ビバ☆スタビライゼーション

身体機能の向上を目指して

はさむ行為

2009-12-29 | トレーニング
待ちに待ったトレーニング再開の1発目はラテラルポジション。

本来ならばスパインから身体機能を組み上げていくところですが、計画上の長期的な休養ではなくちょっとした小休止ですのでラテラルで再開です。

今日はメディシンボールを活用してトレーニングしました。
メディシンボールは重さが重要なファクターとなりますが、同様に”はさむ”という行為が身体機能という面から有効であると私は捉えています。
足先ではさむ、膝ではさむ、膝裏ではさむ、はさむという行為を加えることによって、より協調性が求められ身体機能の向上が図られます。

今日のトレーニングでは両膝でメディシンボールを挟んだため、腕の動きによってスロー&クイックトレーニングを行いました。
臀部、体側部はもちろん、肩甲骨周りにもかなり効きました。


毎回のことなのですが、次のトレーニングが待ち遠しいです。

休養日

2009-12-28 | トレーニング
土曜日から3日間トレーニングは休養日です。

特に昨日はトレーニングしたくてしたくてウズウズしていました。
ちょろっとケトルベル触ろうかな~ シンポジウムで最後にやったランジ良かったな~キツくてキツくてアゴ上がっちゃったな~ などとウズウズ、ウズウズ。
しかしそこをグッと我慢して、ご褒美のトレーニング再開を待ちます。

さあ、明日からは待ちに待ったトレーニングだ~

スロー&クイック

2009-12-25 | トレーニング
昨日と今日と2日続けてスパイン&プローンポジション。


最近スローで鍛えることが多くなっていたことに気がつき、この2日間はストップとクイック主体にトレーニングしました。
特に、アライメントの保持が難しい部分はストップでしつこく鍛えました。

自分では集中してトレーニングしているつもりで、実はルーティーンワークとしてこなしてしまっていたことに気がつき反省です。
このまま続けていればいつかビシッとアライメントが保持できるようになるハズだ、と勝手に思い込んでいる自分がいました。
トレーニングに限らず、なんとなく行なっていては”いつか”はいつまで待っても来てはくれません。
”いつか”は自分でたぐり寄せないとダメですね。


夜は連日ドラウタビリティです。
スタートダッシュが効いているので今はやればやっただけ伸びていく状態です。
楽しくてしょうがないのですがオーバーワークは気をつけないといけないですね。

スタンディングポジション

2009-12-22 | スタビライゼーション
本日のトレーニングはスタンディングポジション&ドラウタビリティ。

スタンディングポジションは私の大好きなポジションです。
もちろんキツいのは間違いないのですが、身体活動の7割は立位での活動となりますから、このポジションを外してのトレーニングは考えられません。
好きこそ物の上手なれ、ですね。

ウエイトトレーニングをしている人で、ベンチプレスが大好きでとにかくジムに行ったらまずベンチをやるって人は多いと思います。
私も分厚い胸板って憧れます。
ベンチ台の順番待ちや、何人かでローテーションしているなんていうのも良くある風景だと思います。


それに対してスクワットはどうかというと、スクワットエリアって閑散としていてないですか?
とにかくキツイし、バーベルを担いだ肩は痛いし、歪んだ顔も周りから丸見えだし・・・。
しかも、スクワットエリアに入るのって、力持ちの人しか許されないみたいな雰囲気もあったりして敷居も高いと思います。
それに、重量物を担いでしゃがむのって恐怖感も伴います。何か命の危険さえ生じかねないような恐怖感。

その恐怖に打ち勝ってバーベルを担ぐと他のトレーニングでは得られない高揚感、達成感、そして確実な身体機能の向上が得られるのですが、やっぱり人気薄です。スクワット。
もしジムに通っている方で、スクワットやったことない、バーベル担いだことがないって方がいらっしゃったら、ぜひトレーニングメニューに取り入れてみて下さい。


話しを戻すと今日のスタンディングポジション、以前は1セット30回で組んでいたメニューをこの1ヶ月で50回で組めるようになりました。
ドラウタビリティ効果で神経の伝達がスムーズに行えているからなのか、ケトルベルスイングの効果がでているのか。
実際には色々な要素が作用してくれているのでしょうが、調子が上がってきているのは間違いないです。

スタンディングポジションはトレーニングの集大成です。
せっかく筋肉も、立位で活かせなくては宝の持ち腐れになってしまいます。
ぜひスタンディングポジションでトレーニングして、快適な日常、快適な身体を手に入れてください。

トレーニングの喜び

2009-12-20 | トレーニング
昨日も帰宅後ドラウタビリティ&ケトルベルスイング。

グリップ力がついたようでケトルベルスイングもだいぶ安定してきました。
以前は真っ先にグリップがもたなくなっていました。
これはスイングに限ったことではなくフロントスクワットでも同様で、脚力以前にケトルベルを保持できなくなって終了していました。
自分の力の無さにトホホのホです。
でもトレーニングしないことには力はつきませんから、手にマメをつくりながら鉄球と格闘していました。
その成果が目に見えて現れてきて非常に嬉しいです。

ドラウタビリティも目に見えて効果が現れるので楽しいです。
スピードも、動きの正確さも明らかに向上しています。
ドラウタビリティに関してはトレーニングシンポジウムで得たことが非常に大きいです。


ケトルベルもドラウタビリティもスタートしたばかりなのでスタートダッシュがきいているだけ、というのは正直あります。
それはわかっているのですが、効果が実感できると純粋に嬉しいですし、楽しいです。

こうなっちゃうとトレーニング中毒になるしかないですよね。

ドラウタビリティ

2009-12-19 | ドラウタビリティ
昨日は帰宅後ドラウタビリティ&ケトルベルスイング。

ドラウタビリティはクロスでステップを各種。
ドラウタビリティもスタビライゼーション同様に想像力次第で様々なトレーニングが可能です。

ドラウタビリティは動きが早く、しかも複雑で、頭の中もフル回転です。
集中力を欠いた状態ではとてもステップは踏めません。

しかもステップを踏んでいる最中に次々に新しいステップが頭に浮かんでしまい、結果的に集中すればするほど止めるタイミングがどんどん先送りに・・・。

昨日の仙台は今年一番の寒気が入り込んだ天候にも関わらず、汗ダクダクになって夢中でステップを踏みました。
いや~楽しかったッス。

ラテラルポジション

2009-12-18 | トレーニング
本日のトレーニングはラテラルポジションです。

トレーニングシンポジウムでは安光先生の指導のもとラテラルポジションも行なってきました。
その時を思い起こしながらトレーニングしました。

まずはストップスタビライゼーションでしっかりと軸を作ります。
途中から4kgのケトルベルも活用しながら、丁寧に行いました。

筋肉と神経が十分に温まったらクイックスタビライゼーションでトレーニングです。
頭の中に安光先生の「早く!もっと早く!」の声が響き渡り、必死に身体を動かしました。
クイックの前にストップやスローをしっかりとやりこんでいないと、クイックでのアライメント保持がいい加減になってしまいがちです。
アライメントが保持できていないと、クイックでのスピードも出ません。
しっかりと正しいアライメントを身体に覚え込ませるを大切にしてください。

最後にしっかりと筋長を整えて本日のトレーニング終了です。

身体の連動性の向上

2009-12-17 | スタビライゼーション
本日のトレーニングはプローン&ドラウタビリティです。

プローンポジションは胸をメインターゲットに行いました。
強引に名前を付ければ、片手腕立て伏せスタビライゼーションバーションでしょうか。
前回は胸ではなく、腹筋に筋肉痛が残りました。

スタビライゼーションのキツさを言葉で説明するのは難しいのですが、私はトレーニングを続けていくと筋肉そのもののキツさが抜けるようになります。
大胸筋がキツい、腹筋がキツい、アライメントが崩れそうだっていうところから、急に負荷が全身に分散してアライメントを保持できて当たり前のような状態になります。
もちろんキツさが無くなるわけでは無いのですが、キツさの質ががらりと変化します。
その瞬間に身体の連動性が高まったのではないかと推測しています。
それまでどうしても保持できなかったアライメントがしっかりと保持できるようになり、感覚がまったく違っていることを実感できます。
おそろく重心位置も変わっていることと思います。

(重心位置の変化に関しては、先日のトレーニングシンポジウムにおいて順天堂大学の柳谷先生のお話しからも大変勉強させていただきました。)

そうすると身体機能もトレーニングも次の段階に突入です。
より支持面積を小さく、より強度を上げてトレーニングを行うことができるようになります。
トレーニングの中で自分の成長が実感できるのはとても幸せなことです。

アライメント

2009-12-16 | スタビライゼーション
本日のトレーニングはスパイン&プローンポジション。

スパインポジションではアライメントを保持するのに手こずりました。
片足を上げて、片足踵、両手拳の3点で身体を支持する分には大丈夫なのですが、片手を上げて、両足踵、片手拳の3点支持だと、上下方向からみた際のアライメントが左右に動いてしまいます。
足幅を広めにとれば押さえ込むことは可能ですが、腰幅に狭めると文字通り歯を食いしばらいとアライメントが崩れてしまいます。

しかし、これは今に始まったことではなく、アライメントが保持できず、コンチクショウということは今までも何度も経験しています。
その度に、強度を落したり、ストップに絞ってみたりとクイックでやってみたりと模索しながら必ず克服してきました。

なによりも、スタビライゼーションは常に身体を連動させて行うトレーニング手法ですので、あらゆる動作がお互いに作用し合いながら身体機能を向上させていきます。
ある箇所とある箇所の連動性が高まると、それが別な箇所との連動性も高める、そのことによりまた別の連動性も高まる。
このように身体機能の向上は一旦始まると加速度的に高まっていきます。
そのカギとなるのがアライメントの保持です。

アライメントを意識することにより、重心の意識もまた鋭くなってきます。
そのことが脱力へも繋がっていきます。

トレーニングシンポジウム

2009-12-15 | スタビライゼーション
11日12日の2日間、日本スタビライゼーション協会主催のトレーニングシンポジウムを受講してきました。

両日共、とても貴重で有意義な話しを伺うことができました。

実際にドイツのフォス博士(Dr.Voss)の開発された機械でスピードの計測も行いました。
トレーニングの指標としてとても有効な数値が得られる機械で、マスター&インストラクターは自分の番になると鬼の形相で取り組んでいました。
ドイツでのフォス博士の指導現場の映像も見させていただき、こちらの映像から得るものも大きかったです。

順天堂大学の柳谷先生に伺ったお話しは個人的に興味のある分野の話しであっただけに、衝撃的でもありました。
どちらの講座も、間違いのない始めの一歩のために欠かせない内容、と私自身は捉えました。

2日目の最後には1時間みっちりとスタビライゼーション&ドラウタビリティの実技も行いました。
安光先生の容赦ない指導のもと、文字通り休む間も無く身体を動かしたのにもかかわらず、楽しくてしかたがありませんでした。

今回のシンポジウムを受講して、改めてスタビライゼーションそしてドラウタビリティの素晴らしさを強く実感しました。
自分の立ち位置が明確になったというか、自分の進もうと思っている道がより太く、明確になった2日間でした。