中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 196 郷土の偉人・その(1)

2012年06月16日 19時47分49秒 | 郷土の偉人
   今日「西村京太郎」トラベルミステリー
   TV・・・なにげなく観ていますと・・・猪苗代湖・・・という言葉が耳に!
   関連して、ふっと「十和田湖」を思い出しました。

   十和田湖といえば・・・和井内貞行・・・小学5年・国語の時間に学んだ偉人!
   郷土の偉人 ですよね!

   
   秋の「十和田湖」美しいですよね!以前一度参りました。吸い込まれるような美しさでした。


   
   和井内貞行・・わいないさだゆき・・・1858年~1922年
            秋田県鹿角市生まれ

   和井内は十和田湖畔にあった小坂鉱山に赴任。
   鉱山労働者に「新鮮な魚」をたべさせたいと・・・養殖事業に取り組みます。
   1881年当時、十和田湖は魚の影すらない死の湖だったそうです。
   火山湖だったのでしょうか?

   養殖を志して22年後・・・失敗を繰り返し、家財をなげうっての血を吐くような努力がやと実るのです。
      ヒメマスです。大きいです

   1905年・・・秋。風もないのに十和田の湖面がさざ波で揺れている?
   それは、産卵のため「ヒメマス」が大挙して、浅瀬に押し寄せていたのです。
   北海道支笏湖で養殖されていた「ヒメマス」の卵を購入。
   5万匹の稚魚を放流して、二年半後のことでした。

   そんなお話しです。

   土地の方々は今でも「ヒメマスの一匹一匹の中に、和井内貞行の情熱が刻み込まれている」
   と、思っていらっしゃるとか・・・

   現在200万人近い観光客が訪れる「十和田湖」
   和井内の功績は計り知れませんよね!

   秋田県小坂町に和井内神社・・・現在も神様として崇められているんですね。

   こういうお話しが好きな私でした・・・・
   

   
  
   

コメント (8)
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