今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

増位山 随願寺(兵庫県姫路市白国三丁目)

2021年01月31日 | 神社・仏閣
訪問日 令和2年10月3日

増位山 随願寺
初めて訪れる寺院で大きな駐車場に着いたが寺の姿が見えず、周囲を歩いていたハイカーに聞いた
山道を少し歩くと堂宇の姿が見えてきた

開山堂(重要文化財)






現存する随願寺の建造物のなかで最古の建築



解体修理の際に、承応3年(1654年)と寛永18年(1641年)の墨書が発見された



開山堂近くにある「山王社」



唐門(重要文化財)
開山堂から少し歩くと左手に墓地が見えてくる






瓦銘から享保16年(1731年)の建立



桁行一間、梁間一間、向唐門、本瓦葺



「榊原忠次墓所(姫路市指定文化財)」






本堂(重要文化財)



寺伝によれば、厩戸皇子(聖徳太子)が高麗僧の慧便(えべん)に命じ開基した「増位寺」が前身、後に行基によって中興された



当初は「法相宗」寺院であったが、承和元年(834年)仁明天皇の命により「天台宗」寺院へ



本尊は薬師如来



嘉承2年(849年)「随願寺」の寺号を与えられた



天正元年(1573年)に三木の別所長治に攻められ全山焼失
今の本堂は、寛文6年(1666年)姫路藩主 榊原忠次によって再建されたもの



堂内に入り天井を見上げると魅力的なものが



「狩野探幽作の天井画」



この時は探幽とは思わず気楽に撮っていた






















奉納額









外陣だけでも十分堪能することができた



手水舎



経堂(重要文化財)















文殊堂



毘沙門堂



鐘楼(重要文化財)












山門が何処にあるのか分からなかったので駐車場に戻ることにした



重文に指定されている建造物があるということで訪れたがこれほど充実しているとは思わなかった






唐門と本堂



奥の院 開山堂






撮影 令和2年10月3日

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