中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 211 愛でる ・ 慈しむ

2012年07月19日 20時10分48秒 | 日記
     

   梅雨があけ・・・蝉が鳴き始めました。

   江戸時代
   静けさや岩にしみ入る蝉の声・・・ご存じ松尾芭蕉が山形領・立石寺・・・で詠んだ句。
   蝉の声の喧噪にさえ、一層の静けさを感じた「芭蕉」の感性の素晴らしさ・・・

   平安時代には
   清少納言・・・少納言は役職の位ですから・・・名字は「清」さんだったんでしょうか??
   余談はさておき
   清少納言の随筆「枕草子」のなかの一節・・・
   秋は夕暮れ・・・(省略)・・・日入りはてて 風の音 虫の音など はたいふべきにあらず

   自然界の現象、季節の移ろいを 愛でる 日本人の感性はとおく万葉の頃にはすでに培われていたのですね。
  
   さて、私の好きなもう一つの言葉  慈しむ  大事にして、可愛いがる・・・そんな意味だと思います。

   慈しみに満ちた鳥たちの姿をあつめてみました・・・
   
   
                  

   
   fbからシェアさせて頂きました。

   愛でること・慈しむこと・・・
   そんな心を自分の中に育んでいけば、残りの人生は、より一層「ゆたかな」ものに
   なるに違いなく・・・・

   そんなことを考えた、夏の一日でした。

   皆様ご訪問有難うございました・・・