東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015022702000158.html)。
東京新聞の記事【下村文科相の政治資金に疑義 民主議員が国会質問へ】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022501002240.html)によると、「地方の学習塾経営者らでつくる「近畿博友会」など「博友会」と付いた各地の任意団体をめぐる疑惑」が国会で質疑されたそうです。また別の記事【文科相、任意団体で資金集めか 認識ないまま政党支部献金】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022601001840.html)によると、「下村氏は同日午前の衆院予算委員会で、献金処理を否定したが、政治団体の届け出をしていない任意団体が資金集めを担っていた可能性」があるそうです。
下村博文文科相・・・・・・「『わたしたちの道徳』の活用を唱える下村博文文科相は、そのカネを手に「無償の愛」を感じていたのか」?
『●石坂啓さん「道徳心とか愛国心とかが
コドモたちにとって安全かどうか、なぜ疑ってかからない」』
「道徳教育の教材『わたしたちの道徳』」で、「ドル」っていうところが笑えます。
「道徳」を説く文科相がソレってオッケーなんでしょうかね? 石坂啓さんの「道徳心とか愛国心とかがコドモたちにとって安全かどうか、なぜ疑ってかからない」・・・・・・真剣に疑った方がよさそうです。下村文科相に「道徳」をコドモタチに説く資格はなさそうです。
『●首相からして歴史修正主義者な国の文科大臣の「食言」』
『●「ヘイトの深層」 『週刊金曜日』
(2014年8月29日号、1005号)についてのつぶやき』
「■⑯『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) /
北原みのり氏【メディア仕分け人Vol.97/『朝日』「慰安婦」記事の
「責任」を問う人たち――本当に記事を読んで、理解しているのか?】、
写真キャプション「古屋圭司国家公安委員長
・・・・・・下村博文文部科学相・・・・・・櫻井よしこ」
「特意気な調子で「『朝日新聞』が白旗を上げた」(by橋下徹)などと、
はしゃぐような論調・・」
「・・・・・・石破茂などは〝『朝日新聞』を証人喚問しろ〟と言っている
・・・・・・今回の『朝日新聞』の検証で重要なのは・・・・・・」
「「慰安婦問題」が国のメンツの話などではなく、女性の問題であると、
明言していることだ。橋下徹や石破茂は、本当に、記事を読んだの
だろうか? 読んだとして、理解しているのだろうか?」
■⑳『週刊金曜日』(2014年8月29日号、1005号) /
山口正紀さん【「慰安婦」もなかったことに? 『朝日』検証報道
バッシング】、「これで「日本の名誉」が取り戻せた? 軍慰安所に
軟禁され、毎日日本兵に強姦されて心身に深い傷を負った女性たち。
その痛切な訴えを無視する保守政治家と・・・・・・」
「・・・・・・右派メディア。彼らは『朝日』叩きにかこつけ、
「慰安婦の存在」そのものまで〈なかったこと〉にしようとしている」。
アベ様どころか、下村文科相までが歴史修正主義者の情けなさ
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/672a336de9a85ffa6921deecc7bc5f5c)
『●無節操の図: 橋下元大阪〝ト〟知事も十分に〝ト〟、
そして自民党も同じ穴のムジナ』
『●もんじゅ: 責任者に責任を取っていただきましょう』
『●情けないオトナ達: コドモへの『はだしのゲン』閲覧制限事件』
『●「僕らは「戦争」を知らない?」
『週刊金曜日』(2014年4月25日・5月2日合併号、989号)』
『●アベ様のオツムの中身のネタ元:
「憲法改正、愛国心教育、自虐的歴史教育是正、戦後レジーム脱却」』
それにしても、西川公也農水相、望月義夫環境相、上川陽子法相・・・・・・次から次にま~。「おカネ大好き政治家」ばかりですね。ま~アベ様からしてダークですからね。「愛国」とか、「道徳」とか口には出来んでしょ。
『●「S」で「D」なアベ様と麻生副首相は「政治資金」で
夜な夜な一体何をしているのか? それでも支持??』
『●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます』
『●闇勢力問題だけでなく、アベ様はオカネ(マネー)にもダークだっという話』
『●「統一協会、暴力団、日本会議に
神道議員連盟・・・どうするの」?、とアベ様をヤジり返してみては?』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015022702000158.html】
【コラム】
筆洗
2015年2月27日
文部科学省がつくった道徳教育の教材『わたしたちの道徳』に、こんな話が載っている。ある朝、少年がお母さんに一枚の紙を渡す。<せい求書/お使いちん 1ドル/おそうじした代 2ドル/音楽のけいこに行ったごほうび 1ドル/合計 4ドル>▼母さんは請求通りお金を払う。<お母さんからのせい求書/親切にしてあげた代 0ドル/病気をしたときのかん病代 0ドル…/合計 0ドル>と書かれた紙を添えて▼家族や真の友とは見返りを求めぬ間柄と教えているのであろうが、さて『わたしたちの道徳』の活用を唱える下村博文文科相は、そのカネを手に「無償の愛」を感じていたのか▼下村さんは塾など株式会社が学校を経営できるようにした規制緩和の旗振り役でもあったが、塾経営者らが全国各地で「博友会」なる後援組織をつくり、会員らが献金を重ねていたという。法が求める届け出もしていない団体が献金集めをしていたのではないか。そんな疑惑が浮上した▼「法的に問題なし」と文科相は言っているそうだが、業界との癒着はなかったのか。問われるのは適法性と同時に道徳性でもある▼道徳教育に熱心な下村さんには余計なお世話とは知りつつ、米国の教育思想家デューイの言葉を贈ろう。<道徳的な鍛錬で求められる努力の大半は、自分の過去および現在の行為が生んだ不快な結果を認めるための勇気にある>
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東京新聞の記事【汚染水漏れ1年以上前報告 規制委、対策指示せず】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015022602000132.html)と、
社説【汚染水が海へ 全ての情報を公開せよ】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015022602000147.html)。
あ~アベ様の言う「完全にブロックされている」「状況はコントロール」の悲惨な現実・・・・・・その後、次々に明らかにされる事実や空虚な発言の「悲惨さ、無残さ」。
『●東電原発人災: あ~アベ様の言う
「完全にブロックされている」「状況はコントロール」の悲惨な現実』
「原子力規制委員会は遅くとも二〇一三年十一月、東電から漏出の報告を受けていたのに、排水溝の付け替えなど有効な対策を明確に指示していなかった」。
な~んにも驚きません、だって原子力「ムラ寄生」委員会、原子力「推進」委員会ですから・・・・・・田中俊一 原子力「ムラ寄生」委員会=原子力「推進」委員会 委員長をはじめ委員の皆さんは「規制」などする気もなく、原発再稼働さえできれば彼らは満足。東電原発人災に集中すべきなのに、彼らはそこには全く興味がありません。
『●原子力「ムラ寄生」委員長が
「避難計画審査は不要」であり「当事者が考え」ろ!、とのこと』
「まだ懲りていないのか。東京電力は、福島第一原発の汚染水が外海に流出し続けていたのを放置し、公表もしなかった。原子力につきまとう隠蔽(いんぺい)体質を改善しないと、事故処理も進まないだろう」・・・・・・東電に何を期待しても無理です。
『●「暴走するゾウ、ゴジラを解き放とうという
「愚」」な東電をどのように「信頼」すればよいのか?』
さて、最近で最も驚き、呆れ、腹立たしかった発言・戯言・・・・・・「◆政府なお「状況コントロール」・・・・・・菅義偉官房長官は・・・・・・「港湾外の海水の濃度は法令告示濃度に比べ十分に低い。汚染水の影響は完全にブロックされている。状況はコントロールされている」」!!
まだ言うか! しかも、『影響』はブロックって・・・・・・菅氏の脳細胞の神経回路が「完全にブロック」されているようです。枝野氏の「『ただちには』影響がない」並みの空虚さ。
常々、うすうす菅官房長官はアホ?、と思っていたのですが、今回、確信に。ブログ主の中で、最低の官房長官に認定。
『●アベ様のオツムの中身のネタ元:
「憲法改正、愛国心教育、自虐的歴史教育是正、戦後レジーム脱却」』
「政界には日本会議を支持する「日本会議国会議員懇談会
(日本会議議連)」があるが、そこには安倍政権の主要メンバーが
ズラリなのだ。特別顧問は安倍首相と麻生財務相で、会長は
次世代の党の平沼代表。石破地方創生相が相談役を務め、
副会長には菅官房長官、下村文科相、高市総務相が並ぶ」
『●「「慰安婦」問題の本質とは何か」
『週刊金曜日』(2014年9月12日、1007号)について・・』
「【佐高信の新・政経外科第12回/歴代官房長官の採点者たち】、
「菅官房長官はただのイエスマン・・・・・・民主党政権は『未熟な善』
・・・・・・自民党という『老練な悪』・・・・・・
「愚首相を操る痴官房長官の危険」・・・・・・権力志向の成り上がり
特有のあくどさ」」
『●安心な新「安全神話」: 「万が一事故が起きた場合は
関係法令に基づき、政府が責任を持って対処する」』
「菅官房長官は御嶽山の水蒸気爆発も川内原発再稼働に「全く影響はない」
と言い切っています」
『●「吉田調書と原発」 『週刊金曜日』
(2014年10月10日、1011号)についてのつぶやき』
「テッサ・モーリス=スズキ氏【元オランダ人「慰安婦」は
「強かんと暴行」を証言 菅官房長官が貶めた「日本の地位」】、
「安倍内閣の姿こそ、・・・国際的に不信を買う元凶」。
『●『朝日』の「誤報」よりも、誰が国際社会の印象を
落としているでしょうか?』
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/62a82250c5ba66a70f10829a76237225)」
『●菅義偉官房長官曰く「この問題は過去のものだ。
争点にはならない」・・・・・・なんという言い草!!』
『●火山学者のレベルや噴火予測の精度は知らないが、
超巨大噴火は起こりません、とでも言いたげな田中俊一氏』
「今回の御嶽山の噴火について菅義偉官房長官は、29日の
記者会見で「川内原発再稼働への影響を与えないと思う」
と早々と宣言。今回の噴火事故を受けて再稼働を見直すことを
否定した」
『●辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに、「ロコツな“沖縄イジメ”」』
「ロコツな“沖縄イジメ”だ。安倍政権が来年度予算で、沖縄振興予算を
削減する。概算要求の3794億円を1割程度削る方針だという。
菅官房長官は26日の会見で、「米軍普天間基地の移設計画と
リンクすることはない」と話したが、「よく言うよ」だ」
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2015022602000132.html】
【社会】
汚染水漏れ1年以上前報告 規制委、対策指示せず
2015年2月26日 朝刊
(↑ブログ主注: まことに勝手ながらコピペさせて頂いております
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/images/PK2015022602100038_size0.jpg】)
東京電力福島第一原発の排水溝から、高濃度の汚染水が外洋に漏出している問題で、原子力規制委員会は遅くとも二〇一三年十一月、東電から漏出の報告を受けていたのに、排水溝の付け替えなど有効な対策を明確に指示していなかったことが二十五日、規制委や東電への取材で分かった。現在も、外洋への汚染は続いている。
東電は漏出の兆候として一三年十一月ごろ、1~4号機の山側を通るK排水溝を流れる水に含まれる放射性セシウムなどの濃度が高いことを規制委に報告。昨年四月以降の測定で、法令で放出が認められている濃度基準を上回る数値であることを確認した。
規制委は一四年一月から作業部会で議論を始め、二月には東電に「一五年三月末までに濃度基準を下回るように」と文書で求めた。作業部会では、メンバーから、浄化対策が講じやすい専用港内に排水溝の出口を付け替える案や、海に放出する前にいったん水をためて、基準を満たしていることを確認した後に排出する案などが出された。
ところが、東電は「検討中」「データの整理中」などの答えを繰り返し、結局は排水溝内を清掃する方針を示し、部会で出た改修案はうやむやになった。
その一方、東電は一四年四月から一週間に一回、排水溝の流量や放射性物質の濃度などの測定を開始。日常的に汚染された水が流れ、雨になると濃度が急上昇する状況を明確につかんでいた。
しかし、規制委は東電に測定データを要求せず、東電がどんな対策を練っているのか積極的に把握しようとせず、待ちの姿勢に終始した。その結果、今月二十四日に東電が高濃度汚染水の漏出のデータを報告するまで、規制委は明確に状況を把握できていなかった。
規制委の金城慎司事故対策室長は「東電がデータの整理中と答えていたので、待っていた。排水溝近くののり面をカバーで覆ったり、除染するなど汚染源を取り除いてきたのを確認してきた」と釈明した。
田中俊一委員長は二十五日の記者会見で「排水溝は雨水などがあり、コントロールできない。放置していたわけではなく、会合で議論していた。(規制委に)責任問題はまったくない」と述べた。
(↑ブログ主注: すいません、コピペさせて頂いております
【http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/images/PK2015022602100039_size0.jpg】)
◆政府なお「状況コントロール」
菅義偉(すがよしひで)官房長官は二十五日の記者会見で、東京電力福島第一原発の排水溝から高濃度の放射性物質を含む水が外洋に漏れ続けていた問題について「港湾外の海水の濃度は法令告示濃度に比べ十分に低い。汚染水の影響は完全にブロックされている。状況はコントロールされている」と述べた。政府は遅くても二〇一三年十一月以降、継続的な汚染水漏れを把握しながら、外洋への影響を否定してきた。
安倍晋三首相は二〇一三年九月の国際オリンピック委員会(IOC)総会で、福島第一原発について「アンダーコントロール(管理されている)」と明言。汚染水漏れが続いていた一四年十月の参院本会議で、この発言の撤回を求められた際も「全体として状況はコントロールされている」と繰り返した。
これに対し、民主党の枝野幸男幹事長は二十五日の記者会見で、汚染水漏れについて「まったくアンダーコントロールではない状況が証明されている」と指摘。「(所管する)経済産業省がきちっと監督をしていないことの裏返しだ。国会論戦で責任を厳しく追及していきたい」と述べた。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015022602000147.html】
【社説】
汚染水が海へ 全ての情報を公開せよ
2015年2月26日
まだ懲りていないのか。東京電力は、福島第一原発の汚染水が外海に流出し続けていたのを放置し、公表もしなかった。原子力につきまとう隠蔽(いんぺい)体質を改善しないと、事故処理も進まないだろう。
安倍晋三首相は言った。
汚染水は「全体としてコントロールされ、影響はブロックされている」と。
ところが、高濃度の放射能汚染水が原発構内から外洋に漏れ続けていたことが、明らかになった。
2号機の建屋の屋上にたまったものが雨で流され、排水溝から外に出た。雨が降るたびに放射性セシウムやストロンチウムの濃度が高くなっていた。
2号機は爆発こそ免れたものの、格納容器内の圧力を下げるため、放射性物質の濃度が高い蒸気を外へ放出せざるを得なかった。そのため、1~3号機の中で最も多量の放射性物質を放出したと、されている。
雨水は止められない。汚染水対策の難しさを、あらためて思い知らされた。
だがそれ以上に問題なのは、東電がこのことを一三年十一月には知っていながら公表せず、応急措置も施していないことである。
住民の健康や漁業者の生活に直結する重大な情報こそ、コントロール(操作)され、ブロック(遮断)されていたのである。
原子力業界の隠蔽体質は、かねて指弾されてきた。情報を表に出したがらないムラ社会の体質が、福島の事故につながったという指摘も多い。これだけの惨事を起こしていながら、変われないのはなぜなのか。生命や安全を軽視し続けるのはなぜなのか。
国と東電は、汚染水対策の一環として、建屋の周りに掘った井戸からくみ上げた地下水を、浄化して海に流す方針で、漁業者との協議を進めてきた。
「信頼関係が崩れた」と漁業者が怒るのは当然だ。漁業者にとって、海は生活の糧なのだ。
漁業者だけではない。原発や原子力事業者に対する不信と不安は、3・11で頂点に達した感がある。電力会社に不利な事実やデータをも洗いざらい公開する姿勢がないと、不信はぬぐえない。国民の不安は募る。一つの隠し事があれば、他にもあるのではと、考えて当然である。誠意がなければ理解は得られまい。
首相は汚染水の監視とデータの解析、公表を、命じられないのだろうか。コントロールとブロックを約束したのだから。
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東京新聞の二つの記事【汚染水 外洋に垂れ流し 1年前に把握、放置 福島第一】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022590070904.html)、
【2号機屋上汚染雨水が港湾外流出 東電、昨年5月に把握】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022401002296.html)。
「東京電力が、福島第一原発の排水溝から高濃度の放射性物質を含む水が外洋に漏れ続けるのを放置」、「東電は昨年5月、2号機西側から港湾外につながる排水路の放射性物質濃度が他の排水路に比べて高いことを把握し、原因を調べていたが、海洋流出を防ぐ措置は講じていなかった」。
あ~アベ様の言う「完全にブロックされている」「アンダーコントロール、状況はコントロール」や「世界に向けて「汚染水漏えい問題はない」と言い切ってしまった・・・・・・その悲惨な現実はこんなものである。アベ様の自公政権になってから、一体何をやってきたの? 「原発推進」「原発再稼働」「原発建設」「原発輸出」のみ。狂気であり、正気でない。
『●「原発推進」という結論ありきのパフォーマンス』
『●放射能汚染で「太平洋は終わり」との声が
出るほどの重大事故だというのに、この国は・・・・・・』
『●世界に向けて「汚染水漏えい問題はない」
と言い切ってしまったょ・・・・・・』
そして、またしても東電の相変わらずな「無責任」「放置」体質。東電に「信頼」なんて云う言葉は二度と使えないし、無策なアベ様達にはあらゆる選挙でさっさとお引き取り願うべきだ。早く「ねじれ」を復活させないと大変。アベ様達と「心中」なんて真っ平御免だ。
『●誰も責任をとらない自民党議員
・・・・・・3.11東京電力原発人災以前に逆戻りしていて大丈夫?』
『●「死の灰」を回避し得ない上に、
「発電機能付き湯沸し装置」では温暖化は止まらない』
『●「仏様のおかげ」はもう期待しない方がいい:
高浜原発、「このゴジラが最後の一匹だとは思えない」』
『●「暴走するゾウ、ゴジラを解き放とうという
「愚」」な東電をどのように「信頼」すればよいのか?』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022590070904.html】
汚染水 外洋に垂れ流し 1年前に把握、放置 福島第一
2015年2月25日 07時09分
東京電力が、福島第一原発の排水溝から高濃度の放射性物質を含む水が外洋に漏れ続けるのを放置していたことが二十四日、分かった。外洋への継続的な漏出を昨年四月に把握しながら公表せず、排水溝を専用港内に付け替えるなどの対策も取っていなかった。(荒井六貴)
(↑ブログ主注: すいません、勝手ながらコピペさせて頂いております
【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2015022599070904.jpg】)
東電によると、昨年四月十六日以降、一週間に一回、四本ある排水溝の出口付近で流れる水を採取し、放射性セシウムやストロンチウムなどを分析。当初から四本とも明確に汚染が確認され、特に1~4号機の山側を通る排水溝(K排水溝)では、ほかよりも一段高い濃度を示していた。
例えば、昨年八月二十六日には、一リットル当たりセシウムが一〇一〇ベクレル、骨にたまりやすいストロンチウムなどは一五〇〇ベクレルと、水としては非常に高い値だった。日常的に、両物質とも数十ベクレル以上のレベルで推移している。流量は一日当たり約千七百トンに上る計算になる。2号機の建屋屋根にたまった放射性物質などが雨で流され、溝に入り込んだ可能性がある。
ほかの排水溝も、K排水溝ほどではないものの、日常的に汚染が確認され、降雨で濃度が上がる同様の傾向を示している。
東電は、一昨年八月にタンクからの高濃度汚染水漏れを受け、タンク群近くのC排水溝の出口は、水が比較的拡散しにくい専用港内に付け替えた。
しかし、東電は他の排水溝は対策を取ろうとせず、昨年四月以降のデータを公表しようともしなかった。
東電は、自社が実施する外洋の濃度測定で、セシウムとストロンチウムなどはほとんどが同一ベクレル以下であるとして、「外洋には影響はない」と説明している。
東電の小林照明原子力・立地本部長代理は「(排水溝内を清掃するなど)できるだけ放射性物質の濃度を下げるという方策を取ってきた。(漏出防止については)重要な項目であるので、検討を進めたい」と話した。
◆東電、今も続く隠蔽体質
<解説> 東京電力は「福島復興への責任を果たす」と強調する一方で、福島第一原発から高濃度汚染水が漏れ続けているのを知りつつ公表せず、対策を講じようともしなかった。東電の隠蔽(いんぺい)体質は今も続き、福島を裏切り続けていたとも言える。
海に出た汚染水は、波や潮流で急速に薄まる。海水魚は取り込んだ塩類をどんどん放出するため、淡水魚に比べセシウムなどを体内にためにくいのも事実だ。
しかし、汚染水は「八」の字形をした原発専用港の中でブロックされているどころか、外洋を直接汚していた。しかも雨のたび通常の百倍の濃度にまで高まる状況。こんな状況を放置していて何も影響が出ない保証はない。
東電の精度の低いモニタリングでも、原発の南北にある放水口近くの海水から時折、一リットル当たり数ベクレル、高い時には一〇ベクレルを大きく超える放射性セシウムが検出されてきた。こうしたデータは、海の浄化作用でもカバーしきれない汚染が続いていることを示している。
せめて問題の排水溝を専用港内に付け替え、港内の海水を浄化する機能を強化しないと、復興に向けて試験操業を続ける地元の漁業者にとっても大きな痛手となりかねない。
本紙と共同で福島や首都圏各地の放射能汚染調査を続けてきた独協医科大の木村真三准教授は「やはり原発の状況を、東電自身ではなく、第三者がきちんと調べないと、信頼回復につながらないのではないか」と指摘した。(山川剛史)
(東京新聞)
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015022401002296.html】
2号機屋上汚染雨水が港湾外流出 東電、昨年5月に把握
2015年2月24日 23時59分
東京電力は24日、福島第1原発2号機の原子炉建屋屋上の一部に、高濃度の放射性物質を含む雨水がたまっているのを確認したと発表。この雨水が排水路を通じて外洋(港湾外)に直接流出していた可能性が高いことを明らかにした。
東電は昨年5月、2号機西側から港湾外につながる排水路の放射性物質濃度が他の排水路に比べて高いことを把握し、原因を調べていたが、海洋流出を防ぐ措置は講じていなかった。
問題の排水路は4号機南側で外洋につながっている。東電は「港湾外でのモニタリングで海水の放射性物質濃度に目立った変動はない」としている。
(共同)
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asahi.comの社説【首相のヤジ―敵意むき出し華もなし】(http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p)と、
記事【安倍首相、「日教組に補助金」発言を訂正 ヤジへの説明】(http://www.asahi.com/articles/ASH2R3GD5H2RUTFK002.html?iref=comtop_6_04)。
「先日の衆院予算委員会で、耳を疑う場面があった。・・・首相が自席からこんなヤジを飛ばした。「日教組!」「日教組どうするの、日教組!」・・・見かねた大島理森予算委員長が「総理、総理も、ちょっと静かに」とたしなめた・・・国権の最高機関の中での話である」。
国権の最高機関で議論している皆さんへの提案。「統一協会、暴力団、日本会議に神道議員連盟・・・どうするの」?、とアベ様をヤジってみてはどうでしょうか?
この首相によるヤジ問題にはオチがあって、・・・・・・。
そのヤジが的を射ているのならまだしも、「民主党議員にヤジを飛ばしたことへの説明で「日教組(日本教職員組合)は補助金をもらっている」などと20日に発言したことについて、「補助金(をもらっている)ということは私の誤解だった。正確性を欠く発言だった」と訂正」って、なんじゃそら~!?
誰か「統一協会、暴力団、日本会議に神道議員連盟・・・どうするの」とヤジり返して、アベ様にそれらの真偽を確認してもらいましょうよ。
『●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます』
「「安倍首相が、多くの犯罪を犯したカルト教団「統一協会」や
ファシスト団体「日本会議」と密接な関係にあることは周知の通り・・・
・・・もう一つ、安倍首相には表に出してもらいたくない関係があります。
先日、組織のトップが殺人の関与で逮捕された九州最大のヤクザ
「工藤会」と密接な関係」・・・・・・。「とある暴力集団」との関係でさえ
ウンザリなのに、「闇社会」との関係まで疑われるとは!?
アベ様、ダークすぎます。ますます国際社会の印象が
悪くなる一方です」
「・・・・・・統一協会、暴力団、日本会議に神道議員連盟と、
安倍晋三ほどダークな政治家はいないのではないでしょうか」
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【http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p】
首相のヤジ―敵意むき出し華もなし
2015年2月22日(日)付
先日の衆院予算委員会で、耳を疑う場面があった。
民主党の玉木雄一郎氏が、砂糖業界団体の関連企業から西川農水相への寄付について、「脱法献金だと言わざるを得ない」と追及していた時のことだ。
首相が自席からこんなヤジを飛ばした。
「日教組!」「日教組どうするの、日教組!」
玉木氏は「総理、ヤジを飛ばさないで」と繰り返し、見かねた大島理森予算委員長が「総理、総理も、ちょっと静かに」とたしなめた。
NHKやネットで生中継されていた中でのこと。首相がどうしてこんなヤジを飛ばすのか、多くの人が首をひねったに違いない。
首相の念頭には自民党が野党時代に国会で取り上げた民主党議員と日教組との関係があったようだ。翌日には民主党からの抗議に「今後、静かな討論を心がけたい」と語った。
ヤジは「議会の華」という。ただし、これは言論を生業とする政治家ならではの絶妙な「突っ込み」をたたえる言葉だ。
首相はよく、答弁中のヤジに「私が答えているんですから」と顔をしかめる。それなのに閣僚の疑惑を突かれたからといって敵意むき出しで言い返すのでは、行政府の長としての矜恃(きょうじ)や品位を自らおとしめることにしかならない。
最近の首相発言でもうひとつ気になったのは、中東の過激派組織「イスラム国」による邦人人質事件にからむ答弁だ。
周辺国への2億ドル支援を表明した首相スピーチによって、人質に危険が及ぶかもしれないとの認識はあったのか。参院予算委での共産党の小池晃氏の問いに、首相はこう答えた。
「小池さんの質問はまるで、ISIL(「イスラム国」)に対しては批判をしてはならないような印象を我々は受ける。それはまさに、テロリストに屈することになると思う」
そうだろうか。むしろ逆に「首相の答弁はまるで、『イスラム国』と闘う首相に対しては批判をしてはならないような印象を我々は受ける」と返したくなってしまう。
後日の衆院本会議で自民党議員が、共産党の志位委員長の質問中に「さすがテロ政党」とヤジを飛ばした。首相の意を忖度(そんたく)したのかどうかは知らないが、悪質なレッテル貼りとしかいいようがない。謝罪に追い込まれたのは当然だ。
国権の最高機関の中での話である。あきれるしかない発言はお断りしたい。
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【http://www.asahi.com/articles/ASH2R3GD5H2RUTFK002.html?iref=comtop_6_04】
安倍首相、「日教組に補助金」発言を訂正 ヤジへの説明
2015年2月23日13時23分
(衆院予算委で、自身の日教組についての発言をめぐり
秘書官から説明を受ける安倍晋三首相
=23日午前9時49分、飯塚晋一撮影)
安倍晋三首相は23日午前の衆院予算委員会で、民主党議員にヤジを飛ばしたことへの説明で「日教組(日本教職員組合)は補助金をもらっている」などと20日に発言したことについて、「補助金(をもらっている)ということは私の誤解だった。正確性を欠く発言だった」と訂正した。民主党の山井和則氏の質問に答えた。
同党の玉木雄一郎氏が19日の質疑で、砂糖業界の関連企業から西川公也農林水産相側への献金を「脱法献金だ」と指摘。その直後に首相は「日教組どうするの」とヤジを飛ばした。20日の質疑で首相はヤジについて「なぜ日教組と言ったかといえば、日教組は補助金をもらっていて、教育会館から献金をもらっている議員が民主党にいる」と答弁した。
首相は午後からの質疑で、教育会館から民主党議員への献金発言について「文科省で調べた結果、2012年度までの10年間の決算書を確認した限り、議員献金という記載はなかったということだった」と答弁。「私の記憶違いにより、正確性を欠く発言を行ったことは遺憾で訂正申し上げる。申し訳ない」と述べた。同党の後藤祐一氏の質問に答えた。
午前の質疑では「教育会館は献金していない。パーティー券も買っていない」との指摘に、首相は「そのように確認されたのであれば、それは間違いのないことだろうと思う」と語っていた。
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asahi.comの記事【辺野古移設反対派を米軍拘束 刑特法違反容疑で県警逮捕】(http://www.asahi.com/articles/ASH2Q64MXH2QTPOB009.html?iref=comtop_list_nat_n05)と、
東京新聞の記事【米軍、反対派2人拘束 辺野古移設の抗議集会前】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015022302000131.html)と、
沖縄タイムスの記事【逮捕「不当弾圧だ」辺野古集会参加者怒り】(http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=104268)。
県警の発表も酷い、引きずり込んでおいて・・・・・・「正当な理由がないのにシュワブの敷地内に侵入」、「米軍が拘束した。身柄の引き渡しを受けた県警名護署は、正当な理由がないのに基地内に立ち入ったとして、日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで、二人を逮捕」ってどういうこと? 沖縄タイムスの写真その他、ツイッター上の写真を見てみると、両足をつかんで無理やり「敷地内に侵入」させられている、無理やり「立ち入」らされている。
「連行」「逮捕」という名の「拉致」。番犬様・米軍による「拉致被害者」を、アベ様達が「逮捕」ってどういうこと? 本当にバチアタリな人たち。しかも、<日米地位協定の実施に伴う刑事特別法>というのが、これまた、腹立たしい! 機会を狙っていたとしか思えない。番犬様と沖縄県警が示し合わせているのではないか?
『●アベ様ら辺野古破壊者=バチアタリどもの「忌み禁じられた行い」』
沖縄県民を差別し、子どもにまでSLAPPするゎ、沖縄県民に自虐な気持ちを強いる、とんでもない番犬様とニッポン国。
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●沖縄県民の民意は明白: 辺野古破壊者、沖縄で4度目の完敗』
『●沖縄県民の民意にお構いなし、
辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに』
『●「現実の戦争を知るベテランジャーナリスト」石川文洋さんの言葉に耳を』
『●『標的の村』三上智恵さんインタビュー』
『●子供にもSLAPPする国:
三上智恵監督・映画『標的の村 ~国に訴えられた沖縄・高江の住民たち~』
『●2010年11月の沖縄知事選の選択はやはり誤りだった
~そうさせた「本土」の重い責任~』
『●「辺野古の海を守ろう」:
アベ様の「政権が抱える差別性の極み」に屈せずに』
『●米軍の「差別性の極み」:NNNドキュメント’14
『続・放射線を浴びたX年後 日本に降り注いだ雨は今』』』
『●辺野古、自虐な気持ちにさせてはいけない:
「海のイヌ」と「陸のイヌ」=「アベ様のイヌ」の犯罪再び』
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【http://www.asahi.com/articles/ASH2Q64MXH2QTPOB009.html?iref=comtop_list_nat_n05】
辺野古移設反対派を米軍拘束 刑特法違反容疑で県警逮捕
2015年2月23日00時37分
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設先とされる同県名護市辺野古で22日午前9時ごろ、移設反対派の2人が米軍キャンプ・シュワブの警備員に拘束された。移設作業が始まった昨年夏以降、反対派が米軍関係者に拘束されたのは初めて。2人は基地内に約3時間留め置かれた後、県警が憲兵隊から身柄の引き渡しを受け、日米安全保障条約に基づく刑事特別法違反容疑で逮捕した。ともに黙秘しているという。
逮捕されたのは、ゲート前での抗議行動を指揮する沖縄平和運動センター(那覇市)の山城博治議長と抗議活動に参加する男性。県警の発表によると、逮捕容疑は同日午前9時3分ごろ、正当な理由がないのにシュワブの敷地内に侵入したというもの。
複数の目撃者によると、反対派数十人が抗議していた際、何人かが基地との境界を示す道路上のオレンジ色の線を越えて基地内に入った。山城議長が「引け」と止めようとしたが、待機していた米軍の警備員らが山城議長に近づき、両足を抱えて基地内に引きずっていったという。もう1人は山城議長を助けようとして拘束された。弁護士は「基地に入ったかどうか微妙な位置。この程度で拘束するのは不当だ」と批判した。
・・・・・・・・・。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015022302000131.html】
米軍、反対派2人拘束 辺野古移設の抗議集会前
2015年2月23日 朝刊
(沖縄・名護署前で、逮捕された沖縄平和運動センターの
山城博治議長らの釈放を求める人=22日午後)
米軍普天間(ふてんま)飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)の移設先に隣接する名護市の米軍キャンプ・シュワブのゲート前で二十二日、名護市辺野古(へのこ)移設に反対する沖縄平和運動センターの山城博治議長ら二人を米軍が拘束した。身柄の引き渡しを受けた県警名護署は、正当な理由がないのに基地内に立ち入ったとして、日米地位協定に伴う刑事特別法違反の疑いで、二人を逮捕した。
抗議する市民ら約五百人が一時、名護署の前に詰め掛け「拘束は不当だ」と非難。市民らが敷地内になだれ込まないよう警察官約二十人が警備に当たるなど、周辺は騒然となった。
那覇市の八十代の主婦は「拘束者が出れば、辺野古移設反対の行動が起こらなくなると思っているかもしれないが、そうはいかない」と話し、二人はすぐに釈放されるべきだと訴えた。
キャンプ・シュワブのゲート前では、逮捕された二人が参加を予定していた辺野古反対の集会が開催。約二千八百人(主催者発表)が「辺野古埋め立て断固阻止」との横断幕を掲げ、「新基地建設反対」とシュプレヒコールを上げた。
稲嶺(いなみね)進名護市長は、拘束は許されないと批判し「強い力に対抗できるのは唯一、県民の団結だ。それを日米両政府に突き付けていこう」と連帯を求めた。
<日米地位協定の実施に伴う刑事特別法> 第2条で正当な理由なく米軍が使用する施設、または区域に入ることを禁じる規定がある。違反した場合、最高で懲役1年。米軍普天間飛行場の移設先、名護市辺野古沿岸部の周辺海域では米軍や工事用船舶以外の航行を禁止する臨時制限区域が設定されており、立ち入った場合は同法の処罰対象となる。
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【http://www.okinawatimes.co.jp/article.php?id=104268】
逮捕「不当弾圧だ」辺野古集会参加者怒り
2015年2月23日 09:23
(1)拘束直前、市民に下がるよう呼び掛ける沖縄平和運動
センターの山城博治議長(中央)。右下につかみかかろう
とする米軍側警備員の手が見える=22日午前9時4分19秒、
名護市辺野古・米軍キャンプ・シュワブのゲート
(浦崎直己撮影)
(2)米軍側の警備員に引っ張られる山城議長(中央)と、
止めに入る男性=午前9時5分53秒
(3)米軍側の警備員3人にゲート内へ連行される山城議長
=午前9時6分12秒
(4)後ろ手に拘束され、ゲート内で座らされる山城議長
=午前9時12分42秒
【名護】「仲間を返せ」。新基地建設に反対を訴えて22日、名護市辺野古の米軍キャンプ・シュワブゲート前に集まった多くの県民が、怒りに震えた。県民集会の開会を前に“狙い撃ち”のごとく米軍に拘束、その後県警に逮捕された沖縄平和運動センターの山城博治議長と男性1人の解放を求め、人々は「不当な弾圧だ」と声を振り絞り、拳を突き上げた。集会では、基地建設に向け急ピッチで進む海上作業に「やりたい放題にはさせない」「基地建設は許さないぞ」と阻止を誓い、団結を強めた。
集会開始前の午前9時5分、米軍キャンプ・シュワブゲート前で反対運動を引っ張ってきた山城議長に、米軍側の警備員が突如、襲いかかり、身柄を拘束した。
比較的落ち着いていた現場は、米軍側の強引な対応で、大きく混乱した。
ゲート前では朝から市民ら約40人が抗議行動を展開した。午前9時すぎ、抗議に熱くなる市民らに下がるよう呼び掛ける山城議長に突然、米軍側の警備員が後方からつかみかかり、足を捕まえるなどして身柄を押さえ、ゲート内に連行。米兵が後ろ手に手錠を掛けて拘束した。
山城議長を連れ戻そうとした男性も手錠を掛けられ拘束されたほか、助けようとする市民らを県警が押さえた。
抗議は連日、ゲート前の提供区域を示すラインの境界付近で行われる。これまではラインを越えた場合は県警が注意や警告、強制排除などで対応していたが、今回、米軍の警備員は山城議長を狙い撃ちにした。
拘束される数分前にも、警備員が山城議長を捕まえようとして一時もみ合いになっていた。
国会議員らが説明を求めても、米軍側は全く対応せず、県警も「米軍側が行動した」と答えるだけだった。
集会後、名護署前には市民ら400人以上が集結。「解放しろ」「不当逮捕だ」と糾弾した。
接見した三宅俊司弁護士は「拘束するために刑特法を使っている。敷地内に数歩入って刑特法違反はあり得ない」と批判。米軍による身柄拘束や手錠での拘束、18日に新基地容認派の名護市議が敷地内に入った際との対応の違いについても疑問視した。
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nikkan-gendaiの記事【「戦後70年談話」有識者懇談会メンバーの危なすぎる発言録】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157379)。
「やはり、結論ありきのアリバイづくりは明らかだ・・・・・・「多様な議論をしてもらうため、歴史や政治に造詣の深い学者、言論、ビジネス界など幅広い分野のさまざまな世代の方」なんて説明していたが、しらじらしいにもホドがある・・・・・・懇談会メンバーは過去の発言を読む限り、安倍首相と考えが近い“右寄り”のお友達ばかり」。
『●一国の首相が歴史修正主義者なんて恥ずかしいし、
羞恥心の無さと自覚の無さという救いの無さ』
『●首相からして歴史修正主義者な国の文科大臣の「食言」』
『●「「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する」:
「ケンカを売り」「火に油を注ぎ」そうな雰囲気』
『●この虚しい・空しいアベ様のトンチンカンな答弁:
「「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する」』
『●「過去への眼差し」無きアベ様、
「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する』
アベ様のオトモダチでは結論が見えている。暴走人事。オトモダチを選び、アベ様に心地いい方向、つまり、往々にして市民やアジアの人々に不快な方向へ、議論を(誤)誘導・・・・・・という御決りのパターン、御決まりのアベ様「私的諮問機関」、アベ様「有識者懇談会」、アベ様「ブレーン」。
『●閉塞の時代に: 安倍晋三首相の危険な「思い入れの強さ」』
「要するに都合のいい委員会を作り、自分の望む方向へと議論を
誘導してくれる委員を選び、消費税増税にしろ、TPPにしろ、
好き放題やっている訳。戦争を出来る国へと異常な
「思い入れの強さ」。その結果、以下のような世界を希求している。
『●『石原莞爾/その虚飾』読了 (2/2)』
「手と足をもいだ丸太にしてかへし
万歳とあげて行った手を大陸へおいてきた
・・・鶴彬は、こうした刺し貫くような反戦川柳をつくって逮捕され、
赤痢にかかって、手錠をかけられたまま、二十九歳で病死した」」
北岡伸一氏や中西輝政氏、中原正氏・・・・・・ねぇ~? 「結論ありき」の虚しき「戦後70年談話」への第一歩を踏み出した。「ああ、安倍談話さえなかったら!」が現実に近づいた。
『●閉塞の時代に: 安倍晋三首相の危険な「思い入れの強さ」』
「柳井座長は八月のテレビ番組で「憲法解釈変更をして、日米の
同盟関係をしっかり運用できるようにすることが絶対必要」と強調。
北岡伸一座長代理も「日本の安全保障環境が悪化しているのは
事実だ。集団的自衛権を部分的に認めることはあり得ない」
と全面解禁を主張した」
『●『DAYS JAPAN』(2014,JUN,Vol.11,No.6)
の最新号についてのつぶやき』
「斎藤美奈子さん【OUTLOOK 地球の裏側まで行ける集団的自衛権って何】、
「・・「容認派」の北岡伸一氏・・長官に「容認派」の小松一郎氏をすえたのも、
解釈改憲ならぬ「人事改憲」の風情である」。「暴走人事」」
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/157379】
「戦後70年談話」有識者懇談会メンバーの危なすぎる発言録
2015年2月21日
(国際大学長の北岡氏と京大名誉教授の中西氏は
“お友達” (C)日刊ゲンダイ)
やはり、結論ありきのアリバイづくりは明らかだ。19日、公表された安倍首相の戦後70年談話の内容を検討する16人の有識者懇談会のメンメン。菅官房長官は人選について、「多様な議論をしてもらうため、歴史や政治に造詣の深い学者、言論、ビジネス界など幅広い分野のさまざまな世代の方」なんて説明していたが、しらじらしいにもホドがある。
会議は「20世紀を振り返り21世紀の世界秩序と日本の役割を構想するための有識者懇談会」(21世紀構想懇談会)。首相の私的諮問機関に位置付けられ、25日に初会合を開く。今夏をメドに議論をまとめ、答申する予定だ。
座長に就く西室泰三・日本郵政社長(79)はともかく、他の懇談会メンバーは過去の発言を読む限り、安倍首相と考えが近い“右寄り”のお友達ばかり。
例えば、座長代理の北岡伸一・国際大学長(66)は、安倍ブレーンとしてメディアに度々、登場する人物だ。集団的自衛権の行使容認をめぐる有識者会議「安全保障の法的基盤の再構築に関する懇談会」の座長代理も務め、テレビに出演した際には「歴代内閣の集団的自衛権に関する憲法解釈は間違っている」と主張。自衛隊の活動範囲についても「地球の裏側で行動することは論理的にあり得る。もっと乱暴に言えば、地球の外だってあり得る」と仰天発言し、安倍首相と同様、早期の憲法改正を訴えている。
中西輝政・京大名誉教授(67)も、第1次安倍政権の「美しい国づくり企画会議」のメンバーを務めたブレーンのひとり。「SAPIO」(2月号)では、<戦後70年の今年こそ、日本人は憲法改正に向け長い眠りから目覚めるべき><戦勝国により押しつけられ、主権や軍事力といった国家の基本的バックボーンを放棄した9条と前文がある限り、日本の平和と繁栄を安心して次の世代に受け渡せない>と「歴史修正主義」を訴えるような“タカ派”で知られた論客だ。
■タカ派の“お友達”がズラリ
昨年8月に産経新聞のコラムで「戦後70周年記念は日米で祝おう」と題し、<中国が虚構の『抗日戦勝利』を大仰に祝して日本を貶める戦略を進めているのは明らかだ>との論陣を張っていたのは、西原正・平和安全保障研究所理事長(77)。13年1月の同じ産経のコラムでは「『河野談話』をより正確なものに」として、<河野談話には、不適切で信憑性が疑われる表現がある>と怒りをあらわにしていた。河野談話をハナから疑っているような人物をメンバーに入れるなんて正気じゃない。
どんな思想・信条を持とうが構わないが、ただでさえ近隣諸国がナーバスになっている「戦後談話」だ。重要な中身を論じる主要メンバーの主義・主張が、安倍首相と同じ“右寄り”では、それだけで中国や韓国を刺激するのは明らかだ。企業経営者やメディア関係者を入れてバランスを取ったように見せかけているが、声の大きな安倍ブレーンが議論を主導するのは火を見るより明らか。これでは、安倍首相が戦後50年の「村山談話」や戦後60年の「小泉談話」を「引き継ぐ」と言っても到底、信用されないだろう。
元外交官の天木直人氏がこう言う。
「懇談会メンバーは『またか』と思う人ばかりです。談話のポイントは
『侵略』と『お詫び』の文言が入るのか、否か。中国の習近平国家主席は
今年9月に訪米を予定しており、談話発表はその直前になる。
内容について、一歩間違えれば、米中韓から総スカンを食らい、
日本は世界で孤立しかねません」
安倍首相は「70年談話」で米国からソッポを向かれないよう、今から必死にご機嫌取りしているらしいが、オバマ政権を納得させられるのか。懇談会のタカ派以外のメンバーは安倍政権と「心中」しないよう、よ~く熟慮すべきだ。
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東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015022002000171.html)。
「一年ぶりに訪れた沖縄。辺野古の海は、そののんびりした表情を変えていた・・・・・・そういう穏やかな眺めが、急変しつつある・・重さが最大四十五トンもあるコンクリートのブロックが次々沈められ、サンゴ礁を傷つけている・・・・・・海を暮らしの場とする人々には忌み禁じられた行いがあったという」。
アベ様ら辺野古破壊者が「忌み禁じられた行い」を強行。アベ様やその「イヌ」たちも、神をも恐れぬバチアタリである。
『●辺野古「この風景は戦争」:
誇り高き「海猿」の実像は番犬様の飼い主「アベ様のイヌ」』
『●沖縄県民の民意は明白: 辺野古破壊者、沖縄で4度目の完敗』
『●沖縄県民の民意にお構いなし、
辺野古破壊者は沖縄で4度目の完敗だというのに』
『●辺野古、自虐な気持ちにさせてはいけない:
「海のイヌ」と「陸のイヌ」=「アベ様のイヌ」の犯罪再び』
松下竜一さんらの提起した「海は誰のものか?」「環境権」(※「環境権」は、アベ様らの壊憲に悪用されようとしている)。「海」はアベ様のイヌたちのものか?、番犬様・米軍のものなのなのか?
『●海は誰のもの? ~繰り返される過ち~』
『●「玄海原発は日本一危険な原子炉」という説:
安易な責任発言が「性(サガ)」を刺激する』
『●上関町長選での非常に残念な結果』
『●「「アイドル」を守れ!」
『週刊金曜日』(2014年6月6日、994号)についてのつぶやき』
「取材班【漁業補償に5年間で約36億円か 政府、「辺野古」移設
強行へ】、「民意を無視する新基地建設の強硬は、新たな
「島ぐるみ闘争」への始まりになる」。松下竜一さんは
「海は誰のものか?」を問うた。そして、今、沖縄と各地の原発問題で」
『●アベ様の政権の「暴走」許す、批判精神無き、「牙」無きメディア』
「安倍首相の悲願は「憲法9条の改定」だとしても、9条の改定については
どの世論調査でも反対意見のほうが多いため、そう簡単にはいかない。
そこで政府・与党では国民の間に反対意見の少ない「環境権」の
導入などから提起して、地ならしをしてから9条の改定にかかろうと
計画しているようだが、果たしてどうなるか」
『●改憲などしている場合か? ~壊憲派に勝たせてはならない~』
「何度も書いてきたが、東京電力原発人災の何ものも解決していない今、
なぜ壊憲なのか理解に苦しむ。ドサクサ紛れに、火事場泥棒。
「菅氏は「憲法ができた当時はなかった環境権などを盛り込むのは
自然だ」と、公明党が主張する環境権やプライバシー権などの
加憲への配慮」という甘い汁を垂れ流している。騙されてはいけない」
『●騙されること・騙されたフリの責任: 何度でも騙される』
「公明党は、環境権や地方自治の拡充で新たな理念を加える「加憲」の
立場だ。政党によって、また議員個人の信条によって、憲法への
考え方は多様である」
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(1/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(2/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(3/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(4/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(5/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(6/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(7/8)』
『●『松下竜一未刊行著作集4/環境権の過程』読了(8/8)』
『●第八回竜一忌、涙が出ました:
松下竜一さん「暗闇の思想」を語る小出裕章さん』
『●「草の根」に思いは永遠に:
松下竜一さんを追悼する“最後”の「竜一忌」』
「73年、「環境権」を掲げ、海の埋め立てを伴う九州電力の
豊前火力発電所(福岡県豊前市)の建設について、差し止め裁判を
仲間と起こした。米国スリーマイル島原発事故の前年の78年には、
反原発を表明。反核や反戦、人権などをテーマにした機関誌
「草の根通信」を約30年間発行し続けた」
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015022002000171.html】
【コラム】
筆洗
2015年2月20日
一年ぶりに訪れた沖縄。辺野古の海は、そののんびりした表情を変えていた。漁港を囲む堤防を歩けば、先には小さな岩礁があり、そこに竜宮神をまつるささやかな社(やしろ)がある▼海底には竜宮があって、そこで海の神が大洋を司(つかさど)っている。航海の無事と豊漁を祈る祠(ほこら)は、豊かなサンゴ礁の海と人々の営みの結び目のようでもある▼そういう穏やかな眺めが、急変しつつある。海上保安庁の巡視艇が数隻並び、警備の小舟が行き交い、掘削調査のための大型の台船がどっかと座っている。海面からの高さ十メートル、長さ一・八キロという辺野古の海を一変させる滑走路の建設工事が進み始めたのだ▼海底では、さらに大きな変化が起きている。重さが最大四十五トンもあるコンクリートのブロックが次々沈められ、サンゴ礁を傷つけているという。業を煮やした沖縄県知事は政府に、工事を一時的にやめるよう求めた▼沖縄のみならず、この国には海の神への篤(あつ)い信仰があり、海を暮らしの場とする人々には忌み禁じられた行いがあったという。その一つが金属の物を海に落とすこと。ある地方では誤って包丁などを落とした時「許してつかわされ竜ごん様」とわびつつ、神酒を海に注いだそうだ▼竜宮の海に、包丁どころか巨大なブロックを落とし続ければ、辺野古の海と人との結び目は、結び直すことができぬほどに断ち切られるのだろう。
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東京新聞の社説【死刑制度 国民的な議論を活発に】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015020602000159.html)。
「裁判員裁判の死刑判決を破棄し、無期懲役とした二審の判断を最高裁は妥当だとした。死刑廃止が世界の潮流だが、日本では市民が究極の決断を迫られる。今こそ国民的な議論を活発化すべきだ」・・・・・・。
一向にそんな議論が活発化する気配はない。なにせ、「死刑制度存置派驚異の8割の我国」ニッポンですから。裁判員制度は、素人に「死刑のスイッチ」を押させるトンデモナイ制度。それを許容できる裁判員・・・・・・ブログ主には絶対無理。
『●善良な市民には関係ない??
死刑制度存置派驚異の8割の我国では全く揺るがず!?』
『●袴田冤罪事件を機に死刑制度の再考ができない我国』
『●試料が無い!! DNA鑑定も杜撰なら、
証拠保全も杜撰 ~冤罪死刑の飯塚事件~』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015020602000159.html】
【社説】
死刑制度 国民的な議論を活発に
2015年2月6日
裁判員裁判の死刑判決を破棄し、無期懲役とした二審の判断を最高裁は妥当だとした。死刑廃止が世界の潮流だが、日本では市民が究極の決断を迫られる。今こそ国民的な議論を活発化すべきだ。
「死刑の適用は慎重に行い、公平性の確保が求められる。裁判員裁判でも過去の裁判例の集積から検討し、その量刑判断を出発点に議論することが不可欠だ」
裁判員裁判とプロの裁判官とで司法判断が分かれた二つのケースで、最高裁はそう初の判断をした。
死刑を選択するかどうかは、一九八三年の最高裁判決が、殺害方法や被害者の数、前科など考慮すべき九項目の要素を示した。いわゆる「永山基準」である。
それ以来、この基準をベースに判例が積み重ねられてきた。究極の刑罰ゆえに、その適用の場合は「どうしてもやむを得ないという根拠を具体的に示す必要がある」(最高裁)のは当然である。それは、職業裁判官でも市民の裁判員の場合でも変わらない。「考え抜いた結論なのに」と戸惑う裁判員がいても、慎重の上に慎重を期した判断が求められる。
それ以前に死刑制度そのものの理解は国民に深まっているのだろうか。国際的に二〇一三年末段階で、死刑廃止国は百四十あるのに対し、存置国は五十八にとどまる。三分の二以上は死刑廃止なのだ。韓国は制度はあっても十七年以上、執行を停止し、事実上の廃止国である。
一二年の国連総会では決議の中で「冤罪(えんざい)で死刑が執行されれば取り返しがつかない。犯罪抑止効果がある確実な証拠もない」と表明された。日本に対しても廃止に向けた勧告がしばしば出される。
一方、内閣府が昨年十一月に行った世論調査では、死刑制度を容認する人の割合が80・3%に上った。過去最高だった前回の〇九年調査よりも5・3ポイント減ったものの、依然高い水準にある。
だが、英国では81%、フランスでは62%の死刑支持率があっても、死刑廃止に踏み切った歴史がある。無実の人を処罰する可能性が捨てきれないからだ。日本でも死刑事件について、戦後、四件の再審無罪判決が確定している。昨年三月には袴田事件で再審開始が決定されたばかりだ。
死刑制度には秘密主義の悪弊もある。どんな刑罰なのか、死刑囚の処遇はどうなのか-。裁判員時代には、もっと情報公開も進めなければならない。
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東京新聞の社説【原発汚染水 処理に欠かせぬ信頼】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015013102000154.html)。
「東京電力は、福島第一原発内の高濃度汚染水を年度内に処理する目標を断念し、五月中へと延期した。大量の汚染水は廃炉作業の妨げになっている。しかし、その処分には国民の理解が欠かせない」・・・・・・。
「理解」? 「信頼」?? 「タコ、ネズミ、イタチ、モグラ・・・・・・」で十分に確認済みでしょ? 暴走するゾウ、ゴジラを解き放とうという「愚」」な東電をどのように「信頼」せよ、というのだろう。アベ様らの無策、「無責任」がそれに輪をかけている。
『●放射能汚染で「太平洋は終わり」との声が
出るほどの重大事故だというのに、この国は・・・・・・』
『●世界に向けて「汚染水漏えい問題はない」と言い切ってしまったょ・・・・・・』
『●「仏様のおかげ」はもう期待しない方がいい:
高浜原発、「このゴジラが最後の一匹だとは思えない」』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015013102000154.html】
【社説】
原発汚染水 処理に欠かせぬ信頼
2015年1月31日
東京電力は、福島第一原発内の高濃度汚染水を年度内に処理する目標を断念し、五月中へと延期した。大量の汚染水は廃炉作業の妨げになっている。しかし、その処分には国民の理解が欠かせない。
メルトダウン(炉心溶融)して溶け落ちた核燃料は、それが、どこに、どのような状態であるのかもわかっていない。
建屋には今も、一日三百五十トンの地下水が流れ込み、放射能に汚染され、たまっていきつつある。
対策の切り札として、東電は一昨年、多核種除去設備(ALPS)を導入した。六十二種類の放射性物質を除去できる。ただし水とそっくりな性質を持つトリチウム(三重水素、半減期一二・三年)汚染水だけは、ろ過できない。
この切り札もトラブル続きで、昨秋増強されたが、当初の目標には追いつかず、敷地内に立ち並ぶタンクには、二十七万トンの高濃度汚染水が残されて、廃炉・解体作業の支障になっている。
東電は、地盤を凍らせて地下水の流入を食い止める凍土遮水壁の運用に三月から取りかかる。しかし、効果は未知数だ。
汚水処理の入り口でつまずいた状態で、安倍晋三首相が表明した「コントロール下」の状態からはほど遠い。
ALPSが今後順調に機能し続けたとしても、トリチウムを残した水をどうするか、という問題は残る。
原子力規制委員会は二〇一七年以降に海洋へ放出すべきだとしているが、全国漁業協同組合連合会(全漁連)は反発を強めている。水産関係者にとっては死活問題だけに、当然だ。
米スリーマイル島原発事故の際にも、約六千トンのトリチウム汚染水が残された。
米原子力規制委は、河川への放出など九通りの選択肢を地元住民に提示した。そうして選ばれたのが、ボイラーで少しずつ大気中に蒸発させるという方法で、処理には十年をかけた。
福島とは量が違う。廃炉は早く進めたい。しかし、トップダウンで決めるべきではない。
今のところ最終処理の決め手はない。だからなおさら、漁業関係者や地元以外にも選択肢を示し、それぞれの利点、難点、安全性や危険性を十分説明した上で、理解と合意を求めるべきである。
住民・国民の信頼なしには、汚染水の処理も廃炉も、円滑には進まない。
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『福島みずほのどきどき日記』より【ビキニ水爆実験問題で厚労省が新たに健康調査】(http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-2698.html)。
「○福島みずほ 厚労省はひどいと思いますよ。広島、長崎があって、福竜丸があって、ビキニの環礁の被曝があったわけで、それについてきちっとフォローアップすべきですよ。船員さんたちは、なぜ健康が悪くなったか分からず、黙って亡くなっていった人もたくさんいるわけです。六十年間放置していたんですよ。低線量被曝が影響ないなんて何で分かるんですか。みんな海水でお風呂を浴びているし、泳いでいるし、マグロを食べているし、そうなんですよ」!
『●『放射能を浴びたX年後』:
「国はこれまで福竜丸以外の船員の追跡調査をしてこなかった」』
自民党やこの国ニッポンがやってきたことは、ずっと何も変わらない。そして、いま、東京電力原発人災からの『X年後』を怖れる。この状況下で平気でいられるアベ様達や電力会社、原子力「ムラ寄生」委員会は、正気とは思えないし、感じる心もないチクショウ、ヒトデナシ、である。
『●米軍の「差別性の極み」:NNNドキュメント’14
『続・放射線を浴びたX年後 日本に降り注いだ雨は今』』
『●東電原発人災の『X年後』:
厚生省「1.68ミリシーベルト」 vs 研究者「1400ミリシーベルト」』
『●東京電力原発人災から『X年後』
・・・・・・取り返しのつかないことが現実化してはいまいか?』
『●「アベノミクス選挙という愚」
『週刊金曜日』(2014年12月05日、1019号)について』
『●「敗戦70年 日本人は、戦争で何をしたのか」
(2015年1月9日、1022号)』
■⑭『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) /
岩崎大輔氏【黒塗りだらけだった「ビキニ被ばく」の政府間公開文書
時間との闘い続く『X年後』】の真相究明】、「伊東英朗監督・・・・・・
開示された2700頁の重要な部分が黒塗り・・・なぜ、60年も経った
今も黒塗りにしなければならないのか・・・・・・」
■⑮『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 岩崎大輔氏
【黒塗りだらけだった「ビキニ被ばく」の政府間公開文書 時間との
闘い続く『X年後』】の真相究明】、「福島で上映会を行うと、
500人の観客が集まった。上映後、いつまでも拍手が続いた」。
取り返しのつかないことが現実化してはいまいか?
■⑯『週刊金曜日』(2015年1月9日、1022号) / 岩崎大輔氏
【黒塗りだらけだった「ビキニ被ばく」の政府間公開文書
時間との闘い続く『X年後』】の真相究明】、「福島での上映は
悩みました・・・・・・乗組員の死をもって被曝が証明される最悪の
状態となった・・・・・・福島の人から励まされたことに責任を感じます」
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【http://mizuhofukushima.blog83.fc2.com/blog-entry-2698.html】
福島みずほのどきどき日記
ビキニ水爆実験問題で厚労省が新たに健康調査
2015年01月05日(Mon)
毎日新聞は本日(1月5日)付で、「1954年のビキニ環礁水爆実験に関して、厚労省が第五福竜丸以外の船の船員に対して初めて健康影響調査に乗り出すことを決めた」旨、報じています。
この問題に関して長年にわたって取り組んでこられた全国の皆さんの努力のおかげです。私も心からうれしく思っています。
私も昨年、参議院厚生労働委員会で以下のように質問しました。
(2014年10月16日参議院厚生労働委員会)
○福島みずほ 二〇一三年、アメリカ公文書館で、例えば船体の基準値を超えた船は五隻となっています。また、沖縄のビキニ事件、一九五三年から六〇年まで八年間にわたり、年間八回ずつ被災海域で操業していたマグロ漁船、銀嶺丸と大鵬丸、この乗組員六十八名がいるんですが、この調査の結果、これは民間で調査を日本でやったわけですが、十七人が四十歳代半ばから五十歳代で死亡し、死因はがんが最も多くて十一人。被害が本当に出ていますよ。
それで、アメリカからの見舞金があり、八億ほどありましたよね。そのうち、百六十名に見舞金が払われています。少ないと思いますが、数も、でも、その百六十名、見舞金を払った人たちのフォローアップを厚生労働省はしていますか。
○政府参考人(新村和哉) 見舞金を支払って、それを受けた方につきましては、その当時、見舞金を払った方の名簿はあったんだろうと思いますけれども、私ども、船体あるいは人体等の放射能の検査をして検出をしたその船、それから乗組員、そういった方々については今回徹底的に調査をして資料を出したわけですけれども、その名簿、船の船名なりその乗組員の方の名簿等がやはり十分残っているものではなくて断片的であったということでございますし、その見舞金を受けられた方との関係等についても明確でございませんので、その意味でフォローはされておりません。
(中略)
○福島みずほ 厚労省はひどいと思いますよ。広島、長崎があって、福竜丸があって、ビキニの環礁の被曝があったわけで、それについてきちっとフォローアップすべきですよ。船員さんたちは、なぜ健康が悪くなったか分からず、黙って亡くなっていった人もたくさんいるわけです。六十年間放置していたんですよ。低線量被曝が影響ないなんて何で分かるんですか。みんな海水でお風呂を浴びているし、泳いでいるし、マグロを食べているし、そうなんですよ。そして、服などは洗っているから、それを放射線量が低いからといって被曝していないとは言えないし、むしろ四十、五十、六十で症状が出てくるからきちっとフォローアップすべきじゃないですか。それを六十年間やらなかったんですよ。こんなことをやっていると、今、福島の被曝でも低線量被曝、大したことないなんてなったら本当にこれは困ると思います。
とりわけ外務省は、当時アメリカには資料を提供しながら日本では公表しない。厚労省も、資料を持って結果があって、少なくともそれを公表すべきじゃないですか。みんな福竜丸しか被曝していないと思っている人もいるかもしれませんが、全国的に被曝しているんですよ。大きな被曝があります。
これについては、なかなか、歴史、六十年たっていますが、今からでも遅くない、何かやるべきだ。大臣、いかがですか。
○国務大臣(塩崎恭久) 先ほど橋本政務官から御説明申し上げたとおり、こういった資料が出てこなかったというのは極めて問題だったと思います。
さらに、今御指摘の点について、今局長から説明したように、当時の判断としては、線量としてははるかに国際基準よりも低いという判断でそういうことになったんだろうというふうに思いますが、今日、先生、そういう形で問題点の指摘をいただきましたので、持ち帰ってまたみんなで検討してみたいというふうに思います。
(議事録おわり)
これからも、厚労省の調査結果や、元船員の皆さんへのフォローアップなどについて、しっかりと取り組んでいきたいと思います。
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東京新聞【ODA新方針 他国軍の援助可能に 自民了承 「非軍事」骨抜き懸念】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015013102000123.html)。
NHKの記事【首相 福島第二原発の廃炉は事業者判断】(http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150130/t10015095871000.html)。
「政府開発援助(ODA)の基本方針を定めたODA大綱に代わる新たな「開発協力大綱」を了承した。政府は来月上旬にも閣議決定する。原則禁じてきた他国軍に対する援助を非軍事分野に限って認めることなどが柱で、日本の支援が他国の軍備増強につながる懸念がある。開発支援に限ってきた従来の原則を抜本的に転換」・・・・・・。
「他国軍に対する援助を非軍事分野に限って認める」って、アベ様、無茶苦茶。意味不明。海外の国からどう見える?? 「平和憲法」の大壊憲もいいとことろ。
『●神浦元彰氏さん「後方支援がなければ
前線の戦闘は成り立ちません。後方支援は紛れもない武力行使」』
一方、「「第一原発の5号機と6号機は事故処理の観点から廃炉を要請したが、第二原発は状況が違う」と述べ、今後のエネルギー政策などを総合的に勘案して、事業者が判断するという認識」・・・・・・・。
これまた、意味不明。アベ様、気は確か!? アベ様が責任をもって廃炉させずに誰がやる?
『●柏崎刈羽原発を再稼働したい
東電の「管理能力を疑う声」って・・・何をいまさら言ってるのでしょうか?』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/politics/news/CK2015013102000123.html】
ODA新方針 他国軍の援助可能に 自民了承 「非軍事」骨抜き懸念
2015年1月31日 朝刊
自民党は三十日の総務会で、政府開発援助(ODA)の基本方針を定めたODA大綱に代わる新たな「開発協力大綱」を了承した。政府は来月上旬にも閣議決定する。原則禁じてきた他国軍に対する援助を非軍事分野に限って認めることなどが柱で、日本の支援が他国の軍備増強につながる懸念がある。開発支援に限ってきた従来の原則を抜本的に転換することになる。
従来の大綱は「軍事的用途と国際紛争助長への使用回避」を援助の条件に掲げていた。日本はODAを始めてから約六十年間、軍への支出を原則してこなかった。
新大綱では、軍関係でも災害救助など非軍事分野であれば「実質的意義に着目し、個別具体的に検討する」と明記。初めて援助への道を開いた。
しかし、「実質的意義」に明確な基準はなく、政府が都合よく解釈することで、軍事転用できる物資や資金が軍関係者に渡る恐れがある。軍関係者が非軍事分野に使ったとしても、浮いた資金を軍事分野に回す可能性も否定できない。
外務省が昨年十一月に開いた公聴会でも、こうした懸念が寄せられたが、新大綱に具体的な歯止め策は盛り込まれなかった。
外務省国際協力局の担当者は「援助は非軍事分野に限るという原則は変わっていない。使途は支援先から報告を受けるなどして確認する」と説明するが、日本政府が援助国からの報告が正しいかどうかチェックするのは困難だ。
新大綱には、国益確保のためにODAを積極活用することも盛り込まれた。「世界が抱える課題の解決に取り組むことは、わが国の国益確保に不可欠」とし、ODAを国益につなげる方針を明示。これまで国民総所得(GNI)が一定基準に達した「ODA卒業国」は、原則として支援を打ち切ってきたが、その枠を外した。
これらは経済・軍事的拡大路線を続ける中国に対抗するため、周辺国に資金や物資を提供しやすくする狙い。南シナ海の領土問題で中国と対立するフィリピンやベトナムとの連携を想定しているとみられる。安倍晋三首相が提唱する「積極的平和主義」を色濃く反映したといえる。
大綱の見直しは二〇〇三年以来。自民党総務会は了承したが、チェック機能の強化などを求める声も出た。運用の改善点を党政調で議論し、二カ月後に総務会に報告するとした。
(上野実輝彦)
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【http://www3.nhk.or.jp/news/html/20150130/t10015095871000.html】
首相 福島第二原発の廃炉は事業者判断
1月30日 17時35分
安倍総理大臣は、衆議院予算委員会の基本的質疑で、福島第二原子力発電所の廃炉について、「第一原発の5号機と6号機は事故処理の観点から廃炉を要請したが、第二原発は状況が違う」と述べ、今後のエネルギー政策などを総合的に勘案して、事業者が判断するという認識を示しました。
このあと委員会では、今年度の補正予算案の採決が行われ、自民・公明両党の賛成多数で可決されました。
この中で、共産党の高橋国会対策副委員長は、東京電力福島第二原発の廃炉について、「原発事故の収束に集中すべきで再稼働などあってはならない。去年の福島県知事選挙で、与党も支援して当選した内堀知事は、福島県内に10基あるすべての原発の廃炉を要請しており、政府としても全基の廃炉を決断すべきだ」と指摘しました。これに対し、安倍総理大臣は「福島県から福島第二原発の廃炉を要望する声があることは承知している。福島第一原発の5号機と6号機は、事故を起こした1号機から4号機の近くにあり、事故処理に集中する現場体制を構築する観点から廃炉を要請したが、遠く離れた第二原発は状況が違う。今後のエネルギー政策の状況や新規制基準への対応、地元のさまざまな意見なども総合的に勘案し、事業者が判断する」と述べました。
また、安倍総理大臣は、沖縄のアメリカ軍普天間基地の移設計画に関連して、「移設に反対している沖縄県の翁長知事と会うべきだ」という指摘に対し、「衆議院選挙などがあり、私や菅官房長官も面会する機会はなかったが、政府としてはしっかりと対応している。今後、さまざまな取り組みで連携を深めていくなかで、政府として対話の機会が設けられていくと考えている。さまざまなレベルで対話を行い、理解を求めていく努力をしていきたい」と述べました。このあと委員会では、経済対策を柱とする今年度の補正予算案について、各党の賛成・反対の討論に続いて採決が行われ、自民・公明両党の賛成多数で可決されました。今年度の補正予算案は、一般会計の総額が3兆1180億円で、円安などの影響で低迷している消費を呼び起こすための家計や中小企業への支援や、地方の活性化のための経費などが盛り込まれており、30日夜の衆議院本会議で可決され、参議院に送られる運びです。
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東京新聞の二つの記事【高浜3・4号機 意見公募 答えず「適合」】(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015021390070823.html)と、
【高浜・審査適合 「地元」とはどこなのか】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015021302000160.html)。
asahi.comの社説【関西電力高浜原発―再稼働前に地元を見直せ】(http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p)。
最後に、東京新聞のコラム【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015021302000129.html)。
「パブリックコメント(意見公募)には、原発が集中立地する危険性や避難計画の実効性が審査されないことなどに多くの意見や疑問が寄せられた。だが、規制委は、事故が起きても一定レベルに収まると想定して判断する姿勢を変えず、すれ違いが目立った」・・・・・・。
「すれ違い」どころか、原子力「ムラ寄生」委員会は「適当」過ぎる。責任感がなさすぎる。
『●日本中が「地元」・・・・・・
大間原発と高浜原発の再稼働問題、「30キロ圏内の声を聴け」ではダメ』
「あとは地元同意があれば、関西電力 高浜原発(福井県)は再び動きだすという。原発事故の恐怖と影響は全国に降り注ぐ-。福島の教訓だったはず。地元とはどこだろう。地元同意とは何だろう」・・・・・・。「九州電力 川内原発(鹿児島県薩摩川内市)に続いて2例目・・・・・・今後の焦点は地元自治体の同意だ。その範囲に法的な定めはない。川内原発では鹿児島県知事の判断で、県と薩摩川内市に絞られた。安倍政権はこれを基本としており、今回も関電と福井県知事は福井県と高浜町のみを同意の対象にする方向」・・・・・・・。
悪魔の負の連鎖。自民党・電力会社をはじめ、原子力ムラ住人はやりたい放題やっている。
アタマオカシイノデハ? 東京電力原発人災で何も学ばない「地元」とは何だろう? たとえ「法的な定め」はなくとも、「東京電力原発人災の教訓」から学べっ! 環境倫理観から、(世界のどこにも原発を稼働して良い場所などないが、百万歩譲っても)ニッポンで原発を稼働させるなんて許されないでしょっ!!
『●原発再稼働の負の連鎖: 「川内方式」を「妥当」なんて、とんでもない!』
「原子力という巨獣が暴れだした時、神仏ならぬ身がいかに非力か。いやというほど悟ったはずなのに、事故対策の不備ぶりを裁判所も危惧するような状態で、なぜ再稼働を認めうるのか」?
大津地裁「再稼働を容認するとは到底考え難い」・・・・・・虚しい空しい、司法の無力。関電や自民党は、裁判所の判決を屁とも思っていないようだ。自身に都合よくしか判断しない。
『●関西電力八木誠社長のあの高浜原発:
「プルサーマル原発」に続き「寿命原発」を動かしたいそうです』
「【大飯、高浜再稼働 「早急な容認考えがたい」】
(http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014112802000128.html)
には、「大津地裁(山本善彦裁判長)は二十七日、
「現時点で差し止める必要性はない」として、却下する決定・・・・・・
決定文では、差し止めの必要性がないとした理由を原発の安全性の
観点からではなく「原子力規制委員会が、いたずらに早急に、
再稼働を容認するとは到底考えがたい」からとした」」
『●「アベノミクス選挙という愚」
『週刊金曜日』(2014年12月05日、1019号)について』
「伊田浩之氏【大飯、高浜原発めぐり大津地裁 再稼働の不備を指摘】、
「原子力規制委員会・・・・・・がいたずらに早急に、新規制基準に
適合すると判断して再稼働を容認するとは到底考え難い」。
川内原発の現状を考えると・・・・・・??
(http://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/437d41ad3bcdeef8c3d9569fd54d21af)」
「愚」を繰り返すニッポン・・・・・・「このゴジラが最後の一匹だとは思えない」。
『●東電の「万全」神話: 「作業員の安全を祈らずにはいられなかった」』
「東京・有楽町にあるゴジラ像のプレートにこんな言葉が刻まれている。
「このゴジラが最後の一匹だとは思えない」・・▼怪物は、水爆実験に
よって出現する。公開と同じ年の三月、ビキニ環礁で水爆実験の
「死の灰」を浴びた、第五福竜丸事件が下敷きになっている。
原作ではゴジラは第五福竜丸の帰還とともに日本にやってくる
▼「水爆などいい気になっていたら、人間は自分たちの力で完全に滅びる」。
監督の本多猪四郎さん・・・・・・警告は、残念ながら現代に生かされていない。
・・・・・・ゴジラは科学技術を使う人間の心の闇の中にすみ続けている
▼像の言葉は登場する科学者のせりふで、まだ続きがある。
「同類が世界のどこかに現れてくるかもしれない」。ゴジラだらけである」
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【http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/2015021390070823.html】
【社会】
高浜3・4号機 意見公募 答えず「適合」
2015年2月13日 07時08分
【↑ブログ主注: 勝手ながらコピペさせて頂きました
(http://www.tokyo-np.co.jp/s/article/images/2015021399070823.jpg)】
原子力規制委員会は十二日、関西電力高浜原発3、4号機(福井県)が原発の新しい規制基準を満たしているとの審査書を正式に決めた。パブリックコメント(意見公募)には、原発が集中立地する危険性や避難計画の実効性が審査されないことなどに多くの意見や疑問が寄せられた。だが、規制委は、事故が起きても一定レベルに収まると想定して判断する姿勢を変えず、すれ違いが目立った。
意見公募には約三千六百件が寄せられた。この日の会合では、主な意見と規制委の見解を併記する資料も公表された。
高浜原発が立地する若狭湾周辺には、関電大飯、美浜、日本原子力発電敦賀の三原発、高速増殖原型炉「もんじゅ」もあわせ計十四基が立ち並ぶ。同時多発的に事故が起き、事故収束の要員が不足したり、他の原発から高濃度の放射性物質が飛来し、高浜での作業ができなくなったりする懸念の声も寄せられた。
規制委は、各原発で十分な要員や資材を準備しており、「それぞれの炉で独立して事故対応にあたれる」と回答。寄せられた疑問には直接答えなかった。
記者会見で、集中立地の問題を問われた田中俊一委員長は「同時多発的に起きても、それぞれのところできちっと対策が取れる」とかわした。
東京電力福島第一原発事故では、放射線量が上がったり、水素爆発の危険が増したりして作業員が待避する事態が何度も起きた。「新基準を満たせば、作業に影響がある事故にならないと決めつけているのはなぜか」との問いもあったが、規制委は新基準が求める対策により「作業に支障がないことを確認した」と回答するにとどまった。
また、地図上では高浜原発に通じる道路は一本の県道しかなく、必要な外部支援が厳しい事態も起きうる。この懸念に対しては、七日間は支援なしに対応できることが新基準の要求だとして、問題ないとの考えを示した。
複数の道があるような記述が回答欄にあったため、規制委や関電に取材すると、「機密」として具体的には明かさなかったが、徒歩による支援要員の投入しか審査していないと答えた。
避難計画の実効性を、規制委が審査すべきだとの意見もあったが、田中氏は「そういう(避難の)事態にならないように規制サイドとしてやっている」と説明した。
(東京新聞)
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015021302000160.html】
【社説】
高浜・審査適合 「地元」とはどこなのか
2015年2月13日
あとは地元同意があれば、関西電力高浜原発(福井県)は再び動きだすという。原発事故の恐怖と影響は全国に降り注ぐ-。福島の教訓だったはず。地元とはどこだろう。地元同意とは何だろう。
何度でも繰り返す。原子力規制委員会の審査書は、安全のお墨付きではない。3・11後の新規制基準を満たすという、いわば車検証のようなものである。
そんな規制委の手続きが終了し、地元同意が焦点になる。法的拘束力はないものの、事実上、再稼働への最後の関門だ。
では地元とは、どこなのか。川内原発の時にも、議論になった。
3・11後に改められた国の安全指針では、原発から半径三十キロ圏内の自治体に、原発事故を想定した避難計画の策定が義務付けられた。そこで、三十キロ圏内にある立地以外の自治体からも、同意を求める声が上がった。当然の要求だろう。
ところが、原子炉の置かれた鹿児島県と薩摩川内市の同意を得ただけで、再稼働の準備は進む。
高浜の場合は、川内よりも複雑だ。三十キロ圏が原発のある福井県だけでなく、京都府と滋賀県にもまたがっているからだ。
京都府は先月末、同意権なしの協定を関電と結ぶ方向で一致した。自治体側からの意見表明は、原発の増設時などに限られる。
滋賀県の嘉田由紀子前知事は「被害地元」という考え方を提唱し、現知事が引き継いだ。原発事故で被害を受ける自治体はすべて「地元」なのである。近畿の水がめである琵琶湖の汚染を恐れる人は、大阪などにも少なくない。
福島の事故では、たとえば、村域のほとんどが三十キロ圏外の福島県飯舘村が、放射能による全村避難を余儀なくされた。どこが被害地元になるかは、その時々の複雑な気象条件次第である。科学的な線引きは難しい。福島の教訓を忘れてはならない。3・11後、地元の意味も大きく変化した。
関電も福井県の西川一誠知事も川内同様、「地元同意は立地自治体(県と高浜町)だけだ」と言う。原発の恩恵を受けない自治体を含めれば、結論に時間がかかるだろう。
電力自由化を控えて、電力会社は再稼働を急ぐ。利益が大きいからである。しかし、最優先すべきはいうまでもなく、安全だ。
国が今なすべきことは、再稼働を急ぐより、原発ゼロへの道筋を示すことである。そうでなければ、多くの国民の不安は消えない。
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【http://www.asahi.com/paper/editorial.html?iref=comtop_pickup_p】
関西電力高浜原発―再稼働前に地元を見直せ
2015年2月14日(土)付
関西電力高浜原発3、4号機(福井県高浜町)について、原子力規制委員会が「新規制基準を満たしている」と正式に認めた。九州電力川内原発(鹿児島県薩摩川内市)に続いて2例目となる。
今後の焦点は地元自治体の同意だ。その範囲に法的な定めはない。川内原発では鹿児島県知事の判断で、県と薩摩川内市に絞られた。安倍政権はこれを基本としており、今回も関電と福井県知事は福井県と高浜町のみを同意の対象にする方向だ。
原発事故が広大な地域に被害を及ぼすことは、東京電力福島第一原発事故が示した現実だ。事故前と変わらぬ枠組みで原発を動かしていいはずがない。
同意対象を県と立地の1自治体に限る方式を既成事実化するのではなく、再稼働の前に地元の範囲を定め直すことを改めて求めたい。
高浜原発は、事故時に住民の即時避難が必要な5キロ圏に京都府舞鶴市が含まれる。国が避難計画策定を義務づけた30キロ圏内だと京都、滋賀両府県の8市町が入る。人口は12万人を超え、福井県側の約5万人を上回る。
大飯(福井県)、玄海(佐賀県)、伊方(愛媛県)、島根(島根県)、志賀(石川県)。規制委の審査が進むこれらの原発も、近隣に他府県を含む。
高浜原発での地元同意は、試金石となってこよう。
■立地の権限共有を
地元同意の根拠は立地自治体が事業者と結ぶ安全協定だ。
全国に原発が増えた70年代以降、トラブルも多発した。しかし情報は事業者と国に握られ、地元はしばしばかやの外に置かれた。住民の立場から安全を監視しようと、立地自治体は協定を結び、情報を求めてきた。
福井県が各事業者と結んでいる協定には、事故後の再稼働の事前協議に加え、自治体が原発の運転停止を求めることができる条項もある。事故やトラブルのたび、事業者と粘り強い交渉を重ねて得てきた権限だ。
一方で福島の事故後、周辺市町村の住民も事故に不安を抱き、「立地並み」の協定を望む声が各地の自治体から相次ぐ。
関電はこの求めに否定的だ。京都府と協議中の新たな協定案でも、同意権は認めない方向だ。福井県知事も「立地自治体は責任を持ち、リスクを負ってきた経緯がある」と強調する。
かかわりの薄い地域にカギを握られることには、警戒感もあるだろう。
しかし周辺自治体が再稼働の判断に加わることは、より多くの目で安全性を広く監視していくことにつながる。安全性を独自にチェックし、不十分であれば再稼働にノーと言う。立地自治体が勝ち取ってきたこの成果を周辺自治体と共有することで、同意を得る地元の範囲を広げていきたい。
■避難と同意をセットで
福井、京都、滋賀3府県と関係市町は、国の原子力災害対策指針にもとづき広域の避難計画をつくった。しかし計画通りに避難できるのか、細かな調整は緒に就いたばかりだ。
福井で原発事故が起きれば、3府県の十数万人が主に関西方面へ避難する可能性がある。
渋滞で混乱が生じる恐れもある。避難者用のバスの確保など、詰めるべき課題は多い。
2府5県と4政令指定市でつくる関西広域連合は今年1月、広域避難の実効性確保などに、国が主体的に取り組むよう申し入れた。「実行されなければ、高浜の再稼働を容認できる環境にない」とくぎを刺している。
住民の安全に責任を負う自治体からは、再稼働前の了解を得るのが筋だ。避難対象という側面から、当面は原子力災害対策指針が定めた30キロ圏を同意対象にすべきだ。そのうえで協定で位置づけている地元同意を、将来的には法に明記することを考えてもよい。それほど重いプロセスであることを、事業者側に認識させる意味もある。
■「地元」を結い直す
12年の大飯原発再稼働の時には消費地・関西の首長らが一時反対を表明し、福井県が孤立感を深めたことがあった。電力を使う側の一方的な主張に、福井県では不信感が根強くある。
対立を乗り越え、広い意味での「地元」の関係を結い直す取り組みが不可欠だ。
国主導で、福井と関西各府県の知事、原発30キロ圏の首長に集まってもらい、新たな地元の範囲や権限について、合意形成を図ってはどうだろう。
原発内のプールにたまった使用済み核燃料をどこで貯蔵するか。老朽原発を廃炉にする場合、経済の柱を失う地域をどう支えるか。立地地域と、電力消費地が手を携えて解決しなければならない課題は数多い。
手間はかかる。だが、福島原発事故が残した宿題に向き合う時間を惜しむべきではない。
原発をどうするかは、国民全体で決めていくべきテーマだ。福井と関西とで、それに向けた一歩を踏み出してほしい。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015021302000129.html】
【コラム】
筆洗
2015年2月13日
「仏様のおかげとしか思えないんです」。福島第一原発の3号機ですさまじい水素爆発が起き、にもかかわらず一人も落命せずに済んだ時、当時の吉田昌郎所長は、そう思ったという▼原子力の巨大な力を人間は本当に制御しきれるのか。「できる」というのが原子力ムラの方々の答えなのだろうが、考えてみれば、福井にある技術開発用の原子炉の名は「ふげん」に「もんじゅ」だ▼「普賢菩薩(ぼさつ)は象、文殊菩薩は獅子に乗られ、それぞれ巨獣の強大な力を知恵と慈悲で制している。その姿にあやかり命名した」というから、原子力ムラにはもともと「仏様の力」に頼るところがあったのかもしれぬ▼きのう原子力規制委員会は、関西電力高浜原発3、4号機の再稼働にお墨付きを与えた。この原発の再稼働をめぐっては大津地裁が昨年十一月、住民の避難計画など備えが整っていない現状では、「(規制委が)いたずらに早急に再稼働を容認するとは到底考えがたい」と指摘していたが、その考えがたいことが起きたわけだ▼原子力という巨獣が暴れだした時、神仏ならぬ身がいかに非力か。いやというほど悟ったはずなのに、事故対策の不備ぶりを裁判所も危惧するような状態で、なぜ再稼働を認めうるのか▼仏教界からも脱原発を求め、再稼働に反対する声が上がっているという。「仏様のおかげ」はもう期待しない方がいい。
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東京新聞の社説【原発比率 温暖化を口実にするな】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015021202000174.html)。
「原発は可能な限り減らして、再生エネルギーの導入は最大限-。これが原則だったはず。原発がなければ、温室効果ガスは減らせないのか。地球温暖化対策を原発依存の口実にしてはならない」。
『●関西電力の「原発再稼働」への言い訳にさせてはいけない』
『●誰も責任をとらない自民党議員
・・・・・・3.11東京電力原発人災以前に逆戻りしていて大丈夫?』
「地球温暖化防止の切り札が原子力発電」?? ご冗談を。『不都合な真実』で、原発再稼働へと誤誘導し、破滅へと引きずり込んでいるのは?、一体誰だ? 「原子力=核」発電所は「巨大な「海暖め装置」」、地球温暖化に直接的に大きく貢献している。
「たかが電力のために」、「発電機能付き湯沸し装置」=「死の灰」製造装置を一秒たりとも稼働させてはいけない。
『●「京都議定書の失敗」をあなたたちに言われたくない』
『●『ウォーター・マネー/「水資源大国」日本の逆襲』読了(4/5)』
『●非常時だけでない、恒常的な被爆労働・犠牲でしか
成り立たない原発という特殊な発電システム』
『●東京電力は、これまでさんざん安いと喧伝してきた
発電機能付き湯沸かし器の値上げをするそうです』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015021202000174.html】
【社説】
原発比率 温暖化を口実にするな
2015年2月12日
原発は可能な限り減らして、再生エネルギーの導入は最大限-。これが原則だったはず。原発がなければ、温室効果ガスは減らせないのか。地球温暖化対策を原発依存の口実にしてはならない。
ベストミックスとは、その時代の要請に適切に対応できる電源の組み合わせのことを言う。
二〇三〇年のベストミックスを話し合う経済産業省の小委員会は、焦点の原発比率について、15~20%を軸に検討を進めている。この数字には問題がある。
政府は昨年四月に閣議決定したエネルギー基本計画で、石炭や地熱などとともに「重要なベースロード電源」と位置付けた。
運転コストが「低廉」で変動も少なく、運転時には二酸化炭素(CO2)など温室効果ガスの排出もない-というのが、その理由である。
ただしそれには、福島の教訓を踏まえた条件があるはずだ。
エネルギー基本計画に原発依存は「省エネルギー・再生可能エネルギーの導入や火力発電所の効率化などにより、可能な限り低減させる」と明記されている。
また、原発の運転期間は法律で、原則四十年に制限されている。脱原発依存、再エネ推進、そして四十年廃炉の原則が、大前提なのである。
経産省の試算によると、四十年廃炉の原則を貫く限り、原発が総発電量に占める割合は二八年に約15%になるという。新増設なしに20%はあり得ない。20%を掲げるということは、脱原発依存の旗を降ろすことにならないか。
電力会社は、再生可能エネルギーの高コスト、不安定さばかりを強調する。ところが多くの電力消費者は、安全や廃棄物対策を考慮に入れれば、原子力が決して安価でも、安定的でもないことを、福島の事故を見て知った。そこで温暖化対策が、原発推進の切り札にされつつある。
温暖化対策の国際会議をリードするのは、三〇年までに一九九〇年比40%削減という高い目標を掲げた欧州連合(EU)だ。
そのEUをリードするドイツでは福島の事故後、原発から再生エネへの大転換を進めることで新産業を育成しつつ、温暖化対策にも弾みをつけている。再生エネを増やせばCO2は減る。
脱原発依存と再エネ導入による温暖化対策の推進こそ、福島の事故を経験した国民の声や時代の要請に対応する、日本のベストミックスなのではないか。
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東京新聞の社説【ワイツゼッカー氏 貫いた過去への眼差し】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015020302000144.html)。
「ドイツの負の歴史に常に向き合い、欧州の平和的統合を説き続けた象徴的指導者・・・・・・「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる」」・・・・・・。
「「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する」、「過去への眼差し」無きアベ様ですから。「20世紀で懲りたはずでしょう?」「二度と戦争が起きないように仲良く」のメッセージでさえ、アベ様の耳には届きませんし、受け取る感性もありません。取り巻きの自公議員や翼賛野党は無能、国会も機能せずの・・・・・・ニッポン。「眠り猫」も目覚めない。
『●一国の首相が歴史修正主義者なんて恥ずかしいし、
羞恥心の無さと自覚の無さという救いの無さ』
『●首相からして歴史修正主義者な国の文科大臣の「食言」』
『●「「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する」:
「ケンカを売り」「火に油を注ぎ」そうな雰囲気』
『●この虚しい・空しいアベ様のトンチンカンな答弁:
「「ああ、安倍談話さえなかったら!」を心配する」』
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/editorial/CK2015020302000144.html】
【社説】
ワイツゼッカー氏 貫いた過去への眼差し
2015年2月3日
ワイツゼッカー元独大統領が亡くなった。欧州連合(EU)の理念が揺らぐ今こそ、ドイツの負の歴史に常に向き合い、欧州の平和的統合を説き続けた象徴的指導者の言葉に耳を傾けたい。
祖父は州首相、父は外務次官、兄は著名な物理学者というドイツの名門。それでいて身に付いた気さくさ。政治家というより言葉による伝道師を思わせた。
「過去に目を閉ざす者は現在にも盲目になる」。よく知られる戦後四十周年の議会演説はその白眉だろう。政治活動の半面、生涯を通してドイツ福音主義信徒大会の指導的役割を担い続けた。数々の演説を貫く過去への眼差(まなざ)し、人道、平和主義に基づく現代社会への鋭い問いかけは、第二次大戦、冷戦体制崩壊という二つの「戦後」の復興を担ったキリスト教的価値観に立脚していた。
回想録「四つの時代」の中で、「キリスト教」の名前を冠している政党に入ることの意味を、ルターの教えに言及しながら「欠陥があるわれわれへの戒め」と述べているのも、その表れだ。
理想主義的な言動は、政治上の実質的な権限を担う政権内から折に触れて批判の対象となった。特に十六年の長期政権を通じ、絶大な権力を誇示したコール元首相とは度々衝突、大統領の退任後、党籍剥奪問題にまで発展したこともある。発覚したコール氏の金権体質を徹底して批判したのも大統領だった。
退任後は、国連の機構改革の委員に名を連ねる一方、ドイツ連邦軍改革委員長として軍縮小の改革案をまとめるなど活躍。中日新聞社主催の戦後五十年企画で一九九五年訪日するなど度々来日した。
九九年、二十世紀を総括する企画で本紙に登壇願った。ワイツゼッカー氏は、世界が今後直面する課題は政治的な民主主義、経済的な競争力、社会的な人間的紐帯(ちゅうたい)の三つをいかに共存させるかという点にあると指摘、欧州統合の理念はそこに至る歴史的な実験、との思いを語っていた。
「欧州が二十一世紀の世界にもたらし得る貢献の最大のものは、平和裏に統合を進めるプロセスとしてのEUだ」。すでに拡大、深化の大きな分岐点を迎えていたEUを語る口調には強い思いが込められていた。
欧州統合の危機は、統合の理念を語る指導者の不在に起因するといわれる。ワイツゼッカー氏の死去により欧州が喪(うしな)うものはあまりにも大きい。
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nikkan-gendaiの記事【人質殺害を口実に…安倍首相がNHKで「自衛隊派遣」を示唆】(http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156705)と、
東京新聞の二つのコラム【【私説・論説室から】 「線引き」への反省】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015012802000164.html)、
【筆洗】(http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015021102000150.html)。
「さぞ自責の念に駆られているのだろうと思ったら違った。「反省」どころか、今回のテロ殺害事件を安全保障や集団的自衛権の法改正問題と結び付けて“政治利用”しようとしているから許し難い・・・・・・今回のテロ殺害事件と集団的自衛権は何ら関係がないし、新3要件も当てはまらない。それなのに、安倍首相は今国会で審議される安全保障や集団的自衛権とテロ殺害事件をごちゃ混ぜにして自衛隊派遣に前のめりになっているのだ・・・・・・軍事評論家の神浦元彰氏はこう言う。「後方支援がなければ前線の戦闘は成り立ちません。つまり、後方支援は紛れもない武力行使です・・・・・・」」。
あ~救い難いアベ様。自身の外(害)「遊」の「無責任」を壊憲の「きっかけ」に悪用、「政治利用」しようというのだから。
『●「死の商人」外交: アベ様がケンカを売った代償、
火に油を注いだ代償はあまりに大きすぎる』
そんなマッチポンプな政権には、「線引き」なんて任せられない。人道支援、非軍事支援、非戦闘地域・・・・・・いくら言葉を繕っても、「軍事」につながり、「戦闘地域」との境界はあいまいで、拡大する。「ニッポンも戦争したい」というアベ様らの欲望へと拡大解釈される。
「核」についても同様で、所詮、「原子力=核」「核=原子力」であり、「原子力の平和利用」と「核の軍事利用」の「線引き」なんて不可能だ・・・・・・「東京電力福島第一原発事故からまもなく四年。被ばくへの関心は薄れ、原発再稼働と原発の輸出が着々と進められようとしている・・・・・・反省がある・・・・・・当時、「核の平和利用」すなわち原発ならOKで、「許せない」のは「核兵器開発」、という「線引き」で記事を書いていた。原発なら大丈夫なのか、怖いのは原子力そのものではないのか、といった問題意識は薄かった・・・・・・安全保障を重視する政権ならまず、原発輸出をやめるべきだ」。
『●烏賀陽弘道さん『ヒロシマからフクシマへ原発をめぐる不思議な旅』読了』
「災害救助、医療などに限定していると慎重論をなだめるが、相手は軍隊である。資金、物資が軍事に転用される危険もある。どう監視するかも定かではない。外交にとって資金援助は大きな武器だが、そこに「怪物」は棲(す)んでいないか▼恐怖を感じぬ安倍政権の「法則」か。「大丈夫だよ」「平気、平気」と気味悪い館へまた一歩。不安の声には「積極的平和主義」と耳を貸さぬ」・・・・・・いくら言葉を繕っても、「軍事」につながる。アベ様達の敷こうとしている線路の先は「ニッポンも戦争したい」という自公議員・翼賛野党議員らの欲望・「志」へと繋がっている。
『●正気?・・・アベ様「憲法9条をなぜ改正するかと言えば、
国民の生命と財産を守る任務を全うするためだ」』
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【http://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/156705】
人質殺害を口実に…安倍首相がNHKで「自衛隊派遣」を示唆
2015年1月26日
(日本も「有志国連合」の仲間入り/(C)AP)
「最悪の事態」がとうとう現実となった。過激組織「イスラム国」による日本人人質殺害事件。こうなったのも、安倍首相が外遊先のカイロで、能天気ヅラして「イスラム国対策にカネを出す」と“宣戦布告”したのが原因だ。安倍首相は、イスラム国側から「アベ、おまえがハルナ殺した」と名指しされ、さぞ自責の念に駆られているのだろうと思ったら違った。「反省」どころか、今回のテロ殺害事件を安全保障や集団的自衛権の法改正問題と結び付けて“政治利用”しようとしているから許し難い。
「この(テロ殺害事件)ように海外で邦人が危害に遭ったとき、自衛隊が救出できるための法整備をしっかりする」――。
25日、NHKの日曜討論に出演した安倍首相。26日開会の通常国会で、安全保障と集団的自衛権の関連法案の成立に向けた意気込みを問われた際、こう強調していた。聞き手の島田敏男・解説委員が気心の知れた「寿司仲間」のために気が緩んだのだろうが、これは衝撃発言だ。
安倍政権は昨年7月に国民の反対を押し切って「集団的自衛権」の行使容認をめぐる解釈改憲を閣議決定した。その際、武力行使できる新たな要件として、「日本の存立が脅かされ、国民の生命、自由と幸福の追求権が根底から覆される明白な危険がある」「日本の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がない」「必要最小限の実力行使にとどまる」の3つを挙げていたはずだ。今回のテロ殺害事件と集団的自衛権は何ら関係がないし、新3要件も当てはまらない。それなのに、安倍首相は今国会で審議される安全保障や集団的自衛権とテロ殺害事件をごちゃ混ぜにして自衛隊派遣に前のめりになっているのだ。
■後方支援は実質的な武力行使
さらに驚いたのは、イスラム国と戦闘状態にある米英などが主導する「有志国連合」との連携について、慎重姿勢を示しつつも「我々に求められるのは軍事的な貢献ではない。後方支援は武力行使ではない」と踏み込んだことだ。日本も「有志国連合」に名を連ねているとはいえ、これまで積極参加の姿勢は示してこなかった。後方支援とはいえ、日本が自衛隊を派遣して「武力行使」に加われば、自衛隊員が戦闘に巻き込まれたり、報復テロの標的になったりするのは避けられない。
軍事評論家の神浦元彰氏はこう言う。
「後方支援がなければ前線の戦闘は成り立ちません。つまり、
後方支援は紛れもない武力行使です。安倍首相は自衛隊を派遣したり、
特殊部隊を作ったりすれば解決すると考えているようだが、
最大の軍事力を持つ米軍でさえも、特殊部隊によるイスラム国襲撃が
失敗しているのです。安倍首相が想定しているのは、しょせんは
『戦争ごっこ』。軍事を何も分かっていない。そんな日本が
『有志国連合』に加わり、自衛隊を派遣して一体何ができる
というのでしょうか」
「有志国連合」の軍事作戦に参加しているカナダやオーストラリア、フランスは、イスラム系過激派によるテロが相次いでいる。安倍首相の暴走を止めないと、日本は「テロの連鎖」の泥沼にはまることになる。
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/ronsetu/CK2015012802000164.html】
【私説・論説室から】
「線引き」への反省
2015年1月28日
ここ数年に公開された米国のSF映画では被ばくを扱った作品が相次いだ。「スタートレック」最新作は被ばくを恐れず乗員を救おうとするカーク船長を描き、超格差社会をテーマにした「エリジウム」では事故で被ばくした作業員が再生を目指した。「GODZILLA ゴジラ」では福島を連想させる場面が描かれ論議を呼んだ。冷戦時代、長く核戦争の可能性を念頭に置いてきた米国社会では、被ばくの恐怖をより具体的なものととらえているのかもしれない。
東京電力福島第一原発事故からまもなく四年。被ばくへの関心は薄れ、原発再稼働と原発の輸出が着々と進められようとしている。
反省がある。ウィーンの国際原子力機関(IAEA)でイランの核問題を取材していた当時、「核の平和利用」すなわち原発ならOKで、「許せない」のは「核兵器開発」、という「線引き」で記事を書いていた。原発なら大丈夫なのか、怖いのは原子力そのものではないのか、といった問題意識は薄かった。
日本が原発を輸出しようとするアジアや中東で原発事故があれば、放射性物質は偏西風などに乗って飛来し日本も汚染される。パリの事件や、「イスラム国」によるとみられる日本人人質事件で脅威を見せつけたテロリストや過激派が原発を襲撃すれば、恐怖は世界中に広がる。安全保障を重視する政権ならまず、原発輸出をやめるべきだ。 (熊倉逸男)
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【http://www.tokyo-np.co.jp/article/column/hissen/CK2015021102000150.html】
【コラム】
筆洗
2015年2月11日
恐怖映画には一種の「法則」がある。「怪物」「悪魔」によって最初に殺される人物は「怪物」の存在を疑い、恐れない男である▼映画の冒頭で「この男がまず殺されるな」と分かる。役立つ情報ではないが、一応、見分け方を説明しておく。まず、腕力に自信がある向こう見ずなタイプで、何かと「大丈夫だよ」「平気、平気」「ちょっと様子を見てくるよ」というせりふのある人物である。怖がる別の誰かに、「へっ、臆病だな」などと言えばその男が犠牲になる場面は近かろう▼この「法則」は展開に現実味を出す工夫であろう。「怪物」の領域に最も接近する人物が最初の犠牲者になるという前提に立てば、その人物は恐ろしさをさほど感じず、人の意見を聞かない性格として描いておかないと、不自然な展開になってしまう▼政府は昨日の閣議で政府開発援助(ODA)の基本方針を見直して、事実上禁じていた他国の軍隊への支援を解禁した▼災害救助、医療などに限定していると慎重論をなだめるが、相手は軍隊である。資金、物資が軍事に転用される危険もある。どう監視するかも定かではない。外交にとって資金援助は大きな武器だが、そこに「怪物」は棲(す)んでいないか▼恐怖を感じぬ安倍政権の「法則」か。「大丈夫だよ」「平気、平気」と気味悪い館へまた一歩。不安の声には「積極的平和主義」と耳を貸さぬ。
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