
asahi.comの記事。まだこんなものを続けて、金をどぶに捨て続けているわけです。こんなものこそ、さっさと事業仕分けしてはどうなんでしょうか。温暖化防止? とんでもない!! 「地域振興策や安全対策」!? 聞いてあきれます。
=======================================
【http://www.asahi.com/national/update/
0427/OSK201004270001.html】
もんじゅ、ナトリウム漏れの検出器が故障 モーター過熱
2010年4月27日8時32分
日本原子力開発機構から経済産業省の原子力安全・保安院に27日午前0時38分に入った連絡によれば、5月にも運転再開する方向になったばかりの高速増殖原型炉「もんじゅ」(福井県敦賀市)で26日午後11時59分ごろ、2次系配管のナトリウム漏れを検出する装置の故障を示す警報が鳴った。27日午前0時7分には、2次系配管の一部でナトリウム漏れを検出する機能が失われたことが確認された。
同機構は、原子炉の運転基準を定めた保安規定に抵触した場合に発する「運転上の制限の逸脱」を宣言。国に報告した。原子炉に隣接する補助建物内に設けられた2次系ナトリウムの過熱器室にある計器類の故障とみられ、外部への影響はないという。
同機構が調べたところ、ナトリウム漏れ検出器内に空気を取り込むファン「サンプリングブロワ」のモーターが過熱し、停止していた。同機構はこのファンとモーターを交換し、27日午前5時24分に復旧を宣言した。
もんじゅは、1995年末にナトリウム漏れによる火災を起こした後、14年余り停止していた。26日には運転再開に向け、同県の西川一誠知事と川端達夫・文部科学相、直嶋正行・経済産業相が東京都内で会談し、運転再開の条件となる地域振興策や安全対策で最終合意に達し、5月にも運転を再開する方向になったばかりだった。27日午後には西川知事が地元の敦賀市長と話し合い、28日にも再開了承の意向を正式に原子力機構に伝え、国の直前検査を経て再起動する見通しだった。
同機構によると、故障したファンとモーターは09年5月に交換したばかりだった。
もんじゅでは09年、落雷や作業ミスによる電源のショートでナトリウム漏れが検出できなくなり、「運転上の制限の逸脱」を少なくとも3回宣言している。
=======================================
