前回のスナッチで手応えを得た膝の使い方を、ロングサイクルで試してみました。
1、トップポジションからラックポジションにベルをドロップした段階で、一拍置く。
2、1で一拍置く間に、膝をしっかりと伸ばす。
3、膝の抜きを使ってケトルベルを後方へスイング。(ここで1・2が活きる)
4、膝の抜きを使ってクリーン動作も実施。
イメージはこの流れです。
全般を通して、従来よりもゆったりとしています。
それと、今回も大きな変化がありました。
スタンス、足幅です。
従来、私のスタンスは広めです。
ロングサイクルで2個のケトルベルを股下を通すことに対して、私の場合はスタンスを広めにとって対応していました。
海外の強豪リフター達は、ケトルベルが通る時にだけ、膝を少し広げることで対応しています。
私も真似してみたのですが、どうにもしっくりいかない為、スタンスを広めにとっていました。
でも、スタンスが広めだと、外に力が分散してしまうため、私のような非力系リフターにはマイナス面が多いです。
ところが今回、ふとした拍子にこの”一瞬だけ膝を広げてケトルベルを通す”技術、が出来てしまいました。
すごく自然な感じに、膝の開け閉めが出来るようになりました。
すると、今回のメインテーマとしていた”膝の使い方”もよりスムーズに行えるようになるという、驚きの効果も。
この2つの技術は、リンクしていました。
何か月間も悩みに悩んできましたが、ついに、ついに突破口が見えたように思えます。