ふくろう日記・別室

日々の備忘録です。

『戦火の馬』

2012-04-06 20:40:59 | Movie
『戦火の馬』予告編


「戦火の馬・オフィシャルサイト」

製作年:2011年
製作国:アメリカ
配給:ウォルト・ディズニー・スタジオ・ジャパン

監督&製作:スティーヴン・スピルバーグ
原作:マイケル・モーパーゴ
脚本:リー・ホール / リチャード・カーティス
撮影:ヤヌス・カミンスキー
音楽:ジョン・ウィリアムズ


《キャスト》
アルバート:ジェレミー・アーヴァイン
ジョーイ:愛馬の名前

映画の作り方、音楽ともに非常に感動的であった。そしてなによりも美しい馬だ。
しかし、こうした過酷な戦争を背景にしてしか、
この映画が出来ないものであることは悲しいことだった。

第一次世界大戦の戦場の悲惨さ、イギリス農村の貧しくも美しい農村風景。
この対比も哀しい。(後ほど、追記するかもしれません。)


 《追記》

戦場で共に傷ついて、アルバートと愛馬のジョーイが野戦病院にて再会するシーンのなかで、
語られたナレーションは、「旧約聖書・第23編・ダビテの歌」であったと教えていただきました。
どうもありがとうございました。


1 主はわたしの牧者であって、
  わたしには乏しいことがない。
2 主はわたしを緑の牧場に伏させ、
  いこいのみぎわに伴われる。
3 主はわたしの魂をいきかえらせ、
  み名のためにわたしを正しい道に導かれる。
4 たといわたしは死の陰の谷を歩むとも、
  わざわいを恐れません。
  あなたがわたしと共におられるからです。
  あなたのむちと、あなたのつえはわたしを慰めます。
5 あなたはわたしの敵の前で、わたしの前に宴を設け、
  わたしのこうべに油をそそがれる。
  わたしの杯はあふれます。
6 わたしの生きているかぎりは
  必ず恵みといつくしみとが伴うでしょう。
  わたしはとこしえに主の宮に住むでしょう。


その時、アルバートは眼に怪我を負っていて、両眼に包帯を巻いていました。
そこへ連れてこられた、愛馬のジョーイは足に深い傷を負っていて、安楽死の診断を下されるかもしれませんでした。
眼の見えない少年は愛馬の鳴き声を聴きわけ、馬を呼ぶ時のアルバートの口笛をジョーイは覚えていたのでした。
少年と愛馬との感動的な出会いによって、獣医は足の怪我を直すことを約束しました。
少年の眼も治り、終戦とともにアルバートとジョーイは共に故郷に帰りました。 

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2 コメント

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行状記 (もみじ)
2012-05-25 10:14:57
ご無沙汰しています。
久しぶりに、ふくろう日記(新)を拝見させていただきました。わたしにとっては未知の世界の行状記でAkiさんの行動力には脱帽です。共通の映画鑑賞は「戦火の馬」でした。
最後のシーンで、愛馬に近づきながら、詩編23編の詩が唱えられていたのが印象的です。
映画鑑賞の前に食事をしたのでよかったのですが、戦争は映画でもいやですね。
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旧約聖書 (Aki)
2012-05-25 20:31:59
もみじさん。ようこそ。そしてありがとうございます。

早速、旧約聖書の詩篇23編を読んでみました。
この部分を追記しておきます。

今、NHKで「知られざる空襲の真実」をみました。
半藤一利さんや森村誠一さんのお話もありました。
戦争は軍人のものであって国民のものではなかったことがよくわかりました。
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