今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

東叡山 寛永寺 その1(東京都台東区上野公園)

2015年11月07日 | 神社・仏閣
東叡山 寛永寺
寛永寺は、寛永二年(1625)慈眼大師天海大僧正によって創建された
天海大僧正は、徳川幕府の安泰と万民の平安を祈願するため、江戸城の鬼門(東北)にあたる上野の台地に寛永寺を建立した
山号は東の比叡山という意味で東叡山となった

清水観音堂(重要文化財)
寛永八年(1631)天海大僧正により建立された



京都東山の清水寺を模した舞台造りの堂



寛永寺にある重要文化財の五重塔を目指して来たのだが、案内板によると上野公園内に寛永寺○○といった場所が数カ所
全部廻ってみよう決め、JR上野駅に一番近い場所が清水観音堂だった



手水舎



人形供養碑
清水観音堂の人形供養は安置する子育て観音に「子授け・安産・子育」を祈願した人々が心願成就のお礼としてお子様の身代わりを奉納し供養したことに始まる
今日では心の安らぎを得たり愛情を注いできた人形を報恩供養するようにもなった



戊辰戦争で焼失を免れた堂で、往時の雰囲気をしのぶことができる
本尊は清水寺より恵心僧都作の千手観音像を迎え秘仏として祀る
その扉の前に千手観世音菩薩のお前立ちを安置









歌川広重の代表作の「名所江戸百景」で描かれた、「月の松」



約150年ぶりに復活したようだ



階段を下り、下にある道路から撮す



ここからだと、舞台造りの堂だということが分かる



撮影 平成27年10月14日
コメント (4)
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