Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●官房機密費「ヤミ金」=「官邸の裏金」…カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党を揺るがす中國新聞の「大スクープ」だったというのに…

2024年09月26日 00時00分16秒 | Weblog

[※《自助》大好きオジサン・元最低の官房長官と学商 日刊ゲンダイ 2020年9月7日)↑]


(2024年09月23日[月])
もっと報じてくれよ…《官房機密費国庫から引き出される金でありながら領収書不要、支払い先を明かす必要がないヤミ金」…「官邸の裏金」》。

   『●もっと報じてくれよ…《官房機密費…国庫から引き出される金でありながら
      領収書不要、支払い先を明かす必要がない「ヤミ金」…「官邸の裏金」》

 集英社オンラインの記事【「安倍政権の幹部4人が河井夫妻に現金6700万円の裏金を提供か?」スクープした中国新聞VS自民党、その戦いの裏側】(https://shueisha.online/articles/-/251518)によると、《自民党の衆院議員だった河井克行が妻・案里の参院選出馬に際し、広島の議員らに現金を自ら配って回った前代未聞の買収事件。その額は100人で計2871万円にのぼる。なぜ、この事件は起きたのか。広島の地元紙である中国新聞は、取材を続けるうちに買収の資金源とも目される自民党の巨額「裏金」問題にたどり着いた。衝撃のメモの発見から総力をあげての取材に至るまでの様子を、中国新聞「決別 金権政治」取材班が書いたノンフィクション『ばらまき 選挙と裏金』から抜粋・再構成してお届けする》。

 カルト協会とヅボヅボな「利権」「裏金」「脱税」党という泥棒集団・犯罪者集団・反社組織の「頭目」選び、総裁選…《裏金事件や…統一教会…問題で、厳しい批判を受けたのに、いまやお祭り気分なのだろうか》…。何もかも無かったことに? その一つ、中国新聞のスクープ、官房機密費=《ヤミ金》「政府が保管し支出する公金」を「利権」「裏金」「脱税」党の選挙運動に支出、趣旨目的外に使用した件は全く報じられないのだが、一体どうなっているのか? (リテラ)《大手マスコミはこの中国新聞の大スクープを黙殺》する理由は? 《その理由のひとつは、官房機密費がメディアや御用評論家や安倍応援団ジャーナリストなどにも流れていたからではないのか。…政治評論家を官房機密費で懐柔することは永田町の“公然の秘密”》。
 (麻生太郎政権時に官房長官を務めた河村建夫氏か?)《「総理2800 すがっち500 幹事長3300 甘利100」というメモ…前述した元官房長官経験者は今回、「…(500万円は官房長官はやろうと思えばできる」と語っている》。予てからそうではないかと疑っていましたが、やっぱりアノ《ヤミ金官房機密費を選挙に使っているのではないか? アノ「買収の原資の原資の出所は《ヤミ金》だったのでは?

 リテラの記事【傀儡・小泉進次郎が改革できない“キングメーカー菅義偉”の官房機密費疑惑! 不正選挙やメディア対策にも】から再度、《とくに、進次郎氏には絶対にメスを入れられない問題がある。それは「官房機密費」の問題だ》、《■菅義偉は第二次安倍政権下で95億円超もの官房機密費を支出!うち86億以上が領収書なしの“ヤミ金” 官房機密費は、全体の9割が官房長官の裁量で機動的に使える「政策推進費」に割り当てられており、国庫から引き出される金でありながら領収書不要、支払い先を明かす必要がないヤミ金」「究極のブラックボックス」というべき状態にある。ようするに、「官邸の裏金」だ》。

   『●《広島県府中町議が、昨年5月に克行容疑者に白封筒に入った現金
     30万円を渡された際、克行容疑者から「安倍さんから」と言われた》
    「アベ様マネー1.5億円の原資は? 税金でしょ? アベ様のポケット
     マネーな訳がない。《安倍マネー》の原資は、まさか、税金?
     #素淮会方式? 官房機密費? 河井夫妻の捜査が進めば、その辺も
     掘り繰り返されるのかな?」

   『●《官房機密費…3つからなり、このうち「調査情報対策費」「活動
     関係費」は領収書が必要となる。問題は「政策推進費」》…〝ヤミ金〟
    「リテラの記事【菅義偉首相が使った官房機密費の“ヤミ金”は78億円!
     河井夫妻や安倍応援団にも? マスコミはパンケーキよりこの問題を
     報じろ】」

   『●しんぶん赤旗スクープ…《官房機密費(内閣官房報償費)は95億
     4200万円超…菅氏が自身に支出したのは86億8000万円超にものぼる》
   『●中國新聞の大スクープ(2020年1月家宅捜査時押収メモ)「総理2800
     すがっち500 幹事長3300 甘利100」…検察は捜査のメスを入れず!?
    「「すがっち」は、まさか官房機密費、《領収書不要の「政策推進費」》
     から支出していないでしょうね? 「買収の原資」の原資の出所は?」
     (リテラ)《また、官房長官だった菅氏には、官房長官の裁量で
     機動的に使える「官房機密費」があり、2019年には自民党本部から
     二階氏個人に約10億円もの「政策活動費」が渡っている。これらの
     政治資金は使途公開の義務がないため、買収のための原資として
     流れていても、何ら不思議はないものだ》」

   『●《検察は行政機関でありながらも政治からの中立性と独立性が求めら
     れる。しかし、安倍官邸は法務省を通じて検察の捜査に介入していた…》
   『●やはり《ヤミ金》を使用…《裏金だけじゃない! 官房機密費を選挙資金
      に不正使用疑惑も次々…安倍首相から現金100万円手渡しとの証言も》
   『●《すがっち500》は予想通り…官房機密費=《ヤミ金》「政府が保管し
     支出する公金」を利権裏金脱税党の選挙運動に支出、趣旨目的外に使用
   『●もっと報じてくれよ…《官房機密費…国庫から引き出される金でありながら
      領収書不要、支払い先を明かす必要がない「ヤミ金」…「官邸の裏金」》

=====================================================
https://shueisha.online/articles/-/251518

2024.09.23
「安倍政権の幹部4人が河井夫妻に現金6700万円の裏金を提供か?」スクープした中国新聞VS自民党、その戦いの裏側
中国新聞「決別 金権政治」取材班

自民党の衆院議員だった河井克行が妻・案里の参院選出馬に際し、広島の議員らに現金を自ら配って回った前代未聞の買収事件。その額は100人で計2871万円にのぼる。なぜ、この事件は起きたのか。広島の地元紙である中国新聞は、取材を続けるうちに買収の資金源とも目される自民党の巨額「裏金」問題にたどり着いた。

衝撃のメモの発見から総力をあげての取材に至るまでの様子を、中国新聞「決別 金権政治」取材班が書いたノンフィクション『ばらまき 選挙と裏金』から抜粋・再構成してお届けする。


■衝撃の検察押収メモ

東京地検特捜部の検事による取り調べを録音したデータが明るみに出て以降も、広島地裁では現金受領議員らの公判が粛々と続いていた。そんな中、中国新聞が追い続けていた問題の突破口が見え始めていた。

安倍政権中枢の裏金が買収の原資になった疑いがある─

かねて取材班は、関係者から確たる情報を得て、その疑惑を報じてきた。しかし、誰がいくらを提供したのか。具体的な情報まではつかめていなかった。

裏金は参院選当時に案里陣営に肩入れした政権の闇そのものだった。しかも、仮に政権幹部が買収資金に使われることを知って提供した場合、その幹部も共謀相手として買収罪に問われかねない政権の重大な疑義だった

取材班のメンバーは各部署に散らばって以降も、事件の真相に迫ろうと、数多くの関係者に当たり続けた。しかし、どの関係者も口が堅く、断片的な情報しか集まらなかった。「5年後、10年後でもいい。いつか紙面に刻もう」。最年長の荒木紀貴は自らに言い聞かせるように、記者に発破をかけていた。

その埋もれた特ダネを急転直下、つかめたのが2023年秋のことだった。一連の買収疑惑が浮上してからは4年近くが経過していた。

中国新聞がつかんだのは、安倍晋三をはじめとする当時の安倍政権の幹部4人が主犯の克行に現金6700万円の裏金を提供したという疑惑だった。証拠となる手書きメモがあるという。

関係者によると、メモはA4判。検察当局が20年1月に広島市安佐南区の克行宅を家宅捜索した際に押収していた

     ((画像) 河井克行の自宅から押収されたメモの記載内容 書籍より)

     (すべての画像を見る

上半分に「第3  7500万円」「第7  7500万円」と書かれ、それぞれ入金された時期が記入されていた。自民党本部が参院選前の19年4~6月に克行の自民党広島県第三選挙区支部と案里の党広島県参院選挙区第七支部に振り込んだ各7500万円を示すとみられる。当初、買収の原資になったと疑われた1億5000万円のことだ。

「第3  7500万円」「第7  7500万円」と書かれた下には、「+現金6700」と書かれ、さらにその下に「総理2800 すがっち500 幹事長3300 甘利100」と記されていた。いずれも手書きで、克行とみられる筆跡だった。

「総理」は総理大臣の安倍、「すがっち」は官房長官の菅義偉、「幹事長」は自民党幹事長の二階俊博、「甘利」は自民党選挙対策委員長の甘利明=いずれも肩書は当時=を指すと検察は分析していた。数字は提供した金額を万円単位で示しているとみられる。

このメモが示しているのは、自民党本部が河井夫妻の党支部に振り込んだ1億5000万円とは別に、安倍政権の幹部4人から計6700万円の裏金が現金で克行に提供されていたという疑惑だった。

安倍政権は既に退陣していたとはいえ、自民党を揺るがす大スクープ」になりうるネタだった。


■確かな筋から得た情報であり、間違っていない

取材班がどこからそのメモの存在を知り得たか。それを明らかにすることは絶対にできない。どの記者がつかんだのかさえ言うことはできない。記者には取材源を守る義務があるからだ。

しかし、これだけなら言える。確かな筋から得た情報であり、間違っていない、と。「安倍さんから」「二階さんから」と言って現金を配り歩いていた河井夫妻。菅、甘利も参院選で案里を支援しており、全てが符合していた。手が震えるほどの衝撃を感じていた取材班の誰もが、その真実性に確信を持っていた。

「このネタはあまりに大きい」。この疑惑の幹部にどう取材するのか。どう紙面に刻んでいくのか。取材班は目の前に持ち上がった大きなヤマに、はやる気持ちを抑えつつ、何度も会議を重ねた。

こうした特ダネを扱う時、たとえ絶対に間違っていない事実だとしても、その反響の大きさを想像すると、時として尻込みしてしまうことがある。ひるまず覚悟を持って、書く勇気が問われる局面だった。

関係者に当たり続ける各記者の取りまとめ役を担ってきた荒木に迷いはなかった。ただ、編集局幹部の賛同を得ないことには勝負はできない。

まずは、編集局の最大の記者集団である報道センター社会担当を束ねる社会担当部長の城戸収(50歳)に相談した。政治・行政取材の経験が豊富で東京支社時代には安倍政権の取材を担った経験もある。

     (故・安倍元首相 写真/shutterstock)

ネタの内容を告げると、「最速でいこう応援の記者はいくらでも出す」と言った。編集局次長の木ノ元陽子(52歳)も「すごいネタじゃーんいこう」と賛同してくれた。

最終関門は編集局長の高本孝(61歳)だった。この日は退社していたので、翌日に相談することにした。その間、時間があったせいか、荒木は「もしゴーサインが出なかったらどうしようか」とも考えた。これまでの各記者の努力はもちろん、ネタが持つ公共性を考えると、取材班のまとめ役である自分が進退を賭けてでも紙面に出さないといけないとも気負っていた。

翌日、高本にネタの内容を説明し、判断を仰いだ。荒木の心配は取り越し苦労だった。高本はその場で即決した。「これは世に出さないといけないネタいこう」。いつも通りの穏やかな口調だったが、明確な言葉で背中を押してくれた。


■いわゆる「突撃取材」

今回の疑惑は関係者が多いだけに、チーム取材となる。本社の報道センター社会担当からは和多正憲と河野揚を応援にもらい、編集委員の荒木とともに計3人で上京。中川雅晴をはじめ東京支社編集部の4人と合流し、7人体制で取材に臨むことにした。

和多は広島市政チームをまとめるキャップだが、20~21年に編成されていた専従取材班の当時からこの事件を追ってきた。河野は県政チームのサブキャップを務めているが、東京支社時代の20~21年に河井夫妻の公判取材を担当。腱鞘炎になりながら連日、長時間の公判を取材し、記事を書き続けた。

東京で出迎えた中川は、同じ熱量で取材できる先輩記者2人と再会してうれしくなった。

取材の前線拠点は総理大臣官邸の向かいにある国会記者会館内の会議室に置いた。中国新聞の記者は普段、ほかの地方紙10社とともに記者会館の一室を共有して仕事をしているが、今回のネタの内容や大きさを考えると、地方紙仲間といえども、情報管理に注意する必要があり、別室を用意してもらった。

記事を出すには、疑惑メモに記載された4人のうち、亡くなった安倍を除く菅、二階、甘利の3人に取材する必要があった。情報漏れのリスクを考えると、一斉に当たるしかない。決行日は9月7日の木曜日にした。それには理由があった。

自民党の派閥の多くが、毎週木曜日の正午に会合を開いていた。いわば、数が力とされる派閥にとっては、国会議員に他派閥との掛け持ちを許さない同じ時刻に開くことで、結束を確かめる場となっていた。

取材班はその会合に合わせて「アポなし取材」をすることにした。いわゆる「突撃取材」である。無派閥の菅を除き、二階派を率いる二階、麻生派にいる甘利はそこで取材できる可能性があった。

何度も繰り返してきた突撃取材だが、これほどの「大物」に当たるのは誰も慣れてはいなかった。



ばらまき 選挙と裏金
中国新聞「決別 金権政治」取材班
2024年8月21日発売
1,100円(税込)
文庫判/464ページ
ISBN: 978-4-08-744685-2

政治家夫妻が自ら現金を配って回った前代未聞の買収事件から発展し、政府・自民党の不透明なカネの問題に切り込んだ、渾身の調査報道!

「事件はまだ終わっていない」

自民党衆院議員が妻の参院選出馬に際し、地元の議員らに現金を自ら配って回った前代未聞の買収事件。その額は100人で計2871万円にのぼる。なぜ、この事件は起きたのか。本当の“巨悪”は誰なのか。広島の地元紙が総力を挙げて「政治とカネ」の取材を続けるうち、買収の資金源とも目される自民党の巨額「裏金」問題へと繋がってゆき――。政権中枢の問題をあぶり出した取材とその裏側を描く、執念のノンフィクション。
=====================================================


コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ●泥棒集団・犯罪者集団・反社... | トップ | ●《いまも、死刑囚のまま》な... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

Weblog」カテゴリの最新記事