ビバ☆スタビライゼーション

身体機能の向上を目指して

ケトルベルスナッチ

2015-06-23 | ケトルベル

昨日のトレーニングは、スナッチ。

昨年まではロングサイクルばかりを練習してきたので、スナッチは得手ではありません。

なので、今が伸び時。

毎回、発見の連続です。


GSスポーツ3種目の中でも、スナッチは最も個性が出る種目で、世界を見渡すと、百花繚乱、個性的なリフターが目白押しです。

まだ方向性の定まっていない私は、その個性的なメンツから色々とチョイスをして真似してみるのですが、今回はデニスと、ムクをチョイス。


ムクは、香港から何度も来日して、OKCと一緒に指導をしてくれているリフターです。

68㎏クラスで32㎏ベルをガンガン上げて、本場ロシアの大会に何度も出場しています。

特に、バックスイングの見事さは、一見の価値ありです。



今回の2人は、個性的というよりは、正統派のスナッチです。

とても綺麗なフォームで、マシンの如くリフトします。


イメージとしては、前面からデニス、バックスイングにデニス+ムク。


これが、ハマリました。

トレーニング後半、ヘロヘロの頃になって、突然、これだ!ってのが来ました。

言葉にすると、体が折り畳まれる感覚です。

感覚が掴めると、一気にデニスのフォームの意味。

昨年受けた指導の意味が、理解できました。


いい波が来ています。


トレーニングプログラム

2015-06-20 | ケトルベル

仲間の里枝さんが競技会までの過程を全公開しているので、私は概略を公開。


1、走る
ロシアのチャンピオンリフター達が走っているので、私も走ります。
体の使い方を学ぶうえでも、かなり役に立っています。
ただ、頻度は少ないです。


2、単一メニュートレーニング
1時間、ひたすら同じメニューを繰り返すことで、意図した技術に関してメキメキと上達を図る、というメニュー。
恐々と導入しましたが、私には向いています。
ただ、手のひらと、擦れるヒジにダメージが来ます。


3、ケトルベルの重量設定を細かく
昨年迄は、16・24㎏のベルでトレーニングしていました。(32は持っているだけ)
今年は、20・28㎏のベルを導入しました。
8㎏から、4㎏のジャンプアップになったので、だいぶ楽になりました。
ロシアのジムでは、2㎏刻みにケトルベルを揃えているそうです。
羨ましいぜ。


4、ケガをしない
これは、本当に大切。
ケガをする度に発見があり、成長してきた。
というのは、実際に感じていますが、もうケガをしている時間的余裕はありません。
年齢的にも、ケガはダメ。
単一メニュートレーニングを導入していることもあり、集中していないリフティングは厳禁。
体のケアも怠りません。


5、トレーニング部屋を新設
読んで字の如し、自宅にトレーニング部屋を新設しました。
トレーニング環境が良くなり、集中力アップです。
ケガの予防にも、一役買っています。
ただ、閉め切った部屋でのトレーニングは、汗がすごいことになります。
エアコンが欲しいです。


6、リフティングシューズを履く
ケトルベルトレーニングを行う際には、必ずリフティングシューズを履いています。
トレーニング部屋を新設したことで可能になりました。
床を傷つけない為に、板を2重に敷いています。
これも、ケガの予防に一役買っています。
ジャークのセカンドディップも、思いっ切りガツンと踏み込めます。


7、3種目に取り組む
ロングサイクル、スナッチ、ジャーク、の3種目をサイクルで回しています。
昨年まではロングサイクル1本でしたが、デニスからの指導で変更しました。
3種目が補完し合って、トレーニング効果が上がるのは勿論、サイクルで回すことによって、体へのダメージも分散されています。


8、補助種目は少ない
単一メニュートレーニングを行っているので、時間的に無理。
単一メニュートレーニングを行っているので、競技に必要な筋力はそちらで身に付くハズ。
と考えて、種目数を減らして実施しています。


9、スタビライゼーションもガッツリ
これは絶対。
私の生命線です。


現状は、単一メニュートレーニングをメインにして、頻度や種目も、そこに合わせています。

単一~導入後は、16・20㎏を中心にトレーニングを組んできたのですが、今月から24㎏も組み込みました。


飛躍の予感を感じています。


膝の使い方2

2015-06-17 | ケトルベル

前回のスナッチで手応えを得た膝の使い方を、ロングサイクルで試してみました。


1、トップポジションからラックポジションにベルをドロップした段階で、一拍置く。
2、1で一拍置く間に、膝をしっかりと伸ばす。
3、膝の抜きを使ってケトルベルを後方へスイング。(ここで1・2が活きる)
4、膝の抜きを使ってクリーン動作も実施。

イメージはこの流れです。

全般を通して、従来よりもゆったりとしています。


それと、今回も大きな変化がありました。

スタンス、足幅です。

従来、私のスタンスは広めです。

ロングサイクルで2個のケトルベルを股下を通すことに対して、私の場合はスタンスを広めにとって対応していました。

海外の強豪リフター達は、ケトルベルが通る時にだけ、膝を少し広げることで対応しています。

私も真似してみたのですが、どうにもしっくりいかない為、スタンスを広めにとっていました。

でも、スタンスが広めだと、外に力が分散してしまうため、私のような非力系リフターにはマイナス面が多いです。

ところが今回、ふとした拍子にこの”一瞬だけ膝を広げてケトルベルを通す”技術、が出来てしまいました。

すごく自然な感じに、膝の開け閉めが出来るようになりました。

すると、今回のメインテーマとしていた”膝の使い方”もよりスムーズに行えるようになるという、驚きの効果も。

この2つの技術は、リンクしていました。


何か月間も悩みに悩んできましたが、ついに、ついに突破口が見えたように思えます。





膝の使い方

2015-06-14 | ケトルベル

毎度、お久しぶりです。


昨日のケトルベルトレーニングで意識したのが、膝の使い方。

具体的には、スナッチでのダウンスイング時の膝の使い方です。


私の長年の課題、ダウンスイング。

とにかく、下手っぴです。

一度ついた悪いクセを改善するのは、本当に大変です。

昨年の競技会で、ジェイソンからも指摘を受けているのですが、一向に改善されません。

ちなみに、ジェイソンから指摘を受けたのは、ロングサイクルでの膝の使い方です。

で、昨日はスナッチトレ日だったので、まずはスナッチで試してみようじゃないか、ということです。


結果は、いいです。

すごくいいです。

16㎏と軽いベルでしたが、小手先感じゃなく、しっかりとした改善に向けた一歩だと、感じました。

勿論、スナッチとロングサイクルとは別の種目ですし、昨日試した膝の使い方は、ジェイソンから指摘を受けた局面には使えません。

ですが、指摘を受けた局面から繋がっていく部分に大きな改善が見られたのなら、大収穫です。

一連の流れの中での膝の使い方に明確なイメージが出来上がりました。



早く次のロングサイクルトレで、試してみたいです。