[PR] 心理学 翻訳</noscript>
教室内での教師のポジションをいろいろと考えてきました。
整理すると、
1 真剣なメッセージを伝えたいときは正面に立つ
2 子どもが黒板に注目するときは斜め前に立つ
3 子どもが前で活躍するときは見る子どもの中に立つ
4 子どもたちが自治的な活動をしているときは一番後ろに立つ
5 子どもたちがじっくりと何かに取り組んでいるときはウロウロする
場面に応じて、使い分けていきていものです。
はじめに書きましたが、いつでもどんな場面でも同じところにばっかりいる先生では、そのポジションがマンネリ化してしまいます。
立ち位置も、一つのボディランゲージですね。
クラスの雰囲気を左右するし、伝わるメッセージも変わってきます。
このシリーズ最後の今回は、番外編です。
教室内でのポジションばかりを考えきましたが、ときにはこんなところもいいのではないでしょうか。
ちょっとした息抜きや、空気を変えたいときは廊下から見る!
教室から出てしまいました。
廊下です。
廊下から、自分のクラスの活動を眺めたことがあるでしょうか。
授業参観での保護者や、時折通る他の先生方、校長先生などは、廊下から教室を見ますね。
ときには、担任の先生だって客観的に廊下から見てみましょう。
すると、また普段は見えない子どもたちの細かな様子や、クラス全体の雰囲気が見えるかもしれません。
「どんなときに廊下に出るのか」というのは、ちょっと難しい気もしますが、ほんの息抜きをしてみたいときや、ちょっとクラスの雰囲気を変えたいときなど、いかがでしょうか。
例えば
卒業文集作成の意義を、先生が熱く熱く語ったのち、子どもたちがグループになり話し合いをし、しかもどのグループも話し合いが楽しそうになされているとき
先生がクラスを散々叱ったのち、子どもたちが反省しながら、休み時間をすごしているとき
こんなとき、ふっと教室から先生が姿を消してみると、子どもたちもはっとするでしょう。
先生と子どもたちの距離を空けた方がいい場合もありますよね。
そんな空気を敏感に感じ取って、廊下に出ましょう。
こんな場面はそう多くはないと思いますが、だからこそ、たまに先生が廊下に出る時には、特別な時間が教室内には流れるでしょう。
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