今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

民話の里 遠野を車で巡る その1(岩手県遠野市)

2016年09月26日 | 名所・旧跡
民話の里 遠野を車で巡る。遠野は二度目であるが新たな発見があるかも知れない
道の駅「遠野風の丘」で入手した「遠野マップ」を片手に出発

卯子酉(うねどり)様
道の駅に一番近い場所にあるのが「愛宕神社と卯子酉様」。近くに駐車場もある



卯子酉大明神と彫られている



案内板の下の石柱の彫刻



「愛宕神社」



更に奥にお堂があり扁額には「卯子酉」



お堂の横には無人だが赤布が売られている



縁結びの神様として知られているらしい



赤い布を購入し左手だけで結ぶことができれば縁が結ばれるという



私にはもう赤布は必要ないが、地面の木の根が張り、延びている様の方が気になる



さて、次に「五百羅漢」が近くにあるらしいので歩いていくことにする



案内が控えめなところがいい。距離にすると500m弱だが、普段歩く習慣がないため長く感じた



五百羅漢
到着したが羅漢像らしきものが見あたらない



更に緩やかな上り坂を先に進み左右を注視しても見つからない。いったい、どこにあるのだろう
 


半ばあきらめ戻ろうと振り返った時に… これかぁ~ 想像していたものとは違うものだった



200年余り前、東北地方を襲った大飢饉に心を痛めた大慈寺の義山和尚が、犠牲者の冥福を祈り羅漢像を彫ったという



苔むしていて判別できないものも多いが、義山和尚の気持ちは伝わってくる



寺山修司作詞の「野に咲く花の 名前は知らない だけど 野に咲く 花が好き…」を口ずさみながら駐車場に戻る



めがね橋
道の駅「みやもり」の駐車場からその橋がみえる



全国に「めがね橋」はいくつかあるが、ここは東北岩手県ということで何かが違う



車や列車が走っていることではなく



宮沢賢治の「銀河鉄道の夜」のモデルとして知られているのだ



写真を撮っていると近くにいた園児が5~6人寄ってきて礼儀正しく元気にあいさつをしてくれた
大きなカメラが珍しかったのか、一人ずつシャッターを押させてあげると、後ろに回りまた並んでいる



何気ない行動だがこれはすごいことだ
このグループを引率しているのは若い女性の先生だが、子供たちのいないところで、私に挨拶をしてくれていた
大人の立ち居振る舞いをこの幼い子供たちはきちんと見ている。感動した



南部曲り家 千葉家(重要文化財)
修理のため休館中とのこと。駐車場から見上げる



約200年前に建築されたもので、現在も住居としても使用されているというからすごい






愛車との記念撮影



撮影 平成28年5月26日

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