新・徒然煙草の咄嗟日記

つれづれなるまゝに日くらしPCにむかひて心に移りゆくよしなし事をそこはかとなく紫煙に託せばあやしうこそものぐるほしけれ

東博に初もうで2013(その3)

2013-01-08 22:34:16 | 美術館・博物館・アート

「東博に初もうで2013(その2)」のつづきは、予告どおり、リニューアルなった東京国立博物館(東博)東洋館(アジア・ギャラリー)です。


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東洋館の見た目は全然変わっていませんが、中は新築っぽい
とりわけ、1階のロビーから見た「中国の仏像」が、ふおぉ~


130108_1_03 ほの暗い館内に石仏菩薩立像、中国山西省長子県付近、北斉時代・天保3年(552))が浮かび上がって、幻想的です
この仏さんの手前右側にいらっしゃる観音菩薩立像(中国河北省、随時代・開皇5年(585))がまた…


130108_1_04 何だか、石窟に迷い込んで石仏に出会った感じ


この2体に限らず、総じてライティングが見事です
東京国立博物館ニュース号外によれば、


展示ケース内の照明器具は、LEDを用いました。「中国の絵画・書跡」では、LED照明の色温度も調整することができます。また、独立展示ケースは天板もガラスで制作したので、天井からの自由な証明が可能に。作品はより美しく輝くことでしょう。


だそうで、確かに自慢の照明が作品を引き立てています
例えば、「ニュース」の号外にも載せられているこちらの作品、


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エジプト プトレマイオス朝時代(BC304~BC30年)「鴇像」なんて、現物は、


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私のつたない写真の業をもってしても、こんなに魅力的に見えます


これはもう、生で観るしかありませんゾ


今回は、閉館時間が迫っていて東洋館はさらっと観ただけですが、こりゃ楽しい
取り急ぎ気に入った作品を載せておきましょう。


こちらは、イラン出土の「彩文土器 馬形リュトン(BC 1千年紀)。


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とぼけた感じがよござんす


こちらの「緑釉犬」(中国・後漢時代(2~3世紀))も良い味を出しています。


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また、約2年前に東博での「仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護」展(記事はこちら)で観た「舎利容器」(6~7世紀)も、しげしげと拝見


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「仏教伝来の道 平山郁夫と文化財保護」展のときはこれほどじっくりと観られなかったよなぁ~。


次に東博に来るときには、もっと腰を据えて東洋館を見物させていただきます

コメント
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