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醍醐桜・山の頂に立つ一本桜
所は、岡山県真庭市落合垂水1901-5
20軒ほどの集落を眼下に従えて,悠々と優々と立っています。
この桜は日本名木百選にも選ばれると同時に、昭和47年12月には岡山県の天然記念物に指定されています。
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後醍醐天皇がこの地に立ち寄られた時、賞せられたと伝えられるアヅマヒガン桜の老木。推定樹齢1,000年以上。
醍醐桜の「名の所以」はこのことから来ているのでしょうか。
後醍醐天皇がこの地に立ち寄られたのはおそらく「隠岐島」流される途中であったと推測。
島流しになったのは1332年と歴史で習いました。。。当時この桜があったと言うことなら
樹齢は700年とも、また地元の説では1,000年ともいわれていると言うことも頷けますね。
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巨木の周囲は9メートル・高さ・枝を広げた幅共に18メートル
20軒ほどの集落が密かに守っているのです。この木の周辺は「畑」
畑に施す肥料をお裾分け頂いて、悠々と生きてたのでしょうか?
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昭和29年の春。この方たちの祖先たち、そして子孫たちによって守られてきたのでしょうか。
そして今。「桜の開花に合わせて」見物に来られる方々の車で大渋滞
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村の方たちはそれに合わせて「車道」「側溝に積もった落ち葉」のお掃除。
「せっかく、おいでんくださるのに。汚うしとったら、もうしわかなかろう」温かい岡山弁です。
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いつかは耐える命としても。
人の命の長さを遙かに超えて、神々しいまでに咲き誇る。
物は言わず。けれど人々の心に「何か大きな」ものを語りかけている。
春夏秋冬。この木を中心にして「人々の暮らしがある」
忘れていた何か大切なこと、思い出したような気がして心が温もりました。
写真はNHKの番組プレミアムカフェからいただきました。
本日ご訪問下さいました皆様ありがとうございました・・・
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