今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

長栄山 大国院 本門寺(池上本門寺)その3(東京都大田区池上)

2015年11月01日 | 神社・仏閣
この寺を訪れた大きな目的は五重塔にある
可能なら全国にある重要文化財・国宝に指定されている塔を廻ってみたいと思っている



五重塔(重要文化財)
桃山時代・慶長13年(1608)建立。高さ31.8メートル
空襲による焼失をまぬがれた貴重な古建築の1つ
時代なのかドローン禁止の立て札が目に付く。昨年はなかったはずだ



本塔の発願は徳川2代将軍となる秀忠公の病気平癒祈願だった
この日は秋晴れで過ごしやすかったが、陽射しが強過ぎて塔に色が着かない



関東に4基現存する幕末以前の五重塔のうち、一番古い塔らしい



全面ベンガラ(赤色塗料)塗り、屋根は初層と二重は本瓦葺き、三重以上は銅板葺き
建築様式は初層は和様、二重から上は禅宗様



墓地から撮影



力道山の墓
本門寺には著名人の墓が沢山あるが、日本中にプロレスブームを生み出した力道山の墓



小学校の頃、不死身の力道山がやくざに刺され死んだことが信じられなかった



家にテレビがきたときにプロレス中継を父と共に熱中して視ていたことが懐かしい



本門寺には絵師の狩野探幽と考信、俳優の市川雷蔵などの墓もある。墓から見える大堂



東京にある2つの重要文化財の五重塔の1つである



日蓮聖人像(説法像)
宗祖七百遠忌記念のとして昭和58年富山県新湊市の黒谷美術株式会社より奉納された
枝を揺らし説法しているように撮ったのだが



96段の急な石段を降り、池上駅に向かう



撮影 平成27年10月13日
 
コメント (2)
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