もう15、6年前になるでしょうか?実家を家捜ししていて発見したのがこのペンタックスSVです。1962年発売の古い一眼レフです。自分自身、カメラは結構苦手で未だに良くわかっていません。当時はアメリカ留学から帰ったばかりで、友人から譲ってもらったミノルタα9000を愛用していたのですが、マニュアルフォーカスは高い壁を感じてAF専門で使ってました。そんな矢先、このカメラを見つけて自分の家まで持って来てあったのですが、世はデジカメの黎明期でほどなくキヤノンIXYが発売され、ほとんど銀塩カメラは無視状態でした。
今回、引っ張りだして来ましたがシャッターの音も何か小さい感じで、ファインダーも満足に見えません。レンズも標準の55mm、望遠135mmが付属しているし専用の露出計も付属していました。レトロな味わいは現行のデジカメでは味わえない魅力がありモノとしての価値はやはり認めざるを得ないでしょう。
デジカメは絶対的に便利でローコストかも知れませんが、親爺が自分を被写体にしてこのカメラを使っていたことを考えると、何とか再生できないかという感じでオーバーホールに出すことにしました。先ず、見てもらい再生可能となれば修理をと考えています。