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●《PCR検査もまともにやらず、あぶれた感染者を自宅療養の刑に処すとは、為政者としてはいったい国民の生命をなんだと思っているのか》

2022年01月11日 00時00分10秒 | Weblog

[※ ↑ 【「空からの写真は一目瞭然」埋め立て進む辺野古の海 ドローンで監視する技術者の思い】(沖縄タイムス21.12.14、https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/879026)]


/ (2022年01月09日[日])
長周新聞のコラム【オミクロンと共に迎えた年明け/コラム 狙撃兵】(https://www.chosyu-journal.jp/column/22488)。

 《さて、オミクロン株への対応策として、岸田政府は感染者全員を入院治療させるとしていた方針を翻して、感染が急拡大している地域では全員入院を見直し、宿泊施設や自宅療養を認める考えを発表した。オミクロン株の感染力の強さからして陽性者全員の入院や濃厚接触者全員の宿泊施設での待機という現在の手法には確かに限界性もあるが、市中感染が広がるなかで要するに第五波と同じような「自宅療養」という名の実質放置もあり得るというのである。この4カ月間、専門家曰く第六波は必ず到来すると指摘していたなかで、国としてはいったい何をしていたのか? である。空港検疫は抗原検査でユルユル、医療体制は特に強化されたわけでもなく、理由はわからないけれどデルタ株が収束したことにホッとしていただけだったのではないか? そうして、感染拡大の局面を迎える度に「たいへんだ~!」のサイレンだけ鳴らしてPCR検査もまともにやらず、あぶれた感染者を自宅療養の刑に処すとは、為政者としてはいったい国民の生命をなんだと思っているのかである》


 何故にそこまでPCR検査を嫌がるの…?? 検査検査検査…・追跡・保護が基本でしょうに。さっぱり分からない、ニッポン。

   『●保坂展人世田谷区長が《この方針を打ち出した当初、感染症の専門家や
     マスメディアからの激しい批判に晒されたという》…東京は4000人超

 そして、酷過ぎる、またしても番犬様が《震源地》化。
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/国内の水際対策の努力は無意味だった】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202201070000021.html)によると、《★沖縄のコロナ拡大は米軍が昨年12月17日、キャンプ・ハンセンに到着した複数の隊員のコロナのクラスターが発生の発表からだった。21日、沖縄県知事・玉城デニーは在沖米軍トップのジェームズ・ビアマン四軍調整官と外務副大臣・小田原潔に電話で米本国からの軍人、軍属の移動停止や基地外への外出禁止などを求めたが、米軍は「陽性者が出た部隊の感染封じ込めに成功している」とし事実上、要請を拒否。行動制限については「日米安保条約の義務履行を妨げずにどのように対処できるか考えたい」と回答した…このころから沖縄以外の岩国や横須賀などの在日米軍基地でも感染者が広がり始める。 ★改めて玉城は今月2日、コロナ感染拡大は米軍由来だと念を押した》。

   『●番犬様が《震源地》化…《ところで外務省沖縄事務所と沖縄防衛局は
     何をしているのだろう》、そして、アベ様や最低の官房長官らは何を?
   『●<金口木舌>《コロナ感染再拡大後も米軍は詳細を説明せず、米兵は
     基地の街をマスクをせず闊歩している。これが復帰から半世紀の沖縄》
    「とうとう、6日(木) 時点では981人と、1千人間近だ。もちろん過去最多。
     岩国や三沢でも同様なことが起きている模様…。
     「思いやり」した末の非道…番犬様には《水際作戦》関係なし…
     またしても番犬様が《震源地》化。」

   『●長周新聞《何が「安全保障」だよ! 在日米軍基地から始まったコロナ
     第6波 検査も隔離もなく自由に出入国 沖縄や岩国で感染者過去最多》

 キシダメ首相、どう見ても、またしても番犬様が《震源地》化していますよ。
 東京新聞の【<社説>3県重点措置へ 「米軍由来」を防がねば】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/152816?rct=editorial)によると、《在日米軍基地での甘い防疫態勢が市中感染の拡大につながったとみられる。日米地位協定などにより、米軍関係者には日本の出入国管理も検疫も及ばない。当面の対策に万全を期すのはもちろん、地位協定など在り方も見直さなければ「米軍由来」の感染拡大は防げまい。沖縄県では昨年十二月初旬、米国から嘉手納基地経由でキャンプ・ハンセンに到着した海兵隊部隊で集団感染が発生。基地に勤める日本人従業員の陽性者から県内初のオミクロン株が検出された。県内の感染者はその後急増し六日の新規感染者は九百八十一人。四日間で約二十倍となり、オミクロン株への置き換わりも進む。在日米軍基地では沖縄に次いで岩国(山口県)での感染者数が多く、三沢(青森県)、横須賀(神奈川県)、横田(東京都)などでも感染拡大が判明した》。

 そして、もちろん大阪のお維もね。
 日刊スポーツの記事【吉村府知事「国はしっかりやって。僕だったら怒り狂う」沖縄感染増で提言】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202201070000469.html)によると、《「1400人規模になり、今後も増えるとなると、医療機能が極めて厳しい」とした上で、国に対して「沖縄の医療をいかに支えるのかを迅速に判断してほしい。集中的な支援が必要。国はそこに速くかじを切るべきだと思う」と提言》。
 大阪のお維支持者の皆さんは大阪「ト」知事に《怒り狂ってないのかな?? 大阪や、数多のお維の不祥事から目をそらすことに必死なお維大阪「ト」知事。

   『●大阪市長がお維議員30人と焼き鳥屋で《反省会》…「ルールに従え
     ないなら、組織を出るべきだと思う」by 松井一郎元大阪「ト」知事

 やはり、どう見ても、またしても番犬様が《震源地》化。
 日刊ゲンダイの記事【米軍が元凶で沖縄・山口・広島に「重点措置」…カラッポ岸田外交には今後も期待ゼロ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/299635)によると、《3県に共通するのは米軍基地を抱えていたり、隣接していること。オミクロン株が影響しているとみられる米軍のコロナ感染クラスターが市中に染み出し、感染者が爆発的に増えているのは間違いない。山口県の村岡知事は6日、米軍岩国基地内と岩国市の繁華街で確認されたコロナウイルスのゲノムが同一タイプだったと明言した。沖縄県の6日の新規感染者981人、山口県181人は、ともに1日当たりの感染者の過去最多を更新してしまった。東京(横田)や神奈川(横須賀、厚木)、青森(三沢)など米軍基地のある他の自治体でも感染が拡大している》。

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https://www.chosyu-journal.jp/column/22488

オミクロンと共に迎えた年明け
コラム 狙撃兵 2022年1月6日

 オミクロン株の感染爆発とともに2022年は幕を開けた。島国という疫病封じ込めには有利な環境にありながら、昨年来からの水際対策といっても引き続き空港検疫では抗原検査のみでPCR検査が徹底されるわけではなかった。そうして、ズルズルと国内への変異株流入を招いてしまったが、案の定、年末年始の人々の移動と共に第六波が広がりを見せ始めた。コロナ禍も早2年、遠く離れて暮らす家族に今年こそは会いたい、辛抱も限界を迎えたという気持ちもわからなくもない。昨年秋口以後の収束もあってか、心理的な緩みも災いして今年の年末年始は相当数が帰省等で全国に散らばっており、まさに最悪のタイミングが重なったといえる。昨年の今頃より明らかに緊張感は薄れていたし、下関のような地方都市においても年末年始のスポット的な人流は紛れもなく増えていたのだった。

 オミクロン株の変異の特徴や病原性については、科学者をしてまだまだ未解明な部分も多い。各国の事例から「感染力は強いが重症化リスクは低いようだ」といっても手放しで安心できるものでもなく、やはりこれまで同様に感染者の隔離・保護、手洗い消毒、密の回避といった感染対策を施すほかないのだろう。ワクチン接種を進める国々では3回目、4回目の接種が取り沙汰され、その効力がさほど長持ちせず抗体が落ちていることも明らかになるなど、ワクチン頼みだけでもどうにもならないことが浮き彫りになっている。ある意味実験のようなコロナ対応ではあるが、絶対とされるものなど何もなく、結果から何がいえるのか、いえないのかを峻別しながら科学的にアプローチしていくほかないのだ。過剰に恐れる必要もないが、かといってノーマスクで「ただの風邪だぜ!」なんていきがるのもまた違う。本当に世界中に安心できる状況がもたらされるまでは、科学的知見に依拠しながら、疫病対策を的確に実施していく以外にないのだ。

 さて、オミクロン株への対応策として、岸田政府は感染者全員を入院治療させるとしていた方針を翻して、感染が急拡大している地域では全員入院を見直し、宿泊施設や自宅療養を認める考えを発表した。オミクロン株の感染力の強さからして陽性者全員の入院や濃厚接触者全員の宿泊施設での待機という現在の手法には確かに限界性もあるが、市中感染が広がるなかで要するに第五波と同じような自宅療養」という名の実質放置もあり得るというのである。この4カ月間、専門家曰く第六波は必ず到来すると指摘していたなかで、国としてはいったい何をしていたのか? である。空港検疫は抗原検査でユルユル、医療体制は特に強化されたわけでもなく、理由はわからないけれどデルタ株が収束したことにホッとしていただけだったのではないか? そうして、感染拡大の局面を迎える度に「たいへんだ~!」のサイレンだけ鳴らしてPCR検査もまともにやらず、あぶれた感染者を自宅療養の刑に処すとは、為政者としてはいったい国民の生命をなんだと思っているのかである。

 デルタ株よりも感染力がはるかに強いといわれるオミクロン株である。東京五輪にうつつを抜かしていた第五波の阿鼻叫喚だけは避けなければならず、検査、保護・隔離、治療の体制を強化し、ウイルスに対するガードを高めることが急がれる。オミクロン株が弱毒化していて「たいしたことはなかったね」「過剰に心配し過ぎたね」といって鼻で笑うのは、本当に「たいしたことはなかった」といえる結果が出てからでよく、対疫病への備えとしては十分過ぎるにこしたことはない。

           武蔵坊五郎
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202201070000021.html

コラム
政界地獄耳
2022年1月7日8時16分
国内の水際対策の努力は無意味だった

★沖縄のコロナ拡大は米軍が昨年12月17日、キャンプ・ハンセンに到着した複数の隊員のコロナのクラスターが発生の発表からだった。21日、沖縄県知事・玉城デニーは在沖米軍トップのジェームズ・ビアマン四軍調整官と外務副大臣・小田原潔に電話で米本国からの軍人、軍属の移動停止や基地外への外出禁止などを求めたが、米軍は「陽性者が出た部隊の感染封じ込めに成功している」とし事実上、要請を拒否。行動制限については「日米安保条約の義務履行を妨げずにどのように対処できるか考えたい」と回答した。

★日本政府の水際対策の「穴」はあっという間に広がりを見せる。22日、官房長官・松野博一は米側から「ハンセンの陽性者について日本側の協力を得て変異株検査を行い、結果を日本側に共有することとした」と追い込まれていく。24日、外相・林芳正は米軍が9月3日から全ての在日米軍施設の隊員らに対し、米国出国時の検査を免除していたと明らかにした。国内や県内の水際対策の努力は無意味ということになる。このころから沖縄以外の岩国や横須賀などの在日米軍基地でも感染者が広がり始める

★改めて玉城は今月2日、コロナ感染拡大は米軍由来だと念を押した。来月のプロ野球の春季キャンプ観光は絶望的だろう。6日午前、林はブリンケン米国務長官と外相電話会談に臨み「外出制限の導入」の要求に長官は明言を避けた。元外交官の孫崎享はツイッターで「地位協定『第16条日本国において、日本国の法令を尊重し、協定の精神に反する活動、特に政治的活動を慎むことは、米軍隊の構成員及び軍属家族の業務である』。つまり日本政府が特例を作らず必要法を作り『日本の法律を守れ』という姿勢を貫けばいいのです」と指摘している。お粗末な水際対策コロナ第6波は米軍由来といえる。(K)※敬称略
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