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夏の旅行ではイタリアの北部、ヴェネツイアにも行くだろうということで
図書館から借りてきた本。塩野七生さんだ。
副題が「聖マルコ殺人事件」となっていて、推理小説のようでもある。
確かに人が殺されていて多少犯人探しのような部分もあるが、それよりは
ヴェネツィアとトルコ・スペイン(カルロス一世の時代)との関係を知る
のにいい本ではないかと思った。ハンガリーも絡んでいる。
ある程度史実に基づいているらしい。
これは三部作となっていて、たまたま最初に借りたのがその一作目。主人公は
これからフィレンツェ。ローマを舞台に活躍するそうだ。続けて読むことに
しよう。