今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

鶴岡八幡宮(神奈川県鎌倉市雪ノ下)

2015年10月26日 | 神社・仏閣
鎌倉に来たなら「鶴岡八幡宮」に参拝しなければという、同期会幹事の配慮でこの地にきた
三連休の中日で日曜日、参拝者が多く、予定していた駐車場も満車で少し離れた所に駐めることになった
 
鶴岡八幡宮
康平6年(1063)源頼義が奥州を平定して鎌倉に帰り、源氏の氏神として出陣に際して加護を祈願した京都の石清水八幡宮を由比ヶ浜辺に祀ったのが始まり



武家の精神のよりどころとなり、国家鎮護の神としての信仰は全国に広まった
八幡宮への信仰を背景に鎌倉を中心として興った質実剛健の気風は、その後「武士道」に代表される日本人の精神性の基調となった



「質実剛健」は団体行動をしている約20名の母校の校訓でもあり、不思議な縁を感じた

本宮(重要文化財)
應神天皇・比賣神・神功皇后を祀っている社殿



大石段
参拝者が間断なく続いていく



大銀杏の倒伏
平成22年(2010年)3月10日、強風のために大銀杏は根元から倒れた
倒れた大銀杏は3つに切断され、根元から高さ4メートルまでが、7メートル離れた場所に移植された



太鼓橋
 


人のいないところは立入禁止のここだけ。人に疲れカメラを向ける気分になれなかった



この後、蕎麦屋で昼食。観光地だけにあまりを期待していなかったがすこぶる美味
蕎麦と酒は合うと一部ではすでに盛り上がっていた

八幡宮で大坂府在住の2名が合流。大坂人はいるだけで周囲が賑やかになる
今夜の宴会も間違いなく盛り上がりそうだ

撮影 平成27年10月10日
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海光山 慈照院 長谷寺(神奈川県鎌倉市長谷)

2015年10月26日 | 神社・仏閣
大学時代の同期約20名、貸切マイクロバスで鎌倉観光をしている
駐車場の横に長谷寺があったが、誰からも「行こう」という声がなかった
出発予定時間5分前、すぐ廻ってくるからと一人長谷寺へ入る

海光山 慈照院 長谷寺<通称:長谷観音>
本尊は十一面観音、開山は僧侶の徳道

山門
大きな提灯と「門かぶりの松」 鎌倉市内の四脚門では建長寺、円覚寺、妙本寺に次ぐ大きさ



初めての寺だけに境内の様子も分からず、石段を駆け足で上がり上から順に目に入ったものを撮す
円覚寺を10分で廻った経験をしてきただけに、5分でもある程度は廻れるのではないかと思った

経蔵(輪蔵 )
内部の回転式書架を「輪蔵)」と呼ぶ
中には一切経が収められており、書架を一回転させることで一切経をすべて読誦した功徳が得られるという



観音ミュージアム
場所的に観音ミュージアムではないかと思うが、確かではない









観音堂
長谷観音と呼ばれる十一面観音立像を安置
 


建物の右が「観音堂」、左が「観音ミュージアム」



本尊である十一面観音像は、錫杖を右手に携え、岩座に立つ独特の像容
大和長谷寺の本尊をはじめ、全国に所在する長谷寺に祀られる観音像に多く見られることから、これらを総称して「長谷寺式十一面観音像」という
30秒程度の拝観であるが確かに奈良の観音像と似ている



鐘楼
文永元年(1264)鋳造の銘を持つ、鎌倉でも3番目に古い
重要文化財に指定され、現在は宝物館において収蔵展示



地蔵堂
信者の発願により建立。その後、堂宇の老朽化に伴い平成15年に再建されたのが現在の地蔵堂
鎌倉では例の少ない扇垂木の屋根が特徴



昔、長谷寺の「身代わり鈴」をもらったことがある。40数年前のことになるが今思い出した



撮影 平成27年10月10日
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