中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
ご訪問頂き有難うございます。ご縁に感謝を!

Vol. 206 一閑張り

2012年07月05日 21時02分21秒 | 日記
   

   

   これは「一閑張りの」籠バッグ!
   交野市の教室の「M」さんからいただきました。
   全員に一個ずつ・・・同じものは二つと無い・・・あみだくじで・・・私は何とこのバッグが当たりました。

   手がこんでます・・・有難うございました。感謝感激です。
   火曜日、絵文のお稽古の後・・・Mさんから「一閑張りの」手ほどきを頂きました。

   手順は下記に
   *ざるなどに、薄く溶いたのりをたっぷり塗り・・・その上に半紙などの紙を空気の入らないように貼ります。  
   *「しっかり乾かします」・・・ここまでは下張りです。

   +その上から好みの和紙(色がついいていてもかまいません)を重ねて張り・・・しっかり乾かします。

   *そして「柿渋」を塗り・・・乾いては塗る・・・を5~6回繰り返します。
   *最後に「着物の一部」「自分で描いた絵や書」を張ってラッカーをかけます。

   書けば簡単ですが・・・結構日数と手間のかかる仕事です。
   でも、できあがりの見事さを考えると・・・その作業さえも楽しいですよねえ!

   さて、この一閑張りの由来を少し。

   創始者・・・は飛来一閑(ひきいっかん)
   寛永の頃、日本に亡命した明人だそうです。後、利休の孫の宗旦からの注文を受けるようになり。
   千家お抱えの細工師になったと言うことです。当代さんは16代・・・女性当主であるとか・・・

   長い歴史のある「一閑張り」この情趣ある細工もの・・・出来れば習得したいのです。
   絵文の書き損じが「山」のように出来ますから・・・良いところだけを取って
   お友達にプレゼント・・・何と気が利いた・・・なんてねぇ~~!

   最後にもう一ヶ・・・「M」さんから頂いたかごバッグを・・・
     

   長くなりました・・・皆様ご訪問有難うございました

       



   
コメント (8)
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