中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 205 守・破・離

2012年07月04日 18時20分28秒 | 絵文
         

   書を習い始めたとき「先生」から教えていただいた言葉
   守・破・離
   剣道を学ぶ際、守るべき教え・・・とおききしました。
   が、これは「武道」「茶道」「華道」「書道」・・・すべての道に通じる教えだと思います。

   守る・・・教えを守り忠実に学ぶ(真似る)こと・・・・・・書で言えば「楷書」   
   破る・・・少し離れ他流も覗きながら、自己を育てる・・・・書出言えば「行書」
   離れる・・とらわれず自由に自己を表現し自己を発揮する・・書で言えば「草書」

   この教えを最近よく思い出します。
   守ってきただろうか?そうして、今はどの辺りに達しているのだろうか?

   茶の道には先人としての「先生」がいてくださいます。
   が、絵文に関しては独立させて頂き、先生の下を離れて12年・・・
   注意されることも叱られることもなく「あんたが大将」・・・裸の王様にならないよう心せねばなりせん。

   稽古とは一より習い十を知り、十よりかえる元のその一

   
   
   急いでばかりいないで、たまにはゆっくり振り返ろうよ
   そんな思いを抱いた梅雨の晴れ間の今日でした。

   深息し 背筋を伸ばす 梅雨晴れ間 ・・・ 天野英武句

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   明日は「一閑張り」のご案内です。