勒寺周辺に現代彫刻家による、円空仏が置かれている
7 華厳寺の謎の仏像
西国三十三所第三十三番札所、満願結願の寺院で有名。二度目の参拝になるが、一度目は体調不良で途中で断念
その分、今回は夕方に入り駆け足で、翌日はゆっくり隅々まで時間をかけて廻った
境内に点在している石仏を見るだけでも十分楽しむことができる。
満願堂前には立派なお腹の人間が酒に酔って寝ている
「謎の仏像」
この仏像は全身にお経が書かれていて興味を持っていた。しかし、ここ華厳寺にくるとそのことを忘れてしまう
家に帰り写真を整理しているときにいつも失敗したと後悔するのだ
しかも、他の写真はすべて記憶に残っているが、この仏像だけはどこで撮ったのか思い出すことができない
目立たない仏像なのか写真もこの1枚だけ。私にとっては「謎の仏像」なのだ
大きくして加工してみた。全身にお経が書かれているのが分かるだろうか
8 横蔵寺の三重塔
ミイラがある寺として有名だが、三重塔と瑠璃殿の仏像拝観を目的で訪れた
三重塔(岐阜県指定重要文化財)
階段を上がると眼前に三重塔が現れる。また、木々に囲まれているため見る角度によって表情が変化する。そこに魅力を感じている
大袈裟な防護柵もないところも気に入っている
瑠璃殿
この寺を訪れた大きなもう一つ要因は瑠璃殿の仏像の拝観にある
多数の重要文化財を有し、「美濃の正倉院」とも呼ばれている
西遊記の沙悟浄といわれる「深沙大将」、重要文化財の彫像としては明通寺、金剛院とともに全国で3体。仏像が好きな人には価値がある
人との出逢いや思いがけない発見などがテーマになっている
5 宮本武蔵座禅石
「杉原千畝記念館」の帰路、車中から「宮本武蔵」の案内板を見つけ、車をUターンさせた
剣聖「武蔵」の伝説を伝える「大仙寺」(岐阜県加茂郡八百津町)、寛正元年(1461年)に建立されたという古刹
臨済宗の寺で、正眼寺、永保寺と共に美濃三道場の一つに数えられる。「生死事大 光陰可惜 無常迅速 時不待人」
今から400年前、京の都で武蔵は禅の修行をすることにより真の剣術への道を開こうと沢庵和尚について修行をしていた
晩年を迎えた沢庵は「禅の修行は愚堂に習え」との言葉を残し、この世を去った。武蔵は美濃の国の大仙寺にやってきた
愚堂とは大仙寺八世住職で、京にいたころ沢庵と禅問答をするほどの名僧であった
武蔵は愚堂国師に参禅問法の為に入門を請い、三日三晩座禅をしたと伝えられている
知識がなければただの石の塊であるが、知識を得たことにより価値あるものとなる
6 円空仏
寛永9年(1632年)美濃国(岐阜県)で生まれた円空は、「円空仏」と呼ばれる木彫りの仏像を残している
これまで円空作の仏像を目にする機会がなかったが「円空館」で30体を拝観することができた
「円空の墓」
晩年は関市池尻弥勒寺の地に自坊をかまえ、ここを本拠地として活躍し、長良川河畔で入定し(1695年)その64年にわたる生涯を終えた
史跡 弥勒寺官衙遺跡の森の中に静かに眠っている
弥勒寺周辺に現代彫刻家による、円空仏が置かれている
7 華厳寺の謎の仏像
西国三十三所第三十三番札所、満願結願の寺院で有名。二度目の参拝になるが、一度目は体調不良で途中で断念
その分、今回は夕方に入り駆け足で、翌日はゆっくり隅々まで時間をかけて廻った
境内に点在している石仏を見るだけでも十分楽しむことができる。
満願堂前には立派なお腹の人間が酒に酔って寝ている
「謎の仏像」
この仏像は全身にお経が書かれていて興味を持っていた。しかし、ここ華厳寺にくるとそのことを忘れてしまう
家に帰り写真を整理しているときにいつも失敗したと後悔するのだ
しかも、他の写真はすべて記憶に残っているが、この仏像だけはどこで撮ったのか思い出すことができない
目立たない仏像なのか写真もこの1枚だけ。私にとっては「謎の仏像」なのだ
大きくして加工してみた。全身にお経が書かれているのが分かるだろうか
8 横蔵寺の三重塔
ミイラがある寺として有名だが、三重塔と瑠璃殿の仏像拝観を目的で訪れた
三重塔(岐阜県指定重要文化財)
階段を上がると眼前に三重塔が現れる。また、木々に囲まれているため見る角度によって表情が変化する。そこに魅力を感じている
大袈裟な防護柵もないところも気に入っている
瑠璃殿
この寺を訪れた大きなもう一つ要因は瑠璃殿の仏像の拝観にある
多数の重要文化財を有し、「美濃の正倉院」とも呼ばれている
西遊記の沙悟浄といわれる「深沙大将」、重要文化財の彫像としては明通寺、金剛院とともに全国で3体。仏像が好きな人には価値がある