新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

予定を変更して…

2012-11-26 23:12:40 | MISIA

きょうは、MISIA関係の記事を書く予定っつうか、書くつもりだったのですが、意表を突く展開なもので、一昨日のお話を…

   

私行きつけの美術館、埼玉県立近代美術館(MOMAS)では、11月17日(土)から「丸沼芸術の森所蔵 ベン・シャーン展 ー線の魔術師ー」が開催中です。

私が企画展を無料で見られるMOMASで、大好きなベン・シャーンの展覧会、となれば、行くしかない わけで、3連休の中日に行ってまいりました。

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で、もって、震えるような線に心が震えたぁ~ でした。

丸森芸術の森所蔵作品によるベン・シャーン展は、同じMOMAS2006年2-3月に開催された「ベン・シャーン展 わたしは憎むものを描く。わたしは愛するものを描く。」でも観ておりまして(回顧録はこちら)、また、出展作品もかなりダブっていたのですが、それでもやはり、ベン・シャーンの線は凄い

これでもかとばかりに次から次へと現れるベン・シャーンの作品、そのを観ていると、私の心の針幸福度300%まで振り切れます

例えば、今年初めに出かけた神奈川県立近代美術館 葉山での「ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト-写真、版画、グラフィックアート-」展で最も気に入った「至福」(1952年)のバリエーション、「実り」(1969年)とか、

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「ハムレット-テレビ脚本」の挿絵下絵の「槍に取り囲まれるハムレット」とか、

121126_1_03実在の著名人の肖像とか…。

特に、キング牧師とか、ガンディーとか、カザルスの肖像は、ザザザッと描いたような、「ただの線描」にもかかわらず、描かれた人の存在感が伝わってきます。

やはり好きだなぁ~、ベン・シャーン…

   

しばしば凝ったフライヤーを制作するMOMAS、今回もやってくれました
「ベン・シャーン展 わたしは憎むものを描く。わたしは愛するものを描く。」の時はA3を二つ折りしたデザインのフライヤーでしたが、今回は、見た目、こんな風(サイズはA4)。

121126_1_04 これを広げると、A2サイズになって、こんな図柄になります(むりやりくっつけました)。

121126_1_05 「版画集『一行の詩のためには』:リルケ『マルテの手紙』より」から「愛に満ちた多くの夜の回想」です。

こりゃ、「ベン・シャーン展 わたしは憎むものを描く。わたしは愛するものを描く。」のフライヤーと同様、パネルにしてしまうしかないでしょう

ということで、こんな風に寝室に飾りました。

121126_1_06 折り目が目立つことと、フレームがきちんと組み立てられていないことが難点ですが、それはまぁ、ご愛敬ということで…。

「ベン・シャーン クロスメディア・アーティスト-写真、版画、グラフィックアート-」展のポスター2,500円だったのに、

121126_1_07 こちらは無料ですから

   

「丸沼芸術の森所蔵 ベン・シャーン展 ー線の魔術師ー」の会期は来年1月14日までと、たっぷりありますから、もう一度行ってみようかな、思っています。

それにしても、MISIAのあの件の「正式発表」はいつなのだろうか? そもそも、この記事正しいのだろうか?

コメント
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