新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

モデルはMisiaさん?!

2011-11-13 21:55:21 | MISIA

久しぶり(といっても2ヶ月ぶり)に東京国立博物館(東博)に行ってきました(前回の訪問記はこちら)。
東博では特別展「法然と親鸞 ゆかりの名宝」が開催中で、今年のGWに京都で「親鸞展」を観た私としては(記事はこちら)、この特別展を観に行くかどうかビミョーなところでしたが、東博のパスポートを持っていることもあり、出かけてきました。


111113_1_1


これで5月初めに買った東博パスポート特別展スタンプ満杯になってしまいました…


111113_1_2去年は有効期限の1年間でも、


東京・京都・奈良・九州 国立博物館4館で有効期間内に行われる特別展の中から、お好きな6つの特別展をご覧いただけます。(各特別展は1回に限ります。)


の枠を使い切れなかったのにね…。
ちょっとムダづかいしてしまったかもしれません
まぁ、次に東博の特別展に行く気になったら、新しいパスポートを購入することにしましょう。


それはそうと、今日は、東博のことは後回しにして、東博からハシゴした別の展覧会のことを書くことにします。


   


その別の展覧会とは、、、、。


111113_1_3 三菱一号館美術館で開催中の「トゥールーズ=ロートレック展」


私、4年近くも丸ノ内で働いていたというのに、三菱一号館美術館に行くのは初めてでした
「いつでも行ける」と思うと、なかなか行かないものだということは、重々承知していましたけれど、またもや…デス


それはともかく、事前の予想に反して、かなりかなり楽しむことができました

題材としてはユルいけれど、描き方はシビア(私の勝手な解釈…)なトゥールーズ=ロートレックの世界を、満喫とまではいえないまでも、こりゃ良い展覧会だったと思います。


この辺りは追々書くとして(後回しばかりだ…)、この記事のタイトルを最優先しましょう

こちらの作品、タイトルは「『ラ・ルヴェ・ブランシュ』誌」。


111113_1_4 1891年にパリで発刊された雑誌「ラ・ルヴェ・ブランシュ」のポスター(サイズ:129×92.9cm)です。

図録の説明を転載しますと、


1889年にベルギーで創刊された前衛的な美術と文芸の雑誌「ラ・ルヴェ・ブランシュ」は1891年からはパリで刊行された。ロートレックは、この主宰者であるタデ・ナタンソンの妻ミシアの文芸サロンに出入りし、ピエール・ボナールのポスター作品(1894年)に続いて、彼女をモデルに本作を創作した。水玉模様のドレスに毛皮のケープと羽根飾りの帽子を身につけ、手にマフを持ってスケートしている場面。背景には「吹き付け」技法によってうっすらとスケートリンクの縁が暗示されている。「芸術の女神(ミューズ)」と呼ぶにふさわしいミシアの優美な姿は、まさに最盛期の「ラ・ルヴェ・ブランシュ」の象徴である。


だそうです。


ちなみに、ミシアさんの名前の綴りは、


Misia Godebska ⇒ Misia Natanson ⇒ Misia Sert


デス (苗字が変わっているのは、結婚⇒離婚⇒再婚のため…


でましたなぁ~、Misiaさん


「芸術の女神(ミューズ)」と呼ぶにふさわしいミシアの優美な姿だなんて、「音楽の女神(ディーバ)」と呼ぶにふさわしいMISIAのパフォーマンスと相通じるものを感じた私です


【追記】トゥールーズ=ロートレックの「『ラ・ルヴェ・ブランシュ』誌」を改めて観ているうちに、こちらのPVを思い出しました (2011/11/17 21:09)



つづき:2011/11/15 信心の薄い人間にとっては…

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする