今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

上野東照宮 その2(東京都台東区上野公園)

2015年11月11日 | 神社・仏閣
透塀の内側の社殿へ行くには、500円の拝観料が必要となる。
 
 

 御神木「大楠」
 樹齢600年以上、幹の太さは8m以上で上野公園一。

 

 透塀(重要文化財)
 1651年(慶安4年)造営。菱格子の向こう側が透けて見えるのでこの呼び名がある。 社殿の東西南北を囲んでいる。

 

 社殿(重要文化財)
 1651年(慶安4年)造営。金色殿とも呼ばれている。
 寛永4年(1627年)、藤堂高虎が上野の高虎の敷地内に創建。現在の社殿は慶安4年(1651年)に徳川家光が改築したもの。

 本殿
 参道側から拝殿、幣殿、本殿の三つの部屋から構成される権現造り。
 透塀内に入ると、眼前に黄金色に輝いている本殿の外壁が目に入ってくる。

 

 徳川家康(東照大権現)・徳川吉宗・徳川慶喜を祀る。組み物の先までみごとに装飾されている。

 

 外壁の豪華な彫刻。
 
 

 拝殿の横に移動する。

 

 拝殿

 


 

 若い頃は金色に輝く豪華絢爛な建築物に違和感があった。
 しかし、中尊寺の金色堂を見たときも感じたことだが、年齢を重ね、人生経験を積み重ねていくと、その考え方、感じ方も変化してくる。

 

 「鳴かぬなら鳴くまで待とうホトトギス」 全国にこれだけ祀られている歴史上人物もいないのではないか。

 

 唐門(重要文化財)

 

  内側の透彫は諫鼓鳥(かんこどり)という中国の故事に由来し、天下泰平の願いを込めて彫られたと考えられている。

 

 この唐門は内側から見てはじめて四脚門ということがわかる。

 

 拝殿全景

 

 銅燈籠(重要文化財)
 全48基。諸大名から奉納されたもの。
 唐門両側の6基は、内側より紀伊・水戸・尾張の徳川御三家より2基ずつ寄進されたもの。

 

 撮影 平成27年10月14日
コメント (2)
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