67camper's Blog

管理人67camperの空冷VW、北米輸入住宅、キャンプ、ジャズ、自転車、アコギ、カメラ、アメカジに関するログです。

金属疲労は仕方ないのかも・・・

2012-12-08 22:20:26 | Volkswagen

 寒いですねぇ~!こんなに寒いと金属だって弱ってしまうのでしょうか???昨夕の事でした。いつも仕事に使っている66bugで帰宅し自宅の駐車スペースにとめ運転席のドアを開けようとすると「バキッ!」と鈍い音とともにドア開閉レバーが真っ二つに折れてしまいました。はずして見てみると,ちゃーんとVWマークが確認出来る純正のレバーでした。丁度,このVWマークのあるところがレバーの曲がりの頂点でこの部で折れていました。恐らく車が市場にリリースされた1966年から46年かわらず運転席ドアの開閉をつかさどってきたパーツです。ある意味仕方ないのかも知れません。

 ここで折れると自分でレバーを動かしてドアを開閉する事が出来ません。寒い中,窓を全開にして車外の開閉ボタンを押して車から降りる事になるのです。こりゃ早く修理しなければ・・・。予備のパーツを所有していれば良いのですが,ある筈もなくフラットパワーのY社長に相談しリプロのレバーに交換して貰いました。

 まあ,こんな感じです。リプロは薄く,角の処理が甘く純正部品の素晴らしさはさすがです。ピンを通す穴が開いてるのですが小さくてピンが入りません。Y社長がドリルで穴を広げピンを刺してもらいました。やはりフラットパワーに行って正解でした。とても自分では無理でしたね。金属疲労が原因でしょうが、皆さん経験ありますか???

PS:そういえば女房が乗っているニュービートルも金属疲労に見舞われていました。ワイパーのヒンジ部分です。錆びて輪になった構造が完全に切れて外れていました。新しいワイパーアームに交換してもらい作動中の異音も完全に消失です。金属疲労に泣かされた一日でした。


Easy Listening的なフィニアスも良いもんだ!

2012-12-04 22:21:49 | jazz & vocal

“I Love Piano"/Phineas Newborn
(Roulette SR52043, FSR reissue)

 アトランティックの鮮烈なデビュー盤は管理人が最も好きなフィニアスのアルバムですが,彼のテクニカルな一面は単にパウエル派としてひとくくりにしてしまうには若干の違和感を感じてしまいますよね。このアトランティック盤も弟のカルビンのギターが入ったカルテットであったし、続いてのRCAのアルバムも大きな編成を相手にしたりで異色と言えば異色です。テクニカルにはむしろテイタムやガーナー、あるいはピーターソンに近い印象もありますよね。日本人ピアニストでは菅野がアイドルにしていたのではと思われるふしもありますよね。RCA後に契約したルーレットの2枚はいずれもトリオフォーマットでスタンダードを演奏したややイージーリスニング的なアルバムですが,テクニックに裏打ちされた唄モノ演奏はリラックスしていて聞き流しには最適です。本日はこのルーレットの一枚をアップいたします。

 メンバーはPhineas Newborn Jr.(p), John Simmons(b), Roy Haynes(ds)のトリオです。演奏は良く知られた"Take The "A" Train", "Ain't Misbehavin'", "Undecided", "Give Me A Simple Life"などがとりあげられ、こういった唄モノでのピアニスティックなフィニアスの一面が大きく取り上げられています。もう一枚のルーレット盤もこの編成ですが,選曲的に好きなのは本日アップのこのアルバムです。サトルなサポートをみせる"We Three"(New Jazz)で共演したヘインズの好演も見逃せませんね。

 所有盤はFSRの再発ステレオ盤です。聞き流しにも良いですが,いわゆるカクテルピアニストとは一線を画するフィニアスのリラックスしたプレイが楽しめますね。


偶然だけど,ちょっと嬉しかったりする。BASS Weejuns LOGAN!

2012-12-03 18:17:23 | ファッション

 先日,アマゾンでスリッポン(死語かなぁ?昔のアイビーリーガーは普通に使っていたんだけど,今はコインローファーと言った方が良いかも・・・)を物色していたところWeejunsという懐かしい名前に眼がとまった。

 フラットストラップ仕様のLOGAN、何と11000円(税込み11500円)!正気???よく見るとエルサルバドル製です。70年代にアイビーをかじった輩なら、HARUTA, PEDWIN, RICHARD, REGALの国産スリッポンのワンランク上を行っていたBass Weejunsの名前は知らぬ者はモグリと言っても過言ではないかも知れません。高校のとき大枚はたいて、確か26000円の垂涎の米国製のこのスリッポンを購入し悦にいってた懐かしいアイテムです。何処でもツルリと滑る革底のスリッポンに足を取られそうになりながら彼女とデートした事を思い出しますね。革底が薄くなりミスターミントで底を打ち直してはいてましたが,余りのボロさにゴミにだして10年はたつでしょうね。

 余りの懐かしさとかつてワンランク下に見ていたリーガルより安い価格についついポチッとやって購入いたしました。革底健在、革の質は少し下がった印象は否めませんが,バーガンディのコードバンの鈍い光沢には惚れてしまいます。内側には輝かしい"Bass"の型押しがはいり、ソールには"Weejuns"のロゴが入っています。

 さて、毎月愛読するFREE&EASYがくしくも「特集,アメリカの靴・イギリスの靴・ニッポンの靴」というタイトルでこのBass Weejunsを「アメリカの1968」として取り上げました。ここでも革底の滑りについて書かれていたのに思わずブッと吹き出してしまいました。他にもイギリスの靴(1970)としてClarksのデザートブーツ,ニッポンの靴(1965)としてVan RegalのPlain Toeがセレクトされていました。いずれも名靴ですよね。クラークスもBass Weejuns同様本国生産ではなくなり驚くほど値崩れし,いまやRegalの後塵を拝する状況です。でもこの記事,靴好き,昔のアイビーリーガーにとっては必読の特集と推測します。「そうだったなぁ」と納得間違いなしの記事ですね。


兄弟によるトランペットバトルは結構レアかも?

2012-12-02 20:34:30 | jazz & vocal

Jazzin' Around/The Brothers Candoli Sextet
(Mercury SR60191, jp, reissue)

 ジャズ界においても兄弟プレイヤーってのは、何かと話題になりやすいですよね。有名なのは何といってもハンク,サド,エルビンのジョーンズブラザーズ、パーシー,ジミー,アルバートのヒースブラザーズ、バディ、モンク,ウェスのモンゴメリーブラザーズあたりでしょうか?これらはいずれもインストルメントが異なるところが特徴で全員が黒人です。一方,同楽器の兄弟プレイヤーとなるとなかなか名前が挙がって来ないのものです。ベースのレッド/ホワイティ・ミッチェルとか本日の主役のピート/コンテ・カンドリの兄弟がまずまず知られているところだと思います。同楽器の競演は,一般にバトルと呼ばれたりしますが,多くはサックスプレイやーたちでトランペットのバトル形式そのものがかなり稀な存在であると思います。本日は,このカンドリ兄弟のトランペットバトルとも言える,マーキュリー盤をアップいたします。

 録音は59年。メンバーはPete Candoli, Conte Candoli(tp), Howard Roberts(g), Jimmy Rowles(p), Max Bennett(b), Frank Capp(ds)の6重奏団です。A-1の"Splanky"から二人のラッパはハーモン,カップミュートを駆使してブルースフィーリング抜群のプレイを披露してくれます。そしてロウルズのベイシーばりの低音を生かしたソロが聴きものです。また、Max Bennettのベースがタイトな締まったサウンドで録音されていていいですね。ベストトラックです!他では急速調のブルース2曲,A-3の”Ah-Leu-Cha"、B-3の“Blue'n Boogie"はマイルスの決定的名演を意識した選曲でおもしろいですね。「A Train」や「柳」も取り上げられておりなかなか聴き所が多いアルバムに仕上がっていますね。

 所有盤は新星堂が再発したステレオ国内盤です。過小評価のまれな兄弟トランペットバトル,隠れた名盤にあげてもいいのでは?・・・。


今年の紅葉も見納め、五台山へ。

2012-12-01 20:51:47 | Volkswagen

 毎週、週末になると,あっち行ったりコッチ言ったりで10月末から出ずっぱりの管理人ですが,今日は午前中3人の子供が全員登校の土曜日になったので,久々に女房とカフェオレ(69conv.)を駆って五台山の紅葉を観に行って来ました。東京,京都などはまだまだ紅葉が楽しめるスポットも多いようですが,今年の高知は一気に夏から冬になったかんじで、紅葉の話題もあまりないまま12月に入ってしまいました。五台山も山頂は少し残っているものの竹林寺は落葉が進んでおり,少し時期を逸した感じです。

 明日は雨降りの予報ですし,ラストチャンスの土曜日,滑り込みでしたがまあまあの写真が撮れました。五台山の紅葉,なかなか侮れないものがあります。

 センダンや山琵琶の実も撮影して来ましたが、こんな感じで撮れるのはデジイチのキヤノン50Dならではです。ボディが大きく携帯には不向きですが、やっぱりこのカメラは凄いです。

 竹林寺の参道もこんな感じです。やっぱりお寺と紅葉のコンビネーションは雰囲気が出ますよね。

 今年の紅葉も見納めですね。今日から12月,今度はクリスマスですね。