ボートン・オン・ザ・ウォーターからチッペナム方面行きのバスに乗った。
田園風景をかなり走り続け…乗換駅に着いた。賑やかな街だった
バスを降りる時、チッペナム行きのバス停の場所を運転手さんに尋ねる。
教えられた停留所に行くと、そこに小さな男の子と彼の母親がいた。
念のため、チッペナムに行くバスの停留所がここでいいのかどうか彼女に聞いた。
すると彼女は「分からない」と答えた。
そして、その男の子に「ここで待っていなさい」と言い残して、いなくなってしまった。
彼に話しかけた。名前はジェイク。少しおしゃべりを楽しんだ。
しばらくして、彼女が戻ってきて私に言った。
「ここの停留所で大丈夫!私たちは先に降りるけど、同じバスだから」
ジェイクお母さんの親切がとてもうれしかった。
チッペナムのバスがスタートした。
私は、バスの中でジェイクに日本のあめ玉「小梅ちゃん」を数個あげた。
甘酸っぱい味のあめ玉のパッケージが可愛かったので、日本から持ってきたのだ。
私たちを乗せたバスは、いくつもの村落を通り抜けた。
その村の1つに着いた時、ジェイクとお母さんが降りていった。
バスを降りる時、ジェイクがはずかしそうにポツリと一言…
「スイーツありがとう!美味しかったよ」
バスは畑や野原を越えて、やっとチッペナムに到着した。ここは小さな地方都市といった雰囲気の街で、人々で賑わったいた。
明日はカッスルクームで1日過ごす予定なので情報を入手しようとインフォメーションセンターに向かった。
そのあとで、今日から2日間泊まるB&Bを探した。
紹介してもらった宿は、駅に近く賑やかな通りにあった。
案内された部屋はこじんまりとしていたが、悪くはない。
しばらく休んでいたら、いつの間にか日暮れになっていた。
ビジネルホテル風のB&Bだった。
お腹も空いてきたので、夕食を食べるため街に出かけて行った。日中、あんなに人で賑わっていたのに、潮がサ~と引くように街には人っ子ひとりいなくなっていたのだ。
「どこ行っちゃったんだろうね!?」
「不思議だね~」
「どこか美味しいお店ないかしらね~」
そんなことを言いながらレストランを探しまわったが、なかなか気に入った店が見つからない。人影を見つけて、「手ごろな値段で美味しい店」を尋ねると、インド料理の店を教えてくれた。
「イギリスでインド料理はないよね~」娘と同じことをつぶやいてしまった。
パブにも行ったが、アルコールを飲まない私たちにとっては、居心地が悪そう。若者がたむろしていて、煙草の煙で空気も悪く…一歩店に入ってみたが、場違いな感じがして、そそくさと出てしまった。小さな田舎のパブとは少し雰囲気が違うようだ。そんなことを繰り返していると9時近くになってしまい、いよいよ困り果てた。
「インド料理?でもね~」ということになり、もう少し探してみるが…。入りたい店が見つからない!
そんな時、中国料理のテイクアウトの店を見つけた。これ以上さがしてもなさそうな気がしたので、「それじゃー中国料理を買っていって部屋で食べるしかないね」ということになり、何品か購入することにした。
「インド料理の店でも良かったかな~」
「そんなこといってもいまさら遅いよね~」
中国料理は、安くて量があったが、決して美味しいとはいえなかった。B&Bのオーナーが顔を出したらどうしよう、と思いながら食べたのだが、なぜか気持ちが和んだ。日本人にとって中国料理は馴染みが深いからなのだろうか。
田園風景をかなり走り続け…乗換駅に着いた。賑やかな街だった
バスを降りる時、チッペナム行きのバス停の場所を運転手さんに尋ねる。
教えられた停留所に行くと、そこに小さな男の子と彼の母親がいた。
念のため、チッペナムに行くバスの停留所がここでいいのかどうか彼女に聞いた。
すると彼女は「分からない」と答えた。
そして、その男の子に「ここで待っていなさい」と言い残して、いなくなってしまった。
彼に話しかけた。名前はジェイク。少しおしゃべりを楽しんだ。
しばらくして、彼女が戻ってきて私に言った。
「ここの停留所で大丈夫!私たちは先に降りるけど、同じバスだから」
ジェイクお母さんの親切がとてもうれしかった。
チッペナムのバスがスタートした。
私は、バスの中でジェイクに日本のあめ玉「小梅ちゃん」を数個あげた。
甘酸っぱい味のあめ玉のパッケージが可愛かったので、日本から持ってきたのだ。
私たちを乗せたバスは、いくつもの村落を通り抜けた。
その村の1つに着いた時、ジェイクとお母さんが降りていった。
バスを降りる時、ジェイクがはずかしそうにポツリと一言…
「スイーツありがとう!美味しかったよ」
バスは畑や野原を越えて、やっとチッペナムに到着した。ここは小さな地方都市といった雰囲気の街で、人々で賑わったいた。
明日はカッスルクームで1日過ごす予定なので情報を入手しようとインフォメーションセンターに向かった。
そのあとで、今日から2日間泊まるB&Bを探した。
紹介してもらった宿は、駅に近く賑やかな通りにあった。
案内された部屋はこじんまりとしていたが、悪くはない。
しばらく休んでいたら、いつの間にか日暮れになっていた。
ビジネルホテル風のB&Bだった。
お腹も空いてきたので、夕食を食べるため街に出かけて行った。日中、あんなに人で賑わっていたのに、潮がサ~と引くように街には人っ子ひとりいなくなっていたのだ。
「どこ行っちゃったんだろうね!?」
「不思議だね~」
「どこか美味しいお店ないかしらね~」
そんなことを言いながらレストランを探しまわったが、なかなか気に入った店が見つからない。人影を見つけて、「手ごろな値段で美味しい店」を尋ねると、インド料理の店を教えてくれた。
「イギリスでインド料理はないよね~」娘と同じことをつぶやいてしまった。
パブにも行ったが、アルコールを飲まない私たちにとっては、居心地が悪そう。若者がたむろしていて、煙草の煙で空気も悪く…一歩店に入ってみたが、場違いな感じがして、そそくさと出てしまった。小さな田舎のパブとは少し雰囲気が違うようだ。そんなことを繰り返していると9時近くになってしまい、いよいよ困り果てた。
「インド料理?でもね~」ということになり、もう少し探してみるが…。入りたい店が見つからない!
そんな時、中国料理のテイクアウトの店を見つけた。これ以上さがしてもなさそうな気がしたので、「それじゃー中国料理を買っていって部屋で食べるしかないね」ということになり、何品か購入することにした。
「インド料理の店でも良かったかな~」
「そんなこといってもいまさら遅いよね~」
中国料理は、安くて量があったが、決して美味しいとはいえなかった。B&Bのオーナーが顔を出したらどうしよう、と思いながら食べたのだが、なぜか気持ちが和んだ。日本人にとって中国料理は馴染みが深いからなのだろうか。