How My Heart Sings!/Bill Evans(Riverside 9473, jp.reissue)
サマータイムといえば、PORGY&BESSの中でも最も有名な楽曲であり、ジャズばかりでなくポップボーカルやロックのシンガーなどもレパートリーに入れる超有名曲ですよね。もちろんここは、ジャズ&ボーカルのブログですから、ジャニスがいいなんていうのは除外して考えていきましょう!インストものではGil Evans & Miles, MJQ, Coltrane, Elvin Jones & Richard Davisなんてのが候補に挙がるのでしょうが、個人的にはHow My Heart Sings!のエバンストリオの演奏も捨てがたいですね。
この曲、B面トップにひっそりと収録されているのですが、リバーサイドのエバンスでは結構マイナーなアルバム(このカテゴリーではラファロばかりですものね!)ということもあり、あまり注目されてないように思います。トリオはBill Evans(p), Chuck Israel(b), Paul Motian(ds)の顔ぶれです。サマータイムのイスラエルのベースの出だしが何ともいい音でうっとりしてしまいます。A面トップにタイトル曲が収録され、得意の”I Should Care”や”In Your Own Sweet Way”なんていう名曲の多いA面が当然このまれるのでしょうが、日陰のB面のサマータイム、結構聴きのがされているのでは・・・?
所有盤はビクター音産の国内盤再発です。アンプが快調になって、ちょっと大きめの音で聴いたら途端によくなった。ゲンキンなものですね。