
書を習い始めたとき「先生」から教えていただいた言葉
守・破・離
剣道を学ぶ際、守るべき教え・・・とおききしました。
が、これは「武道」「茶道」「華道」「書道」・・・すべての道に通じる教えだと思います。
守る・・・教えを守り忠実に学ぶ(真似る)こと・・・・・・書で言えば「楷書」
破る・・・少し離れ他流も覗きながら、自己を育てる・・・・書出言えば「行書」
離れる・・とらわれず自由に自己を表現し自己を発揮する・・書で言えば「草書」
この教えを最近よく思い出します。
守ってきただろうか?そうして、今はどの辺りに達しているのだろうか?
茶の道には先人としての「先生」がいてくださいます。
が、絵文に関しては独立させて頂き、先生の下を離れて12年・・・
注意されることも叱られることもなく「あんたが大将」・・・裸の王様にならないよう心せねばなりせん。
稽古とは一より習い十を知り、十よりかえる元のその一

急いでばかりいないで、たまにはゆっくり振り返ろうよ
そんな思いを抱いた梅雨の晴れ間の今日でした。
深息し 背筋を伸ばす 梅雨晴れ間 ・・・ 天野英武句
皆様ご訪問有難うございました。


明日は「一閑張り」のご案内です。