今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

経栄山 題経寺<通称:柴又帝釈天>「彫刻ギャラリー」その2(東京都葛飾区柴又)

2015年11月06日 | 神社・仏閣
帝釈天の彫刻については、あるテレビ番組を視て知っていたが想像以上の作品群で驚いた

帝釈天彫刻ギャラリー 
帝釈堂内殿の外部は東・北・西の全面が装飾彫刻で覆われている

胴羽目板の法華経説話の浮き彫り



羽目板の上方には十二支と天人






法華経説話彫刻












16世日済上人の発願により、名匠 加藤寅之助師が大正11年に最初の1枚を彫る



翌年の大震災にもかかわらず名人たちが彫り上げ、昭和9年に完成
 


欅材の木彫は近世法華経美術の頂点をきわめている









彫刻を保護するため、内殿は建物ごとガラスの壁で覆われ、見学者用の通路を設け、「彫刻ギャラリー」として一般公開
芸術作品にコメントはできないが、彫刻に圧倒され何度も何度も通路を往復した
 


邃渓園(すいけいえん)
庭園への立ち入りは禁止されているが、周囲に設けられた屋根付きの廊下から見ることができる
 


寺院や城を廻っていると有名な庭園が多くある
私にはその良さがまったく理解できないため写真の枚数も少なくなる



周囲を歩くことができたので、本来とは逆に、庭からみている人間の方角を撮してみた









動物の石仏の前の茶碗には「御神水」か「御神酒」が



庭園の入口



客殿からの風景






この後、近くにある「矢切の渡し」に足をのばす
帰りには夕陽が二天門を照らしていた



 


撮影 平成27年10月13日
コメント (2)
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