今年の8月は、新聞でもテレビでも「戦争」をテーマにした記事報道が
例年より多くなったようだ。
それが、今の政治が示す危険な方向性への怒りではないか?
我が詩集「胴吹き桜」を取材して下さった新聞社の方の呟きを思い出す。
「8月だけが、反戦ではないのですが・・・・・・・。」
子供時代に学童疎開を強いられた女性詩人が、独りで歩いていた時に、
米軍の飛行機から襲撃を受けたというお話を読んだのは二人目。
もっとたくさんの少女、少年がこんな目に遭ったのではないか?
幸福な国はない
幸福を願い続ける者があまたいるだけだ
生き残った者が語り続けるだけだ
気の遠くなるような永い物語を