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(会津磐梯山…車窓から撮ったので、マイカメラが亡霊のように……。)
この旅の発端は何か……?40年以上の思いであるのか?
それでも「行こうか?」と決めてから、実行までには1ヶ月もかからなかった。
我が家の長州男子の長年の怨念(逆ではないのか?)が実を結んだ旅である。
思いかえせば、それは大学時代まで遡る。
そこで長州男子は、会津若松出身の男子と出会う。
その友人の実家は旅館で、「夏休みに遊びに来ないか?」という誘いに喜んだものの、
友人の祖父が「長州人はダメだ。」と言ったので、実現しなかった旅であった。
「長州出身だと言わなければわからないだろう?」とたずねたら「顔でわかるそうだ。」と言う返事。
それから40数年、思い続けた旅なのである。
ちなみに、わたくしの父方のご先祖は「相馬中村藩」らしい。
20日お昼前に「会津若松」の駅に。敵陣への第一歩。
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まずは「飯盛山」へ。
高い山ではないが、階段の脇には「スロープ・コンベアー」があるので、お世話になってみました。
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「白虎隊」の墓にお線香をあげて、友好の徴とする。
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「白虎隊」ばかりが、クローズアップされていますが、実は女性たちも長刀で戦っていたのです。
「歴史の陰に女性あり。」その1。
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* * *
「共時性」という言葉がある。不思議な体験である。
帰宅してから、たまった新聞を読んでいたら、朝日新聞21日付の「青鉛筆」にはこのような記事がありました。
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