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学級PTAでの話ネタについて続編。
いかにも先生らしいという話を工夫して,堂々とすることも大きな効果があります。
保護者の方はそんな先生の姿を頼もしく感じるでしょう。
前回までに紹介したように,
・子どもの具体的な姿を伝える
・新聞や雑誌のネタを話す
というのも,そのための攻略法の一つです。
そして,それとは別に,保護者の方をひきつける一味違った話というものがあります。
この話を上手にできる先生は,保護者からの共感を得られます。
この「共感」というのは大きいですね。
保護者と先生とをつなぐ人間関係の中でも,共感し合える関係というのはとてもいいものです。
私は,駆け出しのころはこの「共感」を得ることが苦手でした。
若くて,年齢的にも保護者の方との距離があったし,何より自分が先生という立場に力んでいたので,親しみを感じられなかったのではないかと思います。
当然,学級PTAでも,堅い話に終始して,会の雰囲気を和らげるような「共感」を呼ぶ話というのはできませんでした。
時折,こんな話もしてみたいですね。
自分のエピソードで共感を得る!
ということです。
えらそうな話ばかりせずに,たまには保護者の方々と同じ目線に立って,共感してもらえるような自分のエピソードを惜しげもなく語ってみましょう。
こんなとき,基本的には「失敗談」です。
人間とは,他人の失敗がかわいく見えます。
同情心から,親しみがわきます。
それも,保護者の方々も経験しているような失敗談だと,さらに好感がもてます。
子もちの先生であれば,探せばたくさんそんな話が見つかるのではないでしょうか。
「実は,娘となかなか話が合わなくて,最近はけんかばかりなんです。昨日だって,携帯電話がほしいって言い出すから…」
「うちの息子の,誕生日をうっかり忘れちゃったんです。それで,もうカンカンに怒ってるんですよ。こんなときどうフォローすればいいか,どなたか教えてくださいませんか!」
なんて笑顔交じりで話すと,保護者の方も笑顔でうなずいてくれますね。
こんな話ができるのは,子もちの先生の特権です。
身内話は少し抵抗があるかもしれませんが,家族にも許してもらえる範囲で話せるといいですね。
子どものいない先生も一工夫しましょう。
「子どものいない先生には,親の苦労なんて分からないのよ」なんて思っちゃう保護者の方もいるかもしれません。
でも,そんな先生だって,自分が子どもだったときの親との思い出もあるはずです。親戚や近所の親子を間近で見ることだってあるでしょう。
「私の兄には6歳になる男の子がいるんですけど,まあしつけが大変そうです。学校と家とでは,また子どもの様子も違うんですね。」
こんな話をすると,先生と保護者との距離がグッと近くなるような気がします。
そんな関係になれれば,いざというとき,保護者が助けの手を差し伸べてくれるようになります。うれしいことですね。
※ただし,こんな失敗談は本当におもしろいから,つい盛り上がりすぎて,学級PTA自体が横道にそれてしまうことのないように,お気をつけて!(笑)
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