67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

もう一つのミッチェルのワンホーンアルバム

2011-07-10 11:51:05 | jazz & vocal

Soul Time/Bobby Timmons
(Riverside RLP9334 Jp. reissue)

 50年代終わりから60年代にかけて隆盛を極めたファンキージャズを語る上では書かせないのがジャズメッセンジャーズ、ホレスシルバークインテット、キャノンボールクインテットではないでしょうか?このメンバーをまるでシャッフルしてトランペットワンホーンアルバムとしたのが,本日のアップ,ティモンズ名義のSoul Timeです。

 ジャズのフロントを形成するトランペットとサックスプレイヤー,人気プレイヤーは例に漏れず皆が優れたワンホーンアルバムを録音しているのはご存知のとおりですよね。ホレスシルバーグループのトランペッター、ブルー・ミッチェルも「Blue Moods」という評価の高い作品を残していますよね。このミッチェルがワンホーンで加わったこのアルバムはティモンズ名義でありながらミッチェルの小気味よい吹奏がB-3"One Mo'"を除く全曲でfeatureされ、あたかもAnother Blue Moodsといった雰囲気の演奏となっています。ミッチェルファン必聴の一枚と言えるかも知れません。メンバーは前述のように3つのバンドからセレクトされておりBlue MItchell(tp), Bobby Timmons(p), Sam Jones(b), Art Blakey(ds)のワンホーンカルテットです。A-1タイトル曲やB-1の"Stella B"のファンキーなミッチェルのプレイもさることながらA-3"Touch Of Your Lips"でのバラードプレイはやや線の細いドーハム的でこれがまたいいんです。A-2"So Tired"のようにティモンズに花も持たせていますが、個人的にはミッチェル注目の一枚と思います。

 所有盤はビクターが出した国内盤再発です。ファンキーな味わいの好アルバムと思います。


右ラウズと左フォスターでどうだろうか?

2011-07-04 00:00:08 | jazz & vocal

Taylor's Tenors/Art Taylor
(New Jazz 8219)

 ハードバップ期,3大レーベルと言われるBlue Note, Prestige, Riversideにもっとも登用されたドラマーが今日の主役アート・テイラーかもしれませんね。自己主張するようなプレイヤーじゃないですが,いわゆる名盤請負人にふさわしい活躍は皆さんご存知のとおりです。ドラマーのリーダーアルバムは得てして自己主張が強過ぎて面白くないものが多いですが、テイラーのリーダー盤ではBNのAT's Delightとならんで知られているのが本日アップのTaylor's Tenorsです。

 タイトル通りテナーサックスがフィーチャーされたアルバムでモンクのバンドで活躍していたチャーリー・ラウズとベイシーバンドの雄,フランク・フォスターがバトル的にプレイするハードバップ盤です。ピアノにWalter Davisを擁し,ベースはSam Jonesが務めます。モンク作品を登用したのは,ラウズの参加を見込んでのものでしょうか。A-1の"Rhythm-a-ning"とB-1の"Straight No Chaser"の長尺の演奏がこのアルバムの目玉です。音色的にはやや太くて硬いトーンのフォスターが左チャンネル、柔軟でやや細いトーンのラウズが右チャンネルです。ピアノのデイビスはちょっと聴いてるとソニクラを思わせるフレーズが出たりしてなかなかの快演です。

 所有盤はビクター音産が1500円で発売した廉価盤ですが,音の分離は良好で左のフォスターと右のラウズの分離は良好でバトルらしいステレオ録音が楽しめます。グリーンのモノトーンのカバーも渋いですよねぇ。愛すべきハードバップ盤です。


ブレーキ貼り付き、カビと梅雨時は大変だ!

2011-07-03 03:52:37 | Volkswagen

 我が家のガレージはビルトインタイプで便利なのですが、難点は梅雨時の湿気です。窓が小さく,雨が多いこの時期にはその小さな窓すら開放に出来ません。表の木製スライディングドアを開放しておく方法もあるのですが地域に野良猫が多く、彼らの家宅侵入を許してしまいます。

 暫くキャンパーを動かしてなかったので、この週末少し走らせてやろうと思い覗きに行きました。またしてもキャンパーのシートが白けています。カビです。幸い今日はいい天気(梅雨の晴れ間)ですからガレージ前のスペースで天日干しです。でもってエンジンをかけて,前に出そうとするとシュルシュルとセルが回るだけでなかなか点火しません。「ヤバい。バッテリも弱っている・・・・・。」、時間をおいてキーをひねる事3回,やっと始動出来ました。やれやれです。

 ところがです,サイドブレーキをはずして前進しようとすると何か重い感じです。車の後方で「ゴリゴリ,バリン」という異音です。不用意にサイドブレーキを引いていたためブレーキ貼り付きです。引きっぱなしの放置プレイは簡単にブレーキ貼り付きを起こします。やはり輪止めが必須です。梅雨時は特に要注意ですね。本日は市内を無理矢理走行させてドラム内の錆びとりとバッテリの充電をした事は言うまでもありません!


スペアタイヤの入れ替え

2011-07-02 12:54:17 | Volkswagen

 先日まで我が家のビートル(66セダンと69コンバチ)はファイアストン560-15を履いていたのですが,デイリードライバーの66セダンのタイヤをラジアルに変更したので,2-3本まだ使用可能なこのタイヤが余剰となりました。スペアタイヤって余り気にした事ないですがやはり履いてる4本と同じタイヤを付けておきたいと思うのは空冷VWファンなら当たり前の事ですよね。

 69コンバチのスペアはややリボンが黄色がかった古いファイアストンのバイアスが最初から搭載されていました。この際,はずした廃品タイヤを再利用してやれって感じで古いスペアタイヤを66セダンからはずしたもののうち状態の良いものを持って来てスペアにしてみました。

フラットパワーの奥の院にあるタイヤをはめる機械で作業していただきました。トップ画像は取り付け終わった560-15ファイアストンのスペアです。やっぱり5本揃うと気持ちがいい。こんな事で喜んでる自分はやっぱりかなり変態ですね。