中井悠美子(悠石)「四季の絵文日記」 2011/9/24~

四季を語る「絵文」と、日常を織り交ぜた小さな日記。
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Vol. 923『お箸Okeiko』和文化講座に参加してきました。

2018年02月12日 18時21分41秒 | 日記
   
   お稽古は「和」文化を伝えるに相応しくこのような「築300年の武家屋敷」で
      
   京都コンシェルジュサロン
   所在地: 〒600-8222 京都府京都市下京区文覚町384
   電話: 075-354-5261 
   
   勿論綺麗にリノベーションしてありました。
   玄関を入ると
      
   上村松園さんの絵が出迎えてくれました。

   
   玄関内側の引き戸を開けるとバーが

   お箸の使い方のお稽古は、お二階で。ものすごく急な階段で手すりもなく(ちょっと厳しい)
   緊張して上り下りしました

   
   正面お着物の方が先生です。
   お若いのですが,日本に八人しかいないという「お箸講師の資格をお持ちです」

   さて、そのお箸の由来ですが
   7世紀に入って小野妹子ら遣隋使(けんずいし)が中国から帰国した時にたくさんの中国文化を日本に持ち帰り、
   そのなかに中国の食法(箸食・はししょく)があり中国の食法と一緒に箸(はし)が日本に伝来したとのこと。

   その後、聖徳太子が日本で初めて新しい箸食(はししょく)制度を朝廷の儀式で採用。
 
   一般市民に箸食が広まったのはずっと遅く、8世紀になってからのことだったそうです。

   私たちも挑戦しました  
    
   お豆さんも上手くつまめましたよ。私、正しい箸の持ち方が出来ているでしょうか?

   
   大きなお野菜を切るときの箸使い。
   コンニャクなどつるつるした物の箸使い。
   どちらも難しかったです~~~。特にコンニャク!
   いらっとして、突き刺しそうになりました・・これはNGですぞ。

   日本人の手先が器用なのは、お箸を使うからだと言われているそうですが。  
   箸を使うことによって、微妙な指の使い方・力加減を幼い 頃から自然に習得することが出来
   全ての道具を器用に使いこなす基本ができあがったのかもしれませんね。

   帰り際に見上げた玄関の天井
   

   見事に織り上げられた日本人の職人技の「帯」が
   惜しげもなく切り取られて「格天井」にはめ込まれていました・・・!

   朝昼晩・・・とお世話になるお箸。
   家庭でも「自分のお箸」って決まっていますよね。
   今日学んだことを忘れないようにしなければと・・・と、思いながら帰宅いたしました。
   
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