Activated Sludge ブログ ~日々読学~

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●「検察・警察も冤罪防止のために“前向き”」?…刑事訴訟法の「改正案が成立すれば、新たな冤罪を生む」

2015年12月31日 00時00分27秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【“検察有利”は歴然…刑訴法改正で「冤罪事件」激増の恐怖】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171337)。

 《刑事訴訟法の改正案に反対する「日本の司法を正す会」が8日、都内で集会を開催。弁護士の郷原信郎氏やジャーナリストの青木理氏、元国会議員の鈴木宗男氏ら5人が、継続審議になっている改正案の危険性を訴えた》。

 アベ様の政権や官僚、検察・警察のやることなすことといったら。ココでも改悪。司法改革にはほど遠い、壊革

   『●青木理さん「冤罪」「マイナンバー」
     「監視・管理されたがり社会」、金子勝さん「もんじゅ「廃炉」?」

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171337

“検察有利”は歴然…刑訴法改正で「冤罪事件」激増の恐怖
2015年12月10日

     (「日本の司法を正す会」(C)日刊ゲンダイ)


 刑事訴訟法の改正案に反対する「日本の司法を正す会」が8日、都内で集会を開催。弁護士の郷原信郎氏やジャーナリストの青木理氏、元国会議員の鈴木宗男氏ら5人が、継続審議になっている改正案の危険性を訴えた。

 改正案は、2010年に足利事件、11年に布川事件、12年に東電OL殺人事件と、冤罪が相次いで明らかになったことを受け、「取り調べの部分可視化」「司法取引」「盗聴拡大」などを抱き合わせ、今年の3月に国会に提出された。ところが、「改正案が成立すれば、新たな冤罪を生む」のは間違いないというのだ。

   「改正案では取り調べの録音・録画を徹底するとしていますが、
    重要なのは記録の使われ方です。改正案には、被告人や弁護人が
    記録の開示を求める権利が明記されていない。結局、
    権利を持っているのは検察サイド。苛烈な取り調べのテープを伏せ、
    都合のいい記録だけを抜き取って裁判で証拠として示すケースが
    考えられます」(メンバーのジャーナリスト・今井恭平氏)

 「取り調べの可視化」と聞くと検察・警察も冤罪防止のために“前向き”になっているのかと思うが、現実は違うということだ。

 このままでは、法改正後も強引な取り調べが続く。それについて、冤罪被害の当事者は実体験を伴った警鐘を鳴らす。

 1967年に当時62歳だった男性が殺された「布川事件」で逮捕され、78年から29年間、獄中生活を送った桜井昌司氏は、取り調べの過酷さをこう語った。

   「警察や検察の取り調べは圧力そのものでした。狭い空間に
    閉じ込められ、室内には時計すら置いていない。ただただ目の
    前の痛みと向き合うしかないのです。私は何日も問い詰められた後、
    ウソ発見器にかけられ『君の証言は虚偽だ』と言われた時に心が
    折れ、やってもいないことを自白してしまった。体験しないと
    理解しにくいと思いますが、同じ境遇に置かれればほとんどの人が
    自白してしまうでしょう

 「司法取引」や「盗聴拡大」も結局、当局にとって都合のいい捜査手法を広げるだけ。「自分には関係ない」─―そう思っていても改正案が成立すれば、誰もがいつの間にか“犯罪人”に仕立て上げられてしまう可能性がある。
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●青木理さん: ジャーナリストの矜持「権力や権威の監視」「強者にこそ徹底した監視の目を」

2015年12月30日 00時00分11秒 | Weblog


asahi.comの記事【歯を食いしばってもメディアの役割を貫く 不利益を甘受しても守る矜持、楽しくやりがいのある仕事/青木理】(http://webronza.asahi.com/journalism/articles/2015042800018.html)。


 《強者にこそ徹底した監視の目をメディアとジャーナリズムが民主主義社会を支える》。

 失われる「メディアの作法、矜持」…。強者を監視するどころか、『読売』や『産経』は何をやっているのか?、何をやってきたのか? 『アベ様の犬HK』の哀しい姿。

   『●カラスはやっぱり「黒い」: 「アベ様のNHK」的
      「政府が白というものを黒とは言えない」で良いのか?

   『●アベ様の政権の「暴走」許す、批判精神無き、「牙」無きメディア
   『●「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」
                    ・・・・・・アベ様達からして?

   『●失われる「メディアの作法、矜持」…
     「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」


 凄まじい道警のやり口。でも、最大の問題は、傍観するメディアだ。シッポを振り、おもねるメディアだ。

   『●『創(2009年6月号)』(2/2)
   『●これ(裏金)はこれ
   『●『創(2011年1月号)』読了
   『●『創(2011年2月号)』読了
   『●裏金問題への道警の反撃? 深読みしすぎかな?
   『●トップからして腐敗したメディア:
        「きょうの安倍将軍」「安倍様のNHK」
    《「新聞報国」 の再現こそ 「国難」 権力との一体化の危険性
     情報保全諮問会議座長に「渡辺恒雄氏」
高田昌幸
      …権力は嘘をつく。自らの地位や栄華を守るため、
     責任回避のためなら、何度でも、どこまでも、だ。
      筆者の狭い経験でも「北海道警察の裏金」「北海道庁の裏金」
     などの取材過程で、権力側は虚偽を重ねた。嘘の歴史は枚挙に
     暇が無い。かつての大本営発表も沖縄返還密約も意図的な嘘だった。
      秘密保護法成立後のいま、ジャーナリストに問われるのは、
     権力側の嘘を許さないことだ。それには取材しかない。権力者の
     言動に対する評価や論評は、評論家に任せておけばいい。
     言動の背後に隠れている事実、旺盛な意欲と鍛え抜かれた
     取材力によってのみ明るみにできる事実
。秘密保護法が
     あろうとなかろうと、それらを次々に世に送り出す。
     それがジャーナリストの仕事であり、あなたにしかできない仕事だ

   ●「東電元幹部の罪と罰」 『週刊金曜日』
       (2014年9月19日、1008号)についてのつぶやき

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http://webronza.asahi.com/journalism/articles/2015042800018.html】 

歯を食いしばってもメディアの役割を貫く
不利益を甘受しても守る矜持、楽しくやりがいのある仕事
青木理
2015年05月20日

     (特定秘密保護法に反対するシンポジウムに臨む
      筆者(右)ら=2013年11月24日、東京都文京区)

 ジャーナリストをめざす学生に向けてなにごとか参考になることを書け、という本誌編集部からの依頼を受け、少なからず狼狽した。私がメディア業界に飛び込んだのはつい先日のような気でいたし、まだ先輩から教えを受けることばかりの身だと思っていたからなのだが、よくよく考えてみれば、この仕事を始めてもう四半世紀の時が過ぎてしまっている。いつのまにやら後輩やジャーナリスト志望者に向けてなにごとかを語ってもおかしくない齢としになってしまった、ということなのだろう。

 とはいえ、乏しい頭をいくらひねっても、ここで偉そうに語るべきものを持ち合わせているとは思われない。私の中に辛うじて残されているのは、いずれも尊敬する先輩の記者やジャーナリスト、編集者たちからたたき込まれた教えばかり。つまり、オリジナルではない。身もふたもない言い方をすれば、単なる「受け売り」。

 しかし、そう明記した上で、先輩たちからの教えのうち重要だと思うものをひとつ、ここで記しておこうという気持ちになった。どの仕事にも一定程度は共通する話だろうが、一見派手にも感じられるメディアやジャーナリズムにかかわる仕事とは、結局のところ地味な職人仕事の側面が強く、先輩から学んだ技術や教えを次世代に申し送りするのも大切なことだと思うからである。


不利益を甘受しても守らなければならない矜持

 私が学校を卒業し、大手通信社に記者としての職を得た直後のこと、数々の修羅場をくぐってきたことで知られる編集幹部に誘われて安酒場に行き、ずいぶんと熱っぽく諭された。おおよそ次のような内容だったと記憶している。

 〈記者とかジャーナリストとかいっても、数あまた多ある職業のひとつにすぎない。会社だって、基本的には営利企業だ。名刺を持っていけば誰にでも会えるが、オレたちは単なる会社員だし、偉ぶるなんてもってのほか、常に謙虚じゃなくちゃいけない


 ただ、この仕事にはほかの仕事と違うところがある。会社は、単なる営利企業じゃない。たとえ損をしても、たとえ不利益を甘受しても、意地を張って守らなくてはならない矜持がある。最悪の場合、そのために会社がツブれるかもしれない。その覚悟を常にしておかなくちゃいけないという点で、この仕事はほかの仕事と決定的に違う。お前も、それをいつも頭にたたき込んでおけ〉—。

 いまから考えれば若かったのだろう、安酒場のカウンターで薄い水割りを傾けながら編集幹部の話を聞きつつ、わずかに武者震いした。現実にそんな話はキレイゴトであり、多くのメディア企業が自己保身と利益確保に躍起となっていることを間もなく知るのだが、あの武者震いは、組織を離れてフリーランスとなったいまでも決して忘れてはいけない初心だとたびたびかみしめる。

 そう、はっきりいえば、真面目にやればやるほど損をしかねない仕事なのである。だが、この仕事に携わる以上、意地を張ってでも損を甘受せねばならない時が確かにある。どういうことか。


強者にこそ徹底した監視の目

 普通の企業や仕事なら、取引先やスポンサーとの関係はどこまでも円満に保ち、常に利益を極大化しようと考え、行動する。新聞社を例にとれば、取材先や広告主などがこれにあたるだろう。

 しかし、新聞記者は取材先や広告主との関係を円満にしておくだけではいけない。取材先だろうと広告主だろうと、そこに何らかの問題点や不祥事があれば真正面から批判する。独自の取材や内部告発などによって取材先や広告主の不正をつかんだら、敢然とそれを記事化して問題提起しなくてはならない

 当然ながら、取材先や広告主は怒る。まったく無縁の他人であればまだしも、ふだんは親密にやり取りしている関係なのだから、怒りはさらに増幅しかねない。

 しかも、ここが大切なところなのだが、メディアとジャーナリズムの大きな役割は「権力や権威の監視」にある。そんなものは理想論にすぎないと冷笑する輩やからが大手を振っているのが現実とはいえ、理想は理想として常に掲げ続けねばならず、それを貫くならばメディアとジャーナリズムにかかわる者は常に弱者の側に寄り添い、強者=力の強い者にこそ徹底した監視の目を注ぎ込まねばならない

 これも当たり前の話だが、力の強い者は文字どおり力が強く、反撃力も強い。不正を暴き、あるいは批判を加えれば、こちらも打撃を受けるおそれが高い。

 ここで「力の強い者」と簡単に記したが、それにはさまざまなものがある。政権や官僚機構、それを構成する政治家や官僚は筆頭格だろうし、巨大資本を擁する大企業などもそれにあたる。私が長年取材した対象組織でいえば、警察や法務・検察などは絶大な権限と権力を保持している

 これ以外にも大手の広告会社や宗教団体、あるいは大手の芸能事務所なども関係業界やメディアに強い影響力を有しているメディアそれ自身が権力装置と化していることだってある

 そうした組織や団体、個人におもねらず、批判すべきは批判し、不正があれば敢然と告発し続けられるか。

 言うは易いが、行うは難しい。

 たとえば警察や法務・検察組織は、強大な権力機関であると同時に、新聞社の社会部記者にとっては重要な取材先であり情報源でもある。批判を加えたり不正を暴いたりすれば反撃を受けかねないし、取材などの面で不利益を受けるのは必至の状況に陥る。

 ひとつだけ具体例を挙げる。

 いまから約10年ほど前のこと、北海道の名門紙・北海道新聞(道新)がキャンペーン報道を繰り広げ、大きな関心を集めた。北海道警察本部(道警)が組織的に手を染めていた「裏金づくり」という不正を地道な調査報道で次々と明るみに出したのである。

 本題からはずれるのでここで手口などは詳述しないが、警察組織には捜査協力者などに支払う「報償費」というシステムがある。ところが道警は、領収書を偽造するなどして実際には存在しない協力者に「報償費」を支払ったことにして裏金化し、幹部の遊興費や交際費にまわしていた。

 理由はどうあれ、これは捜査機関である警察の明白な犯罪行為—たとえば文書偽造、横領など—であり、道新は1年半にもおよぶ地道な取材とキャンペーン的な調査報道でこれを公にした。最終的に道警はしぶしぶながら7億円以上の不正支出を認めて謝罪するところに追い込まれ、道新取材班は新聞協会賞などの栄誉にも輝いた。メディアとジャーナリズムの役割である「権力の監視」役を見事に務めたといっていい。


道新の裏金キャンペーンに北海道警が執拗な反撃

 しかし、ことはこれで終わらなかった。おそらく道警は怒り狂ったのだろう、強大な権力を背景とし、間もなく道新に対して陰湿かつ執拗な反撃に出た。

 当時の道新取材班メンバーらによれば、事件や事故取材の情報提供で道警は道新を締め上げ、現場記者からは悲鳴があがった。

 また、裏金問題をめぐるキャンペーン報道とは直接関係のない記事が事実と異なると抗議を繰り返し、取材班メンバーによる書籍の一部記述が名誉毀損にあたるとして道警OBは訴訟まで起こした。さらには道新内部の不祥事案を口実とし、場合によっては強制捜査もありうると道新を脅しあげたこともあったらしい。

 こうした反撃を受け、間もなく道新は膝を屈してしまう。抗議を受けた記事については「おわび社告」を1面にでかでかと掲載し、道警側と裏で内々に手打ちしたというのが定説になっている。事実、裏金問題の取材班メンバーは編集の中枢から次々に外され、幾人もの記者が社を去った。栄光から屈辱への転落、まさに死屍累々だった。

 実をいえば、警察の裏金問題はなにも道警に限った話ではなく、各地の警察本部で営々と続けられてきた全国的な悪弊であった。しかし、全国紙をはじめとする他のメディアはこれをうすうす知りながら追及せず、悪弊は長年にわたって放置されたままとなっていた。


他のメディアはほとんど追随せず

 これに道新の取材班は果敢に斬り込んだのだが、道新のキャンペーン報道を他のメディアは傍観し、ほとんど追随しなかった果ては道警にすりより、道新をけなしつつ事件・事故に関する捜査情報を得るのに躍起となる者まで現れる始末だったらしい。

 お分かりだろうと思う。メディアとジャーナリズム本来の任務である「権力の監視」役を担おうと真摯に貫けば、時にとてつもない痛手を受ける。もっと直截にいえば、損をする。真面目にやればやるほどしんどい目に遭う。逆に「力の強い者」と適度に折り合い、ねんごろにつきあい、うまく世渡りしていった方が圧倒的に得をする


メディアとジャーナリズムが民主主義社会を支える

 だが、そのような者はメディアとジャーナリズムの仕事にかかわるべきではない。少なくとも私は、絶対にかかわってほしくないと痛切に思う。それが前述した先輩の教え—たとえ損をしても、たとえ不利益を甘受しても、………。 
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●最後っ屁に期待する: 古舘伊知郎さん、この際ですから全部ぶちまけてから降板を! 矜持を示して!

2015年12月29日 00時00分42秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【古舘伊知郎「報ステ」降板全真相と官邸大ハシャギの内幕】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172373)。

 《またひとり安倍政権に批判の論陣を張るメディア人が消えた……官邸は“してやったり”ではないか。早速、テレ朝の報道局員のもとには、霞が関の官僚たちから“お祝い”の連絡が続々と届いているらしい》。

   『●FUKUSIMA原発人災で苦しむ人々を癒せるよう、
                      テレ朝・古舘伊知郎氏に期待したい

   『●アベ様は「報道がそれで抑圧される、
     そんな例があったら私は辞める」と明言・・・ETV番組改編問題は?

   『●有言不実行: アベ様は「報道がそれで抑圧される、
              そんな例があったら私は辞める」と明言

   『●ヒヨる「マスコミがもう一度軍靴の行進に旗を振」る世の中で、
                      「東京新聞の読者の数が平和の数」

   『●テレ朝問題: 「これは圧力です」なんて答える訳がない!  
                  「私は辞める」なんて考える訳がない!!
   『●”テレ朝は今日、死んだに等しいと思います”
   ●「放送法への言及や事情聴取の形で圧力をかける手口は、
              田氏解任から五十年近くがたっても変わらない」


 最後っ屁に期待する。古舘伊知郎さん、この際ですから全部ぶちまけてから降板を! 

   『●岸井成格氏を支持する: 「TBSは今日、
     再び、死んだに等しいと思います」なんてことが起こらぬために
   『●「TBSは今日、再び、死んだに等しいと思います」
       なんて方向に進んでいないか? 報道は見て見ぬふり?
   『●「そんな曲が交じっていないか。耳をそばだてる」…
         聞こえるのは、アベ様らの勇ましき進軍ラッパのみ

 「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」。このままアベ様にやりたい放題やらせておいて、メディアには矜持は無いのか?


   『●カラスはやっぱり「黒い」: 「アベ様のNHK」的
      「政府が白というものを黒とは言えない」で良いのか?

   『●アベ様の政権の「暴走」許す、批判精神無き、「牙」無きメディア
   『●「薄っぺらで反知性的なタカ派が増殖している」
                    ・・・・・・アベ様達からして?

   『●失われる「メディアの作法、矜持」…
     「権力を監視する機能が失われ」、しかも、アベ様の「思う壺」

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172373

古舘伊知郎「報ステ」降板全真相と官邸大ハシャギの内幕
2015年12月26日

 またひとり安倍政権に批判の論陣を張るメディア人が消えた。24日、テレビ朝日の報道番組「報道ステーション」のメーンキャスター・古舘伊知郎が会見し、来年3月いっぱいで降板することを明らかにしたのだ。官邸は“してやったり”ではないか。早速、テレ朝の報道局員のもとには、霞が関の官僚たちから“お祝い”の連絡が続々と届いているらしい。


政府に批判的なコメンテーター次々と首切り

 サバサバした表情で会見に現れた古舘は、「2年前から考えていた。急に心境が変わったことではない」と“円満降板”を強調。もっとも真相は不明で、古舘はつい最近まで、「オレ、絶対頑張るからな」と周囲に語り、“続投”に意欲を見せていたという。実際、後任について質問が飛ぶと、「ボクのようにあまり問題発言をしない人がいいんじゃないでしょうか」と自虐的に語り、「権力を監視し、警鐘を鳴らすのが報道番組。全く中立公正はあり得ないと思っている」とも語った。

   「古舘さんは原発報道をめぐって『圧力がかかって番組を
    打ち切られても本望』と発言したり、原発再稼働に向けて
    突っ走る政府に批判的な姿勢を強めていた。
    そんな最中の突然の降板劇です。むしろ何かあった
    と考える方が自然でしょう」(テレビ朝日関係者)


 報ステでは今年3月、元経産官僚の古賀茂明氏が番組内で「I am not Abe」と発言し、官邸からの“圧力”でコメンテーターを降板させられた。その古賀氏は古舘の降板をこう見ている。

   「古舘さんは『しゃべるのが命』という人だから、自分から降板する
    なんてありえないと思います。トークライブで原発の話をしようとしたら、
    台本を書き換えさせられたりと、報ステの番組はおろか、
    番組の外でも自由にモノを言うことができなくなっていたそうです。
    もう疲れちゃったんでしょう。古舘さんの方から辞める
    と言わせるようにテレ朝側が持っていったのでしょう」

 もはや、官邸にタテついて煙たがられているジャーナリスト、コメンテーターのクビ切り降板は珍しいことではない。


■「NEWS23岸井成格氏も降板

 安保法制をめぐる安倍政権の乱暴なやり方を批判していたジャーナリストの青木理氏も、今秋、「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)のコメンテーターを突然降板した。TBSでも、安保法案に批判的なコメントをしていた報道番組「NEWS23」のメーンキャスター・岸井成格氏が来年3月いっぱいで降板すると報じられた。

 これでは、言論の自由もへったくれもないのだが、番組を降ろされた本人たちは更迭劇をどう思っているのか。青木氏に聞いてみた。

   「『ミヤネ屋』をクビになったのは事実ですが、説明があったわけ
    ではないので、詳しい事情は分かりません。私は社員じゃないので、
    方針に合わなかったり、必要がなくなったら切られるのは仕方がないと思う」

 そのうえで、政府に批判的な発言が目立つジャーナリストやコメンテーターが相次いで降板している現状についてこう語った。

   「テレビ局側の自粛なのか圧力なのか、それぞれの事情は
    知りません。だけど、結果を見れば政権側の思うツボだし、
    官邸にとっては好都合の状況が醸成されつつあると思う。
    このままいくとマジメに取材する報道番組が次々と消え、
    毒にも薬にもならないエンタメ番組ばかりになるでしょう。
    すなわちテレビ局が報道機関から娯楽機関に成り下がる
    ということです。それでいいのか。重大な問題をはらんでいる
    と思います」

 前出の古賀氏は古舘について、「もう辞めると決まったのだから、残り3月まで思い切ってやりたいことをやって欲しいですね。そして4月になったら、『テレビというのは実はこういうことになっているんですよ』と、本当のことを話したらどうですか。そうすれば視聴者のリテラシーも高まると思います」と話す。

 ぜひ期待したいものだ。
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●「こういうふうにした者たち」とは誰だ?……東京電力原発人災の自覚無き犯罪者たち

2015年12月28日 00時00分21秒 | Weblog


東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015122502000139.html)。

 《/牛よ/恨め恨め憎き者を恨め/お前を飼っていた者ではない。/こういうふうにした者たちを》。

 《こういうふうにした者たち》とは誰だ?

   『●大飯原発再稼働撤回に向けて、この熱気を見よ!
   『●「浪江町で300頭の牛を一人で飼っている
          牧場主の吉沢正巳さん」国会前スピーチ
   『●終わらない原発人災の影響:
       「震災さえ」ではなく 「原発さえなければ・・・」

 足蹴にされ、コケにされる東京電力核発電人災の被害者や避難者たち。

   『●福井地裁判決「高浜原発3、4号機の再稼働を認めない決定」
                      …で、再稼働できない」はずなのに?
   『●西川一誠福井県知事が再稼働同意…福井地裁判決
       「高浜原発3、4号機の再稼働を認めない決定」なのに?
   『●双葉町長「(原発PR看板)復興した時にあらためて復元、
               展示したい」…それは『X年後』の何年後?
   『●「地元」や核発電「麻薬」患者の知事にコケにされる福井地裁
                     ……福井地裁はヒヨらずに異議却下を
   『●東電原発人災避難者をコケにしていないか?……
       「経済神話の否定」「環境神話の否定」を否定する愚かさ

 その苦しみを理解しようともしない。何の教訓も得ようとしない愚かな人たち。「原発さえなければ」…それを理解できないクルッタ司法、「地元」首長、「地元」民、原子力「寄生」委員会、自民党・公明党議員等々々々……東京電力原発人災の自覚無き犯罪者たち。

   『●言葉が見つかりません・・・
    「須賀川市の野菜農家の男性(64)は、福島産野菜の一部に国の
     出荷停止指示が出された翌日の二〇一一年三月二十四日に自殺した。
     遺族によると、男性は原発事故後福島の百姓は終わりだ」と話していたという」。

   『●哀しい遺書: 「原子力さえなければ」
   『●ドキュメンタリー映画『わすれない ふくしま』: 
         「震災さえ」ではなく 「原発さえなければ・・・」
   『●「「3.11」から2年② 原発という犯罪」
          『週刊金曜日』(2013年3月8日、934号)
   『●「原発さえなければ」「福島の百姓は終わりだ」: 
         東京電力原発人災と自殺には因果関係あり
   『●「原発さえなければ…」:  
       それでも川内原発や伊方原発を再稼働したいの?

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015122502000139.html

筆洗
2015年12月25日

< その人はどうしようもなくて/
   牛を餓死させてきた/
   と 言った。/
   可哀想なことをしたが/
   仕方がない/
   とも言った。/
   そして一枚の写真を取り出して見せた。/
   それは牛が柱を食った写真だった>

▼そんな詩を、詩人で出版社コールサック社代表の鈴木比佐雄さんの新著『福島・東北の詩的想像力』で知った。福島原発事故で故郷の町を奪われ、避難生活を強いられる根本昌幸さんの「柱を食う」である▼詩は続く。

< この写真は自分を戒めるために/
   離さずに持っているのだ/
   とも言った。/
   これはどういうことなのだ。/
   牛よ/
   恨め恨め
   憎き者を恨め
   お前を飼っていた者ではない。/
   こういうふうにした者たちを

▼その写真の持ち主はいま、どんな思いで原発再稼働の報を聞いていようか。九州電力の川内(せんだい)原発に続いて、関西電力の高浜原発も再び動く見通しとなった▼福井県知事は、「政府が責任を持つ」との首相の発言を重くとらえて再稼働に同意したそうだが、本当の「責任」の重さはいかほどのものか▼『福島・東北の詩的想像力』で、こういう詩も知った。福島県いわき市の芳賀稔幸さんの「もう止まらなくなった原発」だ。

< 失ったものは永遠に帰っては来ない
   元通りに出来ないはずだのに/
   責任をはたすって?/
   何の責任をだ
   一体責任って何だ?>。

この「?」に首相らは、どう答えうるのか。
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●東電原発人災避難者をコケにしていないか?……「経済神話の否定」「環境神話の否定」を否定する愚かさ

2015年12月27日 00時00分43秒 | Weblog


東京新聞の二つの記事【高浜再稼働認める 福井地裁、仮処分取り消し】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015122502000133.html)、
【福島を忘れたのか 「闘い続ける」誓い新た 高浜仮処分取り消し】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015122502000130.html)、
社説【大飯・高浜原発 安全は“神話”のままだ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015122502000138.html)。


 《福井地裁(林潤(じゅん)裁判長)は二十四日、関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転を差し止めた四月の仮処分決定を取り消した》。
 《「裁判長は福島原発の事故を忘れてしまったのか」…林潤裁判長》。
 《福井県にある高浜原発大飯原発の再稼働差し止めを求める司法判断が、覆された。だが待てよ。誰もまだ安全を保証するとは言っていない。大事故が起きた時、責任を取る覚悟も力もないままだ》。

 『●核発電信者・値上げ脅迫の関電「再稼働差し止めの仮処分決定」執行停止申し立て・・・福井地裁が却下』したはずの林潤裁判長殿、一体全体なぜ?? 辺野古破壊でも生じているような『●アベ様らは何が何でも辺野古破壊、「ヒラメ裁判官が、よりによってこのタイミングで那覇支部長」に就任』のように、林潤裁判長も「ヒラメ」化
 配置換えの樋口英明裁判官は何を思う? 「経済神話の否定」「環境神話の否定」を否定する愚かさ。「経済神話の否定」「環境神話の否定」を覆す林裁判長。司法の矜持無し。三権分立はどこ行った?

   『●関西電力大飯原発再稼働差し止め、画期的勝訴:
              もし敗訴していたら大変なことに・・・・・・

    《原発の稼働が発電コストの低減になるという関電側の主張も退ける。
     極めて多数の人々の生存そのものにかかわる権利と、
     電気代が高い低いの問題とを並べて論じること自体、
     許されないと、怒りさえにじませているようだ

      経済神話の否定である》
    《そして、原発の稼働が地球温暖化の原因になる温室効果ガスの
     削減に寄与するという被告側の主張に対しては、
     福島原発事故はわが国始まって以来の環境汚染
     甚だしい筋違いとまで言い切って、環境神話も否定した》


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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015122502000133.html


高浜再稼働認める 福井地裁、仮処分取り消し 仮処分取り消し
2015年12月25日 朝刊

 福井地裁(林潤(じゅん)裁判長)は二十四日、関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の運転を差し止めた四月の仮処分決定を取り消した。関電の異議を認めた。二基の地元同意の手続きは既に完了しており、来年一月下旬にも再稼働する。住民側はこの決定を不服として二十五日、名古屋高裁金沢支部に抗告する。

 林裁判長は、原子力規制委員会の新規制基準について四月決定から一転「合理性がある」と判断した。四月決定で問題とされた基準地震動(耐震設計の目安となる揺れ)の策定方法などにも不備はないとした。

 その上で、高浜原発の基準地震動に関し「極めて厳しく想定されており、信頼に足る」などと支持した。各施設の耐震安全性についても「基準地震動に対して余裕を持っている」とする関電の主張を採用した。

 さらに、住民側が主張した津波や土砂災害の危険性に関しても関電の対策を「合理的」と評価。炉心溶融が起きた後の対応などについては「安全性に欠ける点があるとはいえない」として、「判断するまでもない」と退けた。こうしたことから「住民らの人格権が侵される具体的危険があるとはいえない」と結論づけた。

 仮処分は昨年十二月、福井や京都など四府県の住民九人が求めた。福井地裁の当時の樋口英明裁判長(名古屋家裁に異動)は四月、関電の想定を超える揺れの地震で炉心が損傷する危険があるとして、再稼働を認めない決定を出し、関電が異議を申し立てていた。

 二基は二月に新規制基準に適合。今月三日に高浜町の野瀬豊町長が、二十二日には西川一誠知事が再稼働に同意した。関電は3号機は来年一月下旬、4号機は二月下旬の再稼働を目指している。

 福井地裁は二十四日、住民側が関電大飯(おおい)原発3、4号機(同県おおい町)の運転差し止めを求めた仮処分の申し立てについても「規制委の審査が続いており、再稼働が差し迫っているとはいえない」として却下した。大飯原発は規制委の適合審査中で、住民側は名古屋高裁金沢支部に即時抗告するか、審査に適合した段階で再び仮処分を申し立てるかを検討する。


「規制委の判断」を追認

<解説> 福井地裁の異議審決定は原子力規制委員会の新規制基準の合理性を認め、原発の再稼働を進める政府方針を後押しした。四月の仮処分決定が果たした行政に対するチェック機能は後退し、憲法が定める「司法権の独立」も揺らぎかねない

 決定は「過酷事故が起こる可能性が否定されるものではない」と言いながら、住民側の不安とは向き合っていない。関電と規制委に最新の科学技術を反映し「高いレベルの安全性を目指す努力」を求めはしたが、これは両者に責任を転嫁したにすぎない

 最新の科学技術に照らすだけなら、裁判官は専門家である規制委の判断を追認するしかない。東京電力福島第一原発事故を経験した裁判官に求められるのは、科学技術では明らかになっていない部分を見通し、現在の基準の合理性を判断する姿勢だ

 憲法七六条は「すべて裁判官は、その良心に従い独立してその職権を行い、この憲法および法律にのみ拘束される」と定める。地元同意の手続きが一気に進む中で出した判断は、住民側弁護団が言うように「再稼働の日程に配慮した」と疑われかねない。

 国民の過半数が原発の再稼働に反対する一方で、政府と電力会社、地元自治体が一体となった原発回帰の動きが加速する。司法は福島原発事故から何を学んだのか。国民の不安の声に耳を傾けない限り、その存在意義は失われていくだろう。 (高橋雅人)


◆福井地裁の決定骨子

▽高浜原発3、4号機の運転差し止め仮処分決定を取り消す
▽原子力規制委員会の新規制基準には合理性がある
▽高浜3、4号機の基準地震動は余裕を持って評価してあり、各施設の安全性は確保されている
▽再稼働しても住民の人格権が侵害される具体的危険性は認められない
過酷事故の可能性が全く否定されるものではない
▽大飯原発3、4号機の再稼働は差し迫っておらず、仮処分判断の必要性がない
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015122502000130.html

福島を忘れたのか 「闘い続ける」誓い新た 高浜仮処分取り消し
2015年12月25日 朝刊

     (高浜原発3、4号機の再稼働差し止め仮処分の取り消しが決まり、
      垂れ幕を掲げる関係者の横で演説する河合弘之弁護士
      =24日、福井市の福井地裁前で)

 「裁判長は福島原発の事故を忘れてしまったのか」。福井地裁が二十四日、関西電力高浜原発3、4号機や大飯原発3、4号機の再稼働を認める判断を示したことに、地裁周辺で待っていた市民らは重い沈黙に包まれた。福島県の避難住民からは「原発事故の被害者でないと、その恐ろしさは分からないのか」と疑問の声が上がった。

 午後二時すぎ。地裁前で待つ人々の前に「司法の責任どこへ!」などと書かれた垂れ幕を掲げた人たちが飛び出してきた。

 信じられない。まさか…。申立人の今大地(こんだいじ)晴美さん(65)は幕を手にそんなことを思っていたという。

 裁判所前には三百人ほどが朗報を待っていた。神戸市の無職、中井忠さん(72)は言葉を失ったといい、「司法は自ら裁くことを放棄した」と話した。

 その後、福井市の県国際交流会館で開かれた住民側の記者会見では、三人の裁判官への不満が相次いだ。

 異議審が始まった五月、林潤(じゅん)裁判長は「耳目を集める事件なので慎重にやらせてもらう」と宣言。早く審理を終わらせたがる関電を制し、双方によるプレゼンテーションを実施した。両者ともに自由に意見を述べさせるため、記録に残さずに発言させた。

 「何のためのプレゼンだったのか、と思わざるを得ない」「関電に厳しい質問をしていたが、今となっては助け舟を出していたようにさえ思える」。弁護士から厳しい言葉が飛ぶ。

 申立人の一人、松本なみほさん(41)は「裁判官は国策に押し切られた。でも電力が自由化されたら、電力会社を選べる。選挙という手段もある」と今後も闘い続けることを誓っていた。

 一方、福井県高浜町の野瀬豊町長は「新規制基準が妥当かが論点だったのだと思うが、観念的な部分を外した冷静な判断だと評価したい」と話した。
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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015122502000138.html

【社説】
大飯・高浜原発 安全は“神話”のままだ
2015年12月25日

 福井県にある高浜原発、大飯原発の再稼働差し止めを求める司法判断が、覆された。だが待てよ。誰もまだ安全を保証するとは言っていない。大事故が起きた時、責任を取る覚悟も力もないままだ。

 逆回転が加速し始めたということか。「原発ゼロ」の歯止めが、また一つ外された。

 最大の争点は、3・11後に定められた原子力規制委員会の新たな規制基準を、原発再稼働の“お墨付き”とするか、しないかだ。

 規制委は二月、高浜原発3、4号機を新規制基準に適合しているとした。

 それを受け、関電は再稼働の準備に着手。しかし、福井地裁は四月、「新規制基準は合理性を欠く」として、周辺住民が求めた再稼働差し止めを認める決定を下していた。新規制基準の効力に根本的な疑問を投げかけたのだ。

 関電の不服申し立てを受けた福井地裁は、その決定を百八十度覆したことになる

 安全対策上想定すべき最大の揺れの強さ(基準地震動)、その揺れや津波に対する関電側の対策、使用済み核燃料保管の危険性…。どれをとっても規制委の審査に「不合理な点はない」として、原発が周辺住民の人格権や、個人が暮らしや生命を守る権利を侵害する恐れはないと判断した。

 昨年五月、同様に運転差し止めを認めた大飯原発3、4号機に関しても「規制委の審査中であるから」と、差し止めを却下した。

 高浜に関しては、西川一誠知事が二十二日再稼働に同意して、地元同意の手続きを終えている。関電は、まず3号機から運転開始を急ぐという。

 だが、よく考えてもらいたい。

 裁判所は事業者の取った対策が「新規制基準に適合する」という規制委の判断を「合理的」としただけだ。規制委自身が何度も表明しているように、その判断は「安全」を保証するものではない

 今回の福井地裁も「過酷事故の可能性がまったく否定されたものではない」と、はっきり述べているではないか。

 知事の判断も同じである。

 安全確保は事業者の責務事業者の規制は国の責務県は監視するだけという、及び腰の最終同意である事業者にも国にも“責任能力”などないことは、福島の現状を見れば、明らかではないか。

 安全性も責任の所在もあいまいなまま、再稼働へひた走るその状況が何も変わっていないということを、忘れてはならない。
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●双葉町長「(原発PR看板)復興した時にあらためて復元、展示したい」…それは『X年後』の何年後?

2015年12月26日 00時00分19秒 | Weblog


東京新聞の記事【原発推進看板の撤去始まる、福島 双葉町の帰還困難区域】 (http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015122101002026.html)。

 《「原子力明るい未来のエネルギー」「原子力正しい理解で豊かなくらし」と表裏に記された看板1枚の撤去を開始》。

 愚かなり……「間違った過去と向き合わない行為」……「人間の愚かさ」にさらなる恥の上塗りである。アベ様ら自公議員に「見捨て」られているというのに、双葉町長は「(原発PR看板を、)復興した時にあらためて復元、展示したい」と仰っている。でも、それは東電原発人災の『X年後』のいったい何年後なのか?

   『●福島県双葉町「原子力明るい未来のエネルギー」
                  ・・・・・・いま、その〝少年〟は?

   『●消えゆく「事故を思い出して原発を議論するきっかけになるもの」
              ~「原子力 破滅 未来のエネルギー」~

   『●東京電力原発人災4年目のアベ様の酷い記者会見:
         情報公開、信頼関係、オンカロ、将来的、自立、除染

   『●原発PR看板撤去=「間違った過去と向き合わない行為」
                ・・・「人間の愚かさ」にさらなる恥の上塗り

 そして、福井県知事や高浜町長、関電等々に散々コケにされたのに、司法の矜持を示すことも出来ない福井地裁。情けない司法。無責任に手を貸す無責任な司法。アベ様らに「トバサレタ」「「福井地裁樋口英明裁判長が高浜3、4号機再稼働差止仮処分を決定……画期的な決定」を、原子力ムラのために、林潤裁判長は無責任にも否定したわけです。東電原発人災の被害者や避難者の皆さんをコケにした訳です。

   『●高浜原発「差し止め」、国民を守る司法判断:
       寄生委の新規制基準は「緩やかにすぎ、合理性がない」

    「原子力規制委員会新規制基準は「緩やかにすぎ、
     合理性がない」と指摘、基準に適合していても再稼働を認めないとの決定」
   『●「地元」や核発電「麻薬」患者の知事にコケにされる福井地裁
               ……福井地裁はヒヨらずに異議却下を

    「「福井地裁は矜持を示せるか? ヒヨらずに異議却下を切に望む」」


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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015122101002026.html

原発推進看板の撤去始まる、福島 双葉町の帰還困難区域
2015年12月21日 18時12分

 東京電力福島第1原発が立地し、事故による全町避難が続く福島県双葉町で21日、原子力推進の広報看板を撤去する工事が始まった。

 看板は立ち入りが禁止されている帰還困難区域内に2枚あり、原発と共存してきた町の象徴だった。老朽化が進み町は今年3月、撤去を決めたが、事故の教訓を伝えるため保存を求める声が上がっていた。伊沢史朗町長は「大切に保存し、復興した時にあらためて復元、展示したい」としている。

 この日は、体育館の近くにあり「原子力明るい未来のエネルギー」「原子力正しい理解で豊かなくらし」と表裏に記された看板1枚の撤去を開始した。

(共同)
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●[声明が撤回されました]「国境なき記者団」が安田純平さんについての記事・声明を公開……

2015年12月25日 00時00分24秒 | Weblog


「国境なき記者団」が以下の声明を撤回しました。2015年12月29日夜。


●「国境なき記者団」が安田純平さんについての記事・声明を公開……ニッポン政府は何をしているのか?

国境なき記者団」の記事・声明【JAPANESE JOURNALIST IN DANGER, RSF CALLS FOR HIS IMMEDIATE RELEASE】(http://en.rsf.org/syria-japanese-journalist-in-danger-rsf-22-12-2015,48687.html)。

 《寺澤有 ‏@Yu_TERASAWA 
   http://en.rsf.org/syria-japanese-journalist-in-danger-rsf-22-12-2015,48687.html
   ←安田純平クン @YASUDAjumpei に関する記事が
   国境なき記者団のホームページに掲載されました。》

 寺沢有さんのツイッターで知りました。安田純平さんについて「国境なき記者団」の声明が出ました。《…the Japanese government to do everything possible to obtain the release of Jumpei Yasuda…》。この間、この国の政府は一体何をしていたのだろう? 一切無視? 大変に心配だ……、何とかならないものか……。遅ればせながら、あるいは、形式的ながら?、スガ殿が……アサヒコムの記事【官房長官「情報網駆使、全力で対応」 安田さん拉致情報】(w.asahi.com/articles/ASHDS3QMWHDSULFA00G.html?iref=comtop_pickup_04)によると、《フリージャーナリスト安田純平さんが中東シリアで武装勢力に拉致されて身代金を要求されていると、国際NGO「国境なき記者団」が伝えたことについて、「邦人の安全確保は政府の重要な責務であるので、様々な情報網を駆使して全力でいま対応に努めている」と述べた》そうです。

   『●『ルポ戦場出稼ぎ労働者』読了
   『●「18歳選挙権」にさえ無関心?: 
       血税と赤紙と、そして、(経済的)徴兵制への第一歩か?
   『●安田純平さんの安否が大変に心配:
     官邸は一体何をしているのか? 後藤健二さんの対応と同じ過ち・・・

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http://en.rsf.org/syria-japanese-journalist-in-danger-rsf-22-12-2015,48687.html

JAPANESE JOURNALIST IN DANGER, RSF CALLS FOR HIS IMMEDIATE RELEASE
PUBLISHED ON TUESDAY 22 DECEMBER 2015.


Reporters Without Borders (RSF) calls on the Japanese government to do everything possible to obtain the release of Jumpei Yasuda, a Japanese freelance journalist who was kidnapped in Syria in July and who is still being held hostage by an armed group.

According to the information obtained yesterday by RSF, those holding Yasuda have started a countdown for the payment of a ransom, failing which they are threatening to execute him or sell him to another terrorist group.

Yasuda was kidnapped by an armed group in an area controlled by the Al-Nusra Front a few hours after crossing the border into Syria in early July. The stories he had wanted to cover included Islamic State’s execution of his friend and fellow Japanese journalist Kenji Goto in January.

RSF urges the Japanese government to act quickly. According to their obligations under international law – the Geneva Conventions and their additional protocols, UN Security Council Resolution 1738 on the safety of journalists (adopted in 2006) and a UN General Assembly resolution in 2013 – governments are responsible for the safety of journalists and must take active measures to protect and free them.

“We are very concerned about Jumpei Yasuda’s fate and we call on the Japanese government to do what is needed to save this journalist,” said Benjamin Ismaïl, the head of RSF’s Asia-Pacific desk. “We also urge all parties to this conflict to respect the media’s work and to stop taking journalists hostage for political or financial purposes.”

A total of 54 journalists are currently held hostage worldwide, 26 of them in Syria. The world’s most dangerous country for media personnel, Syria is ranked 177th out of 180 countries in the 2015 Reporters Without Borders press freedom index.
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●「地元」や核発電「麻薬」患者の知事にコケにされる福井地裁……福井地裁はヒヨらずに異議却下を

2015年12月24日 00時00分37秒 | Weblog


東京新聞の記事【高浜再稼働 同意を伝達 福井知事 司法判断待たず】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122302000127.html)。

 《これで地元の同意手続きは全て完了した。関電は来年一月下旬の3号機の再稼働を目指しており、燃料装填(そうてん)など最終工程を急ぎたい考え》。

 正気でしょうか? 「苦労」しているらしい「地元」や核発電「麻薬」患者の西川一誠福井県知事にコケにされる福井地裁……完全にナメられている。カネの亡者=アベ様ら自公議員や関電、「30キロ圏内」の「地元」は『プルトニウムをつくる装置』を動かすために暴走を続ける……気は確かなのだろうか。
 福井地裁は矜持を示せるか? ヒヨらずに異議却下を切に望む。

   『●井戸謙一さん「高浜3、4号機再稼働差止仮処分」
        ・・・「仮処分決定は、直ちに効果が発生」、再稼働不能』 

   『●関西電力大飯原発再稼働差し止め、画期的勝訴:
                 もし敗訴していたら大変なことに・・・・・・

    「福井地裁樋口英明裁判長が高浜3、4号機再稼働差止仮処分を
     決定しました。画期的な決定です。先月の井戸謙一さんの予測は…。
     井戸さんの予想通り、「関西電力 高浜原発3、4号機の安全対策は
     不十分として、周辺の住民らが再稼働差し止めを申し立てた仮処分で、
     福井地裁(樋口英明裁判長)は14日、再稼働を認めない決定…。
     決定はすぐに効力を持つ。関電は・・・・・・主張が認められない限り
     再稼働できない」、「福井地裁の樋口英明裁判長は14日、再稼働を
     差し止める仮処分決定を出した。原発の運転をただちに禁じる
     司法判断は初めて。2基の原発は当面動かせず、関電がめざす
     11月の再稼働も難しくなる可能性」。
      「仮処分決定は、直ちに効果が発生」し、当座、再稼働不能です。
     福井地裁のあの樋口英明裁判長の、この判断に喝采を送りたい」

   『●画期的! 福井地裁樋口英明裁判長、  
     高浜3、4号機再稼働差止仮処分決定・・・「直ちに効果が発生」!!
   『●高浜原発「差し止め」、国民を守る司法判断:
       寄生委の新規制基準は「緩やかにすぎ、合理性がない」

   『●核発電信者・値上げ脅迫の関電「再稼働差し止めの
        仮処分決定」執行停止申し立て・・・福井地裁が却下
   『●「原発さえなければ…」:  
       それでも川内原発や伊方原発を再稼働したいの?
   『●福井地裁判決「高浜原発3、4号機の再稼働を認めない決定」 
                      …で、再稼働できない」はずなのに?
   『●東京電力原発「人災」は未解決なのに、
          川内原発を再稼働しようという愚行
   『●「伊方原発は、日本一細長いという佐田岬半島の
      付け根にあり、その西の海側には約五千人が暮らしている」
   『●西川一誠福井県知事が再稼働同意…
     福井地裁判決「高浜原発3、4号機の再稼働を認めない決定」なのに?

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122302000127.html

高浜再稼働 同意を伝達 福井知事 司法判断待たず
2015年12月23日 朝刊

     (高浜原発の(後方左から)3号機、4号機。
      手前は(左から)1号機、2号機=福井県高浜町で、
      本社ヘリ「まなづる」から)


 福井県の西川一誠知事は二十二日、経済産業省で林幹雄経産相と会談し、関西電力高浜原発3、4号機(同県高浜町)の再稼働に同意すると伝えた。これで地元の同意手続きは全て完了した。関電は来年一月下旬の3号機の再稼働を目指しており、燃料装填(そうてん)など最終工程を急ぎたい考えだ。 

 西川知事はこの日午前、政府が前面に立って原子力政策を担うことが確認できたと評価し、再稼働への同意を表明。林経産相は会談で「ご英断に感謝を申し上げます」と述べた。

 今後は福井地裁が四月に命じた運転差し止めの仮処分の行方が焦点。関電が申し立てた異議に対し同地裁は今月二十四日に決定を出す。仮処分が覆れば、関電は3、4号機の再稼働が可能になる。

 その場合、関電は二十四日中にも原子力規制庁と3号機の燃料装填に必要な書類確認を行い、翌日から五日程度かけ原子炉に混合酸化物(MOX)燃料を含む百五十七体の燃料集合体を入れる日程を規制庁に伝えた。

 西川知事は会談後「(政府は)国民にもっとしっかり説明することが必要だ」と指摘。原発立地自治体の苦労を理解し、国が前面に立って政策運営に当たるよう求めた。

 西川知事は林経産相と今月二十日に会談した後、原子力政策に関する政府の姿勢を再度聞いた上で最終判断を伝えるとの考えを示していた。電話会談も検討されたが、問題の重要性を考慮し直接会談になった。
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●西川一誠福井県知事が再稼働同意…福井地裁判決「高浜原発3、4号機の再稼働を認めない決定」なのに?

2015年12月23日 00時00分50秒 | Weblog


asahi.comの記事【関電高浜原発再稼働、福井知事が同意へ】(http://www.asahi.com/articles/ASHDK4JJRHDKPTIL014.html?iref=comtop_list_pol_n01)。

 《関西電力 高浜原発3、4号機福井県高浜町)の再稼働について、西川一誠知事が同意する見通し》。

 福井地裁判決「高浜原発3、4号機の再稼働を認めない決定」……で、再稼働できない」はずなのに? 西川一誠福井県知事、マトモじゃない……《政府の原子力防災会議(議長・安倍晋三首相)で高浜原発30キロ圏の広域避難計画が了承される。西川知事は、安倍首相がこの会議で発言する原子力政策に対する政府の「覚悟」を確認する》…なんて、冗談としか思えない。アベ様に一体何の「原子力防災」「覚悟」を聞くつもり? それが核発電を再稼働する上で、一体、安全上の何の役割を果たすのか? 「国民理解」「国民向けのメッセージ」って、《高浜原発30キロ圏》外の人は「国民」じゃないのかね?

   『●福井地裁判決「高浜原発3、4号機の再稼働を認めない決定」
                      …で、再稼働できない」はずなのに?
   『●東京電力原発「人災」は未解決なのに、
          川内原発を再稼働しようという愚行
   『●「伊方原発は、日本一細長いという佐田岬半島の
      付け根にあり、その西の海側には約五千人が暮らしている」

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http://www.asahi.com/articles/ASHDK4JJRHDKPTIL014.html?iref=comtop_list_pol_n01

関電高浜原発再稼働、福井知事が同意へ
2015年12月18日03時42分


 関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)の再稼働について、西川一誠知事が同意する見通しとなった。18日の政府の原子力防災会議議長・安倍晋三首相)で高浜原発30キロ圏の広域避難計画が了承される。西川知事は、安倍首相がこの会議で発言する原子力政策に対する政府の「覚悟」を確認する。後日、林幹雄経済産業相とも会談し、表明への最終判断に入る。

 西川知事は同意に向けて使用済み核燃料の中間貯蔵施設の県外立地についての国の積極的関与地元雇用・地域経済への対応など5条件を掲げていた。このうち「原発の重要性や必要性に対する国民理解の促進」が懸案として残っている。原子力防災会議で安倍首相が政府の姿勢を示し、林経産相が福井県を訪れて国の取り組みを説明すれば、同意条件がそろうことになる。

 12月県議会でも、老朽化した原発や廃炉問題、高速増殖原型炉「もんじゅ」と核燃料サイクルのあり方といった原子力政策全般の課題を挙げ、国民理解が進むよう政府に強く対応を求めた。16日には県議会を欠席して上京。首相官邸で菅義偉官房長官に会い、政府による国民向けのメッセージを強く要請していた。………。
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●アベ様から「慰労」してもらえる間柄の元大阪「ト」知事・弁護士橋下徹氏がアベ様との「連携」を確認

2015年12月22日 00時00分43秒 | Weblog


東京新聞の記事【首相が橋下氏と会談】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122002000123.html)。
asahi.comの記事【「おおさか維新、与党化の道を進んで」維新・江田前代表】(http://www.asahi.com/articles/ASHDM77KZHDMUTFK00P.html?iref=comtop_list_pol_n04)。


 《退いた後も党内に影響力を持つとみられる橋下氏と今後も連携することを確認》。

 アベ様と、アベ様から「慰労」してもらえる間柄の元大阪「ト」知事・弁護士橋下徹氏が「連携」を確認……実に気持ち悪いヒトタチ。「改憲について意見交換」って、相思相愛で一体何を意見(違憲)し合うことがあるでしょうかね、いまさら。《志位和夫委員長は…「自民、公明両党とおおさか維新の会で(参院の)三分の二を獲得して改憲の体制をつくると言っている。安倍政権の補完勢力だ」》、正に。
 しかも、いまに始まったことではないでしょうに。

   『●「俺様王国」ニッポン、
       「俺様王国」大阪「ト」を造りたい強権的政治手法好きな二人

   『●橋下元「ト」知事「「安倍首相とは考えが合う」
      とヨイショしまくり、安倍首相―橋下市長の蜜月」…トホホ

 それなのに、

 《ご家族を大事にされて弁護士、テレビ出演などで、お金も稼いでいかないといけないのではないか…安倍官邸と協力し、与党化の道を歩んでいかれるのだろう》…

……なんて、今頃気付いたのでしょうか。マヌケすぎます。《自民党のライバル政党づくりと野党再編に向かって邁進》…と言われても笑うしかない。相棒として望んでおれられる民主党の壊憲派を追い出し、アベ様に楯突けるようになれば良いのですが。

 さて、asahi.comの記事【(橋下劇場の実像:上)破壊的手法、喝采と限界】(http://www.asahi.com/articles/ASHDM3GRMHDKPTIL041.html?iref=comtop_list_pol_f01)によると、《「将来的に政界に復帰してほしい」と答えた人が50%……「一番嫌いなのは不公平、不公正」と公言し、親の経済力の差で格差が生まれぬよう、現役世代へ重点的に予算を配分した。知事時代に私立高校の無償化、大阪市長時代には中学校給食を導入するなど「貧困」を意識した施策も、大阪の有権者のをつかんだ》……だそうです。元大阪「ト」知事氏の支持率や「弁護士」らしい政策…本当に大阪の人達って幸せになったのかね? 
 元大阪「ト」知事氏は、強者の味方・弁護士ダイギシセンセの後を追うのでしょうきっと…《選挙目当ての愚策への合意を与党内で押し切ったのは、2人の子を持つ母でもある稲田朋美政調会長》(【子育て給付金廃止を押し切り 稲田政調会長は官邸のパシリ】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/172070))。アベ様と合体し、「大阪の有権者のをつか」むのね?……そんなものに「喝采」を送り続けるのでしょうか?、大阪の人たちは。絶望感を感じます。


   『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も
      十分に〝ト〟、そして自民党も同じ穴のムジナ
    「橋下元大阪〝ト〟知事といい、西村真悟衆院議員といい、
     稲田朋美行革相といい、(元?)弁護士というのは
     いったいどういうこと? どんな人権感覚?」

 《橋下氏はおおさか維新の法律顧問に就く見込み》だそうですが、裁判で連敗続きなのに、大丈夫

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/list/201512/CK2015122002000123.html

首相が橋下氏と会談
2015年12月20日 朝刊

 安倍晋三首相は十九日夜、大阪市長を退任した橋下徹氏と東京都内のホテルで約三時間会談した。国政政党「おおさか維新の会」代表を退いた後も党内に影響力を持つとみられる橋下氏と今後も連携することを確認し、来月四日召集の通常国会など今後の国政運営で協力を求めたとみられる。

 会談には、菅義偉(すがよしひで)官房長官とおおさか維新代表の松井一郎大阪府知事が同席。首相は会談前、記者団に「(市長退任の)慰労会ですね。ご苦労さまと言おうと思う」と述べた。会談直後、四氏とも記者団の取材に応じなかった。松井氏は新党結成後、「憲法改正は大きな考え方の一つだ」と明言しているため、改憲について意見交換した可能性もある。

 おおさか維新結党後、四氏が会談したのは初めて。橋下氏はおおさか維新の法律顧問に就く見込み。

 橋下氏が維新の党最高顧問だった六月にも、四氏は都内で会談した。

    ◇

 維新の党の江田憲司前代表は十九日夜、安倍首相とおおさか維新の橋下前代表との会談に関し「これからおおさか維新は安倍官邸と協力し、与党化の道を歩んでいくと思う」と述べた。その上で「われわれは自民党のライバル政党づくり、野党再編にまい進していく。分裂ですっきりした」と強調した。横浜市内で記者団の取材に答えた。


◆おおさか維新の改憲姿勢を批判 共産・志位氏

 共産党の志位和夫委員長は十九日、おおさか維新の会が改憲に関する政権との連携に前向きな姿勢を示していることについて「自民、公明両党とおおさか維新の会で(参院の)三分の二を獲得して改憲の体制をつくると言っている。安倍政権の補完勢力だ」と批判した。大阪市内で記者団に語った。

 安全保障関連法の廃止を目指す市民団体が野党各党に候補一本化を促していることに関しては「大歓迎だ。期待に応えられるよう対応したい」と答えた。
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http://www.asahi.com/articles/ASHDM77KZHDMUTFK00P.html?iref=comtop_list_pol_n04

「おおさか維新、与党化の道を進んで」維新・江田前代表
2015年12月20日00時10分

■江田憲司・維新の党前代表

 (橋下徹・前大阪市長の政界引退に)とにもかくにも、8年間お疲れ様でした。これからは家族を大事にされて弁護士、テレビ出演などで、お金も稼いでいかないといけないのではないか。

 (安倍晋三首相と橋下氏が)今日会談を早速されているように、「おおさか維新の会」の皆さんは安倍官邸と協力し、与党化の道を歩んでいかれるのだろう。我々は結党の原点通り、自民党のライバル政党づくりと野党再編に向かって邁進(まいしん)していく。
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●アベ様による「組織的ドーピング」……カネカネカネ病という「麻薬」患者

2015年12月21日 00時00分17秒 | Weblog


東京新聞の記事【政府、ドーピング防止法検討 東京五輪見据え】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015121901001805.html)。


   『●放射能汚染で「太平洋は終わり」との声が
      出るほどの重大事故だというのに、この国は・・・・・・

   『●世界に向けて「汚染水漏えい問題はない」
               と言い切ってしまったょ・・・・・・


……だというのに、東京五輪の経費が暴騰しているそうです。オメデタイニッポン。

 一方、

 《薬物などの使用によって競技能力を高めるドーピングを防止する法律制定に…》。

 政府は、アベ様らの「組織的なドーピング」=ドアホノミクス原発「麻薬」死の商人…枚挙に暇なしなのに、放置しといて、よく言うよ。それを支える経団連原子力「寄生」委員会オメデタイ自公支持者・投票者、…アベ様らとみ~んなで一緒に「組織的ドーピング」しているようなもんである。「反ドーピングの厳しい姿勢」だそうです。

   『●自公投票者が目指す社会?、「公園の人の命を
      支えるためにかけずり回る石崎さんを思うと、情けなくなる」
   『●「弱者に厳しく、強者に優しい」ドアホノミクスは
       「一番大切なものをないがしろにしているのです」
   『●「ピーターパン症候群」のアベ様が語る途方もない「夢物語」
                      ~「息吐く様に嘘つく」「ボンクラ」~
   『●アベ王国の「一億総弓矢化社会」、
      その矢で一体何人の子どもたちを刺し貫くつもりか?
   『●「原子力は血液」・・・・・・ではなく、「原子力=核」は「麻薬」
   『●談合: 原子力「ムラ寄生」規制委員会から
      運営交代を申し付かったあの日本原子力研究開発機構
   『●核燃サイクル=「ホワイト・エレファント… 
     私たちはいつまで、エサ代を払い続けなくてはならぬのか」?
   『●核発電所は『プルトニウムをつくる装置』…
     …プルトニウムの蓄積・核兵器転用=世界は「それも」怖れている

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http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015121901001805.html

政府、ドーピング防止法検討 東京五輪見据え 
2015年12月20日 02時00分

 政府が、薬物などの使用によって競技能力を高めるドーピングを防止する法律制定に向けて検討を始めたことが19日、関係者への取材で分かった。組織的なドーピングでロシア陸連が国際陸連から資格停止処分を受けたほか、他競技への影響も指摘されている事態を踏まえ、2020年東京五輪・パラリンピックに向け、反ドーピングの厳しい姿勢を国内外に示す必要があると判断した。

 近く弁護士や医師らで構成する検討チームを設置。関係団体へのヒアリングなどを実施し、法案の内容を話し合う。

(共同)
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●談合: 原子力「ムラ寄生」規制委員会から運営交代を申し付かったあの日本原子力研究開発機構

2015年12月20日 00時00分46秒 | Weblog


東京新聞の記事【原子力機構 続く「不透明な契約」 関係企業・団体に222億円】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015120402000120.html)。

 《約一年間で少なくとも二百二十二億円の業務を、二十八のファミリー企業・団体に発注》。

 原子力「ムラ寄生」規制委員会から運営交代を申し付かったあの日本原子力研究開発機構が、ドブガネに続いて、今度は「談合」。インドをはじめ、このニッポンから「原発輸入」したい国々は、よ~く考えた方が良いですよ、悪いことは言いませんから。

   『●自公議員に投票したことの意味:
     原発は「重要なベース電源」、さらに「もんじゅ」「核燃サイクル」継続
   『●「もんじゅ」の知恵ではなく、
      「絵に描いた餅」に「一日当たり五千五百万円」!
   『●「原子力は血液」・・・・・・ではなく、「原子力=核」は「麻薬」
   『●「回らない核のサイクル」六ヶ所村: 
       どちらも「地獄」という二択だったのか?
   『●(悪)夢よもう一度?: こっそり「高温ガス炉」
      と呼んでいるが、それは原発であり「高温ガス原子炉」
   『●核燃サイクル=「ホワイト・エレファント…
     私たちはいつまで、エサ代を払い続けなくてはならぬのか」?
   『●「夢の高速増殖炉」もんじゅ、「夢から覚める時が来た」
                 ……とっくに目覚めの時は過ぎている
   『●全く知恵の無い「もんじゅ」は発電もせずに、
      「年間の電力消費量は一般家庭約二万五千世帯分にも上る」
   『●核発電所は『プルトニウムをつくる装置』…
     …プルトニウムの蓄積・核兵器転用=世界は「それも」怖れている

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201512/CK2015120402000120.html

原子力機構 続く「不透明な契約」 関係企業・団体に222億円
2015年12月4日 朝刊

 OBらが経営する「ファミリー企業」への不透明な発注が問題視されてきた日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)が、今年九月末までの約一年間で少なくとも二百二十二億円の業務を、二十八のファミリー企業・団体に発注していたことが本紙の調べで分かった。全発注額の二割近くを占める。あり方を見直すと表明した四年前の二百七十七億円からあまり改善されていない機構運営費の大半は税金でまかなわれている。 (小倉貞俊山川剛史

 本紙は、機構が公表している昨年九月から今年九月までの発注データを基に、機構自らが「関係法人」と認定している三十六法人の受注状況を調べた。

 その結果、計千百八十九億円の発注のうち、二百二十二億四千万円が二十八の関係法人に流れていた。契約が複数年にまたがり、集計した期間には計上されていない契約もあり、実際の金額はもっと多い可能性が高い。うち二十三法人では、現在も機構OBが社長などを務めている。

 二百二十二億円のうち、八十億円は核防護などを理由とした随意契約で、残る百四十二億円は一般競争入札だった。競争入札の詳細は公開されていないが、ファミリー企業一社だけの応札だったり、ファミリー企業同士の競争だったり、実質的には競争がなかったケースが多数含まれている

 機構のファミリー企業問題をめぐっては、福島の原発事故前から「不透明な随意契約が多すぎる」などの批判があった。機構は、入札に参加できる条件を緩くするなど改善に取り組んできたとされる。

 しかし、今回の集計では二十八法人のうち十七までが、売上高の三割以上を機構に依存。ほぼ100%の団体も複数あった。随意契約の中には、警備や清掃などその業者でないとできない業務なのか疑問が残るケースも少なからずあった

 自民党行政改革推進本部の秋本真利衆院議員は、警備業務などは競争入札が適切だとして、来年度予算編成前に機構の発注のあり方を見直す方向で精査を進めている。


◆問題ないと認識

<原子力機構の広報担当者の話> 随意契約を続けているケースは、核物質の防護に関する情報が広がるのを限定するためで、その業務を熟知している(従来の)社と契約せざるを得ない。入札者がほかにいないケースなどについては、入札の参加要件が厳しくなかったか、募集期間が適正だったかなど、外部の有識者委員会などでチェックしている。問題はないと認識している。


談合といっていい
五十嵐敬喜(たかよし)・法政大名誉教授(公共事業論)の話> まともな競争もないまま国の法人が、OBらの経営する企業に発注するのは不適切だ。警備業務などを随意契約にする必要性も明確でない。ファミリー企業同士が入札で競っても、それは談合といってもいい。

 福島の事故から五年近くになってもいまだ不透明な構図が続く背景には、原子力ムラの復権があり、傷痕に消毒液を塗るような処置だけではもう直せない。国民が、国の不当な支出に対し監査請求ができる仕組みを検討するべきだ。

日本原子力研究開発機構> 文部科学省所管の独立行政法人で、2005年、当時の日本原子力研究所と核燃料サイクル開発機構が統合して発足した。茨城県東海村に本部を置き、職員は約3700人。略称はJAEA。高速増殖原型炉もんじゅの運営のほか、放射性廃棄物の処分や東京電力福島第一原発の廃炉などの技術開発を担う。もんじゅの点検漏れ問題では、運営者を機構から変えるよう原子力規制委員会が文科省に勧告した。
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●「経団連の忠誠ぶりを愛でて、安倍は「法人税をさらに軽減する」…」…経団連が望む「1億総活躍社会」

2015年12月19日 00時00分18秒 | Weblog


nikkan-gendaiの記事【永田町の裏を読む ナチスばりの総動員体制を拒絶する意思/高野孟】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171330/2

 《その経団連の忠誠ぶりを愛でて、安倍は「法人税をさらに軽減する」と言うが…》。

 0%ではなく、消費税8%据え置きかどうかの軽減税率議論という、自公のアホらしい猿芝居。「袖の下」「賄賂」を貰わんがための法人税減税。アベ様に忠実な経団連がよほどカワイラシィ~のでしょう。
 経済的徴兵制悪徳企業型徴兵制……経団連が望む「1億総活躍社会」へGO!、っだ。

   『●「恥」…室井佑月さん「この国は人殺しの
      道具の武器まで売って、金を稼ぎたい国になってしまった」
   『●「戦争屋」「死の商人」の胸に
     「老人のワッペン」はお似合い……「血税と赤紙」の時代
   『●ノーベル平和賞「国民対話カルテット」は
     「武器は何も解決せず」……ニッポンの経団連は武器輸出推進
   『●経営者団体を含むノーベル平和賞
     「国民対話カルテット」は「武器より対話を」…ニッポンの経団連は?

   『●「戦争屋」国家に憬れるニッポン……
       その内外で起こっていること、「歪んだ連鎖」

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http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/171330/2

高野孟 永田町の裏を読む
ナチスばりの総動員体制を拒絶する意思
2015年12月10日

     (安倍首相と榊原経団連会長(C)日刊ゲンダイ)


 日経新聞株式面のコラム「大機小機」は、短文ながら鋭い批評が飛び出すことがあり、欠かさず目配りしているファンも多い。8日付の同欄は筆名「無垢」氏の担当で、タイトルは「日本版『国家資本主義』でいいのか」。官民協調の名のもとに政府が経団連を呼びつけて、賃上げしろ、設備投資を増やせ、料金を値下げしろと強制するのは「企業経営の根幹を政府に握られているようなもの」で、「戦前の大政翼賛会や産業報国会を思わせる」と、手厳しい。

 情けないのは経団連の榊原定征会長で、安倍晋三首相の前で「設備投資を3年間で10兆円増やす」とか「来年は今年を上回る賃上げを目指す」とか約束している。そもそも、経団連会長が各企業の経営責任を担えないのだから、設備投資や賃上げの見通しを政府に約束などできるはずがない

 「少なくとも石坂泰三、土光敏夫といった経団連会長だったら、政府の要請を断り政府がやるべきことは何かを諭していただろう」と同コラム。同感だ。石川や土光の頃は「財界総理」と呼ばれて、首相と同格か、それ以上の国家運営に関わるご意見番として重きをなしていた。それに比べると、今の会長は「そういえばあの人、どこの会社の出身だっけ?」と言われてしまうような(東レだが)小者で、安倍のナチスばりの1億総動員体制づくりの提灯持ちを演じて恥じるところがない。

 その経団連の忠誠ぶりを愛でて、安倍は「法人税をさらに軽減する」と言うが、富岡幸雄著「税金を払わない巨大企業」(文春新書)が指摘するように、経団連加盟1329社の中には法人税を払っていなかったり、払っていても法定税率をはるかに下回る数%や1%以下の実効税負担率で済ませている大企業がゴロゴロある。こういう「節税」という名の公然たる巨額脱税行為を野放しにしておいて、庶民には等しくふりかかる消費増税を押し付けようというのがアベノミクスの本質である。

 8日付の毎日新聞にも「官民対話 政府は介入しすぎ」という横浜市の若い会社員の投書が載っている。携帯電話の料金引き下げを大手3社に提案したのは「大きなお世話」で、企業は国営ではない。「1億総活躍会議は来夏参院選のためのパフォーマンスにしか見えない」と見抜いている。

 政府と経済界が茶番に等しいなれ合い劇国民を欺こうとしても無理で、おそらく参院選で多くの人々は安倍流の国家社会主義による総動員体制を拒絶する意思を示すのではないか。
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●ワタミ過労死自殺訴訟和解: 問題は、そんなダークな企業の会長が自民党の政治家になったこと

2015年12月18日 00時00分31秒 | Weblog


東京新聞の社説【ワタミ謝罪 経営者の責任は重い】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015121002000132.html)。

 《人を使い捨てにするような経営は大きな代償を伴う。……企業の代表例として注目されてきたワタミ過労自殺訴訟の和解はそれを印象づけた。他の企業も襟を正し、防止策を徹底すべきだ》。

 かつて、ダークな企業のダークな言い訳……「彼女の自殺はワタミの「社風」に合わなかったため、と言わんばかりの言い草」。

   『●黒い企業の言い訳、「彼女の自殺はワタミの
     「社風」に合わなかったため、と言わんばかりの言い草」

 問題は、そんなダークな企業の会長が政治家になったこと。そんな政治家「Mr.ワタミ渡辺美樹参院議員」を誕生させた自公支持者……自分の一票がそんな政治家を生み出していることに自責の念は無いのか?

   『●どうした風の吹き回し? 産経系が宇都宮健児さんの好意的記事
    《ワタミの渡邉美樹会長がツイッターで「彼女の精神的、肉体的負担を
     仲間皆で減らそうとしていました」「労務管理できていなかった
     との認識は、ありません」などと発言

   『●働くとは何か? 死ぬために働く・・・・・・
    《残業で不正手続き ワタミ過労死 労使協定 形だけ

   『●「利益率の向上」だけのために働かされる・・・・・・
    《今度は介護施設入居者が水死ーー「ワタミ」渡邊美樹会長が
     続ける社員“奴隷労働”のツケ!?

   『●働くとは何か?: 「社員は「定額使い放題」へ」
    《「驚くことに、『ワタミ』の会長が自民党の参院候補に取り沙汰されています。
     長時間労働で追い詰められた女性社員の自殺が労災認定されても、
     会長は『労務管理できていなかったとの認識はありません』と
     悪びれることもない。そんな人物を公認すれば、もはや自民党は
     ブラック企業促進政党というしかありません」(今野氏)》

   『●メルマガ【 PUBLICITY 】紹介:
      古川琢也さん『ブラック企業完全対策マニュアル』
   『●自民党の目指す社会とは?
   『●「TPP断固反対」公約反故に続き、ブラック企業対策をコッソリ削除?
   『●「アベノミクスの化けの皮」『週刊金曜日』
      (2013年7月5日、950号)についてのつぶやき
    「これは自民党が目指す社会が垣間見える。片岡伸行氏
     【ワタミ過労自殺者遺族ら 自民党に公認撤回など要請】。
     撤回どころか、日刊ゲンダイによると
     【自民公約「ブラック企業対策」コッソリ削除】、
     「TPP断固反対」問題のようにならないように?」

   『●働くことと内部留保: 「業務上過失致死」を引き起こそう
                   と思って、誰がいったい働くだろうか?
    《またワタミ関連死、「何人死なせれば満足する」と猛烈批判
    《また老人が溺死、ワタミの底なし暗部

   『●自民党投票率を大きく上回る得票率7割の
      「圧倒的」「ぶっちぎり」で「ブラック企業大賞2013」受賞
   『●「報われない国」の労働環境の「質」の劣化
    《「365日24時間死ぬまで働け」「いますぐ、ここから飛び降りろ!」
     ――。いずれも今年の「ブラック企業大賞」に輝いたワタミの
     創業者・辺美樹参議院議員の発言だが…》

   『●「資本主義の狂気」 『週刊金曜日』
      (12月13日、972号)についてのつぶやき
    「片岡伸行氏【ワタミ過労自殺で遺族が提訴 渡邊氏の責任も問う】、
     「入社後一ヵ月間の残業が一四一時間という過酷な労働実態に加え
     ・・渡邊氏の『理念集』・・の暗記テストや研修会への参加を
     義務づけられ・・」。未来工業
     (http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/f247d5be5320930d4081266536d0f489)」

   『●「精神疾患と〝薬漬け〟」
      『週刊金曜日』(2014年2月21日号、980号)について
    「須田光照氏【ワタミ過労死裁判始まる 渡邊氏は出廷せず】、
     「入社から約2カ月後に過労死した問題で、遺族が・・渡邊美樹
     参議院議員ら・・東京地裁で開かれた」」

   『●自公支持者を「嗤う」、あれで「採決」「可決」!?:
      自公支持者も「听う」ことが出来なくなる日は近い

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015121002000132.html


【社説】
ワタミ謝罪 経営者の責任は重い
2015年12月10日

 人を使い捨てにするような経営は大きな代償を伴う。ブラック企業の代表例として注目されてきたワタミの過労自殺訴訟の和解はそれを印象づけた。他の企業も襟を正し、防止策を徹底すべきだ。

 「創業者の理念に基づき、従業員に過重な労働を強いた。最も重大な損害賠償責任を負う」

 八日に成立した和解は、ワタミグループの創業者であり当時の社長である渡辺美樹参院議員の法的責任について認め、計一億三千万円の損害賠償を支払うこととした。

 同グループの居酒屋「和民」で起きた過労自殺は、あまりにも痛ましい。

 訴状などによると、森美菜さん=当時(26)=は二〇〇八年四月に入社し、中旬に店舗に配属。慣れない大量調理を任された上、連日の深夜勤務を強いられた。残業は月百四十一時間に上った。休日も研修や会社行事へ参加させられ、配属から一カ月後には適応障害を発症。二カ月後にマンションから飛び降りた。「体が痛い。どうか助けて下さい」とのメモが残されていた。

 ワタミ側は和解で、労働時間を正確に把握することなどの過重労働対策にも同意。遺族は「いい会社になってほしい」と語った。

 過労死が起きるような体制を放置しておけば、経営者の責任が問われる。ワタミに限らず、他の多くの企業の経営者もその重みを受け止めてほしい。

 過労死は後を絶たない。一四年度の精神障害による労働災害の認定は四百九十七人で、そのうち過労自殺は未遂も含めて九十九人と、ともに過去最多だ。

 労災認定された人のうち過労死認定ラインを超える時間外労働が月八十時間以上の人は四割を占めていた。長時間労働を是正することは急務である。

 政府は、二〇年までに週六十時間以上働く人の割合を5%以下にするなどの目標を盛り込んだ過労死防止対策大綱を策定。労働基準監督署が一部の事業所を抜き打ちで監督指導するなどの対策をとるが、決め手にはならない。

 日本では労使協定を結べば、際限なく従業員を働かせることができる。一方、フランスやドイツなどでは、これ以上働かせてはならないという総労働時間の罰則付き上限規制を定めている。日本でも導入を検討するべきではないか。

 働く人の命と健康を守ることは最優先だ。それを国も企業経営者も肝に銘じてほしい。
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●「自治と基地」: 翁長雄志沖縄県知事「日本に、本当に地方自治や民主主義は存在するのか」?

2015年12月17日 00時00分06秒 | Weblog


東京新聞の社説【翁長県政1年 「自治と基地」重い問い】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015121002000131.html)。

 《翁長雄志沖縄県知事が就任してきょうで一年。米軍基地新設をめぐる安倍政権との攻防は激しさを増している。地方自治体は基地受け入れの是非を自己決定できないのか。翁長氏の問い掛けは重い》。

 番犬様のために辺野古破壊するアベ様ら。《安倍政権は選挙で繰り返し示された民意を無視して「県内移設」を強引に進め、反対する名護市の頭越しで辺野古周辺三地区に補助金を直接交付する、という》。アベ様らによる辺野古破壊、「沖縄差別」等を直ちに止めさせなければならない。「自治と基地」……翁長雄志沖縄県知事「日本に、本当に地方自治や民主主義は存在するのか」?、という問いに明確な答えを。

   『●「うちなーんちゅ、うしぇーてー、ないびらんどー
               (沖縄人を見くびってはいけない)」
   『●独裁国家・アベ様政権相手に「けんか」できる
      翁長雄志知事の叫び、「うしぇーてぃないびらんどー」

   『●辺野古破壊: 「いい正月になる」なんて、
     仲井真氏もアベ様らも猿芝居をしていたんじゃないのか?
   『●「法令に基づいて粛々と対応する」「法治国家」ニッポンならば
                         辺野古破壊を直ぐに停止すべき

   『●菅義偉官房長官は辺野古破壊の「工事を
      再開させていただく」と表明: 「時間稼ぎ…あまりにも不誠実」

   『●沖縄差別は続く: 黙殺により、「『日本を取り戻す』の
           中に沖縄は入っていない」ことをアベ様が表明
   『●稲嶺進名護市長「やり方が普通じゃない。
      地方分権の無視だ。法治国家としてやることか」
   『●本体工事=辺野古沖の埋め立て工事は
      「翁長知事があらゆる知事権限を駆使すれば絶対できない」
   『●一体どこが法治国家か? アベ様やスガ殿ら
      自公議員(公明も同罪)がやっていることは「傲慢」で沖縄差別
   『●アベ様らは何が何でも辺野古破壊、
     「ヒラメ裁判官が、よりによってこのタイミングで那覇支部長」に就任

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http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015121002000131.html

【社説】
翁長県政1年 「自治と基地」重い問い
2015年12月10日

 翁長雄志沖縄県知事が就任してきょうで一年。米軍基地新設をめぐる安倍政権との攻防は激しさを増している。地方自治体は基地受け入れの是非を自己決定できないのか。翁長氏の問い掛けは重い。

 米軍普天間飛行場(宜野湾市)の名護市辺野古沿岸部への「県内移設」をめぐる訴訟が先週始まった。埋め立て承認を取り消した翁長知事の処分は違法だとして、国土交通相が知事に代わって取り消し処分を撤回する「代執行」を認めるよう、国が求めたものだ。

 翁長氏は意見陳述で「沖縄県にのみ負担を強いる今の日米安保体制は正常といえるのか。国民の全てに問い掛けたい」と述べた。

 裁判で直接問われるのは、前知事の埋め立て承認や翁長氏の取り消し処分の是非であり、十分な審理が行われるべきではある

 同時に、翁長氏がなぜ取り消しに至ったのかという背景からも目を背けてはならない。

 国土面積の1%に満たない沖縄県に、在日米軍専用施設の74%が集中し、訓練に伴う騒音や事故、米兵による事件、戦争に加担するという心理的圧迫など、県民は過重な基地負担を強いられている

 にもかかわらず、新たな米軍基地を県内に建設することは押し付けではないのか。翁長氏が提起した問題を裁判所だけでなく、すべての国民が深く考えるべきだ。

 また、翁長氏は「日本に、本当に地方自治や民主主義は存在するのか」とも問い掛けた。

 地方自治法は、防衛など「国際社会における国家としての存立にかかわる事務」は国の役割と定めるが、これは、自治体は口出しするなということではあるまい

 自治体と国との関係は二〇〇〇年の地方分権一括法施行で、従来の「上下・主従」から「対等・協力」へと大きく転換した。住民の平穏な暮らしを守り、自然環境を保護する観点から、自治体がその権限を行使するのは当然だ

 安倍政権は選挙で繰り返し示された民意を無視して「県内移設」を強引に進め、反対する名護市の頭越しで辺野古周辺三地区に補助金を直接交付する、という。

 地域を分断し、憲法に定められた地方自治や民主主義に対する重大な挑戦でもある。看過することは到底できない。

 普天間飛行場の「移設」問題は、在日米軍基地の負担に加え、地方自治の在り方をも問うている。沖縄県以外に住む私たちにもかかわる重大な問題提起である。
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