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季節の変わり目です。
子どもたちも体調を崩しやすい時期ですね。
インフルエンザは相変わらず怖いですし,そうでなくても風邪をひいてしまう子が増えています。
ゆきさんも,残念ながら風邪をひいて2日間学校を欠席してしまいました。
ゆきさんは,少しおとなしい子ではありますが,学校が大好きで,お友だちも多い子です。
欠席していた2日間は,風邪の症状に苦しんだだけでなく,学校をお休みしなくてはいけなかったことで,相当落ち込んだことでしょう。
そして,ようやく体調が回復し,学校に戻ってきました。
やっぱり,友だちにまた会えたことがとてもうれしそうですし,クラスのみんなも明るく迎えてくれました。
「ゆきさん,具合どうだった?」
「すごくきつかったよ。熱も出たし,食欲もなくて。でもね,薬を飲んだら治ったよ。」
このようにして,つらい風邪を治して,晴れて復活できた子には,よくがんばったねというメッセージを伝えたいものです。
風邪で落ち込んでしまった気持ちを,より元気づけてあげたい。
そんなときに,いいお話があります。
風邪は薬が治しているんじゃない。自分の体が治しているんだよ。
ということを教えてあげましょう。
子どもたち(に限りませんが)は,風邪をひいたときなどは,「病院の先生が治してくれた」「薬が治してくれた」などというイメージを持ちますよね。
病んだ自分の体を,他の何かの力が治してくれたと。
もちろん,そういう面もあります。
でも,ここでは,少しおおげさかもしれませんが,子どもを元気付けるために,「そうじゃないんだよ」という話をしてあげましょう。
「ゆきさん。実はね,この世の中には,まだ風邪を治す薬っていうのは一つもないんだよ。」
「えっ,でもたくさん薬飲んだよ…」
「うん。風邪の症状を抑えたり,もっとひどくならないように予防する薬はたくさんあるんだよ。それに,体のばい菌をやっつける薬もある。でもね,病気になった体を治してくれる薬っていうのは,ないんだ。」
「へぇ…,じゃあ,私の風邪が治ったのは…」
「そう。それは,まぎれもなく,ゆきさんの体が,一生懸命がんばって,自分で治したんだよ。」
友だちは「ゆきちゃん,すごい!」と言ってくれるかもしれませんね。
「すごいよねぇ。人間の体は,自分の体の病気を自分で治す力をもっている。これはとてもすごい力だよね。どんな薬にもできないことだから。」
一度は風邪をひいてテンションが下がってしまったゆきさんも,それをきっかけにして自分の,自分の体の立派な力を見直すことができればいいですね。
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