「大川橋蔵」
歌舞伎の女形として将来を嘱望されていたのに銀幕に転向。
歌舞伎役者のどなたかの・・・ご養子さんだったと記憶。
娯楽時代劇全盛・・・当時の東映を代表する役者さんです。

写真は代表作「新吾十番勝負」の場面。
八代将軍「吉宗」の 御落胤として生まれながら、訳あって誘拐され・・・
剣士として生きてゆく中で巻き起こる 様々を乗り越える物語り。
示現流の使い手で、育ての親とも言える師の敵を捜しながらの旅を縦軸に。
父と母を慕いながらも、剣の道に生きようとした、青年剣士の姿を横軸に。
川口松太郎の原作・・・初めは「産経新聞」の連載小説だったように記憶。
この映画での敵役「武田一真」役は月形龍之介でした・・・憎らしかったんですよ!
橋蔵は甘いムードと、品のある若侍ぶりが・・・ホントに魅力的でした。
写真は前髪があるので、まだ元服前・・・にしてはちょっと歳いってます(笑)
映画は1959~1964年まで続きました(新吾十番勝負、二十番勝負、番外編と)人気のほどがうかがえますよね!!

TVでは、田村正和、国広富之、松方弘樹etc・・・によっての放映がありましたが??
やっぱ!橋蔵よ~~~~!

これは「銭形平次」・・・いいお顔ですよねえ!ほれぼれ!(笑)
TV番組としては驚異的な長寿番組・・・888回。
ギネスブックに認定されているそうです。
この888回を最後にその後しばらくして癌によって亡くなりました。
享年55歳という若さでした。
泣きました・・・・ご健在であれば84~5歳におなりかと・・・
勝手、自分趣味・・・お付き合い有難うございました。