Scottie/Shirley Scott
(Prestige 7155)
ブルーノートにおけるジミー・スミス,プレステッジのシャーリー・スコット,共通点は?いずれもオルガン奏者である点がまずあげられますが,ビニルジャンキーにとってはBN、Prestigeという人気レーベルにありながらオリジナル盤が比較的リーズナブルな値段で入手出来る点がとても重要なところではないでしょうか。本日はそのプレステッジのスコットのオリジナル盤をアップします。
タイトルは"Scottie", プレステッジでは"Great Scott"につづく2枚目のリーダー盤です。例によってGeorge Duvivierのベース入りトリオです。ドラムはArthur Edgehillです。主役スコットはオルガンに加え,ピアノも演奏しており、ふと気が付くとピアノトリオの展開になっているのが面白いですね。A面では一曲目の古いスタンダード"Diane"がいいですね。ミディアムスウィングで心地よいWarmthが抜群にいいですね。B-1のスコットのオリジナル”Takin' Care of Business"のデュヴィヴィエのピチカートがRVG録音らしく生き生きととらえられててニンマリです。Plesse Send Me Someone To Loveではピアノ,オルガンの同時プレイが印象的です。ピアノソロもソウルフルでなかなかのものです。元々ピアニストを志しただけの事はありますね。
所有盤はBergenfield NJのオリジナルモノです。情報では7141からこのアドレスですからセカンドではないですね。横顔のモノトーンのカバーも素晴らしいですし、RVGの録音はレベルが高くモノ針で再生するとパワフルで最高です。