小学生攻略法

このブログも10年目。久しぶりに担任復帰です。

学級PTAで,保護者に「おっ」と思わせたい…!

2009-11-14 09:10:50 | 保護者への攻略法
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さあ,学級PTAでの話し合いが続いています。

担任は子どもたちの様子を知らせ,今後の課題や目標について述べています。

この学級PTAという場では,言うまでもなく保護者の方々は,子どもたちの様子を知りたいし,学級の現状を知りたいのです。

年にそう多くないこの機会ですから,それは当然でしょう。

そして,同時に,もう一つ目を光らせてることがあります。

「我が子の担任は,どんな先生だろうか」

ということです。

やはり,先生を見ています。

これも当然なことでしょう。事前に授業参観があるならば,その授業の様子から,そしてこの学級PTAから,先生の人柄や頼もしさを推し量るはずです。

しかも,家庭訪問では一対一なので,保護者の方もちょっと遠慮がちな態度ですが,この学級PTAでは数が多いから,ちょっと強気。(な気がします)

教室の隅で,保護者どうしがコソコソとお話しているとき,「いい先生だね」と言ってもらえるか,「ちょっとこの先生ねぇ…」と言われるか。

先生も緊張しますね。

このために,先生は片意地を張って,わざとらしい振る舞いをしたくはありませんが,やはり,少しは対策を立てておくといいかもしれません。

もちろん,一番は,自分の教師としての姿で勝負をするのですが,ちょっとしたネタを準備しましょう。

保護者の方々に「おっ,やるな」と思わせる攻略法です。

新聞記事や,教育雑誌の旬なネタをそのままパクる!

先生がヘタな話を長々とするよりも,(失礼な言い方ですが)こういった話をちょっとする方が,保護者をひきつけるし説得力があります。

この機会に,クラスの子どもの話と合わせて,ちょっと記事ネタを紹介しましょう。

コツは,

・できるだけ旬な話であること

 →いつも先生が社会の動きや教育情勢に敏感であることを示します。今朝の新聞の話などをそのまま,というのもいいでしょう。

・少しだけ「えらそうに」話すこと

 →ここは「先生」という立場を利用します。いかにも堂々と話してみましょう。

・数字を織り交ぜた話がお勧め

 →「朝ごはんが大事」「学力が低下」「体力が向上」「脳の発達について」などの話に関して,信頼できる研究データから数字をもってきて話をすると,ぐっと説得力が増します。

そして,「お,この先生は勉強家だな…」「この先生の話はおもしろいな…」と,先生を見る目をよくしてくれたらうれしいですね。

こういった話は,保護者にとって,先生の力量を推し量るための材料になるだけなく,本人にとっても,「いい話を聞けたな」ということにもなります。

せっかく学級PTA来ていただいたのですから「来てよかった」と,思ってもらえたらいいですよね。

「 …と,ここで一つ余談ですが,今朝の新聞で…」

「 …というクラスの出来事に関連して,おもしろい話が。○○という研究によると,最近の子どもたちは…」

などと,上手に話を織り交ぜてみましょう!

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