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●ド正論 ―――「裁判が遅いのは国のせいじゃないですか。私たちの責任じゃないです。それで裁判を終わらせようなんて、とんでもありません」

2021年09月30日 00時00分19秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日、ブログ主が改変)↑]


赤木雅子さんのど正論 ――― 「私の夫は財務省に改ざんをさせられて亡くなったんですよ!

――― 「あんたらがトロトロしとるからこうなるんじゃ!」「裁判が遅いのは国のせいじゃないですか私たちの責任じゃないですそれで裁判を終わらせようなんて、とんでもありません

――― 「きちんと謝罪してくれる議員もいるんや麻生大臣も財務省の人たちも謝ってくれないのに

――― 「夫に起きたことは皆さんの周りで起きてもおかしくありません真相を知るためには世論の力が大事なんです皆さん、関心を持ってください

――― 「安倍首相は、2017217日の国会の発言で改ざんが始まる原因をつくりました麻生大臣は墓参に来てほしいと伝えたのに国会で私の言葉をねじ曲げましたこの2人は調査される側で、再調査しないと発言する立場ではないと思います

[※ 【赤木俊夫さんの妻の自筆メモ】(東京新聞 2020年3月24日)↑]



(20210928[])
相澤冬樹さんの、日刊ゲンダイの3つのコラム【相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/森友問題「再調査しない」と断言する総裁候補3人は、赤木雅子さんの奮闘ぶりを知るべき】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294940)と、
相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/麻生さん、読者は関心ありますよ…赤木雅子さんの怒りに財務省職員は凍り付いた】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295185)と、
相澤冬樹 森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記/麻生大臣や財務省とは大違い…赤木雅子さん「きちんと謝罪してくれる議員もいるんや」】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295231)。

 《納得できない雅子さんは担当者に食い下がること1時間、思わず叫んだ。「私の夫は財務省に改ざんをさせられて亡くなったんですよ!」 その瞬間、室内の空気が凍ったその場にいた全員が身じろぎもしなかった皆わかっているのだ。結局、弁護団が撮影して報道陣に提供するのはOKとなった》。
 《横に座っていた財務省職員の方を向いて「あんたらがトロトロしとるからこうなるんじゃ!」と故郷の岡山弁で言い放った。凍り付く財務省の職員たち。次に雅子さんはモニターの向こうにいる佐川氏の代理人に向き直った。「裁判が遅いのは国のせいじゃないですか私たちの責任じゃないですそれで裁判を終わらせようなんて、とんでもありません」 誰にも止められない迫力だった。もちろん裁判は終わりはしない》
 《たじたじとなって「あれはですね」と説明を始めた川内議員。だが言い訳は無用だ。すぐにがばっと頭を下げ、額をテーブルにこすりつけながら声を絞った。「申し訳、ありませんでした」…。「きちんと謝罪してくれる議員もいるんや麻生大臣も財務省の人たちも謝ってくれないのに」》。

 「東京新聞原田晋也記者の記事【森友改ざん、財務省の行政文書も開示を 赤木さん妻が請求...初めて入った省内、撮影禁止巡り抗議も】」…あの時、財務省内でそんなことが…《撮影禁止巡り抗議》。

   『●《立憲民主、共産、社民、れいわ新選組…安全保障関連法廃止を求める
        グループ「市民連合」と国会内で会合を開き…共通政策に合意》

 野党4党共通政策の一つは《森友・加計学園をはじめとする権力私物化疑惑の真相究明》。

   『●「自民党総裁選を嗤(わら)う」新聞求む…《明治から大正、戦前期の
     昭和まで、藩閥政治家や官僚、軍部の横暴を筆鋒鋭く批判し続けました》
   『●武田砂鉄さん《忘却に加担するのか、しっかり掘り返して問うのか、
       メディアが問われている。またいつもの感じでやっているの…》
   『●桐生悠々に《ちなんだ社説の掲載に至ったのも、どんな政権であろうと、
       新聞は権力監視の役割を放棄してはならないという決意を》読者に

 東京FMでBAZZFeedのカンバ記者が野党4党のニュースを受け、「批判ばかり」「野党を続けるつもりですか、そして、批判ばかりを続けるつもりですか」と。それは違うと思います。いま、国が壊れてるんですってば! 自公お維が、ニッポンを破壊しつくしてしまいました。ですので、政権交代で、せめて、まともな国に戻してほしい! 国の体を成していない。まともな国に戻す、それは、自公お維には無理です。それに散々、野党はCOVID19対策を提案しているではないですか? 30兆円規模の補正予算や税制についても提案しています。自民党総裁選程度には、そういうこともメディアは報じるべきなのではないですか?
 選挙に行きましょう! #投票倍増委員会 会員として強く訴えます。自民党総裁など、誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! 数多のアベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある
 赤木俊夫さんが自殺された大変な問題、せめて、その原因と責任を新政権は明らかにすべき。自民党の誰が総裁になろうと、それは無理。(相澤冬樹さん)《遺族はこんな思いを重ねて真相に迫ろうと闘っているのだ。自民党新総裁は、少なくとも雅子さん本人に、なぜ再調査をしないのか納得できる説明をすべきだろう》。

   『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
            …その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を
   『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
         と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷
    《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
     日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却決裁文書を改ざん
     させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
     関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
     なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
     決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
     改ざんが行われたのだ》

   『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
     黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない
   『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
       調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない
   『●《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」
      「忘れないこと」にかかっている…私たちは、雅子さんとともに…》
   『●赤木ファイルと沖縄…《無視された小さな声を拾い集めることでしか、
         この国の正義は取り戻せない。今の政府にできるだろうか。》
   『●《国を動かすのはメディアにもできなかったこと》な赤木ファイルの
      黒塗りは許されない…アベ様ら=「カラスはやっぱり「黒い」です」
   『●赤木雅子さん「麻生大臣、安倍昭恵さん、安倍元首相の名前も出てくる。
        …再調査される側の立場。再調査しないという立場ではないと…」
   『●「第三者による再調査を」…《またも涙ぐんだ》赤木雅子さん、
     《その時、傍聴席から拍手が起きた。一人、また一人と数人が呼応した》
   『●《職員1人を自殺に追い込んだ公文書改ざんという重大な不正を
     起こし、今なお遺族に誠実に向き合わない官庁の責任者が取る態度》か?
    《赤木さんが書いたとみられる「現場として厚遇した事実もないし」
     という一文についての麻生氏の見解だ。この一文に関し、
     安倍晋三前首相のツイッターの公式アカウントが
     「赤木氏は明確に記している」などと投稿。国が森友学園を優遇した
     疑惑を赤木さんが否定し、疑いが晴れたと言わんばかりだったからだ
      これに対して、麻生氏の答えは「あまり細かく知らない」と
     にべもなかった。森友学園に国有地を売却した当時、
     赤木さんは担当ではなかった同僚の話を信じていただけの
     可能性はなかったか。》

   『●【赤木俊夫さんの死を無駄にしないために】《どうすれば俊夫さんを
       死なさずに済んだのかなどを考えた》(ビデオニュースドットコム)
   『●麻生太郎財務相・副首相の口にチャックをしてほしい。野中広務氏の
       ように《麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたまま》の様に
   『●赤木俊夫さんに「法を犯」させた側、「官僚にあるまじき行為を」
     させた側、「決して穢してはならないものを穢」させた側の責任は?
   『●東京新聞原田晋也記者の記事【森友改ざん、財務省の行政文書も
     開示を 赤木さん妻が請求...初めて入った省内、撮影禁止巡り抗議も】
   『●《「…これからの政権に前の政権の評価を聞いて読者の関心があるのか
      ねえ?」と笑い交じりに述べた》…泥棒達に縄を綯わせてはいけない

 余談の部分が面白い。《余談だが川内議員は私の高校の1年上の先輩だ。1年後輩にはこのたび警察組織のトップに就任した人物がいる。面識はないがお伝えしたい。「性犯罪者はちゃんと逮捕しろよ先輩たちが政権を取ったら真っ先に更迭されるぞ」》!

   『●《官邸の忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した
     最重要キーマン》中村格氏が警察庁ナンバー2に! 次期警察庁長官?
   『●アベ様が《新政権も警察権力も私物化する暗黒時代が始まる》、《官邸の
       忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》が…
   『●山添拓議員の《送検》、八代英輝弁護士の《野党共闘に対する意図的な
      攻撃》とそれに群がるお維議員たち、中村格氏の警察庁長官へ昇格…
   『●「そんなバイアスがかかった話じゃない」…《バイアス》? 《山口
     敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》警察庁長官に言われてもねぇ?

   『●《被害者が司法で守られ》ないような社会でいいのか? 《被害者が
     泣き寝入りして》しまうような社会でいいのか? 中村格警察庁長官殿!

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294940

相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者

1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
森友問題「再調査しない」と断言する総裁候補3人は、赤木雅子さんの奮闘ぶりを知るべき
公開日:2021/09/18 13:30 更新日:2021/09/18 16:30

     (これがその時の写真(弁護団撮影))

 自民党総裁選が告示された17日、4人の候補の記者会見で質問に出た森友再調査。森友学園への国有地巨額値引きと、取引を巡る公文書改ざん。真相解明の再調査をするのかという問いに、野田聖子氏以外の3人は全員「再調査はしない」と、見事なほど一致した。

 再調査を求めているのは赤木雅子さん。現場で改ざんをやらされて命を絶った財務省近畿財務局の職員、赤木俊夫さんの妻だ。雅子さんがどんな思いで真相を求め行動しているのか、「再調査しないと言い放つ彼らは知りもしないだろう。その一端をここに記す。

 8月11日。真夏の日差しが照りつける財務省前の路上に報道陣が大勢集まっていた。雅子さんが情報開示請求のため財務省を訪れる。その様子を取材するためだ。

 財務省はピリピリしていた。本人が来るというので最大級の警戒態勢。報道陣は内部の取材に入れないと宣告した。

 これに雅子さんがおさまらなかった。真相につながる情報を何とか引き出すには、開示請求したことを多くのマスコミに報じてもらい、大勢の方に知ってもらうことが重要なのだ。


■財務省でのひと悶着にも「私を向いて対応してくれました」

 雅子さんは弁護士とともに財務省内に入るや、報道陣を入れてほしいと交渉を始めた。かたくなに拒否する担当者。理由を尋ねても庁舎管理上の問題としか答えない。では弁護士自らがスマホで様子を撮影するのはどうか? それもダメだという。納得できない雅子さんは担当者に食い下がること1時間、思わず叫んだ。

私の夫は財務省に改ざんをさせられて亡くなったんですよ!

 その瞬間、室内の空気が凍ったその場にいた全員が身じろぎもしなかった皆わかっているのだ。結局、弁護団が撮影して報道陣に提供するのはOKとなった。

 そんなバトルをしているとは、外で待っている私や報道陣にはわからない。ことが終わって出てきた雅子さんに顛末を聞いた私は、さぞ怒り心頭だろうと思って尋ねた。すると意外にも「本省の方の対応はよかったですよ」と言う。

「納得できない答えは多かったけど、きちんと私を向いて対応してくれました。夫のことをわかってくれている感じがしました

 遺族はこんな思いを重ねて真相に迫ろうと闘っているのだ。自民党新総裁は、少なくとも雅子さん本人に、なぜ再調査をしないのか納得できる説明をすべきだろう。
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295185

相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
麻生さん、読者は関心ありますよ…赤木雅子さんの怒りに財務省職員は凍り付いた
公開日:2021/09/26 06:00 更新日:2021/09/26 06:00

     (真相を求める赤木雅子さん(撮影・相澤冬樹)

 毎度お騒がせ麻生太郎財務大臣。自民党総裁選で麻生派内の対応が割れ、てんてこ舞いの中、またも炎上発言が飛び出した。21日の閣議後会見。森友事件の再調査について総裁選の候補たちが会見で答えたことを受け、記者に質問されると……。

読者の関心があるのかねえ?

 そんなの過去のことだろ、という本音がにじむ。ところが発言を日刊ゲンダイなどが伝えると、ネットで話題沸騰。ヤフーニュースやツイッターでランキングトップに躍り出た。

 麻生さん、読者は関心あるようですよ。それに肝心の当事者のことを忘れていませんか? 現場で改ざんをやらされ、命を絶った財務省近畿財務局の職員、赤木俊夫さん。妻の雅子さんは真相を求め、今も必死に裁判で渡り合っているんです。

 赤木雅子さんが、国と、改ざんを指示した佐川宣寿・元財務省理財局長を相手に闘っている裁判の非公開協議が8日、大阪地裁で行われた。佐川氏の代理人弁護士はコロナ対応でモニターを通したリモート参加だったが、そこで強硬に審理の打ち切りを求めたのだ

 提訴から1年半、裁判は「赤木ファイル」が主な争点だった。改ざんの指示などを俊夫さんが残した文書で、国がやっと開示に応じたのが3カ月前。佐川氏の代理人は原告も立証に時間をかけ過ぎだとして、結審して裁判を終わらせてもいいくらいだと主張した。


■「あんたらがトロトロしとるからこうなるんじゃ!」

 これに雅子さんは憤った。原因は国がファイルをなかなか出さなかったからじゃないの。横に座っていた財務省職員の方を向いて「あんたらがトロトロしとるからこうなるんじゃ!」と故郷の岡山弁で言い放った。凍り付く財務省の職員たち。次に雅子さんはモニターの向こうにいる佐川氏の代理人に向き直った。

裁判が遅いのは国のせいじゃないですか私たちの責任じゃないですそれで裁判を終わらせようなんて、とんでもありません

 誰にも止められない迫力だった。もちろん裁判は終わりはしない。

 前回の記事で、雅子さんが財務省に乗り込みバトルを繰り広げた話を紹介したところ、多くの反響があった。麻生さん、やっぱり読者は関心ありますよ関心ないのは麻生さんじゃないですか?
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295231

相澤冬樹 ジャーナリスト・元NHK記者
1962年宮崎県生まれ。東京大学法学部卒業。1987年NHKに記者職で入局。東京社会部、大阪府警キャップ・ニュースデスクなどを歴任。著書『安倍官邸vs.NHK 森友事件をスクープした私が辞めた理由』(文藝春秋)がベストセラーとなった。

森友遺族・夫の死を巡る法廷闘争記
麻生大臣や財務省とは大違い…赤木雅子さん「きちんと謝罪してくれる議員もいるんや」
公開日:2021/09/28 06:00 更新日:2021/09/28 06:00

     (川内議員と講演にのぞむ赤木雅子さん
      (鹿児島市内=撮影:相澤冬樹))

 岡山県のとある住宅の前。入り口にロープが張られ「立入禁止」の札が掲げてある。そこに現れた一人の男。お構いなしでロープをくぐり敷地に入り込んできた。

 ここは森友事件の公文書改ざんで夫を亡くした赤木雅子さんの実家。財務省近畿財務局に勤めていた夫の俊夫さんが命を絶った後、身を寄せていた時の出来事だ。ロープは押し寄せる報道陣を退けるためのもの。男が平気で入ってくるのを見て雅子さんはおびえた。

 会えないとわかると、男は名刺を置いて帰った。何者か?

「立憲民主党 衆議院議員 川内博史

 なんて強引な人だろう。その名は不快感とともに脳裏に刻まれた。

 それから3年。雅子さんは初めて川内議員と対面した。国を相手に裁判を闘う中、川内議員も事件を追及していると知ったからだ。だがあの時の思いは忘れられない。議員会館で向き合うや雅子さんは問いただした。

「あの時なぜロープをくぐって入ってきたんですか? 怖かったんですよ」

 たじたじとなって「あれはですね」と説明を始めた川内議員。だが言い訳は無用だ。すぐにがばっと頭を下げ、額をテーブルにこすりつけながら声を絞った

申し訳、ありませんでした

 雅子さんは意表を突かれた。わだかまりがすうっと解けていった。

きちんと謝罪してくれる議員もいるんや麻生大臣も財務省の人たちも謝ってくれないのに


■鹿児島で初の顔出し講演

 さらに半年がたった今月25日、雅子さんは川内議員の地元、鹿児島市を訪れた。地元の人たちに話をしてほしいという依頼を快く引き受けた。

「『立入禁止』のロープをくぐって入ってきた男がいまして」と例のネタで笑いを取ってから続けた。

夫に起きたことは皆さんの周りで起きてもおかしくありません真相を知るためには世論の力が大事なんです皆さん、関心を持ってください

 実は雅子さんが人前で顔を見せて話をしたのは今回が初めて。また一つハードルを越えた。

 余談だが川内議員は私の高校の1年上の先輩だ。1年後輩にはこのたび警察組織のトップに就任した人物がいる。面識はないがお伝えしたい。

性犯罪者はちゃんと逮捕しろよ先輩たちが政権を取ったら真っ先に更迭されるぞ
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コメント
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●《「…これからの政権に前の政権の評価を聞いて読者の関心があるのかねえ?」と笑い交じりに述べた》…泥棒達に縄を綯わせてはいけない

2021年09月29日 00時00分05秒 | Weblog

[※ 野党共闘 市民連合と政策合意 (週刊金曜日、2021年9月17日1345号)↑]


(20210925[])
何度も言うけど、自民党総裁なんて誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! 数多のアベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある

   『●自民党総裁? 誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! 数多の
     アベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある
   『●《立憲民主、共産、社民、れいわ新選組…安全保障関連法廃止を
     求めるグループ「市民連合」と国会内で会合を開き…共通政策に合意》

 日刊スポーツによるコラム【政界地獄耳/党の政策にもならない私見だけの自民党総裁選】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202109210000077.html)によると、《★党内の総裁を選ぶための自民党総裁選挙が混戦だからと、メディアはニュースでないことまで何かの事件かと思うほど扱い続けている。加えて候補者が小粒すぎて、また過去の発言と整合性が取れないことも平気で言う。自民党は政権公約と違うことをしてきても反省しないし、そもそも安倍・菅政権の評価をせずに、公約を語ること自体がおかしな話。それを熱心に聞いたところで4人の感想でしかない。ひと言ひと言が国民のすべてに伝わるように話していない。国民は彼らが首相指名を経て次の首相になると思うから耳を傾ける。ところが候補者たちが私見を述べるばかりではメディアが総裁選挙に時間を割く意味がない。 ★すると18日の4候補の討論会の感想を前首相・安倍晋三がツイッターで「見識を示されたら困るのか、彼女をスルーする見識無き質問者まで出る始末(笑)」と候補者の1人、高市早苗に質問しないメディア側に苦言を呈した。聞くことがない、公平さが必要ないこのやり取りで、質問がないのはおかしい、質問しろということなのだろうか。まさにそんな声が出るのは党の政策ではなく、総裁選での実現の可否のない政策にもなっていない私見をしゃべるだけの戦いだからだ。候補者たちは党の政策の継続性ではなく、私の考える良かれと思う政策を話しているにすぎない》。

   『●醜悪…《安倍晋三や…麻生太郎が偉そうに派閥の領袖として力を
     行使し、それに対して首相になりたい…や…が上目遣いでご機嫌を…》

 あまりに醜悪…《誰がなっても同じなのに、来る総選挙の「顔」を巡ってにわかに自民党が総裁選の前哨戦をくり広げ、メディアも大騒ぎしている。コロナ禍で政権を放り投げた安倍晋三や、副総理の座に居座ってきた麻生太郎が偉そうに派閥の領袖として力を行使し、それに対して首相になりたい河野太郎や岸田文雄が上目遣いでご機嫌を伺っているような光景は、それ自体、次なる総理大臣といっても安倍・麻生の傀儡(かいらい)にしかなり得ないではないかと思わせるものがある》
 週刊朝日のコラム【室井佑月「安倍さんの党ですね」】(https://dot.asahi.com/wa/2021092100052.html)によると、《それに、今回の自民党の総裁選というメディアジャック、逆効果じゃね、と思えてきたし。今のところ、微妙に自民党の支持率は上がってるみたいだが、さてこの後はどうなるだろう? 河野太郎さん、高市早苗さん、岸田文雄さん。総理大臣の椅子に座りたいのはわかるが、そのために、派閥を仕切っている安倍晋三さんや麻生太郎さんの顔色をうかがいすぎ。その目に国民は映っているのか? そう見えない。白けている人も多いのではないか? 候補者のお三方とも、森友問題などの疑惑の追及はしないといっている。なんで? 疑惑は追及すべきだろう安倍さんへの、おもねり方がハンパない。安倍さん=日本ではないのに。見ているこっちはかなり引く。脱原発で飛ばしていた方も、その説をかなりトーンダウンさせたし、どんだけ安倍氏が怖いのか?

   『●「自民党総裁選を嗤(わら)う」新聞求む…《明治から大正、戦前期の
     昭和まで、藩閥政治家や官僚、軍部の横暴を筆鋒鋭く批判し続けました》

 ある党の総裁選の〝喧伝〟≠「言うべきことを言う義務の履行」(桐生悠々)。
 マガジン9のコラム【言葉の海へ 第181回:新聞は誰のために?(鈴木耕)】(https://maga9.jp/210922-5/)によると、《東京新聞は、かなり独自の構成だ。1面トップが「無策のつけ 飲食店に」との見出しで、政府のコロナ対策の効果検証を促す内容だ。居酒屋店主が、取材に答えて苦しさを訴えている。1面の第2記事は総裁選関連ながら「森友調査 野田氏が明言」と、他紙とは別の視点からの記事、東京新聞なりの主張を押し出したつくりだ。さすがに2面は4候補の目指す社会像を取り上げているが、それを分析することに内容を費やしている。他紙のように「人柄紹介」などのヨイショ記事は見当たらない。あとは第7面に「共同会見の要旨」があるだけだ。これで記事量が少ないかと言えば、ぼくには十分だった。だって、この4候補が何を考え、何を第一課題に取り上げているかが分かればそれでいい。酒が強いの弱いのなんて、どうでもいい》《声を挙げればいいと思う。かつてのように、ぼくらは無力ではない。今回(18日)の朝日新聞の紙面へのぼくの批判ツイートも、かなりの反響を呼んでいる。多分、読んでいる人の中には朝日記者もいるだろうし、朝日の調査部署もチェックしているかもしれない。その結果を、朝日新聞が生かすかどうかは分からない。だが、この声がもっと大きくなれば、考慮せずにはいられなくなるはずだ我々の声がマスメディアを少しでもまともな方向へ動かす風になればいいと、ぼくは真剣に思っている》。

 このサンゴ《除去》、サンゴ移〝殺〟の一つをとっても、この辺野古破壊事業のデタラメさが分かる。野党4党の共通政策は《米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾(ぎのわん)市)移設に伴う名護市辺野古の新基地建設中止》だ。
 目取真俊さんのブログ【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊/秋晴れの下での海上行動】(https://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/169e7ea031900f100f66edbbff8de9c8)によると、《カヌチャ沖にはサンゴの移植を行う作業船が停泊していた。海上行動メンバーが引き揚げてから、移植作業が再開されただろう。夏場の海水温の高い時期に移植することの問題が批判されているが、沖縄防衛局からすれば、埋め立て強行のためにサンゴを除去しているだけで、移植は環境保全に配慮しているかのような見せかけにすぎない。…マスコミは朝から晩まで自民党の総裁選を報じているが、このバカげた工に注がれる予算で、どれだけの人が救えるか候補者に問いただす記者はいないものか。》

 ホンッ~トウに悍ましい…。
 日刊ゲンダイの記事【安倍前首相が過剰なまでに“高市氏肩入れ”…本当の狙いは自身の再々登板か】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/295002)によると、《「安倍前首相は自分がどれだけ“数字”を持っているかを可視化させ、自分の影響力を誇示することが目的でしょう。高市候補も勝敗度外視で、首相在任中の靖国参拝など安倍氏でも言わないようなタカ派発言で右派に訴えかています。総裁選で高市候補が集めた票は、そのまま安倍支持者の数と重なる。いわゆる岩盤支持層です。そこから待望論が出てくるわけで、安倍氏は再々登板に向けた地ならしのため、高市支援にシャカリキになっている。高市候補の得票数は、自民党の右傾化を測るバロメーターでもあります」(政治評論家・本澤二郎氏)》


 自民党総裁など誰がなっても同じ。#政権交代で命を守る新しい政権を!
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/自民総裁選4候補やる気の持論はその場限りか】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202109220000050.html)によると、《★あたかも総裁選挙に立候補している人でさえあれば、首相・菅義偉が手を焼いたコロナ対策や、全く手を付けなかった外交、ことに日米、日韓、日中関係は改善されるのか。討論会を聞いていてもよくわからない。この4人の候補者が魔法のようにもやもやした政治の霧を晴らしてくれるわけではない。メディアは討論と称して4人の顔を連日流しているが、持論を展開したところで、1人の勝者以外の政策はほぼ葬り去られる。直後には総選挙を控え、総裁が決まり、党三役が決まったところで、既定の政策を軸に公約は準備されることだろう。どこまで討論が生かせるかも未知数だ。 ★副総理兼財務相・麻生太郎は安倍政権発足以来、菅政権になっても同職を続けている。既に前首相・安倍晋三よりも長く同職に居座る。21日には会見で、森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題の再調査についての考えを問われ、考えていない改めて否定した。加えてこれからの政権に前の政権の話を聞いて、読者の関心があるのかねと記者に逆質問した。 ★自民党中堅議員はうんざりした顔で「国民はこういう政治家の中枢にいる人たちの態度にうんざりしているのだ。候補者たちがどんなに頑張ろうとも、上にこういう幹部や長老が君臨している限り自民党はよくならないし、国民の支持も得られない。総裁選挙の党改革の真摯(しんし)な議論と麻生発言が同じ党のものかと思うと恥ずかしい」という。そもそも関心あるか否かの問題ではなく、政治の透明性が担保されているか、いまだに隠ぺいがあるのではないかといった議論のはずだ。だが、党改革を訴える4候補も個別の事案というより、麻生のような閣僚とそこにぶら下がる官僚をチェックしたり、政府から独立させた組織に調査権や監察権を与える機能を作るなどの議論は出ない。それを正せない政治を見逃すという意味では自民党はすべて麻生と変わりはない。4候補のその場限りのやる気など国民にも見透かされる》。

   『●東京新聞原田晋也記者の記事【森友改ざん、財務省の行政文書も開示を
           赤木さん妻が請求...初めて入った省内、撮影禁止巡り抗議も】

 《関心》は第三者による再調査。それにしても、記者の皆さんは、ウルトラ差別主義者な財務相に好き放題言わせてていいの? 誰かアノ口にチャックしてほしい。
 毎日新聞の記事【麻生財務相 森友公文書改ざん問題「読者の関心あるの?」】(https://mainichi.jp/articles/20210921/k00/00m/010/079000c.amp?__twitter_impression=true)によると、《森友問題を「すでに終わったこと」にしたい麻生氏の姿勢がにじみ出た格好。これまでの財務省による調査は不十分だとの声が根強い中、問題のある発言と言えそうだ。この問題では、学校法人「森友学園」への国有地売却を巡り、値引きが問題視され、財務省の決裁文書の改ざんや近畿財務局職員の自殺に発展した。財務省は2018年に調査報告書を公表している。自民党総裁選候補者の中では、野田聖子幹事長代行が「多くの国民が納得していない」として再調査を行う考えを示し、党に解明チームを作る意向を表明した。これを受け再調査の必要性を問われた麻生氏は、この問題を巡る質問が候補者の記者会見でこれまでも出ているとした上で、「これからの候補者に対して前の政権の話を聞くのに(記者が)えらい時間を使っていたように思いましたけど、これからの政権に前の政権の評価を聞いて読者の関心があるのかねえ?」と笑い交じりに述べた。続けて「アフガニスタンの話とかウイグルの話とかに関する質問は(記者は)一言も聞かなかったな。なぜかねえ?」と語った。麻生氏はその上で「財務省はできる限り調査を尽くした結果を示している」として再調査を行う考えを改めて否定した。【町野幸】》。

 泥棒達に縄を綯わせても仕方ないでしょ?  調査される側のくせに、当事者のくせに、よく言うよなぁ! …野党による政権交代を! 数多のアベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある…共通政策《森友・加計学園をはじめとする権力私物化疑惑の真相究明》。大いに《読者の関心》がありますねぇ。
 東京新聞の記事【麻生財務相「前の政権の話、関心あるのかね」 森友学園めぐる財務省改ざん問題の再調査を否定】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/132227)によると、《麻生太郎財務相は21日の閣議後の記者会見で、森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題の再調査についての考えを問われ、考えていないと改めて否定した。麻生氏は、18日に開かれた日本記者クラブ主催の自民党総裁選候補者の公開討論会でも同じ質問が出たと指摘し、「これからの政権に前の政権の話を聞いて、読者の関心があるのかね」と述べた》


 最後に、これはすごいニュースなのでは? 財務相をはじめ、誰一人責任をとらない異常な組織。そして、2017年2月17日にタンカをきった当時の行政府の長もダンマリ…。
 【森友改ざん、認定理由不開示は違法 赤木俊夫さんの公務災害報告書】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/132292)によると、《公務災害認定報告書に関し、赤木さんの業務内容などを不開示とした人事院の決定総務省情報公開・個人情報保護審査会が違法として取り消すべきだと人事院に答申していたことが21日、分かった。16日付。妻雅子さん(50)側の代理人が明らかにした》。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/132227

麻生財務相「前の政権の話、関心あるのかね」 森友学園めぐる財務省改ざん問題の再調査を否定
2021年9月21日 13時30分

     (麻生太郎財務相)

 麻生太郎財務相は21日の閣議後の記者会見で、森友学園をめぐる財務省の公文書改ざん問題の再調査についての考えを問われ、考えていないと改めて否定した。麻生氏は、18日に開かれた日本記者クラブ主催の自民党総裁選候補者の公開討論会でも同じ質問が出たと指摘し、「これからの政権に前の政権の話を聞いて、読者の関心があるのかね」と述べた。

【関連記事】高市早苗氏 河井案里氏への1億5000万円「私も不公平に感じている」…説明必要の主張相次ぐ 自民党総裁選

 記者は、野田聖子氏が党内で公文書改ざんに関する解明チームをつくる考えを示し、再調査の必要性にも踏み込んでいることの受け止めについて質問。麻生氏は「候補者の個々の意見にコメントはしない」としつつ、「(日本)記者クラブでも同じ質問をしていたように記憶している。これからの候補者に対して前の政権の話を聞くのにえらい時間をとっておられたように思いましたけど、読者の関心があるのかね アフガニスタンの話とかに関する質問は1問もなかった。なぜかね?」と不満を示した。

 また、新型コロナウイルスによる緊急事態宣言が今月末での解除が検討されていることについて考えを問われると、「これは医者に聞かなくっちゃねえ」としつつ「医者のいう話もころころ変わってよくわからん」と、感染症対策に取り組む専門家を批判。

 「感染症の大家と称する方々をいろいろ集めて話を聞いているが、大家の人の話だと45万人亡くなると新聞に書いてあった。今、(死者が)1万6千人くらいだと思いますんで、だいぶ外れてるんじゃないか」と述べた。厚生労働省のクラスター対策班が昨年4月、感染防止策を何も行わなかった場合、流行が終わるまでに国内で約42万人が死亡するとの推計を出していたことを指すとみられる。

 さらに、「人の流れが多いとかなんとかいう話だったが、今、人の流れがこれだけ多くて患者は減っているんじゃないの?あの話は全くうそだったという話になるんですかね。外で飯を食うな、人に会うな等々、制限をいつまでされるおつもりなのか、その根拠は何なのか、本当にそれが必要で効果があったものなのか。私どもはなんとなくちょっと違うんじゃないかなという感じはします」と発言。最後に「プロと言われる方々は、もう少し正確な情報を出していただけることを期待してます」と述べた。
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https://www.tokyo-np.co.jp/article/132292

森友改ざん、認定理由不開示は「違法」 赤木俊夫さんの公務災害報告書
2021年9月21日 19時53分

     (記者会見する赤木雅子さん(8月))

 森友学園問題を巡る財務省の決裁文書改ざんで2018年に自殺した近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の公務災害認定報告書に関し、赤木さんの業務内容などを不開示とした人事院の決定総務省情報公開・個人情報保護審査会が違法として取り消すべきだと人事院に答申していたことが21日、分かった。16日付。妻雅子さん(50)側の代理人が明らかにした。

 雅子さん側は19年9月に公務災害報告書の開示を求めた。人事院は開示可否の決定期限を延長した上で19年11月に一部を開示する決定を通知したが、赤木さんの業務内容や健康状態に関する部分は不開示とした。雅子さん側は20年2月に人事院に審査を請求し、人事院が総務省に諮問していた。

 審査会は、不開示とした理由が詳しく記載されていないと指摘し、不開示によって雅子さん側が審査請求の手続きで「具体的、効果的な主張をすることを困難にさせている」とした。

 一部開示された公務災害報告書は認定理由で、森友問題に関する報道で業務が増えて超過勤務が慢性化し「精神的に追い詰められ、自宅で発作的に自殺した」と指摘。財務省理財局長だった佐川宣寿元国税庁長官による改ざんの指示と、赤木さんの自殺を結び付ける記述はなかった。(共同)

【関連記事】麻生財務相「前の政権の話、関心あるのかね」 森友学園問題の再調査を否定
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●《被害者が司法で守られ》ないような社会でいいのか? 《被害者が泣き寝入りして》しまうような社会でいいのか? 中村格警察庁長官殿!

2021年09月28日 00時00分03秒 | Weblog

[※ 野党共闘 市民連合と政策合意 (週刊金曜日、2021年9月17日1345号)↑]


こんなことが許されていいのか! ―――――《官邸の忠犬政権の爪牙山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》中村格氏が警察庁長官に…。

―――――― 前川喜平さん《中村の警察庁長官就任は、安倍・菅政権の腐敗を象徴する人事だ》。

―――――― 金子勝さん《権力に近ければ、罪を犯しても逮捕されない…公安警察・検察が安倍政権を支配していることに事の本質がある》。

―――――― 青木理さんは《…本来は一定の距離を保つべき政権と警察・検察が近づき過ぎるのは非常に危うい民主主義国家として極めて不健全な状態と言わざるを得ません》。



(2021年09月23日[木])
野村昌二記者による、AERAの記事【性暴力被害の控訴審で伊藤詩織さん「被害者が司法で守られることを願う」 元TBS記者「あなたのウソと思い込み」】(https://dot.asahi.com/aera/2021092100040.html)。
日刊スポーツの記事【伊藤詩織さん「二次加害の扇動を行い続けた」裁判過程の苦しさ訴え】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202109210000910.html)。

 《裁判からの4年間、伊藤さんは裁判を通し訴えたかったことがあったという。まず、自分の身に起きた出来事に対して司法の適切な判決が下されること。そして、自分と同じような性被害と、性被害バッシングという二次被害が決して許されるものではないというメッセージが広がることで、新たな被害者が泣き寝入りしてなくていい社会になることだ》。
 《意見陳述で、伊藤さんが「訴えたかったのは、私が経験した性被害、被害者バッシングという二次被害が決して許されないというメッセージが広がることで、被害者が泣き寝入りしなくてよい社会になること」と主張した…。伊藤さんは意見陳述で「事件が起きてから6年、裁判を始めてから約4年。過程は、とても苦しいもの控訴人側が正当な反論を超えた中傷、二次加害の扇動を行い続けた」と訴えた。…伊藤さんは控訴審後、取材に応じ「誰しも一番目に入れたくない人物を目の前にしたいと思わないと思う。今日、それが私の身に起きました」と涙した。そして「デートドラッグに関しても、私は確証は持てないと、はっきり述べているにもかかわらず、法廷の中で私が決定的だと主張しているとおっしゃった」と山口氏の主張に反論。その上で「このことについて何が出来るか一緒に考えて欲しい。司法がどういった結果を出すのか、皆様に目を向けていただきたい」と訴えた》。

   『●山口敬之氏事件…《逮捕寸前までいった事件が、このように
         “ブラックボックス”のなかに押し込められてしまった》
   『●伊藤詩織さんによる民事裁判「私たちが勝利しました」、
     山口敬之氏の高額「反訴」は棄却…なぜ刑事事件で裁けなかった?
   『●法的措置…《山口氏を“被害者”に仕立て上げて…伊藤さんを
      毀損…性被害サバイバーや社会に「沈黙」を強いる恫喝的攻撃》
    「『官邸ポリス』と監視社会警察国家…暗澹とする。」

 《被害者が司法で守られないような社会でいいのか? 《被害者が泣き寝入りしてしまうような社会でいいのか? 中村格警察庁長官殿! 《正当な反論を超えた中傷、二次加害の扇動を行い続けるような社会でいいのですか?

   『●《官邸の忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した
     最重要キーマン》中村格氏が警察庁ナンバー2に! 次期警察庁長官?
   『●アベ様が《新政権も警察権力も私物化する暗黒時代が始まる》、《官邸の
       忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》が…
   『●山添拓議員の《送検》、八代英輝弁護士の《野党共闘に対する意図的な
      攻撃》とそれに群がるお維議員たち、中村格氏の警察庁長官へ昇格…
   『●「そんなバイアスがかかった話じゃない」…《バイアス》? 《山口
     敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》警察庁長官に言われてもねぇ?


 《官邸の忠犬政権の爪牙山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》中村格氏が、いまや警察の頂点、警察庁長官です。(前川喜平さん)《中村の警察庁長官就任は、安倍・菅政権の腐敗を象徴する人事だ》。山添拓さんには国会の場で、山口敬之氏の準強姦事件を握り潰した件について、中村警察庁長官の答弁を求めてほしいもの。だって、《当時、警視庁刑事部長だった中村氏が逮捕を取りやめるよう指示したことについて、「週刊新潮」の取材に対し、私が決裁した本人が認めていた》訳ですから。それに、伊藤さんの問いかけに、なぜに走って逃げるのですか?? 《伊藤さんの著書『Black Box』(文藝春秋)には、伊藤さんが直接、中村氏への取材を二度試みたくだりが出てくるのだが、それによれば、中村氏は一切の説明をせずに逃げたのだという》。

 アベ様が《新政権も警察権力も私物化する暗黒時代が始まる》、《官邸の忠犬政権の爪牙山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》が警察庁長官に就任するような《社会》でいいのでしょうか?
 日刊スポーツの記事【伊藤詩織さん「被害者泣き寝入りしない社会に」山口氏「ありもしない被害」】(https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202109210000360.html)によると、《民事訴訟の控訴審(中山孝雄裁判長)の口頭弁論が21日、東京高裁で開かれた。この日は、伊藤さんと山口氏が出廷し、意見陳述を行った。この日で結審し、判決は22年1月25日に言い渡される。伊藤さんは意見陳述で「私が経験したような性被害及び被害者バッシングという2次被害が、決して許されないものだというメッセージが広がることで、新たに被害者が泣き寝入りしなくてよい社会になることです」と涙ながらに語った。その上で「事件直後、被害届を出そうとした私に対し、捜査員が『君の人生が水の泡になってしまうからやめなさい』と言いましたどんな事件でも『被害者側に沈黙させる方が、被害者のために良いのだ』とされてしまう社会の仕組みの元では、これからも誰かを長期間、苦しめてしまうでしょう。被害者が司法できちんと守られること、そしてこれ以上『心の被害者』という勝手なステレオタイプによって、誰かをおとしめるような出来事が起きないことを願っています」と訴えた》。
 中村格警察庁長官殿、《捜査員が『君の人生が水の泡になってしまうからやめなさい』…どんな事件でも『被害者側に沈黙させる方が、被害者のために良いのだ』とされてしまう社会》でいいのですか?

 東京新聞の記事【「裁判の内外で反論を超えた中傷をされた」伊藤詩織さんが山口敬之氏に損害賠償求めた訴訟の控訴審 判決は来年1月】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/132213)によると、《訴訟の控訴審は21日、伊藤さんと山口氏本人がそれぞれ法廷で意見陳述を行い、審理を終えた。判決は2022年1月25日に言い渡される。(望月衣塑子) …意見陳述で伊藤さんは「警察に届けた段階で、刑事司法の裁きを望んだが、逮捕は直前で取り消されかなわなかった刑事司法の不透明な対応に左右され性被害が、なかったことにされるのに危機感を抱き、顔と名前を出して発信を決断した」と心境を明かした。その上で「裁判はとても苦しかった。被害と向き合い続けたこと、ネットの2次加害だけでなく、裁判の内外で山口氏側が反論を超えた中傷、2次加害の扇動を続け、身の回りを詮索・邪推され事実でないことを発信され続けた」と批判した。最後に「被害届を出そうとした私に捜査員が『人生が水の泡になるからやめなさい』と言ったどんな事件でも『被害者側に沈黙させる方が、被害者のために良いのだ』とされる社会の元では、今後も誰かを長期間苦しめる被害者が司法で守られ、勝手なステレオタイプで誰かをおとしめるような事がおきないことを願う」と、時折涙で声を詰まらせながら訴えた》。
 中村格警察庁長官殿、《刑事司法の不透明な対応に左右され性被害が、なかったことにされる》ような社会でいいのですか?

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https://www.nikkansports.com/general/nikkan/news/202109210000360.html

伊藤詩織さん「被害者泣き寝入りしない社会に」山口氏「ありもしない被害」
[2021年9月21日14時51分]

     (控訴審終了後、取材に応じ、涙ながらに思いを語る
      伊藤詩織さん(撮影・村上幸将))

 ジャーナリストの伊藤詩織さん(32)が、15年4月に元TBSワシントン支局長の山口敬之氏(55)から性的暴行を受けたとして、1100万円の損害賠償を求めて起こした民事訴訟の控訴審(中山孝雄裁判長)の口頭弁論が21日、東京高裁で開かれた。

 この日は、伊藤さんと山口氏が出廷し、意見陳述を行った。この日で結審し、判決は22年1月25日に言い渡される。

 伊藤さんは意見陳述で「私が経験したような性被害及び被害者バッシングという2次被害が、決して許されないものだというメッセージが広がることで、新たに被害者が泣き寝入りしなくてよい社会になることです」と涙ながらに語った。その上で「事件直後、被害届を出そうとした私に対し、捜査員が『君の人生が水の泡になってしまうからやめなさい』と言いましたどんな事件でも『被害者側に沈黙させる方が、被害者のために良いのだ』とされてしまう社会の仕組みの元では、これからも誰かを長期間、苦しめてしまうでしょう被害者が司法できちんと守られること、そしてこれ以上『心の被害者』という勝手なステレオタイプによって、誰かをおとしめるような出来事が起きないことを願っています」と訴えた。

 一方、山口氏は、証言台に立つと「伊藤詩織さん」と大きな声で呼びかけて意見陳述を始めた。その上で「自ら酔って、悪酔いし、記憶を飛ばすことは、人間としてはあることだが、強い薬、デートレイプドラッグを盛られたと世界中に喧伝(けんでん)し、世界中から私は卑劣な人間と思われている」と主張。「ありもしないレイプ被害、あなたのウソで、私が社会的に殺された」とも主張した。

 伊藤さんは米国の大学に在籍した13年12月に、アルバイト先のバーで山口氏と知り合った。正社員としての就職先を求めるメールを送信したことをきっかけに、帰国した15年4月3日に山口氏と会食した際、意識を失い、ホテルで暴行を受けたと主張。準強姦(ごうかん)容疑で警視庁に被害届を提出した。同6月には山口氏の逮捕状が発行されたが、逮捕直前に取り消されたという。一方、山口氏は合意に基づく性行為だと反論し、東京地検は16年7月、嫌疑不十分で不起訴とした。伊藤さんは、翌17年5月に不起訴不当を訴えたが、東京第6検察審査会も同9月、不起訴を覆すだけの理由がないとして不起訴相当と議決した。

 それを受けて、伊藤さんは同年9月に山口氏を相手に民事裁判を起こした。19年12月18日の判決で、東京地裁は「虚偽の申告をする動機がない」と主張を認め、著書の出版も、自らの体験を公表し社会で議論されることで性犯罪被害者を取り巻く法的、社会的状況の改善につながる公益目的だと評価した。一方、山口氏の行為について地裁は「酩酊(めいてい)状態で意識がなくなった伊藤さんに意思に反して性交渉を行った」と認定。著書で名誉を傷つけられたと1億3000万円の損害賠償を求めた反訴も棄却し、伊藤さんが勝訴した。山口氏は20年1月6日に、判決を不服として東京高裁に控訴した。
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https://dot.asahi.com/aera/2021092100040.html

性暴力被害の控訴審で伊藤詩織さん「被害者が司法で守られることを願う」 元TBS記者「あなたのウソと思い込み」
2021/09/21 18:44
野村昌二

     (控訴審終了後、取材に応じる伊藤詩織さん。時折、目に涙を
      浮かべ言葉を詰まらせた(撮影/編集部・野村昌二))

「事件が起きてから6年が過ぎました」

 21日、午前11時過ぎ。東京高裁101号法廷。ジャーナリストの伊藤詩織さん(32)は、意見陳述を始めた。

 2015年4月、伊藤さんは就職相談のため元TBS記者の山口敬之氏(55)と都内で食事をした。その際、意識を失い望まない性行為を強要されたとした。17年9月、「望まない性行為で精神的苦痛を受けた」として、1100万円の慰謝料など損害賠償を求め民事訴訟に踏み切った。それと前後して、レイプ被害を実名で告発した。

 裁判からの4年間、伊藤さんは裁判を通し訴えたかったことがあったという。まず、自分の身に起きた出来事に対して司法の適切な判決が下されること。そして、自分と同じような性被害と、性被害バッシングという二次被害が決して許されるものではないというメッセージが広がることで、新たな被害者が泣き寝入りしてなくていい社会になることだ。

 売名、被害者ビジネス、ハニートラップ……。実名でレイプ被害を告発する伊藤さんは、様々な誹謗中傷が浴びさせられ、「セカンドレイプ」の被害にもあった。それによるフラッシュバックやうつ状態などのPTSD(心的外傷後ストレス障害)に悩まされ、何度も死を考えた。今も自分でネットを閲覧するのが難しい状態だという。

 伊藤さんは声を震わせ言った。

被害者が司法できちんと守られること、そしてこれ以上『心の被害者』という勝手なステレオタイプによって、誰かをおとしめるような出来事が起きないことを願っています

 裁判には山口氏も出廷した。

 グレーのスーツにネクタイを締め、眼鏡をかけ黒のマスク。山口氏は証言台に立つと、ありもしないレイプ被害を作り出され、取り返しのつかない苦しみを味わっていると訴え、

「あなたのウソと思い込みで、私は社会的に殺されました」「私がレイプドラックをもったという証拠を出してください」

 などと主張した。

 控訴審終了後、取材に応じた伊藤さんは、山口氏の主張に、「ショックが大きすぎるので、どう感じていいのかわからない」

 と話し、涙ながらにこう言った。

「この場に立ってお話をするのができるかわからなかった。数分間深呼吸してこの場に立っています」

 伊藤さんの代理人弁護士によれば、今日の控訴審では新たな証拠は特になく、争点は一審と同様、性行為の同意があったかどうかなどの事実関係になるという。

 最後に伊藤さんはこう言った。

「裁判でどのような結果が出るのか、今後の司法のあり方をどう見るのかというところに、みなさんには目を向けていただきたいと思っています」

 19年12月18日の一審判決は、山口氏について「伊藤氏が電車で帰る意思を示したのに近くの駅に寄らず、タクシー運転手に指示してホテルに向かった」と指摘。「性行為に合意はなく、伊藤氏が意識を回復して拒絶した後も体を押さえつけて続けた」と不法行為を認めた。山口氏は判決を不服として控訴していた。

 控訴審判決は、来年1月25日に言い渡される。(編集部・野村昌二

※AERAオンライン限定記事
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●桐生悠々に《ちなんだ社説の掲載に至ったのも、どんな政権であろうと、新聞は権力監視の役割を放棄してはならないという決意を》読者に

2021年09月27日 00時00分35秒 | Weblog

[※ 野党共闘 市民連合と政策合意 (週刊金曜日、2021年9月17日1345号)↑]


(20210920[])
東京新聞のコラム【ぎろんの森/言わねばならないこと】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/131655?rct=discussion)。

 《社説「桐生悠々を偲(しの)んで」…。安倍、菅両政権の九年近くの間、独善的な政治運営が続き、政治は私たちの望む、あるべき方向とは全く違う道を進んでしまいました。でも、それを止める力が新聞にはまだある、義務を履行せずしてどうするのか、と読者の皆さんに教えられた思いです。きのう始まった自民党総裁選後には衆院選があります。どんな政権ができようとも、私たちは「言わねばならないこと」を堂々と言う新聞でありたいと考えます。(と)》


   『●『学校が教えないほんとうの政治の話』(斎藤美奈子著)読了
                …《あなたの政治的ポジションを見つけて…》
    《だいたいみんな、このごろ、まちがえてんのよね。
     「偏らないことがいいことだ」「メディアは中立公正、
     不偏不党であるべきだ」「両論を併記しないのは
     不公平だ」。そういう寝言をいっているから、
     政治音痴になるのよ、みんな。》
    《あのね、政治を考えるのに「中立」はないの。メディアの役目は
     「中立公正、不偏不党な報道」ではなく「権力の監視」なんです。
     それ、常識。》
    《党派性をもたずに政治参加は無理である。》

   『●『国民のしつけ方』(斎藤貴男著)読了…
      《それは調査報道…「番犬(ウォッチ・ドッグ)」としての役割》

    《ジャーナリズムの最大の存在意義は「権力のチェック機能」である。
     …専門的には「番犬ウォッチ・ドッグジャーナリズム」理論という》
    《「番犬ジャーナリズム」は、純粋培養の環境下にあるよりも、
     一人ひとりのジャーナリストがもがき、苦悩しながら遂行していってこそ
     成長し、民主主義社会に貢献できるのではないか》

 「自民党総裁選を嗤 (わら) 」新聞求む…アベ様およびカースーオジサンによる9年近くの《メディアコントロール》の頚木の打破を。

   『●政権交代の意義が完全に消えた日
    《▼「听う」は口を大きく開けてわらうことで、「莞う」は感じよく
     ほほえむこと、「嗤う」はあざけりわらうことだ。軍国主義が台頭し、
     言論弾圧が厳しさを増していた一九三三年、軍の空襲への備えを
     嗤った新聞人がいた▼その人、桐生悠々が書いた
     「関東防空大演習を嗤ふは日本の新聞史上、特筆すべき名論説
     として、記憶される。首都上空で敵機を迎え撃つ作戦など滑稽極まる。
     数機撃ち漏らせば、木造家屋の多い東京は炎上すると、彼は書いた
     ▼<阿鼻叫喚(あびきょうかん)の一大修羅場を演じ、
     関東地方大震災当時と同様の惨状を呈するだらう…しかも、
     かうした空撃は幾たびも繰返へされる可能性がある>。
     この指摘が現実のものとなり、大空襲で東京の下町が壊滅、
     十万の犠牲者を出したのは、四五年三月十日のことだ》

   『●自公支持者を「嗤う」、あれで「採決」「可決」!?: 
       自公支持者も「听う」ことが出来なくなる日は近い
    「先の『読売』や『産経』、『アベ様の犬HK』などの
     「アベ様の広報機関」とは違う、『東京新聞』の新聞人の矜持
     示す社説をご覧ください。2番目の記事の、つまり、
      《桐生悠々の言葉。…「言いたい事」と「言わねばならない事」は
       区別すべきだとし「言いたい事を言うのは権利の行使」だが、
       「言わねばならない事を言うのは義務の履行」で「多くの場合、
       犠牲を伴う」と書き残している》
     ……の部分を受け、社説の末尾には、《憲法を再び国民の手に
     取り戻すまで、「言わねばならないこと」を言い続ける責任を
     自らに課したい。それは私たちの新聞にとって
     「権利の行使」ではなく義務の履行」だからである》と
     〆ています」

   『●阿部岳記者「桐生悠々は訓練よりも
     「実戦が、将来決してあってはならない」ことを訴えた…先見の明は…」
    「《桐生悠々訓練よりも「実戦が、将来決してあってはならない」ことを
     訴えた。…先見の明は、その後の空襲被害が証明している》訳です。
       壊憲が進み、戦争できる国、戦争したい国へとひた走るニッポン。
     ジャーナリズムの劣化もそれに拍車をかける」

   『●Jアラート狂想曲: 「かつて関東上空での防空演習を
           嗤った桐生悠々なら何と評するでしょうか」
    《北朝鮮が弾道ミサイル発射を繰り返し、国内では避難訓練
     行われています。かつて関東上空での防空演習を嗤(わら)った
     桐生悠々
なら何と評するでしょうか》

   『●阿部岳さん、《基地問題への見解の違いも…
     デマで攻撃された因縁も関係ない。今回は…産経の側に立つ》
    「東京新聞の社説【週のはじめに考える 権力と向き合う覚悟】…
     によると、《全米の新聞、一斉に社説言論の自由への危機感
     …桐生悠々の奮闘を偲ぶ…あす九月十日は、四一年に亡くなった
     悠々を偲(しの)ぶ命日です。百年という時を隔て、また日米という
     太平洋を挟んだ国で同じように、新聞が連帯して時の政権に毅然(きぜん)
     と向き合ったことは、民主主義社会の中で新聞が果たすべき使命を
     あらためて教えてくれます。私たちは今、政権に批判的な新聞との
     対決姿勢を強める安倍晋三政権と向き合います。悠々ら先輩記者や
     米国の新聞社で働く仲間たちの奮闘は、私たちを奮い立たせ、
     権力と向き合う覚悟を問い掛けているのです》。
     《権力と向き合う覚悟》…無しなニッポンのマスコミではなかろうか…」

   『●東京新聞《桐生悠々…にとって一連の言論は、
     犠牲も覚悟の上で、言うべきことを言う義務の履行だった》
    「《「言いたいことを言うのは、権利の行使」だが
     「言わねばならないことを言うのは、義務の履行」であり、
     「義務の履行は、多くの場合、犠牲を伴う」》と。《桐生悠々…に
     とって一連の言論は、犠牲も覚悟の上で、言うべきことを言う
     義務の履行だった》。この度、アノ高市早苗氏が総務相に復活。
     アベ様の政で〝唯一うまく行っている〟メディアコントロールの下、
     《権力と向き合う覚悟》がマスメディアにはあるのだろうか? 
     《義務の履行》を果たしているか?」

   『●まだまだ続くのか、ウルトラ差別主義者の失言・暴言
         …福岡8区の皆さん、いい加減に落選させてください
   『●《この人にそういう羞恥心はない。…山口4区の有権者に聞きたい。
     「投票用紙にまた安倍晋三と書くのですか」と。》(前川喜平さん)
   『●癒(ゆ)党・《菅義偉の別動隊がいよいよ動き出した》―――
     《部分連合》などと言わずに、スッキリと自公お維で一体化してほしいもの
   『●《立憲民主、共産、社民、れいわ新選組…安全保障関連法廃止を求める
        グループ「市民連合」と国会内で会合を開き…共通政策に合意》
   『●醜悪…《安倍晋三や…麻生太郎が偉そうに派閥の領袖として力を
     行使し、それに対して首相になりたい…や…が上目遣いでご機嫌を…》
   『●アベ様が《新政権も警察権力も私物化する暗黒時代が始まる》、《官邸の
       忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》が…
   『●山添拓議員の《送検》、八代英輝弁護士の《野党共闘に対する意図的な
      攻撃》とそれに群がるお維議員たち、中村格氏の警察庁長官へ昇格…
   『●《国会を開かなければ、それもできない。これを政治空白と言わず
     して、何と言う。…国権の最高機関である国会の軽視も甚だしい》…
   『●「自民党総裁選を嗤(わら)う」新聞求む…《明治から大正、戦前期の
     昭和まで、藩閥政治家や官僚、軍部の横暴を筆鋒鋭く批判し続けました》
   『●武田砂鉄さん《忘却に加担するのか、しっかり掘り返して問うのか、
        メディアが問われている。またいつもの感じでやっているの…》

 (東京新聞)《新聞などメディアは社会に寄り添い、世論を代表しているか政府の言い分を垂れ流し、報道を規制されても公益のためと思考停止に陥っていないか》。アベ様およびカースーオジサンによる9年近くの《メディアコントロール》の頚木の打破を。桐生《悠々は個人誌「他山の石」の発行で糊口(ここう)をしのぎます》…箕部幹事長の言う「他山の石」ならぬ、「自」山での「石」だらけ。例えば、腐敗した政権や数多のアベ様案件の責任をとらせてほしい。また、《平和憲法の下、歴代内閣が憲法違反としてきた「集団的自衛権の行使」は、安倍晋三前政権によって容認に転じました。防衛費の増額も続きます。新聞などのメディアが声を上げ続けなければ、平和主義は一瞬にして骨抜きにされるのは歴史の教訓です》。
 野党の動きをもっと報じて! 何度でも言いますが、自民党総裁は誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! 数多のアベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/131655?rct=discussion

ぎろんの森
言わねばならないこと
2021年9月18日 07時05分

 九日に掲載した社説「桐生悠々を偲(しの)んで」に読者から多くの反響をいただきました。ほぼすべてが、東京新聞への励ましでした。まずは心よりお礼申し上げます。

 社説で紹介したように、桐生悠々=写真=は太平洋戦争が始まる直前の一九四一(昭和十六)年九月十日、六十八歳で亡くなりました。

 その命日にちなんで毎年、悠々に関する社説の掲載を始めたのは今から九年前の二〇一二年。見出しは「言わねばならないこと」でした。

 当時は野田佳彦首相率いる民主党政権でしたが、公約違反の消費税増税を決めたり、原発維持の選択肢を残したりと、私たちの命や暮らし、民主主義をないがしろにするような政策を続けていました。

 悠々にちなんだ社説の掲載に至ったのも、どんな政権であろうと、新聞は権力監視の役割を放棄してはならないという決意を、読者の皆さんに伝えたかったからです。

 悠々は「言いたいこと」と「言わねばならないこと」は区別すべきだとして、「言いたいことを言うのは、権利の行使」だが、「言わねばならないことを言うのは義務の履行」であり、「義務の履行は多くの場合、犠牲を伴う」と書き残しています。

 日々の社説は「言いたいこと」ではなく「言わねばならないこと」でなくてはならないという、私たち自身への戒めでもあります。

 悠々の社説には毎年、読者の皆さんから励ましのお便りをいただくのですが、今年は私たちの新聞への期待感がより大きくなっているように感じました。それは危機感の裏返しなのかもしれません。

 安倍、菅両政権の九年近くの間、独善的な政治運営が続き、政治は私たちの望む、あるべき方向とは全く違う道を進んでしまいました。でも、それを止める力が新聞にはまだある、義務を履行せずしてどうするのか、と読者の皆さんに教えられた思いです。

 きのう始まった自民党総裁選後には衆院選があります。どんな政権ができようとも、私たちは言わねばならないことを堂々と言う新聞でありたいと考えます。 (と)
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●「そんなバイアスがかかった話じゃない」…《バイアス》? 《山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》警察庁長官に言われてもねぇ?

2021年09月26日 00時00分58秒 | Weblog

[※ 野党共闘 市民連合と政策合意 (週刊金曜日、2021年9月17日1345号)↑]


こんなことが許されていいのか! ―――――《官邸の忠犬政権の爪牙山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》中村格氏が警察庁長官に…。

―――――― 前川喜平さん《中村の警察庁長官就任は、安倍・菅政権の腐敗を象徴する人事だ》。

―――――― 《山本太郎代表…「まともな仕事をされている共産党に対して、ジャマな存在だということをああいう形で嫌がらせするっていうのは、ちょっと確信犯に近いだろうなと思います」「だって今、政治の世界のなかで反社って言ったら、自民党と維新でしょ」と喝破》、《適菜収…一方、「社会をリセット」だの「新しい国をつくる」だのと騒ぎ、国を破壊してきたのは、新自由主義と政商、カルトに乗っ取られた自民党であり、その補完勢力としての維新の会である》。



(20210922[])
荒井六貴木原育子の両記者による、東京新聞の記事【「撮り鉄」の共産党議員の書類送検は「狙い打ち」か? 中村格・警察庁長官を直撃してみた】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/132323)。

 《◆中村長官「送検の時に報告はあった」 …中村さんは現在、警察組織トップの警察庁長官だ。山添さんと山口さんの扱いの差に疑念を抱く人がいることをどう考えているだろうか。さまざまな方法を駆使して直接、聞いた。中村さんは「国会議員だし、送検の際に報告はあった。これ取材? 捜査経過も含め、いきさつは全然知らない。答えようがない。埼玉県警に聞いてください」と語った。「山添さんの狙い撃ち」疑念については「そんなバイアスがかかった話じゃない」と答えた》。

 素晴らしいな、東京新聞。Webのトップ記事で、「オォッ~」って声が思わず出てしまったよ。
 それにしても、《バイアス》って、ねぇ? 《山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》中村格警察庁長官に言われてもねぇ?

   『●山口敬之氏事件…《逮捕寸前までいった事件が、このように
         “ブラックボックス”のなかに押し込められてしまった》
   『●伊藤詩織さんによる民事裁判「私たちが勝利しました」、
     山口敬之氏の高額「反訴」は棄却…なぜ刑事事件で裁けなかった?
   『●法的措置…《山口氏を“被害者”に仕立て上げて…伊藤さんを
      毀損…性被害サバイバーや社会に「沈黙」を強いる恫喝的攻撃》
    「『官邸ポリス』と監視社会警察国家…暗澹とする。」

   『●《官邸の忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した
     最重要キーマン》中村格氏が警察庁ナンバー2に! 次期警察庁長官?
   『●アベ様が《新政権も警察権力も私物化する暗黒時代が始まる》、《官邸の
       忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》が…
   『●山添拓議員の《送検》、八代英輝弁護士の《野党共闘に対する意図的な
      攻撃》とそれに群がるお維議員たち、中村格氏の警察庁長官へ昇格…

 山口敬之氏による準強姦事件について、国会で、中村格警察庁長官に山添拓さんが質問してくれないかな? カースーオジサンの意を受けて、アベ様のオトモダチ〝広報官〟の犯罪を握り潰した…「そんなバイアスがかかった話じゃない」とでも答弁されるのだろうか?、中村格警察庁長官殿は。

   『●まだまだ続くのか、ウルトラ差別主義者の失言・暴言
         …福岡8区の皆さん、いい加減に落選させてください
   『●《最初はふわふわ膨らんでおいしそうだったのに、だんだんしぼんで、
      中から出てきたものは……? 菅パンケーキ政権の実態に迫った…》
   『●《この人にそういう羞恥心はない。…山口4区の有権者に聞きたい。
     「投票用紙にまた安倍晋三と書くのですか」と。》(前川喜平さん)
   『●癒(ゆ)党・《菅義偉の別動隊がいよいよ動き出した》―――
     《部分連合》などと言わずに、スッキリと自公お維で一体化してほしいもの
   『●醜悪…《安倍晋三や…麻生太郎が偉そうに派閥の領袖として力を
     行使し、それに対して首相になりたい…や…が上目遣いでご機嫌を…》
   『●自民党総裁? 誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! 数多の
     アベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある
   『●《立憲民主、共産、社民、れいわ新選組…安全保障関連法廃止を
     求めるグループ「市民連合」と国会内で会合を開き…共通政策に合意》

 一方、《加藤官房長官「厳に慎んで」 共産・山添拓議員の線路立ち入り疑い書類送検で》…ですってょ。《2020年11月3日…埼玉県警秩父警察署から軽犯罪法違反であるとの指摘を受け、本年9月16日付で送検》…10カ月も経っての書類送検、なんで今なの? アベ様や元最低の官房長官・カースーオジサン、現官房長官らはさんざん「厳に慎む」べきことをやっておいて…。アベ様なんて、森友問題だけでも118回も国会で息吐く様に嘘をつきまくり、いまや、アベ様を《継承》して、違憲にもカースーオジサンも国会自体を開きもしない…
 【加藤官房長官「厳に慎んで」 共産・山添拓議員の線路立ち入り疑い書類送検で】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/132316)によると、《加藤勝信官房長官は21日の記者会見で、共産党の山添拓参院議員が鉄道写真撮影のため禁止されている線路に立ち入った疑いで書類送検されたことに関連し、注意を呼び掛けた。「無許可で立ち入るのは、いかなる理由であれ大変危険だ。列車の運行を妨げる原因にもなり、厳に慎んでほしい」と語った。鉄道の安全確保について、国土交通省が鉄道事業者と連携して侵入防止のための柵や看板を設置し、違法行為であることを周知するとした》。

   『●アベ様は、ジャパンライフの元会長らのどこら辺を《各界において
            功績・功労のあった方々》と見たのか? ぜひ説明を!
    《こうして約7000人もの被害者を生み出した要因として、本サイトが
     以前から指摘してきたのが、ジャパンライフと安倍政権の結びつきだ
     実際、加藤勝信・厚労相や二階俊博自民党幹事長は宣伝チラシに
     登場し広告塔を務めていたことが判明しているが、
     その極めつきが「桜を見る会」だった

   『●《安倍政権から菅政権まで一貫する偽装・隠蔽体質が浮き彫りに》…
     決済印は「見て了承した」ことを意味しない――閣議決定しそうで怖い
    《任命拒否の張本人である菅首相は、森友学園疑惑への安倍昭恵夫人の
     関与はないと国会答弁。その後、公文書改竄が起きた。ご飯論法
     駆使して批判をかわそうとする加藤官房長官は、ジャパンライフ
     事実上の広告塔であったばかりか、厚労相時代には統計不正の責任を
     負う立場だった。》

   『●斎藤貴男さん【ジャパンライフと政界、マスコミ、警察の結託…
       腐った構造】《腐り切った構造は世代を超えて受け継がれ…》
   『●《安倍首相がマルチ商法「48HD」広告塔の新証拠、セミナーの
      スクリーンに安倍首相との写真》(「しんぶん赤旗 日曜版」)
    「《隠蔽》も《継承》。金平茂紀さん「ジャパンライフ…元会長が
     詐欺容疑で逮捕…「桜を見る会」への招待状が宣伝に使われて
     いました。加藤官房長官は資料が保存されていないとして、
     再調査しない意向を記者会見で述べました。
     やはり何も変わっていないんだと実感します」」

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/132323

「撮り鉄」の共産党議員の書類送検は「狙い打ち」か? 中村格・警察庁長官を直撃してみた
2021年9月22日 06時00分

 共産党の山添拓参院議員が鉄道営業法違反などの疑いで書類送検された。本人のツイッターによると、私設のいわゆる「勝手踏切」を渡ったということ。危険で国会議員なら慎むべき行為だ。しかし、勝手踏切は全国に1万7000カ所あり、日常的に人が渡る。そんな行為が警察沙汰になり、「共産党だから狙われた」「もっと処罰すべき人がいる」という声が出ている人々が抱いた疑念に、警察のトップはどう答えるか。(荒井六貴木原育子


◆鉄道撮影で1秒横断

 東京・JR新橋駅から高崎線で埼玉県の熊谷駅に向かい、秩父鉄道を乗り継ぎ、2時間余り。長瀞町の樋口駅に着いた。単線の線路と並行し、北側に国道140号が通る。南側は木々に覆われ、遠くに山々が連なる。列車はあまり通らず、秋の虫の声が響く。秋晴れだった21日。思わずハイキングをしたくなった。

 山添さんのツイッターなどによると、昨年11月3日、この近くで勝手踏切を渡った。鉄道を撮影するために訪れ、「水路に渡し板がかけられていた箇所」を通って線路を横断した。その時間は1秒ほどだった。

【関連記事】共産・山添拓参院議員が書類送検 鉄道写真撮影で線路横断 ツイッターに「軽率と反省」

     (山添拓議員のツイッターの投稿)

 駅から線路沿いの農道を西に向かって200メートルほど歩くと、線路に向け「渡し板」が置かれていた。その先にも、同様の渡し板があった。山添さんの現場かどうか確定できないが、確かに渡し板はあった。

 ここで線路を横切ると、そこには畑がある。「渡ったらダメだと今回の件で初めて知った。これを渡って警察沙汰になるのはかわいそう」。その畑で農作業をしていた女性(74)は語る。

 女性の家は、鉄道ができる前からここに土地を持っていた。「渡れないと畑に行けなくて困る。警察にも踏切をつくるよう言ってるけど対応してくれない」と打ち明けた。


◆「撮り鉄」人気で問題発生

 このように住民が生活のために使う「勝手踏切」は、秩父鉄道が2020年に調査したところ、18カ所あった。地元の人だけでなく、電車撮影の愛好家、いわゆる「撮り鉄」も勝手踏切を便利に使ってしまい、問題を複雑にしている。

     (秩父鉄道樋口駅近くにある私設のいわゆる
      「勝手踏切」(中央)=埼玉県長瀞町で)

 秩父鉄道は埼玉県北部を東西に37駅約72キロを駆け抜ける。秩父の山を見渡し、沿線は自然豊か。そしてSLも走り、撮り鉄には人気。勝手踏切の近くは線路と畑などを仕切る柵や塀がなく、撮影に適しているようだ。

 そして、大勢が詰めかけると問題が起きる。

 秩父鉄道運輸部の担当者は「撮影する人が近隣の田畑に入って苦情が来たり、線路に近づいて列車が急ブレーキをかけたりしたことがある。進入禁止の看板を立てたり、警察にも見回りをお願いしている」と説明する。

 駅の近所の自営業女性(61)は「多いときで1カ所に30、40人ほどがいるときがある。狭い道路に車を止められ、迷惑したこともある」と訴える。

 線路反対側に畑を持つ野口進さん(91)も「カメラを設置する撮り鉄に畑の大豆を踏み倒されたことがあった。事故が起きたら大変で、命の危険もある」と苦り切る。とはいえ、その対策で勝手踏切を閉鎖されては困る。「線路を渡れないのは不便で難しい」


◆埼玉県警幹部「話せないが…摘発は多い」

 この日も貨物列車を撮影しようとカメラを構える人がいた。岡山県の会社員男性(52)は「迷惑にならないよう気を付けてはいる。地元の人が渡った時も摘発するのか警察は注意するだけでいいのでは」と語る。

 なぜ山添さんは書類送検されたのだろうか。埼玉県警幹部は「山添さんの件は話せない。ただ撮り鉄が線路内に入ることは社会問題化しており、パトロールはしている。今回の現場付近では、撮り鉄の摘発件数は多い」とだけ説明した。


◆勝手踏切、全国に1万7千カ所

 国土交通省によると、2019年度、踏切は全国で3万3004カ所。1960年の7万1070カ所から半減した。ちなみに、踏切には自動遮断機が設置された「第1種」から踏切警標だけが設置されている「第4種」まで4タイプある。事故件数は年間200件超にもなる。

     (秩父鉄道の時刻表。都心の駅と比べ、本数が少ない)

 いずれのタイプでもなく、正規の踏切にカウントされないのが、勝手踏切だ。近隣住民らが使い、日常的な生活路になっていった場所も多い。どれぐらいあるのだろうか。国交省の担当者は「勝手踏切には明確な定義がなく、鉄道事業者も踏切と認めていない。詳細な数字はお答えしかねる」と渋い。その割に、国会では説明している。

 国交省は鉄道事業者に任意で調査するよう求め、今年1月時点の数字をまとめた。衆議院国土交通委員会で質問した立憲民主党の津村啓介議員によると、モノレールしかない沖縄県を除く46都道府県に1万7066カ所の勝手踏切があった。同様の質問をした16年の1万9000カ所に比べてやや減った。

 きちんとした定義がないだけに、この数は鉄道事業者の感覚に基づいている。なので、あくまで参考でしかないが、都道府県別にみると最多は愛媛県の1031カ所。少ないのは愛知県の12カ所。北海道は24カ所で、東京都は34カ所だった。ちなみに、秩父鉄道が走る埼玉県は152カ所だ。


◆勝手踏切で事故も

 実は踏切の新設は至難の業だ。1987年の国鉄民営化に際し、国は一部の例外を除いて「鉄道は道路と平面交差してはならない」と定めた。これにより、新しい踏切はほとんど作れなくなった。例外的に新設する場合には、鉄道事業者が各地の運輸局に申請し、国交省の許可を得る必要がある。国交省によると、その申請は「年間数件程度」しかない。

 そのためか、今回のように水路に板を渡す程度でなく、勝手に「踏切」を設けた人がいる。08年2月、踏切で線路の反対側にある畑に通いやすくしようとした当時73歳の男が、威力業務妨害の疑いで広島県警に逮捕された。

 事故も起きている。今年4月、神奈川県鎌倉市の江ノ島電鉄で、ゴミ出しをしていた小学3年の女児がはねられた。同じ時期には、大阪府富田林市で小学1年の女児が死亡。17年4月には長崎県平戸市の70代の男性がはねられた。


◆中村長官「送検の時に報告はあった」

     (中村格・警察庁長官)

 とはいえ、多くの人が利用している勝手踏切の横断で事件になってしまうのはどうなのか。長瀞の地元では同情する声が聞かれ、ネット上でも「選挙前に共産党のイメージを叩くために、政府がリークしたのか」「共産党だから狙われた」という声が目についた。中でも気になったのが、「詩織さん事件は不問なのに…」という指摘だ。

 詩織さん事件とは15年4月、当時、就職活動をしていたジャーナリストの伊藤詩織さんが、会食した元テレビ記者山口敬之さんから性的被害を受けたとされる事件。警視庁は準強姦容疑で逮捕状を取ったが、一転して逮捕を見送った当時刑事部長だった中村格さんが指示したとされた。

 中村さんは現在、警察組織トップ警察庁長官だ。山添さんと山口さんの扱いの差に疑念を抱く人がいることをどう考えているだろうか。さまざまな方法を駆使して直接、聞いた。

 中村さんは「国会議員だし、送検の際に報告はあった。これ取材? 捜査経過も含め、いきさつは全然知らない。答えようがない。埼玉県警に聞いてください」と語った。「山添さんの狙い撃ち」疑念については「そんなバイアスがかかった話じゃない」と答えた。


◆デスクメモ やはり踏切以外では…

 映画「スタンド・バイ・ミー」。少年4人が線路を歩くひと夏の冒険を描く。同じ体験をしていなくてもなぜか懐かしさを感じる。だが、忘れてはいけない。4人は鉄橋で危うく列車にひかれそうになる。警察沙汰への是非はともかく、やはり踏切以外で線路に立ち入ってはいけない。(裕)

【関連記事】加藤官房長官「厳に慎んで」 共産・山添拓議員の線路立ち入り疑い書類送検で
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●武田砂鉄さん《忘却に加担するのか、しっかり掘り返して問うのか、メディアが問われている。またいつもの感じでやっているの…》

2021年09月25日 00時00分55秒 | Weblog

[※『権力と新聞の大問題』(望月衣塑子×マーティン・ファクラー著)…《政権をチェックしようという意識が…》↑]


 (2021年09月12日[日])
cakesのコラム【ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜 武田砂鉄/菅義偉首相が辞める】(https://cakes.mu/posts/34489)。

 《「テレビは朝から『さぁ次はどうなる!?』ばかりで、放り投げて逃げようとしているのは何か、誰なのかを問わない問題山積の東京五輪総括河井夫妻買収事件、大臣の恫喝・圧力問題、名古屋入管問題赤木ファイル日本学術会議任命拒否問題などなど……」 忘却に加担するのかしっかり掘り返して問うのかメディアが問われているまたいつもの感じでやっているの、ヤバいと思う》。

 《とにかく選挙に行くこと、もちろん、その前に「忘れないこと」。それが今国民に求められている一番大事なことだ》(古賀茂明さん)。何度でも、何度でも、何度でも、#投票倍増委員会 会員として強く訴えます、自公お維トファに投票してはいけない。主権を取り戻しましょう。主権者として、必ず選挙に行きましょう。

   『●政権交代の意義が完全に消えた日
   『●自公支持者を「嗤う」、あれで「採決」「可決」!?: 
       自公支持者も「听う」ことが出来なくなる日は近い
   『●阿部岳記者「桐生悠々は訓練よりも
     「実戦が、将来決してあってはならない」ことを訴えた…先見の明は…」
   『●Jアラート狂想曲: 「かつて関東上空での防空演習を
           嗤った桐生悠々なら何と評するでしょうか」
   『●阿部岳さん、《基地問題への見解の違いも…
     デマで攻撃された因縁も関係ない。今回は…産経の側に立つ》
   『●東京新聞《桐生悠々…にとって一連の言論は、
     犠牲も覚悟の上で、言うべきことを言う義務の履行だった》
   『●「自民党総裁選を嗤(わら)う」新聞求む…《明治から大正、戦前期の

     昭和まで、藩閥政治家や官僚、軍部の横暴を筆鋒鋭く批判し続けました》

 (東京新聞)《新聞などメディアは社会に寄り添い、世論を代表しているか政府の言い分を垂れ流し、報道を規制されても公益のためと思考停止に陥っていないか》。アベ様およびカースーオジサンによる9年近くの《メディアコントロール》の頚木の打破を。桐生《悠々は個人誌「他山の石」の発行で糊口(ここう)をしのぎます》…箕部幹事長の言う「他山の石」ならぬ、「自」山での「石」だらけ。例えば、腐敗した政権や数多のアベ様案件の責任をとらせてほしい。また、《平和憲法の下、歴代内閣が憲法違反としてきた「集団的自衛権の行使」は、安倍晋三前政権によって容認に転じました。防衛費の増額も続きます。新聞などのメディアが声を上げ続けなければ、平和主義は一瞬にして骨抜きにされるのは歴史の教訓です》。
 野党の動きをもっと報じて! 何度でも言いますが、自民党総裁は誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! 数多のアベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある

   『●辺野古基地サンゴ訴訟、最「低」裁上告棄却…《国が、地方自治体の
       裁量を不当に制限し、地方自治を侵害しているという事実》を無視

 サンゴ移〝殺〟…もう、滅茶苦茶だ。「本土」メディアのだらしなさ…もう、滅茶苦茶だ。
 目取真俊さんのブログ【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊/強行が続く埋め立て工事とサンゴ移植に海上から抗議】(https://blog.goo.ne.jp/awamori777/e/78cd1afadde6f3a61009062242d2caaf)によると、《海底には、採取されたサンゴが入ったカゴがいくつも置かれ、ダイバーが接着剤で貼り付ける作業が行われている。台風14号の影響が懸念されるが、水温の高い夏場や台風シーズンを避けるように、という沖縄県の行政指導を無視して、移植作業が強行されている。メディアは連日、自民党の総裁選について報じているが、辺野古新基地建設や沖縄の自衛隊強化などが話題になることはない誰が新総裁になろうが沖縄に対してはこれまでどおりというのが自明のこととされている。衆議院選挙前に連日自民党のことばかりで、日本のメディアは自公政権維持のために力を尽くしている。オリンピック報道もそうだったが、ほんとに腐っているな新型コロナウイルスの感染爆発が起こったのは、安倍・菅政権とメディアの共犯関係によるものだ。自民党議員たちのあとを記者がぞろぞろと付き従い、権力の監視が聞いてあきれる》。

   『●病床のダウンサイジング…《病床削減のために195億円もの巨額が
     計上…しかも、その病床削減のための財源は、消費増税分で賄われる》
   『●自公お維のヒトデナシっぷり…「病床のダウンサイジング」《高齢者の
       負担を倍増…医師の残業をさらに増やす…今の状況に完全に逆行》

 いま、血税・消費税を使って「病床のダウンサイジング」!…もう、滅茶苦茶だ。
 リテラの記事【菅首相の人気取り「制限緩和方針」の一方で医療体制が信じがたい逆行税金を使った一般病床削減を延長、看護師5万人削減計画も】(https://lite-ra.com/2021/09/post-6015.html)によると、《「コロナ対策に専念する」と言いながら、肝心の医療提供体制の強化などは置き去りにしたまま、制限緩和策で歓心を買う──。…いや、それだけではない。いますぐ進めなくてはならない問題であり、そして菅首相が動けばいますぐ解消できるのが、消費税を原資に補助金まで付けて進めている「病床削減」政策の撤回だ》。

   『●《「人間として扱って欲しい」…ウィシュマさんの遺品である番号が
       振られた青いシャツの写真を示し、人間は数字ではない、と》…
    「周香織氏による、レイバーネットの記事【安田菜津紀さん渾身の
     黒板解説〜TBS「サンデーモーニング」でウィシュマ事件】…。
     望月衣塑子記者による、東京新聞の記事【ウィシュマさん死亡問題の
     入管開示資料 1万5113枚全て黒塗り 遺族「ごまかさないで」】」

   『●《人道上の対応》? 《ウィシュマンさんの名誉や尊厳の観点》から
      同席拒否? ➙《遺族は弁護士の同席を強く希望して》るんだよ!

 「入管がウィシュマさんを見殺しに」《人命軽視》、1万5113枚すべて黒塗り隠蔽体質》…もう、滅茶苦茶だ。
 【「入管がウィシュマさんを見殺しに」代理人弁護士が語る人命軽視、隠蔽体質】(https://dot.asahi.com/wa/2021090700075.html)によると、《スリランカ国籍のウィシュマ・サンダマリさん(当時33)が、名古屋出入国在留管理局の施設で亡くなった問題は、わが国の入管体制のずさんさを浮き彫りにした。過去にも同種の事案が起きていながら、なぜ悲劇は繰り返されるのか。遺族側の代理人である指宿昭一弁護士に聞いた》。

 アベ様の害交害遊を《継承》…(落第なのに〝卒業旅行〟だそうな)無駄な訪米にドブガネ...もう、無茶苦茶だ。米政府に、辺野古は出来ません、でも、普天間の返還を、ぐらい言うのなら見直すよ。
 dot.の記事【緊急事態宣言延長の菅首相 「訪米は政界引退の花道?」とザワつく自民党】(https://dot.asahi.com/dot/2021090900107.html)によると、《自民党総裁選への不出馬表明で、すっかり影が薄くなってしまった菅首相。そこへ突然、9月末に菅首相がアメリカを訪問し、米国のバイデン大統領と会談する予定であることが報じられた》。

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https://cakes.mu/posts/34489

ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜
武田砂鉄
菅義偉首相が辞める
今だけ無料 2021年9月8日

今月行われる自民党総裁選に出馬しないことを表明した、菅義偉首相。第百代の総理大臣は誰になるのか?の前に、考えなければいけないことについて、武田砂鉄さんが論じます。


ワイドショーからの連絡

先週末、数匹のコバエを追いかけながらもそれなりに穏やかな午後を過ごしていたら、朝のワイドショーの番組制作スタッフから連絡が来て、菅義偉首相が総裁選不出馬を明らかにしたことを受けて、インタビューをお願いしたい、難しければツイートを紹介させてほしい、との連絡が来た。何十分話そうが長くても30秒程度に編集されてしまうこの手のインタビュー依頼はもちろん断るのだが、ツイートならば省略できないだろうと了承し、「顔写真をください」「では、こちらをどうぞ」とやりとりしておいた。

紹介したいと言われたツイートは下記だ。
「テレビは朝から『さぁ次はどうなる!?』ばかりで、放り投げて逃げようとしているのは何か、誰なのかを問わない問題山積の東京五輪総括河井夫妻買収事件、大臣の恫喝・圧力問題、名古屋入管問題赤木ファイル日本学術会議任命拒否問題などなど……

投稿したのは、菅義偉首相が出馬しない意向を示した日の翌朝4日であることを明示してください、と伝え、やりとりは終わった。で、その結果、どのように放送されたか。……放送されなかったのである。謝罪のメールは来たものの、デーブ・スペクター茂木健一郎に続いて、なぜ自分のツイートが紹介されなかったのか、何の説明もなかった。


「一晩寝て起きれば状況は変わっているはずだ」

安倍政権が終わり、菅政権が始まった頃、「この政権に名前をつけるなら『〇〇政権』でしょう」という、ありがちな取材を受けた。自分はそこで、「名付けるなら、『安倍政権』ですね」と答えた。安倍政権下で官房長官を務めてきた人物に、諸々の打開策を見出せなかった前任が押し付けた形となったのだから、間違っても、これでリセットされたというムードに乗せられてはいけない安倍政権の後は安倍政権だ、と答えておいた。案の定、叩き上げの政治家」「パンケーキ好きで親しみやすい人柄」といった報道が続き、そのイメージ強化のために、番記者たちは、朝から、パンケーキ会合に駆り出されたのだった。

手元に、菅政権が誕生した直後に発売されたムック『第99代総理大臣 菅義偉の人生相談』(別冊プレジデントムック)がある。自身のバイブルの一冊としてあげたコリン・パウエル『リーダーを目指す人の心得』(飛鳥新社)を紹介する箇所にこう書かれている。自分が助けられてきたのは、「彼の13ヵ条のルールのひとつである『なにごとも思うほどには悪くない。翌朝には状況が改善しているはずだ』という言葉です」「時間が経てば、状況は変わる、時間が解決してくれるとよく言うじゃないですか。それと同じように、『一晩寝て起きれば状況は変わっているはずだ』と、時に楽観的になってみること、自信を失わず諦めないことが重要だという助言は、やっぱりその通りでしたね」とある。


「パンケーキ報道」の自省はないのか

今、読み直してみるとどうだろう。コロナ感染拡大にしても、東京五輪開催強行にしても、菅首相の楽観視、つまり、寝て起きれば状況は変わっているのではないかという姿勢が、状況を悪化させたのではないか。感染拡大している現状を問うと、諸外国だって抑えられていないと言い、自身の責任から逃れるような弁明を続けた。思い返せば、昨年4月、外国人記者から「失敗だったらどういうふうに責任をとりますか?」と問われ、「最悪の事態になった時、私が責任を取ればいいというものではありません」と答えたのが当時の安倍首相だった。安倍政権に続くのは「安倍政権」だ、という見立ては間違ってはいなかった。

先の、ワイドショーで使われなかったツイートに羅列したように、複数の大問題がそのまま放置されようとしているのに、毎度おなじみ「さぁ次はどうなる!?」報道が続く。有力候補の一人とされている岸田文雄前政調会長がYouTubeのライブ配信で視聴者からのバナナはおやつに含まれるか」との問いかけに「含まれません」と生真面目に答えたとの旨を各メディアが報じていたパンケーキ報道」の当事者としての自省はないのだろうか


紹介されなかったのでもう一回

岸田の「前政調会長」との肩書きが証明するように、今、後任に取り沙汰されている名前は、安倍政権、菅政権と続いてきたこの約10年の間で、中枢にいた、あるいは体質改善に乗り出そうとはしなかった人たちばかりだ。会社組織にたとえるならば、社長も部長も課長も若手のホープもそれぞれ問題を抱えている組織に対し、外から問いかけるべきなのは「うーん、この中だったら誰がベストかなぁ?」ではなく、「この会社ヤバくないか?」ではないか。一緒になってリセットボタンを押すような、「一晩寝て起きれば状況は変わっているはず」に再び加担するような報道があまりに情けない

紹介されなかったのでもう一回。
「テレビは朝から『さぁ次はどうなる!?』ばかりで、放り投げて逃げようとしているのは何か、誰なのかを問わない問題山積の東京五輪総括河井夫妻買収事件、大臣の恫喝・圧力問題、名古屋入管問題赤木ファイル日本学術会議任命拒否問題などなど……

忘却に加担するのかしっかり掘り返して問うのかメディアが問われているまたいつもの感じでやっているの、ヤバいと思う
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●「自民党総裁選を嗤(わら)う」新聞求む…《明治から大正、戦前期の昭和まで、藩閥政治家や官僚、軍部の横暴を筆鋒鋭く批判し続けました》

2021年09月24日 00時00分11秒 | Weblog

(2021年09月12日[日])
東京新聞の記事【<社説>新聞の存在理由を問う 桐生悠々を偲んで】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/129825?rct=editorial)。

 《気骨のジャーナリスト、桐生悠々=写真=は八十年前のあす十日に亡くなりました。破滅的な戦争へと向かう時代、古巣の新聞界にも批判の矛先を向け、奮起を促し続けた悠々を偲(しの)び、今の時代にも通じる教訓を読み取ります。悠々は、本紙を発行する中日新聞社の前身の一つ「新愛知新聞」や、長野県の「信濃毎日新聞」などで編集、論説の総責任者である主筆を務めた言論人です》。

   『●政権交代の意義が完全に消えた日
    《▼「听う」は口を大きく開けてわらうことで、「莞う」は感じよく
     ほほえむこと、「嗤う」はあざけりわらうことだ。軍国主義が台頭し、
     言論弾圧が厳しさを増していた一九三三年、軍の空襲への備えを
     嗤った新聞人がいた▼その人、桐生悠々が書いた
     「関東防空大演習を嗤ふは日本の新聞史上、特筆すべき名論説
     として、記憶される。首都上空で敵機を迎え撃つ作戦など滑稽極まる。
     数機撃ち漏らせば、木造家屋の多い東京は炎上すると、彼は書いた
     ▼<阿鼻叫喚(あびきょうかん)の一大修羅場を演じ、
     関東地方大震災当時と同様の惨状を呈するだらう…しかも、
     かうした空撃は幾たびも繰返へされる可能性がある>。
     この指摘が現実のものとなり、大空襲で東京の下町が壊滅、
     十万の犠牲者を出したのは、四五年三月十日のことだ》

   『●自公支持者を「嗤う」、あれで「採決」「可決」!?: 
       自公支持者も「听う」ことが出来なくなる日は近い
    「先の『読売』や『産経』、『アベ様の犬HK』などの
     「アベ様の広報機関」とは違う、『東京新聞』の新聞人の矜持
     示す社説をご覧ください。2番目の記事の、つまり、
      《桐生悠々の言葉。…「言いたい事」と「言わねばならない事」は
       区別すべきだとし「言いたい事を言うのは権利の行使」だが、
       「言わねばならない事を言うのは義務の履行」で「多くの場合、
       犠牲を伴う」と書き残している》
     ……の部分を受け、社説の末尾には、《憲法を再び国民の手に
     取り戻すまで、「言わねばならないこと」を言い続ける責任を
     自らに課したい。それは私たちの新聞にとって
     「権利の行使」ではなく義務の履行」だからである》と〆ています」


   『●阿部岳記者「桐生悠々は訓練よりも
     「実戦が、将来決してあってはならない」ことを訴えた…先見の明は…」
    「《桐生悠々訓練よりも「実戦が、将来決してあってはならない」ことを
     訴えた。…先見の明は、その後の空襲被害が証明している》訳です。
       壊憲が進み、戦争できる国、戦争したい国へとひた走るニッポン。
     ジャーナリズムの劣化もそれに拍車をかける」

   『●Jアラート狂想曲: 「かつて関東上空での防空演習を
           嗤った桐生悠々なら何と評するでしょうか」
    《北朝鮮が弾道ミサイル発射を繰り返し、国内では避難訓練
     行われています。かつて関東上空での防空演習を嗤(わら)った
     桐生悠々
なら何と評するでしょうか》

   『●阿部岳さん、《基地問題への見解の違いも…
     デマで攻撃された因縁も関係ない。今回は…産経の側に立つ》
    「東京新聞の社説【週のはじめに考える 権力と向き合う覚悟】…
     によると、《全米の新聞、一斉に社説言論の自由への危機感
     …桐生悠々の奮闘を偲ぶ…あす九月十日は、四一年に亡くなった
     悠々を偲(しの)ぶ命日です。百年という時を隔て、また日米という
     太平洋を挟んだ国で同じように、新聞が連帯して時の政権に毅然(きぜん)
     と向き合ったことは、民主主義社会の中で新聞が果たすべき使命を
     あらためて教えてくれます。私たちは今、政権に批判的な新聞との
     対決姿勢を強める安倍晋三政権と向き合います。悠々ら先輩記者や
     米国の新聞社で働く仲間たちの奮闘は、私たちを奮い立たせ、
     権力と向き合う覚悟を問い掛けているのです》。
      《権力と向き合う覚悟》…無しなニッポンのマスコミではなかろうか…」


   『●東京新聞《桐生悠々…にとって一連の言論は、
     犠牲も覚悟の上で、言うべきことを言う義務の履行だった》
    「《「言いたいことを言うのは、権利の行使」だが
     「言わねばならないことを言うのは、義務の履行」であり、
     「義務の履行は、多くの場合、犠牲を伴う」》と。《桐生悠々…に
     とって一連の言論は、犠牲も覚悟の上で、言うべきことを言う
     義務の履行だった》。この度、アノ高市早苗氏が総務相に復活。
     アベ様の政で〝唯一うまく行っている〟メディアコントロールの下、
     《権力と向き合う覚悟》がマスメディアにはあるのだろうか? 
     《義務の履行》を果たしているか?」

 《新聞などメディアは社会に寄り添い、世論を代表しているか政府の言い分を垂れ流し、報道を規制されても公益のためと思考停止に陥っていないか》。アベ様およびカースーオジサンによる9年近くの《メディアコントロール》の頚木の打破を。《悠々は個人誌「他山の石」の発行で糊口(ここう)をしのぎます》…箕部幹事長の言う「他山の石」ならぬ、「自」山での「石」だらけ。例えば、腐敗した政権や数多のアベ様案件の責任をとらせてほしい。また、《平和憲法の下、歴代内閣が憲法違反としてきた「集団的自衛権の行使」は、安倍晋三前政権によって容認に転じました。防衛費の増額も続きます。新聞などのメディアが声を上げ続けなければ、平和主義は一瞬にして骨抜きにされるのは歴史の教訓です》。

   『●まだまだ続くのか、ウルトラ差別主義者の失言・暴言
         …福岡8区の皆さん、いい加減に落選させてください
   『●《この人にそういう羞恥心はない。…山口4区の有権者に聞きたい。
     「投票用紙にまた安倍晋三と書くのですか」と。》(前川喜平さん)
   『●癒(ゆ)党・《菅義偉の別動隊がいよいよ動き出した》―――
     《部分連合》などと言わずに、スッキリと自公お維で一体化してほしいもの
   『●自民党総裁? 誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! 数多の

     アベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある
   『●総合科学技術・イノベーション会議(菅義偉議長)…《「稼げる大学」へ
         外部の知恵導入 意思決定機関設置、来年法改正》(時事通信)
   『●COVID19対策に「せんにん」するため粛々と政権を無責任に放り
     出してアベ様を《継承》し、一体どこが「国民のために働く。」政権か?

   『●《国会も開かず党の選挙が優先》な自民党…違憲にも国会を開きも
     しない自公お維の暴政を許してはいけない [#投票倍増委員会 会員]
   『●醜悪…《安倍晋三や…麻生太郎が偉そうに派閥の領袖として力を
     行使し、それに対して首相になりたい…や…が上目遣いでご機嫌を…》
   『●《フジロック批判の珍奇さ…ギスギスさせて、失政を自分以外の
     誰かのせいにする、あの技術に、加担してはいけない》(武田砂鉄さん)
   『●山添拓議員の《送検》、八代英輝弁護士の《野党共闘に対する意図的な
      攻撃》とそれに群がるお維議員たち、中村格氏の警察庁長官へ昇格…

   『●《国会を開かなければ、それもできない。これを政治空白と言わず
     して、何と言う。…国権の最高機関である国会の軽視も甚だしい》…

 東京新聞の記事【消費税減税、原発ゼロを追求 4野党、衆院選へ共通政策合意】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/129603?rct=politics)によると、《立憲民主、共産、社民、れいわ新選組の4野党党首は8日、安全保障関連法廃止を求めるグループ「市民連合」と国会内で会合を開き、消費税減税や、原発のない脱炭素社会の追求などを盛り込んだ次期衆院選に向けた事実上の共通政策に合意した。合意後、立民の枝野幸男代表は「次期衆院選で共通の政策を掲げ戦えば、必ず政権交代できる。国民の命と暮らしを守る政権をつくる」と語った。共産党の志位和夫委員長も「共通の旗印が立った。選挙に勝利し、政策を実行する政権をつくりたい」と強調した。立民、共産両党は、これを契機に衆院選小選挙区の候補者一本化に向けた調整を加速させる構えだ》そうだ。

   『●《立憲民主、共産、社民、れいわ新選組…安全保障関連法廃止を
     求めるグループ「市民連合」と国会内で会合を開き…共通政策に合意》

 野党の動きをもっと報じて! 何度でも言いますが、自民党総裁は誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! 数多のアベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/週明け石破茂・元幹事長の出馬あるぞ】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202109100000208.html)によると、《★前首相・安倍晋三、元首相・麻生太郎、党税調会長・甘利明のいわゆる3Aが守りたいものが図らずもわかってきた。前政調会長で総裁選挙に出馬を決めた岸田文雄森友学園について触れただけで過剰に反応したようで岸田はすぐさま修正した。元幹事長・石破茂は党内で嫌われているのか。石破をどうしてもだめだという党内の理由はこの3Aが嫌っているからであり、党の議員として特別、異彩を放つ政策を持っているわけではない。こちらも森友・加計事件だけでなく、桜を見る会などに疑問を持っているだけで3Aから見ればけしからん存在ということのようだ。 ★つまりほじくり返すやつは全部だめということなのだろう。また3回生までは安倍・菅政治しか知らない議員たちで、この2人ににらまれたら怖いと思って同調しているのだろう。だからもともと魅力的な候補者が少ないこの総裁選がどんどんつまらなくなる。すべてが長老議員たちの代理戦争になるからだ。意中の候補を当選させ操りたいというのは、過去の事件を掘り起こさせないためか、それともすべての権力を維持掌握していたいからか。 ★それを問うメディアも長老の介入は迷惑だという候補者もいない。そんな中で29日まで総裁選挙をやり続けても国民の関心は薄れるだろう。9日には政調会長・下村博文、外相・茂木敏充は総裁選への不出馬を発表した。これで党内最大派閥細田派と竹下派は候補者を出さないことになった》。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/129825?rct=editorial

<社説>新聞の存在理由を問う 桐生悠々を偲んで
2021年9月9日 07時49分

 気骨のジャーナリスト、桐生悠々=写真=は八十年前のあす十日に亡くなりました。破滅的な戦争へと向かう時代、古巣の新聞界にも批判の矛先を向け、奮起を促し続けた悠々を偲(しの)び、今の時代にも通じる教訓を読み取ります。

 悠々は、本紙を発行する中日新聞社の前身の一つ「新愛知新聞」や、長野県の「信濃毎日新聞」などで編集、論説の総責任者である主筆を務めた言論人です。

 明治から大正、戦前期の昭和まで、藩閥政治家や官僚、軍部の横暴を筆鋒(ひっぽう)鋭く批判し続けました。その報道姿勢は、今も私たち新聞記者のお手本であり続けます。

 悠々は信毎時代の一九三三(昭和八)年八月十一日付の評論「関東防空大演習を嗤(わら)う」が、軍部の怒りや在郷軍人会の不買運動を招いて、信毎を追われます。


◆政府の提灯持ちと批判

 新愛知時代に住んでいた守山町(現名古屋市守山区)に戻った悠々は個人誌「他山の石」の発行で糊口(ここう)をしのぎます。軍部や権力への旺盛な批判がやむことはなく、同誌の発行は、悠々が喉頭がんで亡くなる直前の四一(同十六)年九月五日号まで続きました。

 ただ、この号は発行に至りませんでした。原稿を活字に組み込んだものの、病状が悪化して、校正作業をするための「校正刷り」段階にとどまったためです。悠々は八日、友人や読者に「他山の石」廃刊の辞を発送し、十日に息を引き取ります。六十八歳でした。

 悠々の「遺言」とも言える最後の九月五日号に掲載されているのが「科学的新聞記者」という記事です。抜粋して紹介します。

 《この頃の新聞に至っては、…全然社会を無視して、時の政府の反射鏡たらんとしている。輿論(よろん)を代表せずして、政府の提灯(ちょうちん)を持っているだけである。そして彼等(かれら)は矛盾極まる統制の名の下に、これを彼等の職域奉公と心得ている》
 《今日の新聞は全然その存在理由を失いつつある。従って人はこれを無くもがなのものとしているけれども、他に代(かわ)ってその機能を果たすものなきが故に、彼等は已(や)むを得ずなおこれを購読しつつある。…今日のだらしない状態である》
 《将来の新聞は科学的でなくてはならない。現在に於(おい)て、全くその態度を一変しても、決して早くはあるまい》《神秘主義を尊奉するに至っては、その存在理由を失うのは明である。見よ、彼等は既にその存在理由を失わんとしつつある。試みに街頭に出て、民衆の言うところを聞け、彼等は殆(ほと)んど挙げて今日の新聞紙を無用視しつつあるではないか》

 軍部が政治の実権を握り、すでに日中戦争に突入し、国家総動員で日米開戦に向かう時代です。

 残された時間の短さを自ら感じ取った悠々は、言論統制や戦争協力に甘んじる新聞や記者の現状を憂い、最後に、書き残しておかねばならないと考えたのでしょう。

 それは、悠々にとって「言いたいこと」ではなく「言わねばならないこと」だったはずです。


◆今の時代に通じる警鐘

 私たちが暮らしている今の日本は当時と違い、憲法で言論、報道の自由が保障されています。しかし、悠々の指摘は、今の時代にも通じる警鐘に思えてなりません。

 新聞などメディアは社会に寄り添い、世論を代表しているか政府の言い分を垂れ流し、報道を規制されても公益のためと思考停止に陥っていないか。ネット時代に新聞は本当に求められているか。存在理由はどこにあるのか−。

 悠々が亡くなったのは日米開戦の三カ月前でした。「他山の石」廃刊の辞では「唯(ただ)小生が理想したる戦後の一大軍粛を見ることなくして早くもこの世を去ることは如何(いか)にも残念至極に御座候」と、戦後の軍縮をも予想しています。

 悠々が理想とした一大軍縮は、日本では戦後、戦争放棄戦力不保持平和憲法に結実し、日本は戦争のない時代を過ごします。

 しかし、平和憲法の下、歴代内閣が憲法違反としてきた「集団的自衛権の行使」は、安倍晋三前政権によって容認に転じました。防衛費の増額も続きます。新聞などのメディアが声を上げ続けなければ、平和主義は一瞬にして骨抜きにされるのは歴史の教訓です

 生涯言論人であり続けた悠々は私たちの新聞にとって、進むべき方向を示す「極北の星」のような存在です。《今日の新聞は全然その存在理由を失いつつある》。悠々が最後に書き記した一節は、没後八十年の新聞を担う私たちにも自問自答を迫ります。
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●富岡町の「白地地区」に自宅がある避難民の方「…国も東電も避難者をばかにし、うんと軽く見ている」…さっさと《原状回復》してみせよ

2021年09月23日 00時00分21秒 | Weblog

[※ 『ふくしま原発作業員日誌-イチエフの真実、9年間の記録』(片山夏子、朝日新聞出版、2020年2月刊、1700円)↑]


(2021年09月08日[水])
東京新聞の記事【政府は「住民の希望」強調するが…福島の帰宅困難区域、“まだら解除”の新方針の思惑は】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/129294)。

 《東京電力福島第一原発事故から10年半になるのを前に、政府は福島県7市町村に残る帰還困難区域の避難指示解除について新たな方針を示した。戻りたい住民がいる自宅周辺などを除染し、部分的に解除する仕組みだ。被災自治体が求める全面除染には後ろ向きで、巨額の費用負担を避けようとする思惑が透ける。(小川慎一小野沢健太片山夏子)》

   『●西日本新聞【フクオカ☆シネマペディア/『遺言 原発さえなければ』
           野田雅也、福島を追い10年「飯舘の酪農 復活までは」】
   『●《「知っている町はどこかに行ってしまいました。返してください!
     10年前を!」。故郷をめちゃくちゃにされたことへの怒りは深かった》
   『●「まだ復興していない。臭いものにふたをしての五輪。自分たちは
     除外されているように感じる」…何が復興五輪か! 原状回復して見せよ!
   『●あぁ、《「復興五輪」「新型コロナに打ち勝った証し」…スローガン》
      の《大会経費は3兆円を超える》…そのおカネで何ができただろう?
   『●「復興五輪」!? 原状回復してから言ってくれ…片山夏子記者【「原発
      事故前の故郷に戻して」 浪江町・津島訴訟の原告団長が語った決意】

 「住民の希望」は「原状回復」でしょ? 東京電力核発電人災以前の元の状態に戻すこと。《巨額の費用負担》をしてでも、東電や政府は元の姿に戻して見せなければいけない。《一連の政府方針には費用を抑えようという狙いが見える。経済産業省幹部は「戻らないと分かっている場所に、多額の税金を使うのは難しい」と明かす》…責任感が欠如していないか? 10年前に何を自分たちが引き起こしてしまったのかを理解しているのだろうか?

 みんなの願いは単純だ。国や東電が、大地の汚れを取り除き、元の状態に戻す、原状回復してくれることだけだ。《原発事故で地域の歴史や人の絆、伝統や文化、一切合切が壊された》《原状回復して住めるようにしてほしい。ふるさとに帰れるのなら、賠償はいらない。津島に帰りたい。このままでは終われない》。

 東電や政府、核発電「寄生」委員会委員、核発電支持者は、やむを得ず避難されている方の叫びを聞きなさい ―――「山も田んぼも除染し荒れ果てた家々も更地にしてきれいにし、住民がこれなら帰れるという状態にしてほしい国も東電も避難者をばかにし、うんと軽く見ている」。

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/129294

政府は「住民の希望」強調するが…福島の帰宅困難区域、“まだら解除”の新方針の思惑は
2021年9月7日 06時00分

     (帰還困難区域の夜の森地区(手前)は特定復興再生拠点区域
      として整備が進む。奥に見えるのは東京電力福島第一原発
      =福島県富岡町で、本社ヘリ「おおづる」から)

 東京電力福島第一原発事故から10年半になるのを前に、政府は福島県7市町村に残る帰還困難区域の避難指示解除について新たな方針を示した。戻りたい住民がいる自宅周辺などを除染し、部分的に解除する仕組みだ。被災自治体が求める全面除染には後ろ向きで、巨額の費用負担を避けようとする思惑が透ける。(小川慎一小野沢健太片山夏子

【関連記事】「戻る希望あれば除染して解除」政府が原発事故の帰還困難区域で新方針 全面解除は見えぬまま


◆「原発事故20年近くで80歳…」1人で帰る決意

 「私は戻りますよ」。福島県大熊町から同県いわき市に避難している佐々木祥一さん(72)ははっきりと言った。自宅は福島第一原発の南約4.5キロの帰還困難区域にある。通りを挟んだ南側は、人が暮らせるよう優先的に除染が進む特定復興再生拠点区域(復興拠点)。わずかな距離で戻れるかどうかが分けられた。

 町の復興拠点は2022年春に避難指示解除の見込み。拠点に近い家は放射線量低減のため除染はされるが、避難指示は続く。政府は住民の希望に応じて29年までに拠点外の解除を目指すも、佐々木さんは「原発事故から20年近くになれば、私も80歳。体が動けるうちに…」と話す。

 故郷に戻るのは1人だけで、同居する妻と母、娘夫婦と孫2人はいわきでの暮らしを続けるという。「どんな生活になるかはイメージできないが、大熊を拠点にする。朝、目覚めた時の空気感が違うんですよ」


◆まるで「アリの巣」に…インフラ整備に懸念

 帰還困難区域で復興拠点から外れて見通しが立たない地域を、地元住民は「白地(しろじ)地区」と呼ぶ。ここへ戻りたいと望む住民が1人でもいれば、政府は除染し生活環境を整えるという

 どれぐらいの人が戻るのか。復興庁などによる20年度アンケートでは、大熊、双葉、富岡、浪江の4町の白地地区の住民で「戻りたい」と回答したのは1割強。復興拠点や既に避難指示が解除された地域の住民よりはわずかに多い。

 大熊町の担当者は、戻るのを希望する人が点在し、各住居とそこにつながる道路だけが解除されていくことを懸念し、「アリの巣のようになってしまうのでは」とため息を漏らした。広く「面」で除染した方が費用や放射線量の低減が見込める。「希望に応じて点々と電気や水道などインフラを通さなければならず、難易度が高い」と話す。


◆全面除染には巨費

 原発事故による放射能汚染の責任は東電にある。4兆円かかる除染費用はこれまで国が立て替えて、東電が最終的に負担する方法を続けてきた。だが新方針では、復興拠点と同じく除染や建物解体費用は国が全て負担すると明確にした

 復興拠点外の帰還困難区域を巡り、政府は昨年12月、自治体の要望があり、人が暮らさないことを前提とする場合には限定的な除染で解除できるようにした。今回は「住民の希望」を強調し、全面除染という自治体の要求をかわした。

 一連の政府方針には費用を抑えようという狙いが見える。経済産業省幹部は「戻らないと分かっている場所に、多額の税金を使うのは難しい」と明かす。帰還困難区域の8%しかない復興拠点の整備に、政府は既に約1000億円を投入。残る全区域の除染となれば、巨額の税投入が不可欠となる。


◆「国も東電も避難者ばかにしている」

 富岡町の「白地地区」に自宅がある深谷敬子さん(77)=郡山市に避難=は怒りを隠さない。「山も田んぼも除染し荒れ果てた家々も更地にしてきれいにし、住民がこれなら帰れるという状態にしてほしい国も東電も避難者をばかにし、うんと軽く見ている

《関連記事】縮みゆく自治体 データで見る住民帰還 <あの日から・福島原発事故10年>
【関連記事】コンテナ4000基の中身分からず 福島第一原発で東電ずさん管理
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●《国会を開かなければ、それもできない。これを政治空白と言わずして、何と言う。…国権の最高機関である国会の軽視も甚だしい》…

2021年09月22日 00時00分03秒 | Weblog

[※ 野党共闘 市民連合と政策合意 (週刊金曜日、2021年9月17日1345号)↑]


(20210919[])
日刊ゲンダイのコラム【金子勝の「天下の逆襲」/「株高は一過性」未来を託せない自民党総裁選候補の物足りなさ】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/294723)。

 《自民党総裁選(17日告示、29日投開票)が事実上スタートしているが、新型コロナウイルス対策や経済政策をめぐる議論はほとんどないコロナ感染による死者数は増加傾向が続く。「自宅療養」と称して放置され、8月だけでも1都3県で38人が亡くなった。悲惨な事例は後を絶たないのに、医療崩壊に対して手が打たれないのはどういうことなのか。》

   『●まだまだ続くのか、ウルトラ差別主義者の失言・暴言
         …福岡8区の皆さん、いい加減に落選させてください
   『●《この人にそういう羞恥心はない。…山口4区の有権者に聞きたい。
     「投票用紙にまた安倍晋三と書くのですか」と。》(前川喜平さん)
   『●癒(ゆ)党・《菅義偉の別動隊がいよいよ動き出した》―――
     《部分連合》などと言わずに、スッキリと自公お維で一体化してほしいもの
   『●醜悪…《安倍晋三や…麻生太郎が偉そうに派閥の領袖として力を
     行使し、それに対して首相になりたい…や…が上目遣いでご機嫌を…》
   『●《フジロック批判の珍奇さ…ギスギスさせて、失政を自分以外の
     誰かのせいにする、あの技術に、加担してはいけない》(武田砂鉄さん)
   『●山添拓議員の《送検》、八代英輝弁護士の《野党共闘に対する意図的な
      攻撃》とそれに群がるお維議員たち、中村格氏の警察庁長官へ昇格…

 自民党総裁は誰でも同じ。4野党による #政権交代で命を守る新しい政権を!

 違憲しつつ、壊憲したいという自公お維。憲法53条に反して、国会は開かれず。「実質的に首相を選ぶ選挙」って、直ぐに総選挙なのですが? 最優先すべきCOVID19対策を放置したままだ。どこまでもデタラメ。
 東京新聞の【<社説>開かれぬ国会 耐えがたい政治空白だ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/131170?rct=editorial)によると、《十七日告示の自民党総裁選に向けた動きが活発化する一方、唯一の立法府である国会…は閉じたままだ山積する課題があるにもかかわらず、菅政権は野党の召集要求を拒否し続けている耐えがたい政治空白だ。すでに事実上の退陣を表明している菅義偉首相が就任して、きょう十六日でちょうど一年。振り返れば菅氏は首相指名から一カ月以上、所信表明演説を行うための臨時国会を開こうとしなかった。今年一月に召集された通常国会が閉会したのが六月十六日。その後、野党は七月十六日、憲法五三条に基づいて臨時国会の召集を要求したが、与党側が拒否し続けたまま後継総裁選びに突入した。この間、新型コロナウイルスの新規感染者が一時激増し、菅氏も退陣を表明した。緊急事態宣言の発令や延長は国会の議院運営委員会に諮られたとはいえ、首相が自ら国会の場で説明を尽くしたわけではない病床確保の遅れなどコロナ対策の不備や、雇用調整助成金の財源枯渇も指摘されている。こうした問題を国会で議論して、必要なら法整備や予算を措置すべきにもかかわらず、国会を開かなければ、それもできないこれを政治空白と言わずして、何と言う国民の代表で構成し、国権の最高機関である国会の軽視も甚だしい》。

 《とにかく選挙に行くこと、もちろん、その前に「忘れないこと」。それが今国民に求められている一番大事なことだ》(古賀茂明さん)。何度でも、何度でも、何度でも、#投票倍増委員会 会員として強く訴えます、自公お維トファに投票してはいけない。主権を取り戻しましょう。主権者として、必ず選挙に行きましょう。
 自民党総裁誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! COVID19対策は当然として、数多のアベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある

 AERAの記事【安倍・菅政権とは何だったのか コロナ対策、相次いだ不祥事…9年間を読み解く】(https://dot.asahi.com/aera/2021091300053.html)によると、《菅義偉首相が自民党総裁選への出馬を見送り、政権の座を降りる。新型コロナウイルスの烈風に吹き飛ばされ、あっけない幕切れである。2012年に発足した安倍晋三政権から続いた安倍・菅政権も終焉(しゅうえん)を迎えた。アベノミクスを展開し、国政選挙で勝利を重ねたこの政権は、国民への十分な説明を欠き、多くの腐敗を生んだ。自民党は次期総裁の下で再スタートするが、安倍・菅政治をどう清算するのか。最後の審判は総選挙での国民の判断に委ねられる。安倍政権は「結果」をアピールすることが多かった。アベノミクスの金融緩和で株価は上昇、雇用は改善した。安倍氏は「結果を出した」と胸を張った。「結果」の中身については議論があるだろう。家計は豊かになっていない、格差が拡大したという指摘もできる。ただ、景気回復の中で成長戦略や構造改革が進まなかったことは確かだ。具体的には社会保障などの分野で改革に踏み込めなかった》。

 《立憲民主、共産、社民、れいわ新選組…安全保障関連法廃止を求めるグループ「市民連合」と国会内で会合を開き…共通政策に合意》。
 東京新聞のコラム【ぎろんの森/「ササエノミクス」今こそ】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/130747?rct=discussion)によるお、《菅義偉首相の自民党総裁選への立候補断念を受けて、総裁選を巡る自民党内の動きが活発になってきました。野党側も立憲民主党が公約を発表したり、立民、共産、社民、れいわ新選組の野党四党が政策協定に合意したり、自民党総裁選後に行われる衆院選に向けた動きを加速させています。総裁選は自民党の首相候補を決める党内手続きであり、有権者が政権を選ぶのは衆院選です。…野党側はもちろんアベノミクスに否定的です。冒頭で触れた野党四党の政策協定には「格差と貧困を是正する」ことが盛り込まれ、「低所得層や中間層への再分配を強化する」としています。アベノミクスは十年近くがたっても2%の物価目標が実現できず、経済格差の拡大が指摘されます。コロナ禍は成長重視の経済政策が、経済情勢の変化に的確に対応できないことも露呈しました。私たちの命と暮らしを守るには、競争至上主義の経済政策から、公正で適度な競争で成長を促しつつも、政府の責任で経済格差を解消し、困った人に手を差し伸べる、支え合いの経済政策への転換が必要ではないでしょうか。そうした経済政策を、勝手ながら「ササエノミクス」と名付けました。支え合い、分かち合う経済政策の実現に向けた議論が今後、活発になってほしいものです。(と)》
 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/安倍政治継承じゃ戦えない 自民若手の危機感相当なもの】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202109140000022.html)によると、《★案の定とでもいうべきか、想定の範囲内というべきか、自民党総裁選挙は早くもメディアのお祭り騒ぎが収まってきた。なぜならば出馬表明をした前政調会長・岸田文雄、コロナ相・河野太郎、前総務相・高市早苗のいずれもが安倍政治の継承を宣言し、森友・加計事件の再検証や河井夫妻15000万円買収事件や桜を見る会などの真相究明に消極的どころか否定的な対応をしたからだ。新しい政治を作ろうとしながら前政権が怖くて批判も失敗だったともいえない候補者に魅力などない》。

 山口4区福岡8区の皆さん、選挙に行きましょう。こんな政治を続けてはいけない。
 日刊ゲンダイのコラム【永田町の裏を読む/総裁選で安倍・麻生の「2A」に全面対決を挑む候補者はいないのか】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/294782)によると、《「最大の見どころは、安倍・麻生の“2A”が最大派閥と第2派閥の数の力を頼んでキングメーカーの座を確立しようとするのに対し、それを阻止して2Aとその亜流の菅までの9年間の流れを断ち切ろうとする候補者が出てくるべきだったのに、どうもそうならない」と彼は嘆き、こう続けた。「いや、傍観者的な評論家としてみれば、これじゃああまりに面白くないし、自民党の立場で考えても、2A時代の鬱陶しい黒い霧のようなものを吹き飛ばして、ちゃんと国民と日本語で話が通じる政治を取り戻すことが同党の再出発になるはず。もっとも、野党幹部の立場としては、自民党がそのように健全化すると選挙で戦いにくくなるので、本当は菅政権のままがよかったし、2A追随政権で『森友・桜』を追及し続けられるほうがいいんですけどね」》。

 日刊スポーツのコラム【政界地獄耳/改革と言いながら安倍・菅政権の総括をしない総裁選候補者】(https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202109160000592.html)によると、《総裁選挙でも改革と言いながら安倍・菅政権の総括をしない候補者を見ていると暗澹(あんたん)たる思いになる》。
 政界地獄耳もカマトトやなぁ~。芯から腐ってるんですょ、自民党のどいつもこいつも《上目遣いでご機嫌を…》。

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/294723

金子勝 立教大学大学院特任教授
1952年6月、東京都生まれ。東京大学経済学部卒業、東京大学大学院経済学研究科博士課程修了。法政大学経済学部教授、慶應義塾大学経済学部教授などを経て現職。慶応義塾大学名誉教授。文化放送「大竹まことゴールデンラジオ」などにレギュラー出演中。近著「平成経済 衰退の本質」など著書多数。新聞、雑誌、ネットメディアにも多数寄稿している。

金子勝の「天下の逆襲」
「株高は一過性」未来を託せない自民党総裁選候補の物足りなさ
公開日:2021/09/15 06:00 更新日:2021/09/15 06:00 今だけ無料

     (原発輸出、リニア、IR誘致、東京五輪開催、安倍菅路線の
      成長戦略はすべてが失敗だった(C)JMPA)

 自民党総裁選(17日告示、29日投開票)が事実上スタートしているが、新型コロナウイルス対策や経済政策をめぐる議論はほとんどないコロナ感染による死者数は増加傾向が続く。「自宅療養」と称して放置され、8月だけでも1都3県で38人が亡くなった。悲惨な事例は後を絶たないのに、医療崩壊に対して手が打たれないのはどういうことなのか

 退陣までのカウントダウンに入った菅首相も、尾身茂会長を筆頭とする政府の新型コロナ対策分科会も具体的な提言や対策を真剣に打ち出そうとせず、緊急事態宣言の解除基準緩和にかまけている

 ノーベル化学賞を受賞した独学者のアイゲンが唱えた「エラーカタストロフの限界論」によると、ウイルスは3~4カ月の間に拡大して自壊する性質があるという。コロナの拡大期には人流抑制策はある程度の有効性を持つ。しかし、収束期に行動制限をかける宣言を延長しても何の意味もない。この時期に重症者数が増加し、それに従って死者数も増えていく。今なすべきなのは徹底検査、隔離と治療で新たな感染者を減らすことだが、政策はいまだに手薄だ。

 変異株の流入防止も重要なポイントだ。新たな感染の波を小さく抑えるためには検疫体制を強化すべきなのに、経団連などは水際対策の緩和を求めている。今年4~6月期の実質GDP(2次速報)は年率換算で前期比1.9%増となったが、米国は6.5%増、英国は20.7%増、中国は7.9%と急成長している。日本の経済回復だけが遅れているのは、コロナ対策が失敗続きだからだ

 菅の退陣表明で株は買われ、日経平均株価が3万円台を回復して盛り上がっているが、一過性に過ぎないだろう。新総裁・新首相への期待はすぐにしぼむ。未来を託すリーダーとしては非常に物足りないからだ。岸田前政調会長は健康危機管理庁の新設を訴えているが、いつ実現し、動き出せるのか。岸田には切迫感がないし、実行力も疑わしい。高市前総務相はコロナ対策にさほど関心がなく、ワクチン担当の河野行革相は供給不足による混乱を反省するどころか、責任逃れ発言を繰り返している。

 安倍・菅路線を継承されたら、この国の衰退は加速する。原発輸出、リニア、IR誘致、東京五輪開催などの成長戦略はすべて失敗した。森友疑惑の再調査に動かないのも大問題だ政策論争なき人気投票に決して惑わされてはいけない。
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https://www.nikkansports.com/general/column/jigokumimi/news/202109160000592.html

コラム
政界地獄耳
2021年9月17日4時47分
改革と言いながら安倍・菅政権の総括をしない総裁選候補者

     (岸田文雄前政調会長(2021年4月8日撮影))

★13日に行われたノルウェ-総選挙は労働党率いる左派野党連合が勝利した。労働党、中央党、社会主義左翼党の連立政権が生まれる。争点は石油依存経済からの段階的な脱却。これで北欧5か国すべてが左派政権となった。14年ごろからEUでは難民と治安、雇用問題が争点化し、各国で自国第1主義、ナショナリズムが台頭、極右、右派政党が急進的に伸び、挑発的な右派党首の声が欧州に響いた。そのほかにもギリシャで多額の財政赤字が発覚しておきた欧州の信用不安やウクライナ危機、英国のEU離脱、米トランプ政権登場とアメリカンファーストなど欧州を取り巻く複雑な問題は後を絶たない。今は世界規模の新型コロナウイルス対策でも欧州は苦難の連続だ。

★ドイツでは今月24日には連邦議会選挙が行われるが、3期12年にわたり国を率い、欧州社会の指導者でもあったアンゲラ・メルケル首相は引退する。11年、東日本大震災が起きるとメルケルはドイツの原発政策を脱原発に転換した。内外に大きな波紋を広げたが持続可能エネルギー、環境、温暖化などの総合政策が持続可能な開発目標(SDGs)の世界的指針のひとつになったといえる。メルケルの功績をたたえ今後のドイツや欧州の英知に注目したい。

★15日、次期衆院議長の呼び声高い自民党元幹事長・細田博之が原発の建て替え(リプレース)推進議員連盟で「福島の原発で大変な事故が起きたために、原発をやめようという議論に結び付ける必要はない事故に懲りてなますを吹くようなことではいけない」と発言。愕然とするのは50年前からの原発エネルギー政策を立ち止まらず、社会の変化に無頓着で、進んで世界の潮流の2周遅れの政策に自信を持っていることだ総裁選挙でも改革と言いながら安倍・菅政権の総括をしない候補者を見ていると暗澹(あんたん)たる思いになる。(K)※敬称略
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●山添拓議員の《送検》、八代英輝弁護士の《野党共闘に対する意図的な攻撃》とそれに群がるお維議員たち、中村格氏の警察庁長官へ昇格…

2021年09月21日 00時00分07秒 | Weblog

[※ 野党共闘 市民連合と政策合意 (週刊金曜日、2021年9月17日1345号)↑]


―――――― 《山本太郎代表…「まともな仕事をされている共産党に対して、ジャマな存在だということをああいう形で嫌がらせするっていうのは、ちょっと確信犯に近いだろうなと思います」「だって今、政治の世界のなかで反社って言ったら、自民党と維新でしょ」と喝破》、《適菜収…一方、「社会をリセット」だの「新しい国をつくる」だのと騒ぎ、国を破壊してきたのは、新自由主義と政商、カルトに乗っ取られた自民党であり、その補完勢力としての維新の会である》。


(2021年09月19日[日])
一体何事かと思えば…。山添拓さんのつぶやきから:

―――――――――――――――――――――――――――――――――
https://twitter.com/pioneertaku84/status/1439151513037803523
https://twitter.com/pioneertaku84/status/1439151540221087749
https://twitter.com/pioneertaku84/status/1439151591991365634

山添拓@pioneertaku84

2020年11月3日、休日を利用して趣味の鉄道写真を撮りに行った際に、長瀞町の秩父鉄道の線路を横断したことが、埼玉県警秩父警察署から軽犯罪法違反であるとの指摘を受け、本年9月16日付で送検した旨の連絡を受けました。軽率な行為だったと反省しています。

午後5:57 2021年9月18日
―――――――――――――――――――――――――――――――――

私は、地域住民によって道がつけられ、水路に渡し板がかけられていた箇所を、列車が接近していない時間帯に、通行可能な道であるという認識のもとに、約1秒程度で渡りました。

午後5:57 2021年9月18日
―――――――――――――――――――――――――――――――――
これが渡ることが禁止された箇所であったという指摘については、素直に従い、すべての事情を説明し、反省する旨を記した上申書も提出しています。
今後、二度とこのようなことのないようにいたします。

午後5:57 2021年9月18日
―――――――――――――――――――――――――――――――――

 誰が共産党議員らを監視しているのやら…。10カ月も経った、なぜに今? 暗澹とした気分になる。
 ニーメラー牧師の警句を地で行く。

   『●ニーメラー牧師「ナチスが最初共産主義者を攻撃した時」
      …高江や辺野古が破壊された時、「関生」が狙われた時…

 《共通政策に合意》した他の野党3党にもあまりに失礼だ。
 【ラサール石井 東憤西笑/八代英輝弁護士の「虚偽コメント問題」は公平であるべきTV局とスタッフの知性の劣化にも一因】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/geino/294778)によると、《TBS系「ひるおび!」で八代英輝弁護士が「…」と発言した問題。「綱領」を「要綱」と間違い、全く書かれていないことをあるかのように述べたのは、ワイドショーでのたわ言と看過するには酷すぎる暴言だった。共産党は即刻抗議した。…問題は、田崎史郎氏がいたにもかかわらず間違いを指摘せず、番組自体も発言をスルーしてしまったことにある。そもそも出演者はバランスよく配置されるべきだ。その中で自由に討論すればよい。どうも室井佑月さんが降板したあたりからキャスティングがかなり偏っているように思える。発言が野党共闘に対する意図的な攻撃であり、あえて確信犯的に発言したものであるとしたら、客観的であるはずのコメンテーターとしては逸脱した行為であり、それを容認したのなら、結果的に番組自体が、政府広報、いやそれ以上の一政党を支援する装置になってしまったということになる。これはスタッフの矜持のなさと知性の劣化が招いたものか。》

   『●《立憲民主、共産、社民、れいわ新選組…安全保障関連法廃止を
     求めるグループ「市民連合」と国会内で会合を開き…共通政策に合意》

  デマに群がる、蝟集するお維のあまりの醜悪さ…《共通政策に合意》した他の野党3党にもあまりに失礼だ。
 日刊ゲンダイのコラム【適菜収 それでもバカとは戦え/八代英輝がタレ流したデマに嬉々として便乗した自民と維新 国を破壊してきたのはどっちだ?】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/294904)によると、《野党共闘を潰すために選挙直前を狙って確信犯的にデマを流した可能性を疑われても仕方がない。…デマゴーグを放置すれば社会はどんどんおかしくなっていく。実際、維新の会の議員らがこのデマに便乗足立康史は〈逆にTBSが謝罪とか訂正とかしたら、大変な問題になる〉、音喜多駿は〈共産党は公安も認定する通り暴力革命の路線を捨てておらず、TBS番組でコメンテーターの方が言いたかったことは正しいです〉とツイート》。

   『●松尾貴史さん×室井佑月さん対談、「安倍首相は、
      嘘も権力の私物化も恥ずかしいとすら思っていない」
    《松尾 確かに。それで、室井さんの出演している『ひるおび!』
     (TBS)はどう? 個人的には八代英輝弁護士が面白いな
     と思っていて。安倍さんのお友だちなの?》

   『●中曽根康弘元首相や「産経のドン」故・鹿内信隆氏らは、
      あの時、何をしていたのか? …《検閲国家》へと一歩一歩
    《5日放送の『ひるおび!』(TBS)でも、慰安婦問題など含む作品を
     展示した「表現の不自由展・その後」が中止に追い込まれた件を
     とりあげるなか、八代英輝弁護士がこんな発言をしていた。
     「…この慰安婦問題っていうものが史実に基づかないものである
     こと。…」 八代弁護士は「表現自体をさせないという風潮は危険だな
     と思う」などとエクスキューズをいれつつも、「私自身はこれ
     (少女像)を置いて、こんなものあってはならないと議論する
     ということはアリだと思いますけどね」と続けるなど、
     嫌韓煽りを剥き出しにしていた》

 リテラの記事【八代弁護士らの共産党攻撃の根拠「公安調査庁」が“失笑”の報告書! 暴力活動の記載なく「コロナ政策提言で存在感」とまるで共産党】(https://lite-ra.com/2021/09/post-6021.html)によると、《八代弁護士は…「共産党は…党の要綱として廃止してませんから」「よくそういうところと組もうという話になるな、というのは個人的には感じますね」などと発言したが、そもそも日本共産党の「綱領」には「暴力的な革命」などという文言は一切なく、八代弁護士の発言は完全なデマだった》。
 このリテラの記事の結び、《れいわ新選組の山本太郎代表が今回の八代発言の共産党デマ攻撃の背景について、「まともな仕事をされている共産党に対して、ジャマな存在だということをああいう形で嫌がらせするっていうのは、ちょっと確信犯に近いだろうなと思います」「だって今、政治の世界のなかで反社って言ったら、自民党と維新でしょ」と喝破していたが、この連中にそのまま権力を握らせていたら、それこそ、秘密警察による謀略支配はさらにエスカレートしていくだろう》。さすが、山本太郎さん。

 一方…こんなことが許されていいのか! ―――――《官邸の忠犬政権の爪牙山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》中村格氏が警察庁長官に…。前川喜平さん《中村の警察庁長官就任は、安倍・菅政権の腐敗を象徴する人事だ》。金子勝さん《権力に近ければ、罪を犯しても逮捕されない…公安警察・検察が安倍政権を支配していることに事の本質がある》。青木理さんは《…本来は一定の距離を保つべき政権と警察・検察が近づき過ぎるのは非常に危うい民主主義国家として極めて不健全な状態と言わざるを得ません》。

   『●アベ様が《新政権も警察権力も私物化する暗黒時代が始まる》、《官邸の
       忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》が…

 最後に、青木理さんの『日本の公安警察』。

   『●『日本の公安警察』読了(1/2)
    「1章 厚いベールの内側」、「2章 特高から公安へ」、
     「3章 監視・尾行から工作まで」、「4章 公安秘密部隊」、
     「5章 戦後の公安事件簿」、「6章 オウム・革マル派との〝戦い〟」、
     「7章 警察の外にある公安」、「8章 監視社会と公安警察」
    「奇々怪々な「菅生事件(すごう)という謀略とその後の無茶苦茶な経緯、
     〝爆弾犯〟の異常な出世」

   『●『日本の公安警察』読了(2/2)
    《情報は、大物政治家や警察OBの代議士に流れているというのが、
     仲間内での公然の秘密であった。元来、秘密のベールに
     包まれているはずの『第四係』の懇親会終了後に自民党選出の
     国会議員が顔を見せるというのも、警察と自民党との癒着
     物語るものであろう》

 再度、引用する:

――――――――――――――――――――――――――――――――――
https://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/44ec4cf2d3eae47aa55c93e8c0a996e7
https://blog.goo.ne.jp/activated-sludge/e/5e6abd0d5b21ef7d6d1f894069c32f8b

青木理さん『日本の公安警察』:

 奇々怪々な「菅生(すごう)事件」という謀略とその後の無茶苦茶な経緯、〝爆弾犯の異常な出世。《…当時国家地方警察大分県本部に所属する公安警察官だった。…事件は一転して、公安警察による謀略事件だった疑いが浮上した。…〝オトリ捜査〟…。…共産党員らに有罪を言い渡した原判決を破棄し、全員無罪の判決を下した。寒村で突如として起きた「共産党員による駐在所爆破事件」は、地元の共産党周辺へと投入された公安警察官らによる謀略事件だったのである。…大分地裁は戸高を爆発物取締罰則違反で起訴し、その後福岡高裁も戸高の有罪を認定したが、結局は「爆発物に関する情報を警察の上司に報告したことが自首にあたる」として刑を免除される。驚くべきはこの後の戸高に対する処遇だった。警察庁は有罪判決からわずか三カ月後、警部補として復職を認めたのである。…復職後の戸高は警察大学校教授、警察庁装備・人事課長補佐などを歴任して警視の地位まで昇任。八五年、警察大学校術科教養部長を最後に退官したノンキャリアの公安警察官としては異例の出世った。…「パチンコ疑惑」…参院予算委員会で、再び「戸高…」の名前が物議を醸す。…警察OBが占める「たいよう共済」の常務に問題人物が就任…。戸高…のことだった。…こんなところにも顔を出している。…菅生事件の〝亡霊〟は事件から四〇年以上を経ても警察組織の中枢でひっそりと息づいていた。そしてプリベイドカードは、今も巨大な警察利権の一つとして指摘されている》。

 盗聴。《中野の警察大学校に本拠を置く「サクラ」部隊は、そんな秘密工作活動を発足以来三〇年以上にわたって延々と、そして水面下で続けてきた。だが一九八六年、組織に大きな転機が訪れる。共産党の緒方国際部長宅盗聴事件の発覚である。…緒方側の申し出を受け、NTT職員は現場を所轄する警視庁町田署に事実関係を通報した。しかし、到着した町田署員は緒方側から事情を聴くと近所で長時間の電話をし、緒方らに対して「警察は静観する」と言ったきり捜査に乗り出すことを拒否。NTT側が一一月二八日、同署に告発したにもかかわらず、これを受け取らず、翌二九日になってようやく受理した。/ところが一二月一日になると突如として実況見分を実施し、大量の〝証拠品〟を持ち帰ってしまう。極めて不透明な形で行われた見分は証拠隠滅すらうかがわせるものだった》。当時の検察総長伊藤榮樹氏のたとえ話・おとぎ話。損害賠償請求訴訟では賠償が命じられ、高裁でも勝訴、国側の上告断念で判決は確定。
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https://lite-ra.com/2021/09/post-6021.html

八代弁護士らの共産党攻撃の根拠「公安調査庁」が“失笑”の報告書! 暴力活動の記載なく「コロナ政策提言で存在感」とまるで共産党PR
2021.09.17 12:08

     (公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」2021年1月版)

 『ひるおび!』(TBS)レギュラーコメンテーターの八代英輝弁護士による日本共産党デマ発言だが、当の八代弁護士にも、同じ見解を持つ自民党政権や応援団にもまったく反省はないらしい

 八代弁護士は10日放送回のなかで「共産党はまだ『暴力的な革命』というものを、党の要綱として廃止してませんから」「よくそういうところと組もうという話になるな、というのは個人的には感じますね」などと発言したが、そもそも日本共産党の「綱領」には「暴力的な革命」などという文言は一切なく、八代弁護士の発言は完全なデマだった。

 ところが、13日に局アナがこの点について訂正・謝罪した一方、八代弁護士は「私の認識は閣議決定された政府見解に基づいたものでした」などと開き直った。

 しかも、ネット上ではネトウヨや自民党応援団がこぞって「八代弁護士は何も間違ったことを言っていない」「共産党は破防法に基づく監視対象団体」「公安調査庁から暴力主義的な破壊活動をおこなう恐れがあると認定されている」などと叫び、加藤勝信官房長官までが「政府の認識は何ら変更するものではない」などと八代弁護士をアシストしている。

 まったく、連中の悪質さには呆れ果てるしかない。安倍・菅政権の閣議決定の根拠となり、いまもネトウヨや政権応援団が「共産党は暴力革命を捨てていない」ことの根拠としてがなり立てているのは、共産党が破壊活動防止法にもとづく公安調査庁の監視対象団体になっているということだが、この監視対象指定じたい、先日の記事で指摘したように、公安調査庁のでっちあげにすぎないのだ。

 破防法は既報のとおり東西冷戦下の1952年に共産党を排除する政治的な目的でつくられた法律で、その破防法に基づき、監視機関として、公安調査庁が設けられた。

 しかし、この70年近く、公安調査庁は破壊活動を裏付けるような証拠を一切上げられておらず、自民党や警察関係者にすら「無用の長物」「予算の無駄遣い」と冷笑されてきた。

 しかし、何も証拠を上げられていないのは当然で、公安調査庁は自分たちの組織と予算を維持するため、破壊活動の実態など何もないのに、70年近くも共産党に無理やり破壊活動の疑いをかけつづけてきただけなのだ。

 それを証明する公的資料がある。それは、公安調査庁が年に1度発表している、国内外の治安情勢や監視対象団体の動きをまとめた報告書「内外情勢の回顧と展望」だ。


■公安調査庁「内外情勢の回顧と展望」2021年1月版の失笑ものの内容

 たとえば、最新版にあたる2021年1月の「内外情勢の回顧と展望」を見てみよう。共産党は、「国内情勢」を取り上げた章に登場する。ちなみに、国内情勢のトップバッターとして取り上げられている団体はオウム真理教で、つづいて過激派。共産党はその次の3番目に登場し、最後の4番目は「右翼団体など」となっている。

 一体どんなおどろおどろしい破壊活動が書かれているのか、と共産党のページを開くと、まず、タイトルにはこうあった。

「コロナ禍での政策提言などを通じて存在感のアピールに努めた共産党」

 え? 「暴力革命」とか「破壊活動」じゃなくて「コロナ政策の提言で存在感をアピール」? これって、むしろ政党として褒めてないか

 いや、でも、本文にはさすがに何か破壊活動を示唆するようなことを書いているはず、と思って目を移すと、レポートはこう始まる。

〈共産党は,1月,平成29年(2017年)以来3年ぶりとなる「日本共産党第28回大会」を開催した。大会では,安倍政権の一連の施策について,「憲法と平和,暮らしと経済,民主主義と人権などあらゆる分野で,戦後どの内閣もやってこなかった史上最悪の暴政の連続だった」と批判した。そして,この状況を打開するには,野党が政治的立場の違いを乗り越えて結束し,政権交代を目指すことが重要であると強調した上で,次期総選挙に向け,「野党間で相互敬意をもって一致点で団結し,連合政権をつくるために力を尽くす」などと野党共闘の発展を訴えた。大会には,「日本共産党第27回大会」(平成29年〈2017年〉)に続き,他野党・会派から来賓を迎え,挨拶の場を設けるなどして,共闘の印象付けを図った。〉

 本文が始まっても「暴力革命」や「破壊活動」に関係する記述はなかなか出てこず。その代わりに書かれていたのが、安倍政権は史上最悪の暴政の連続と批判し、その打開のために野党が一致団結しようと呼びかけた、という話だった。公安調査庁の解釈では、もしかしたらこれが「破壊活動の前触れ」ということになるのだろうか。さらに、レポートはこうつづく。

〈また,大会では,「日本共産党第23回大会」(平成16年〈2004年〉)以来となる綱領改定を行い,従来から取り組んできたジェンダー平等社会の実現を目指す旨新たに規定し,女性層に寄り添う姿勢を明確にした。なお,中国については,尖閣諸島周辺海域における中国公船の領海侵入など覇権主義的行動が深刻化していると指摘した上で,「日本共産党第23回大会」で同国を評価した部分を削除した。大会後,共産党は,大会決定や改定綱領の下,令和4年(2022年)の党設立100周年に向けて,党員数及び「しんぶん赤旗」読者数を,大会開催時と比べて3割増とすることなどを目標に党勢拡大活動に力を注いだ。〉


■公安調査庁が共産党の「各地で生活物資の配布活動」「中国批判」を明記 まるで共産党の宣伝パンフ

 相変わらず、「暴力革命」「破壊活動」の記述はなく、今度はその代わりに「ジェンダー平等社会の実現を目指す旨新たに規定」「女性層に寄り添う姿勢を明確にした」……。その上、この「回顧と展望」では、共産党が中国共産党批判をおこなっていると記述。ネトウヨ連中がわめいている「共産党は中国の手先」説を否定する形になっていた。

 もはや共産党の広報紙か「しんぶん赤旗」でも読まされている気になってくる。いくらなんでもこのままでは終わらないだろう、とさらに読み進めたのだが、後半部分にあったのはこんな解説だった。

〈共産党は,新型コロナウイルス感染症の感染拡大を捉え,「新型コロナ危機を体験して, これまでになく多くの人々が政治に目を向けている」と指摘した上で,無党派層を中心に 入党の働き掛けに努めた。この取組では,政府が打ち出した各種政策を捉え,全世帯へのマスク配布や「GoToトラベル」をめぐる対応を批判するとともに,党独自あるいは他野党と共同で提言や政府に対する申入れを行った。〉
〈また,共産党は,党の援助を受け,党幹部も輩出している青年組織・日本民主青年同盟とともに,各地で生活物資の配布活動を実施し,「党・民青と学生の結びつきが生まれていることから,民青を支え,援助を強めることが重要である」などと同活動を評価した。〉
〈9月に発足した菅政権に対しては,安倍政権の政治姿勢を全面的に継承する体制であると 批判し,対決姿勢を鮮明にした。また,次期総選挙については,「しんぶん赤旗」などで,次の総選挙で政権交代を実現するという本気度を国民に示すことが大事であると繰り返し訴えるとともに,いつ解散・総選挙になっても市民・野党共闘の勝利と党躍進を必ず勝ち取る構えで戦い抜くと強調して,選挙準備を進めた。〉

 公安調査庁が列挙しているのは、アベノマスク批判に「GoTo」批判、コロナ対策の提言や政府へ申し入れをおこなったこと……挙げ句、生活物資の配布活動を各地で実施したとも書いているが、これ、コロナ禍で市民に寄り添ういい政党だなあ、という感想しかない。むしろ、共産党の善行を喧伝する公安調査庁は共産党の手先なのではないか?と疑ってしまいそうになるほどだ。

 しかも、レポートはここで終わり。まさかと思うかもしれないが、これが公安調査庁による「共産党」にかんする2021年版の調査結果の全部なのだ。

 安倍・菅政権の閣議決定および八代弁護士の主張、氏を擁護する人びとは、「共産党は暴力革命路線を捨てていない」とする根拠として公安調査庁による調査対象団体に指定されていることを挙げていたが、その公安調査庁は、たんに共産党を調査対象団体にしているというだけで、共産党のPR原稿としか思えない調査結果しか残せていないのである。まったく、これほどの税金の無駄遣いがあるだろうか


■日本ペンクラブや生協、日本ジャーナリスト会議、アムネスティまで監視対象にしていた公安調査庁

 しかも、公安調査庁が自らの組織維持と予算獲得のために危険性をでっち上げている相手は、共産党だけではない。なんと、生活協同組合(生協)や日本ペンクラブなどの報道関係の任意団体まで監視対象に広げようとしていた前歴がある

 1996年に公安調査庁が下部組織である公安調査局に指示を出し、広範な団体について実態把握に乗り出していたことが、1999年に判明したのである。当時の新聞によると、公安調査庁は全国8カ所の公安調査局に対してそれぞれの「重点解明目標」を設定。たとえば、近畿公安調査局の指示項目には、こんなことが書かれていたという。

〈「大衆・市民運動関係」として、原発建設の賛否を問う住民投票運動のほか、市民オンブズマンの行政に対する告発や大気汚染・リゾート開発・ごみ問題等への取り組みなどを行う団体を列挙。女性の地位向上や消費税率引き上げ反対運動も含まれている。〉
〈「法曹・救援、文化、教育関係」の分野では(1)いじめ・不登校問題、日の丸・君が代反対などに対する諸団体の動向(2)諸団体による死刑廃止や人権擁護の取り組みなどに加え「言論・出版の自由を求める活動の実態」としてマスコミ関係団体も指定した。〉(中日新聞1999年11月25日付)

 そして、公安調査庁が名指ししたとされる団体には、日本ペンクラブや日本ジャーナリスト会議、生協、アムネスティ日本支部、情報公開法を求める市民運動、原水協原水禁などがあったというのである。

 消費税やリゾート開発に反対する団体、いじめや不登校問題に取り組んだり女性の地位向上をめざす団体、さらに日本ペンクラブが、一体どうして破壊活動をおこなう恐れのある団体になるのか、さっぱり意味がわからない

 当時、中日新聞では、奥平康弘・東大名誉教授が「『気に入らない団体はすべて調査しよう』という政府側の意向を反映した動きなのだろう」とコメントしていたが、この調査対象を見るとそれ以下。とにかく、自分たちが予算獲得できるためなら、なんでもいいから手当たり次第、危険性があることにして調査しようとしていたとしか思えない


■山本太郎が八代らの共産党攻撃に「確信犯」「政治の世界で反社って言ったら、自民党と維新」

 いずれにしても、これらの事実を見れば、公安調査庁がいかにデタラメで、連中の言う「破壊活動のおそれ」とやらが何の実態もないでっち上げであることがよくわかってもらえたはずだ。

 しかし、問題は安倍・菅政権になって、リストラ対象になっていたはずのこの役所が復活、その妄想と陰謀論丸出しのやり口をそのまま政権が利用するようになったことだ。

 まず、安倍政権時代の2016年3月にも〈日本共産党は、現在においても、破壊活動防止法に基づく調査対象団体である〉などとする答弁書を閣議決定した。

 2016年というのは、2015年に安保法案が可決・成立して以降、初の国政選挙である参院選がおこなわれたが、この参院選では、立憲主義に反する安保法制強行成立への抵抗から野党共闘が始動していた。この閣議決定は明らかに、参院選をにらんで、野党共闘潰しのために仕掛けられたものだった。

 そして、今年6月には、維新の鈴木宗男・参院議員の質問主意書に答えるかたちで、〈日本共産党は、現在においても、破壊活動防止法に基づく調査対象団体である〉などという答弁を閣議決定したのだが、これもやはり、今回の衆院選対策で、野党共闘に揺さぶりをかけようとしたものだ。

 前述したように、かつての自民党にはまだ、このインチキな公安調査庁のあり方を批判し、整理しようという良識的な姿勢があった。しかし、安倍・菅政権になって良識も倫理もなくなった自民党政権は、フェイク公安機関を平気で政敵叩きに利用し始めたのである。

 それは支持層も同じだ。当の八代弁護士はもちろん、ネトウヨも公安調査庁のインチキ丸出しの「共産党=暴力革命」という決めつけに乗っかって、総選挙を前に、自民党擁護と野党叩きを繰り広げているのだ。

 れいわ新選組の山本太郎代表が今回の八代発言の共産党デマ攻撃の背景について、「まともな仕事をされている共産党に対して、ジャマな存在だということをああいう形で嫌がらせするっていうのは、ちょっと確信犯に近いだろうなと思います」「だって今、政治の世界のなかで反社って言ったら、自民党と維新でしょ」と喝破していたが、この連中にそのまま権力を握らせていたら、それこそ、秘密警察による謀略支配はさらにエスカレートしていくだろう

(編集部)
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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/news/294904

適菜収 作家
近著に「日本人は豚になる」「ナショナリズムを理解できないバカ」など。著書40冊以上。購読者参加型メルマガ「適菜収のメールマガジン」も始動。詳細は適菜収のメールマガジンへ。

それでもバカとは戦え
八代英輝がタレ流したデマに嬉々として便乗した自民と維新 国を破壊してきたのはどっちだ?
公開日:2021/09/18 06:00 更新日:2021/09/18 06:00

     (「八代英輝弁護士の事務所は暴力団」とデマを流しても
      謝れば納得するのか(C)日刊ゲンダイ)

 弁護士の八代英輝が、日本共産党に関するデマをテレビ番組で垂れ流した。八代はTBS系「ひるおび!」(10日放送)にコメンテーターとして出演。野党4党(立憲民主、共産、社民、れいわ)の次期衆院選での共闘について「共産党はまだ暴力的な革命ってのを党の要綱として廃止していませんから、よくそういうところと組もうって話になるなと個人的には感じますね」と発言した。

 要綱は綱領の言い間違いなのだろうが、これはシンプルなデマである。

 弁護士なのだから、共産党が暴力革命路線を放棄していることを知らないわけがない。仮に知らなかったとしたら、それに反発した新左翼の動きも、日本の現代史もまったく知らないということになる。さすがにそれはありえない。よって、野党共闘を潰すために選挙直前を狙って確信犯的にデマを流した可能性を疑われても仕方がない。

 番組は「日本共産党の綱領にそのようなことは書かれていませんでした。訂正しておわびします」と謝罪(13日)。八代は「私の認識は閣議決定された政府見解に基づいたものでした。一方、日本共産党はそれをたびたび否定していることもあわせて申し上げるべきでした」などと言っていたが、話をゴマカすな。問題になったのは「私の認識」ではなく、デマを流したことである。

 また、謝れば済む話でもない。デマを流すのは簡単だが、デマを修復するのは難しい。テレビ番組で「八代の弁護士事務所は暴力団」とデマを流しても謝れば納得するのか

 デマゴーグを放置すれば社会はどんどんおかしくなっていく。実際、維新の会の議員らがこのデマに便乗。足立康史は〈逆にTBSが謝罪とか訂正とかしたら、大変な問題になる〉、音喜多駿は〈共産党は公安も認定する通り暴力革命の路線を捨てておらず、TBS番組でコメンテーターの方が言いたかったことは正しいです〉とツイート。

 これも論点のゴマカシだが、そもそも今の日本共産党は暴力革命路線どころか、かなり保守色が強い。一方、「社会をリセット」だの「新しい国をつくる」だのと騒ぎ、国を破壊してきたのは、新自由主義と政商、カルトに乗っ取られた自民党であり、その補完勢力としての維新の会である。公安が監視対象とすべきはこうした連中ではないか。
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コメント (1)
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●アベ様が《新政権も警察権力も私物化する暗黒時代が始まる》、《官邸の忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》が…

2021年09月20日 00時00分04秒 | Weblog

[※ 「こんな人たち」 報道特集(2017年7月8日)↑]


こんなことが許されていいのか! ―――――《官邸の忠犬政権の爪牙山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》中村格氏が警察庁長官に…。

―――――― 前川喜平さん《中村の警察庁長官就任は、安倍・菅政権の腐敗を象徴する人事だ》。

―――――― 金子勝さん《権力に近ければ、罪を犯しても逮捕されない…公安警察・検察が安倍政権を支配していることに事の本質がある》。

―――――― 青木理さんは《…本来は一定の距離を保つべき政権と警察・検察が近づき過ぎるのは非常に危うい民主主義国家として極めて不健全な状態と言わざるを得ません》。



(20210916[])
日刊ゲンダイの記事【安倍政権時代の「官邸ポリス」が“論功行賞”で警察組織2トップに昇格の不気味】(https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294620)。

 《さらには、警察庁も年末にトップが交代して、安倍氏と親密な元「官邸ポリス」が長官に就きそうなのだ。一貫して警備畑を歩んできた警察庁の松本光弘長官の後任には、警察庁ナンバー2の中村格次長が昇格する》。

   『●山口敬之氏事件…《逮捕寸前までいった事件が、このように
         “ブラックボックス”のなかに押し込められてしまった》
   『●伊藤詩織さんによる民事裁判「私たちが勝利しました」、
     山口敬之氏の高額「反訴」は棄却…なぜ刑事事件で裁けなかった?
   『●法的措置…《山口氏を“被害者”に仕立て上げて…伊藤さんを
      毀損…性被害サバイバーや社会に「沈黙」を強いる恫喝的攻撃》
    「『官邸ポリス』と監視社会警察国家…暗澹とする。」

   『●《官邸の忠犬…政権の爪牙…山口敬之氏の逮捕を潰した
     最重要キーマン》中村格氏が警察庁ナンバー2に! 次期警察庁長官?

 《伊藤詩織さん事件で山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》。デタラメ過ぎる。
 《官邸の忠犬政権の爪牙山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマン》中村格氏が…「警察庁ナンバー2に! 次期警察庁長官?」…それがついに現実に。《忠臣が論功行賞を得て、ますます安倍首相による「警察権力の私物化」が進んでゆく──。それは安倍首相を批判する行為自体が取り締まり対象となりうるという、恐怖の世界のはじまりなのである》。警察国家、まっしぐら。何もかも《私物化》するアベ様。
 黒川弘務氏については、挫折したものの…『アベ様マネー1.5億円の原資は? その一部はアベ様や自公に《還流》? そりゃぁ、賭けマージャンな黒川弘務氏を検事総長にしたいよねぇ』。それ以上の衝撃だな、中村格氏の警察庁長官への昇格。

   『●『官邸ポリス』と監視社会・警察国家と前川喜平さん…
        映画『新聞記者』と現独裁政権批判と望月衣塑子さん
   『●《民主主義ならぬ「ご都合主義」国家》…《私人》、《調査・
     研究》自衛隊中東〝派兵〟などデタラメ閣議ケッテェ~を乱発
   『●金子勝さん「安倍さん関連は検察も警察も一切動かない」
     「まるで犯罪者集団。泥棒だらけ」「来年は泥棒しませ~ん」
   『●金子勝さん《権力に近ければ、罪を犯しても逮捕されない
     …公安警察・検察が安倍政権を支配していることに事の本質が》

 東京新聞の記事【警察庁長官に中村格氏 大石吉彦氏が警視総監に】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/130806)によると、《警察庁の松本光弘長官(60)と警視庁の斉藤実警視総監(59)が退任し、後任の新長官に警察庁の中村格次長(58)、新総監に大石吉彦警備局長(58)を起用する人事が14日の閣議で了承された。発令は警視総監が16日付、長官が22日付。中村氏は福岡県出身、東大卒。1986年に警察庁に入り、刑事畑での勤務が長く、汚職事件などの知能犯捜査に精通。菅義偉首相の官房長官在任時も含め2009~15年に官房長官秘書官を務めた。20年1月から次長。大石氏は静岡県出身、東大卒。86年に警察庁に入り、警備課長、首相秘書官などを歴任、19年1月に警備局長に就任した》。

 リテラの記事【山口敬之の逮捕をツブした中村格の警察庁長官に抗議殺到! 警視総監も安倍の元秘書官が就任で“自民党の秘密警察”化がさらに】(https://lite-ra.com/2021/09/post-6020.html)によると、《安倍・菅政権による腐敗政治を象徴する人事が発表され、大きな批判の声が上がっている。昨日14日、松本光弘・警察庁長官に代わり、第29代長官に中村格・警察庁次長を昇格させる人事が閣議で了承されたからだ。詳しくは後述するが、中村氏といえば安倍・菅政権で“官邸の忠犬 政権の爪牙”と呼ばれつづけてきた人物で、安倍政権時の2020年1月に警察庁ナンバー2の次長に昇格。このときから「次期長官は間違いなし」と言われてきた。…そして、ここまで批判が巻き起こっている理由は、言うまでもなく、中村氏が伊藤詩織さんの事件で山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマンだからだ》。


 前川喜平さんのつぶやき:

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前川喜平(右傾化を深く憂慮する一市民)@brahmslover

伊藤詩織さんに性的暴行を加えた山口敬之安倍晋三首相のお友達だった。警視庁刑事部長だった中村格は、官邸からの指示を受けて、山口の逮捕を中止するよう命令した中村は菅義偉官房長官の秘書官だった。中村の警察庁長官就任は、安倍・菅政権の腐敗を象徴する人事だ

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警察庁 新長官に中村格次長が就任へ

【NHK】全国の警察のトップ・警察庁の長官が交代し、新しい長官には中村格次長が就任することになりました。

nhk.or.jp
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午前11:54 2021年9月14日
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 《今回の菅首相の置き土産人事は、このように、安倍・菅政権が終わっても体質は変わらないということを如実に示している。自民党支配を終わらせなければ、腐敗を清算することはできないのである》(リテラ)。《安倍前首相が新政権も警察権力も私物化する暗黒時代が始まるのか》(日刊ゲンダイ)。

   『●まだまだ続くのか、ウルトラ差別主義者の失言・暴言
         …福岡8区の皆さん、いい加減に落選させてください
   『●《最初はふわふわ膨らんでおいしそうだったのに、だんだんしぼんで、
      中から出てきたものは……? 菅パンケーキ政権の実態に迫った…》
   『●《この人にそういう羞恥心はない。…山口4区の有権者に聞きたい。
     「投票用紙にまた安倍晋三と書くのですか」と。》(前川喜平さん)
   『●癒(ゆ)党・《菅義偉の別動隊がいよいよ動き出した》―――
     《部分連合》などと言わずに、スッキリと自公お維で一体化してほしいもの
   『●醜悪…《安倍晋三や…麻生太郎が偉そうに派閥の領袖として力を
     行使し、それに対して首相になりたい…や…が上目遣いでご機嫌を…》
   『●自民党総裁? 誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! 数多の
     アベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある

   『●《立憲民主、共産、社民、れいわ新選組…安全保障関連法廃止を
     求めるグループ「市民連合」と国会内で会合を開き…共通政策に合意》

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https://www.nikkan-gendai.com/articles/view/life/294620

安倍政権時代の「官邸ポリス」が“論功行賞”で警察組織2トップに昇格の不気味
公開日:2021/09/12 06:00 更新日:2021/09/12 12:08

     ((左から)中村格・警察庁次長、大石吉彦・警察庁警備局長
      (C)共同通信社)

 警察が究極の忖度機関になるかもしれない。

 東京五輪・パラリンピックが終わり、警察は人事の季節を迎える。警察庁も警視庁も、現トップは東京大会の警備を最優先した布陣だからだ。

 警視庁の斉藤実警視総監は、庁内で「警備警察のエキスパート」と呼ばれてきた人物。早ければ9月中に退任するとみられ、後任には警察庁の大石吉彦警備局長が就任する予定だ。

 大石氏は、2012年から19年まで安倍前首相の秘書官を務めていた“安倍親衛隊”でもある。

 さらには、警察庁も年末にトップが交代して、安倍氏と親密な元官邸ポリス」が長官に就きそうなのだ。

 一貫して警備畑を歩んできた警察庁の松本光弘長官の後任には、警察庁ナンバー2の中村格次長が昇格する。

 中村氏といえば、第2次安倍政権下の15年、「安倍晋三に最も近い記者」といわれた元TBSワシントン支局長がジャーナリストの伊藤詩織さんをレイプした疑惑で、逮捕状を握り潰したことで知られる。

 当時、警視庁刑事部長だった中村氏が逮捕を取りやめるよう指示したことについて、「週刊新潮」の取材に対し、「私が決裁したと本人が認めていた

 中村氏は安倍政権で菅官房長官の秘書官も務めた。テレビの報道番組にも目を光らせ、政権批判発言があれば局の上層部に連絡して抗議していたと報じられたこともある。

 警察庁長官に上り詰めれば、これ以上ない論功行賞だ。

「自民党総裁選の結果によっては、今より安倍前首相の影響力が強い傀儡政権が誕生しかねない。そこに加えて警察組織のツートップが“アベ友”で占められれば、安倍さんは怖いものなしでしょう。検察の人事に介入する法改正は世論の強い批判で頓挫しましたが、警察の通常人事は止めようがない。伊藤詩織さんの事件でも分かるように、警察組織は上からの命令が絶対です。官邸ポリスがツートップに立てば、警察全体が権力に忖度する組織に変容しそうで心配です」(警察庁関係者)

 安倍前首相が新政権も警察権力も私物化する暗黒時代が始まるのか。
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https://lite-ra.com/2021/09/post-6020.html

山口敬之の逮捕をツブした中村格の警察庁長官に抗議殺到! 警視総監も安倍の元秘書官が就任で“自民党の秘密警察”化がさらに
2021.09.15 09:27

     (警察庁Webサイトより)

 安倍・菅政権による腐敗政治を象徴する人事が発表され、大きな批判の声が上がっている。昨日14日、松本光弘・警察庁長官に代わり、第29代長官に中村格・警察庁次長を昇格させる人事が閣議で了承されたからだ。

 詳しくは後述するが、中村氏といえば安倍・菅政権で“官邸の忠犬” “政権の爪牙”と呼ばれつづけてきた人物で、安倍政権時の2020年1月に警察庁ナンバー2の次長に昇格。このときから「次期長官は間違いなし」と言われてきた。

 だが、ポイントは今回の人事のタイミングだ。中村氏の長官昇格人事は年末ではないかと見られていたが、大方の予想に反して、今回、秋の人事での昇格となった。つまり、総裁選不出馬によってレームダックと化した菅首相だが、自身の首相任期中に論功行賞として子飼いの中村氏を長官に就かせた、というわけだ。

 しかし、この中村氏の人事が報道されるや否や、ネット上では批判が殺到。ついには〈#中村格氏の警察庁長官就任に抗議します〉というハッシュタグがトレンド入りしているほどだ。

 そして、ここまで批判が巻き起こっている理由は、言うまでもなく、中村氏が伊藤詩織さんの事件で山口敬之氏の逮捕を潰した最重要キーマンだからだ。

 あらためて振り返ると、元TBS記者で「安倍首相にもっとも近いジャーナリスト」と呼ばれていた山口敬之氏から性暴力を振るわれたという伊藤さんの相談を受け捜査を担当していた高輪署の捜査員が、2015年6月8日、逮捕状を持って成田空港で山口氏の帰国を待ち構えていたところが、この逮捕直前に上層部からストップがかかった。この逮捕取りやめを指示したのが、当時、警視庁刑事部長だった中村氏だった。実際、山口氏の逮捕を取りやめるよう指示したことについて、本人が「週刊新潮」(新潮社)の直撃に対し、「(逮捕は必要ないと)私が決裁したと認めているのである。

 伊藤さんの著書『Black Box』(文藝春秋)には、伊藤さんが直接、中村氏への取材を二度試みたくだりが出てくるのだが、それによれば、中村氏は一切の説明をせずに逃げたのだという。

〈出勤途中の中村氏に対し、「お話をさせて下さい」と声をかけようとしたところ、彼はすごい勢いで逃げた人生で警察を追いかけることがあるとは思わなかった。 私はただ、答えが欲しいのだ。中村氏にはぜひ、「私のした判断は間違いではなかった。なぜなら……」ときちんと説明して頂きたい。なぜ元警視庁刑事部長の立場で、当時の自分の判断について説明ができず、質問から逃げるばかりなのだろうか?〉(『Black Box』より)


性暴力もみ消しの張本人が警察庁トップの異常人事に〈#中村格氏の警察庁長官就任に抗議します〉の声が殺到!

 結果的に事件は2015年8月に書類送検され、山口氏は翌年7月22日付けで嫌疑不十分で不起訴処分に。逮捕寸前まで行った事件が、このように中村氏の逮捕取りやめ指示によって“ブラックボックス”のなかに押し込められてしまったのである。

 そして、この中村氏による逮捕取りやめ指示の背景にあるとみられてきたのが、中村氏と菅首相の関係だ。中村氏は第二次安倍政権発足時に当時官房長官だった菅氏の秘書官をつとめており、“菅の懐刀”と言われてきた。しかも、山口氏は安倍前首相と深い関係にあっただけではなく菅首相とも接点があり、山口氏がTBSを退社した後に菅氏は、長年にわたるパトロンであるぐるなび創業者で現会長滝久雄に「山口にカネを払ってやってくれないか」と依頼したとされ、実際、山口氏は滝氏が会長をつとめる交通広告の広告代理店NKBと顧問委託契約を交わしていたことも判明している。

 このように、安倍・菅氏と山口氏の関係、そして菅氏と中村氏の結びつきを踏まえれば、中村氏は安倍・菅体制の官邸の意向を受けて山口氏の逮捕取りやめを指示したとしか考えられない。

 そんな人物を、菅首相は最後の置き土産として警察庁トップに据えたのだから、批判が起こらないわけがない。実際、ネット上では前述した〈#中村格氏の警察庁長官就任に抗議します〉というハッシュタグとともに、大きな抗議の声が広がっている

〈性暴力を揉み消した人が警察のトップに出世できるの大丈夫ですか? 警察には他に適任の人がいないんですか?〉
〈権力者の都合に合わせて性犯罪が都合よく揉み消される、そんな社会は嫌だ。〉
〈ただでさえ性犯罪が庇われ揉み消される現実に絶望しているのに、こんな人事はあんまりだよ。被害者の尊厳を踏みにじっているし、助けたつもりの加害者が自分の罪と向き合う機会を奪っている。最低最悪。〉
〈前首相の数ある疑惑のひとつ。過去におこなった逮捕状のストップは異常なことですし、あってはならないはずのことです。見過すことはできません。〉
〈性犯罪もみ消そうとするような人に当たり前の正義感があるとは思えない。〉


中村格は安倍・菅官邸の“秘密警察” 安倍首相秘書の息子のため「ゲーセンのケンカ」に捜査一課投入も

 しかも、中村氏の「安倍・菅官邸の秘密警察」ぶりが問題となったのは、伊藤詩織さんの事件だけではない。

 たとえば、中村氏が刑事部長だった2015年、中村氏の指示により、当時の安倍首相の秘書の息子が被害者となったゲームセンターでの喧嘩になんと凶悪犯罪を扱う捜査一課が投入され、強引に容疑者逮捕に及んだと2019年11月に「週刊新潮」が報道。記事によると、事情聴取で被害者の父親が「安倍総理の秘書をしていた」と話し、その報告書が本部に上げられたため中村部長が大騒ぎ。〈被害者は安倍(晋三)総理の秘書の息子さんなんだ。すぐに逮捕して欲しい〉と捜査一課長に精鋭を招集させた。そして、当時は東京・三鷹の小学校教諭の男性が児童に対する強制わいせつなどの疑いで逮捕されメディアでも大きく報じられたのだが、その捜査が大詰めを迎えていたときに釣宏志・捜査一課長が捜査員を呼び出し、こう命じたのだという。

〈三鷹をちょっと止めて別の件をやって欲しいんだ。世田谷署管内のゲームセンターで子供が殴られた。すぐやってくれ。(加害者を)3日で逮捕しろ。これは中村刑事部長のご下命だ〉

 また、中村氏をめぐっては、2019年2月に刑事告訴され議員辞職した自民党の田畑毅・前衆院議員(のちに書類送検、不起訴)の問題でも、捜査の指揮を執った愛知県警本部長を警察庁に呼んで慎重捜査を厳命したと噂され、「田畑氏が刑事告訴された2月上旬以降、警察庁の中村格官房長が頻繁に官邸を訪ねている」とも報じられた。

 安倍首相にベッタリの記者の逮捕取りやめを指示しただけではなく、政権に打撃を与える議員の事件への介入まで……。まさに官邸の忠犬”“安倍・菅官邸の秘密警察と呼ぶにふさわしい中村氏だが、中村氏の警察トップへの昇格によって懸念されることがもうひとつある。それは、報道や自由な言論への圧力が強まることだ

 その問題を象徴するのが、『報道ステーション』(テレビ朝日)の古賀茂明降板事件だ。2015年、IS人質事件に関してレギュラーコメンテーターだった古賀氏は、当時、安倍首相が「『イスラム国』と戦う周辺国に2億ドル出します」と宣戦布告とも取られかねない発言をおこなったことを批判。さらに「まぁ私だったら“I am not ABE”(私は安倍じゃない)というプラカードを掲げて、『日本人は違いますよ』ということを、しっかり言っていく必要があるんじゃないかと思いましたね」と発言した。

 この発言に官邸は大激怒。本サイトでも当時伝えているが、菅官房長官の秘書官が番組編集長に電話をかけまくり、編集長が出ないと今度はショートメールで古賀は万死に値するという恫喝をかけた。その「菅官房長官の秘書官」が中村氏だったのである。


『報道ステ』圧力かけた菅官房長官の秘書官2人がそろって警察庁と財務省のトップに

 古賀氏は著書『日本中枢の狂謀』(講談社)のなかで、この『報ステ』に恫喝メールを送った「菅官房長官の秘書官」が中村氏であることを明かし、こう綴っている。

〈一月二三日の最初の「I am not ABE」発言の直後、なんと番組放送中に、まず中村格官房長官秘書官(当時)から、報道局ニュースセンター編集長の中村直樹氏に電話があったという。たまたま中村編集長が電話を取り損ねると、今度はショートメールが入った。テレ朝関係者に聞いた話では、その内容は「古賀は万死に値する」といったような、強烈な内容だったそうだ。〉
〈報道によると、この日、菅官房長官は、秘書官と一緒に官邸で番組を見ていたそうだ。その真偽はさておき、仮に直接聞いていなくても、私の発言を知れば、菅官房長官が激怒することは容易に推測できる。
 秘書官としては、アリバイ作りのためにも、すぐに抗議しておかなければならない。それが秘書官の務めだ。そこで、とにかく放送中にアクションを起こしたことを菅官房長官に示すため、ショートメールを送ったのではないか、といわれている。〉

 つまり、中村氏はこのように、菅氏によるメディア圧力実行部隊として動いてきた人物であり、菅氏は官房長官時代から自分の意向どおりに動いた秘書官や官僚を重用することで周囲がオートマティックに圧力をかける体制をつくりあげてきたのだ。

 実際、そうした人事は中村氏の警察庁長官昇格だけではない。『報ステ』に「古賀は万死に値する」などのショートメールを送っていたのは、当時、官房長官秘書官だった矢野康治氏だと見られているが、矢野氏も今年7月、財務省事務次官に昇進。『報ステ』への圧力を担った秘書官が2人とも、菅首相のもとで警察庁と財務省のトップにまで出世を果たしたのだ。

 ようするに、菅首相が退陣しても、安倍・菅官邸がつくりあげた体制を守る官僚が省庁のトップとして君臨するかぎり、メディア圧力体質や権力者のための秘密警察化は温存されていくということだ。

 しかも、中村氏の警察庁長官就任と同時に発表された人事では、第97代警視総監に大石吉彦・警察庁警備局長が就くことになったが、大石氏も第二次安倍政権下で2012年から2019年まで首相秘書官をつとめていた人物で、官邸の肝いりで警備局長に着任。今回の警視総監への昇格は、沖田芳樹・内閣危機管理監の後釜として再び官邸入りするための布石だと見られている。

 今回の菅首相の置き土産人事は、このように、安倍・菅政権が終わっても体質は変わらないということを如実に示している。自民党支配を終わらせなければ、腐敗を清算することはできないのである

(編集部)
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●この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に「2,912,628票」「3,661,371票」も投じてしまった都民の皆さん

2021年09月19日 00時00分07秒 | Weblog

[※サンデーモーニング(2017年10月1日)(三「ト」物語)↑]


(20210809[])
リテラの記事【小池百合子が関東大震災の朝鮮人追悼式典に5年連続で追悼文拒否!「朝鮮人虐殺はなかった」デマを喧伝するヘイト団体と関係】(https://lite-ra.com/2021/09/post-6007.html)。

 《この都知事のレイシスト歴史修正主義体質は今年も変わらなかったということか。本日9月1日、関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典が墨田区・横網町公園で行われたが、小池百合子都知事は、式典への追悼文を送らなかった。小池都知事は2017年から、「都慰霊協会が営む大法要で全ての震災犠牲者を追悼している」として式典への送付を拒否しており、これで5年連続になる》。

   『●《明らかに、小池都知事の「追悼文拒否」は歴史修正主義の虐殺否定論と
       ヘイトに勢いを与えた》…《空疎な小皇帝》石原慎太郎元「ト」知事越え
    「《これに従わなければ中止や不許可にされても「異存ありません」
     とする内容の「誓約書」を交わすよう要請してきた》そうです。
     知りませんでした。都庁の役人は、一体どうなっているのでしょうか?
     「ト」知事という〝御頭〟が腐ると、都庁の内部までグジュグジュに
     腐敗していくの? 《つまり都の「誓約書」は逆に、ヘイト団体の
     集会へ利益をもたらそうとしているのだ》…もはやデタラメ…。
     《小池都政とヘイト団体「そよ風」が一体となった
     「朝鮮人犠牲者追悼式典」潰しの策謀》…アノ最悪な《空疎な小皇帝
     石原慎太郎「ト」知事越え。《歴史の事実は消すことができない。当たり前
     のことに、小池百合子東京都知事は疑問符をつけるのだろうか》?」

   『●COVID19《震源地》となり、小池「ト」政や東京都知事選挙から見えて
             きたこと…《東京とは差別の都》へと堕ちていっていること
   『●小池百合子「ト」知事、追悼文は? 《…ようやくこう答えたのだった。
      「それは毎年送っておりません」…この回答はあまりに卑怯だろう》

 この《レイシスト・歴史修正主義体質》な小池百合子東京「ト」知事に2,912,628票」「3,661,371票も投じてしまった都民の皆さん…理解に苦しみます。《関東大震災における朝鮮人犠牲者への追悼は、震災全体の犠牲者追悼とは意味が全く違う》《デマや流言によって多数の朝鮮人や中国人が、日本の警察や軍、自警団によって虐殺されたのは歴然たる事実》。

 《歴史修正主義がジェノサイドを扇動するレイシズムにエスカレートしているわけだが、小池都知事の追悼文送付拒否は、レイシスト連中の動きと連動したものだ》。さらには、《都の誓約書を悪用して「朝鮮人犠牲者追悼式典」自体を中止に追い込もうという意図が見られた。都の誓約書要求は、ヘイト団体を事実上アシストするものになっていたのだ》。
 《小池都知事とヘイト団体の歴史否認と差別扇動をこれ以上許してはならない》。

 (琉球新報)《辛さんは、判決日が根拠不明のデマによって多くの朝鮮人が虐殺された関東大震災の発生日と重なったことにも言及した。「扇動で多くの朝鮮人が殺された。番組を作った者も悪いが、それをさらに扇動した人はなお罪深い」と不確かな情報に左右される危険性を訴えた》。
 沖縄タイムス沖時【テレビ制作会社に550万円の賠償命令 インターネットでの謝罪文掲載も ニュース女子訴訟】(https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/824119)によると、《2017年に地上波で放送されたテレビ番組「ニュース女子」で名誉を傷つけられたとして、市民団体「のりこえねっと」共同代表の辛(シン)淑(ス)玉(ゴ)氏が制作会社DHCテレビジョン(東京都港区)と司会を務めたジャーナリストの長谷川幸洋氏に計1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が1日、東京地裁であった。大嶋洋志裁判長は、辛氏に対する名誉毀損を認定し、同社に550万円の支払いを命じた。長谷川氏への請求は棄却した。…辛氏側が求めた、番組の動画が視聴できる同社インターネットサイトでの謝罪文掲載についても命令。一方、動画公開を差し止める請求は、損害賠償や謝罪文掲載により「相当程度の被害回復を図ることが可能」などとして認めなかった》。
 琉球新報の記事【「デマの扇動罪深い」 辛淑玉さん、東京地裁判決「画期的」と評価 「ニュース女子」名誉毀損訴訟】(https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1385812.html?utm_source=ryukyushinpo&utm_medium=referral&utm_campaign=carousel)によると、《「平和運動を愚弄(ぐろう)する悪質なフェイクニュースだった」。辛さんは会見で、制作会社DHCテレビジョンの番組をこう断じた。訴訟の発端となった番組は、2017年1月に放送された。「反対運動を扇動している黒幕」「テロリスト」。インターネットのSNSなどで事実に基づかない中傷被害を受け続けたこれまでを振り返り「むごいものだった」と怒りをにじませた》。

   『●放送法「四条の規律を撤廃することは、
     自由の拡大ではなく、自由縮小」…報道へのアベ様の不当な政治介入
    《政治的公平などを定めた四条を撤廃するという。政権に親和的な番組が
     増えるという狙いが透けて見える気がする…四条の規律を撤廃することは、
     自由の拡大ではなく自由縮小につながる恐れがある…国民の信頼が
     薄れることは放送の自由の縮小である》
    「簡単に言えば、こんな番組だらけにするつもり」

   『●「アベ様広報」…安田浩一さん「現地の人に話を聞く、
         裏取りするという取材の基本ができていない…デマ」
    「沖縄タイムスの記事【津田大介さん・安田浩一さん、「ニュース女子
     問題でMXテレビ出演辞退】…《津田大介さんと安田浩一さんが
     18日までに同局が放送する別のニュース番組への出演を辞退した。
     「取材がずさんで事実でない」「報道に値しない」と2日の番組を批判している》」

   『●東京MXテレビ「沖縄デマ」宣伝…
     「目的がデマの拡散による沖縄の反基地運動への不信あおりにあった」
    「【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより… 目取真俊東京MXテレビ
     「ニュース女子」の虚偽報道に対する抗議の記者会見。】…
     《殴られた女性はカヌーメンバーでもあるので、二日後に怪我の様子を見た。
     顔に青黒いあざができて痛ましかった。番組の視聴者の大半は
     そういうことを知らないだろう。「反対派の暴力などとよく番組で扱えたものだ
     こういうメンバーをそろえること自体番組の目的がデマの拡散による
     沖縄の反基地運動への不信あおりにあったことを示している》」

   『●確信犯…「ジャーナリストが極右的言動で
      活躍しはじめたことのほうが、より事態の深刻さを物語っている」
   『●「亡命」させられた辛淑玉さんは「一時帰国するにも勇気がいる…」とは、 
                        一体ニッポンはどんな国なのか?
    「ブログ【海鳴りの島から 沖縄・ヤンバルより…目取真俊
     辛淑玉さんの裁判を応援する。】(…)では、《…辛さんへの攻撃をはじめ、
     ネトウヨ・ファシスト勢力の沖縄や在日、アイヌ、その他への差別と
     暴力許さないために、力を尽くしたい憎悪を向けられている者が
     泣き寝入りし、逃げていたら、いつか実体的に抹殺される》」   

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https://lite-ra.com/2021/09/post-6007.html

小池百合子が関東大震災の朝鮮人追悼式典に5年連続で追悼文拒否!「朝鮮人虐殺はなかった」デマを喧伝するヘイト団体と関係
2021.09.01 08:25

     (東京都HPより)

 この都知事のレイシスト歴史修正主義体質は今年も変わらなかったということか。

 本日9月1日、関東大震災で虐殺された朝鮮人犠牲者の追悼式典が墨田区・横網町公園で行われたが、小池百合子都知事は、式典への追悼文を送らなかった。小池都知事は2017年から、「都慰霊協会が営む大法要で全ての震災犠牲者を追悼している」として式典への送付を拒否しており、これで5年連続になる

 改めて説明するまでもないが、関東大震災における朝鮮人犠牲者への追悼は、震災全体の犠牲者追悼とは意味が全く違う

 1923年、大地震の混乱のなか、「朝鮮人が暴動を起こした」「井戸に毒を入れた」等のデマが広がり、日本人が多くの朝鮮人を惨殺する“朝鮮人虐殺”が起きた

 朝鮮人虐殺における犠牲者数については諸説あるが、「朝鮮人が暴動を起こした」などというデマや流言によって多数の朝鮮人や中国人が、日本の警察や軍、自警団によって虐殺されたのは歴然たる事実である。それは、当時、治安出動を指揮した警視庁官房主事の正力松太郎自身も証言していることだ。

 しかし、近年、日本ではその史実を葬り去ろうとすする動きが起きている。1990年代後半から、「従軍慰安婦」や南京虐殺など日本の戦前の犯罪行為をなかったことにしようとする歴史修正主義者の動きが台頭したが、2000年代後半からそれはさらにエスカレートし、明らかな史実である関東大震災の朝鮮人虐殺までなかったと主張する書籍や団体が現れた

 さらに、こうした風潮に乗っかる形で、最近は災害が起きるたびに、かつてお関東大震災と同じ朝鮮人デマがネットに流されるようになった

 たとえば、今年2月東北地方で最大震度6強の地震が起きた際も、SNSでは、引用するのもはばかられるような極めて悪質な差別デマが飛び交っているのだ。

〈朝鮮人が福島の井戸に毒を入れているのを見ました!〉
〈BLMが井戸に毒を投げ込んでる!!!!!〉
〈こういう災害には必ず奴ら(特定アジア)が何かやるんだな。関東大震災以来ずっと…〉
〈バカ朝鮮人どもが喜んでるんやろな〉
〈災害に乗じた空き巣等の犯罪に注意。都心の外国人の多い地域は、特に戸締まり用心、火の用心。〉

 歴史修正主義がジェノサイドを扇動するレイシズムにエスカレートしているわけだが、小池都知事の追悼文送付拒否は、レイシスト連中の動きと連動したものだ


小池百合子と「朝鮮人虐殺はなかった」デマをがなりたてる在特会系ヘイト団体の関係

 本サイトでも繰り返し報じてきたとおり、この式典への追悼文は、1974年以降、歴代の都知事たちが寄せてきた。数々の差別発言で知られるあのレイシストの石原慎太郎元知事ですら、送っていたものだ

 ところが、小池都知事は知事に就任した翌年、2017年、突如としてこの朝鮮人犠牲者に対する追悼文を取り止めてしまったのだ。しかもその背景には、「関東大震災の朝鮮人虐殺はなかった」という差別デマを主張するヘイト団体と小池氏の関係がある。

 そのひとつが「日本女性の会 そよ風」というヘイト団体だった。「そよ風」はヘイト団体・在特会の関連団体で、「慰安婦」問題や関東大震災朝鮮人虐殺の否定などを主張しており、2013年には大阪・鶴橋で「いつまでも調子にのっとったら、南京大虐殺ではなく『鶴橋大虐殺』を実行しますよ!などとジェノサイドを先導したヘイトデモに協力。北海道支部長の女性は桜井誠・元在特会会長の「日本第一党」の副党首まで務めている。

 その「そよ風」は、まさに朝鮮人犠牲者の追悼式典が開かれる横網町公園の朝鮮人犠牲者追悼碑の撤去を目指し、デモや集会を繰り返す一方で、自民党の政治家などへのロビイングもおこなってきた。

 小池氏は2010年、この「そよ風」で講演をおこなっているのだ。当時、小池氏は自民党の国会議員。そんな立場にある者がヘイト団体で講演をおこなうとは信じがたいが、小池都知事が朝鮮人犠牲者への追悼文送付を取りやめたのは、この「そよ風」の動きと関係があったとしか考えられない。

 実際、「そよ風」は小池都知事が追悼文を取りやめたのと軌を一にするように、2017年以降、同じ時刻に横網町公園内で集会を開始。「朝鮮人犠牲者追悼式典」にぶつける形で、「そよ風」関係者らが「朝鮮人が暴動を起こし、日本人を虐殺した」「日本人が朝鮮人を殺したのは正当防衛だった」などと典型的なヘイトデマをがなり立てるようになった。本日も、同じ公園内で「そよ風」の集会は行われている。


小池の意向を受けて、「朝鮮人犠牲者追悼式典」自体を中止に追い込もうとしていた東京都

 それだけではない。小池都知事の「追悼文拒否」や「そよ風」のヘイト集会に対する都の認可に抗議の声があがると、201912月、東京都は逆にそれを封じ込める動きに出た

 「朝鮮人犠牲者追悼式典」実行委員会の公園占有許可申請に対し「公園管理上支障となる行為は行わない」「拡声器は集会参加者に聞こえるための必要最小限の音量とする」などと様々な条件をつけ、これに従わなければ中止や不許可にされても「異存ありません」とする内容の誓約書を交わすよう要請してきたのだ。

 詳しくは既報(https://lite-ra.com/2020/06/post-5472.html)を参照いただきたいが、「そよ風」のブログには〈そよ風さんは双方の追悼式典がなくなるまで戦って欲しい〉なる言葉もあり、都の誓約書を悪用して「朝鮮人犠牲者追悼式典」自体を中止に追い込もうという意図が見られた。都の誓約書要求は、ヘイト団体を事実上アシストするものになっていたのだ。

 さすがにこの措置には批判が殺到し、東京都は202085日に方針を撤回。しかし、一方で「そよ風」の集会に公園の使用許可を与えた

 「そよ風」の2019年の集会における発言は、翌2020年、都の人権尊重条例により、ヘイトスピーチ認定されているにもかかわらず、都は「そよ風」の集会にお墨付きを与えたのだ。そして今年もまた、「そよ風」の集会は追悼式典と同じ公園内で開かれた

 「虐殺された被害者を追悼する式典」と虐殺の史実をなかったなどとヘイトをがなり立てる集会とを同列に扱うことは、紛れもない史実を、あたかも議論の余地があるかのように見せ、歴史否認の動きに加担するものにほかならない

 繰り返すが、朝鮮人虐殺は人類が記憶すべき重大な史実である。ましてや、加害当事者である日本がその記憶と反省を忘れずつないでいくことは、当然の責務だ

 小池都知事とヘイト団体の歴史否認と差別扇動をこれ以上許してはならない

(編集部)
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https://www.okinawatimes.co.jp/articles/-/824119

テレビ制作会社に550万円の賠償命令 インターネットでの謝罪文掲載も ニュース女子訴訟
2021年9月2日 07:10

 【東京】2017年に地上波で放送されたテレビ番組「ニュース女子」で名誉を傷つけられたとして、市民団体「のりこえねっと」共同代表の辛(シン)淑(ス)玉(ゴ)氏が制作会社DHCテレビジョン(東京都港区)と司会を務めたジャーナリストの長谷川幸洋氏に計1100万円の損害賠償などを求めた訴訟の判決が1日、東京地裁であった。大嶋洋志裁判長は、辛氏に対する名誉毀損(きそん)を認定し、同社に550万円の支払いを命じた。長谷川氏への請求は棄却した。

     (記者会見で「沖縄の問題はずっと放置され続けている」
      と訴える辛淑玉氏=1日、都内)
     (判決骨子)

 辛氏側が求めた、番組の動画が視聴できる同社インターネットサイトでの謝罪文掲載についても命令。一方、動画公開を差し止める請求は、損害賠償や謝罪文掲載により「相当程度の被害回復を図ることが可能」などとして認めなかった。

 番組は17年1月に2回、東村高江米軍ヘリパッド建設への抗議行動を題材に放送。「テロリスト」などと表現した上、辛氏を名指しして「反対運動を扇動する黒幕の正体は?」とテロップを付けた。

 判決は、辛氏が道路での座り込みなど「非暴力による抵抗運動を志向していた」と指摘。番組で「暴力や犯罪をあおっているとの真実性が証明されたとは到底言えない」とし「社会的評価を低下させるのは明らかだ」と認めた。

 辛氏への裏付け取材をしていないとも認定。「不法行為責任を免れない」と結論付けた。

 司会の長谷川氏については「番組の企画や制作、編集に一切関与していない」などと責任を認めなかった。辛氏側は、請求が棄却された部分について控訴を検討する。

 DHCテレビ側は本紙などの取材に答えなかった。山田晃社長は判決後、同社ネット番組で「不当判決」と主張。長谷川氏は反訴が棄却されたことを受けて「相打ち」と表現した。両者とも控訴を検討する考えを示した。

関連:「最も悪質なフェイクニュース」 在日コリアン3世の辛淑玉さん、判決受け記者会見
関連:「朝鮮人が井戸に毒を投げた」のデマ 関東大震災から98年目の判決が見せた闇
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https://ryukyushimpo.jp/news/entry-1385812.html?utm_source=ryukyushinpo&utm_medium=referral&utm_campaign=carousel

「デマの扇動罪深い」 辛淑玉さん、東京地裁判決「画期的」と評価 「ニュース女子」名誉毀損訴訟
2021年9月2日 06:40
ニュース女子 DHC 東京地裁 ヘイト 高江

     (東京地裁判決を受け、記者会見する原告のヘイトスピーチ
      反対団体の辛淑玉共同代表=1日午後、東京都千代田区)

 沖縄県東村高江周辺の米軍ヘリコプター発着場建設への抗議活動を取り上げた番組「ニュース女子」を巡る名誉毀損訴訟の東京地裁判決を受けて、原告側の辛淑玉さんらが1日、都内で会見した。辛さんは謝罪広告の掲載命令にまで踏み込んだ判決を「画期的」と評価した一方、「次のステージで戦っていかなければいけない」と前を見据えた。

 「平和運動を愚弄(ぐろう)する悪質なフェイクニュースだった」。辛さんは会見で、制作会社DHCテレビジョンの番組をこう断じた。訴訟の発端となった番組は、2017年1月に放送された。「反対運動を扇動している黒幕」「テロリスト」。インターネットのSNSなどで事実に基づかない中傷被害を受け続けたこれまでを振り返り「むごいものだった」と怒りをにじませた。

 会見では声を詰まらせる場面もあった辛さんだが、判決を受ける間は厳しい表情を崩さなかった。「負けたらどうなるのかという思いがあった」と心境を吐露した。

 弁護団が判決内容で「白眉だ」と強調したのは「550万円」とされた賠償額と謝罪広告を命じた点だ。

 佃克彦弁護士は「賠償額は他の判例と比べて極めて高い。謝罪広告を認めたのも異例で、辛さんが受けた被害の深刻さを斟酌(しんしゃく)した裁判所のメッセージと受け止めている」と語った。

 辛さんは、判決日が根拠不明のデマによって多くの朝鮮人が虐殺された関東大震災の発生日と重なったことにも言及した。

 「扇動で多くの朝鮮人が殺された。番組を作った者も悪いが、それをさらに扇動した人はなお罪深い」と不確かな情報に左右される危険性を訴えた。

 訴訟では長谷川幸洋氏への訴えや番組の配信停止の訴えは認められなかった。辛さんは、さらに踏み込んだ司法判断を求め、控訴する意向を示した。

 「沖縄で起きていることを見てもらいたい」と高江ヘリパッド建設強行に続き、名護市辺野古への新基地建設も進められている沖縄の現状を訴えた。「みんなでいじめてそれを見て見ぬふりをしている。私たち一人一人が真摯(しんし)に目を向けるべきだ」と力を込めた。
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●《フジロック批判の珍奇さ…ギスギスさせて、失政を自分以外の誰かのせいにする、あの技術に、加担してはいけない》(武田砂鉄さん)

2021年09月18日 00時00分26秒 | Weblog

[※《自助》大好きオジサン・元最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日)↑]


(2021年09月01日[月])
cakesのコラム【ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜 武田砂鉄​小泉進次郎の「フジロック」発言から考える】(https://cakes.mu/posts/34439)。

 《結果として、五輪開催中、これまでの棒グラフがはみ出るような勢いで新型コロナ感染者が増えたバブル方式」は開会前から崩壊し、「だって五輪やってるじゃん」という「楽観バイアス」で人の動きが増えた金メダルを獲得した選手を賞賛するツイートを繰り返した菅義偉首相が象徴的なように、これだけの危機的な状況下で臨時国会を開こうともせず国を動かす人が「楽観」を強めていった》。

 自公お維トファによる人災だ。この1年間の空虚な日々、人災の日々。
 《反体制なのに公金もらってる、というフジロック批判の珍奇さは、この1年半のコロナ禍における、為政者の体質との親和性が高い。ギスギスさせて、失政を自分以外の誰かのせいにする、あの技術に、加担してはいけないと思うのである》(武田砂鉄さん)。

   『●《最初はふわふわ膨らんでおいしそうだったのに、だんだんしぼんで、
      中から出てきたものは……? 菅パンケーキ政権の実態に迫った…》
   『●自公お維トファを間接的に支持する、投票に行かない〝眠り猫〟な
     皆さん、《パンケーキ政権を毒見》しては危険、猛毒…ついに棄民政策に

 テレビや新聞は、自民党内のあれこればかりを流し続ける。9月いっぱいこのクダラナイ党内の政争を流し続ける気か? バッカじゃなかろうか。アベ様・カースージさんの8年8カ月に及ぶ《メディアコントロール》の故か、あまりに情けない。自民党の広報機関になり下がる。憲法53条に反し、違憲にも、国会を開こうとしないことをなぜに追求しないのか?
 この1年間、パンケーキ騒ぎに始まり、日本学術会議任命拒否問題で違法状態が続き、カースーオジサンの御子息問題を含む総務省問題、公選法違反な河井克行元法相・案里元議員夫妻の1.5億円問題、金(カネ)色の五つの輪・パラリンピック強行……、その間、COVID19対策は何一つ進展せず。むしろ、オリパラ強行により感染爆発を引き起こす始末。《自助》のあげくに、棄民政策…。組閣騒ぎでさらに無駄な日々が続く。
 なぜ検査検査検査…・追跡・保護をしないのか、さっぱり分からない。弱者や生活・経済を支えている労働者、中小の会社や個人営業者、医療関係者に十分な補償・経済的人的物的支援をすること以外に打つべき手はないというのに、COVID19での無為無策無能ぶりも含めて、何もできない政府や東京都など…。利権絡みか何か知らないが、ワクチン一本やり。検査しなければ、無症状感染者が感染を広げ続ける…。

   『●まだまだ続くのか、ウルトラ差別主義者の失言・暴言
         …福岡8区の皆さん、いい加減に落選させてください
   『●《この人にそういう羞恥心はない。…山口4区の有権者に聞きたい。
     「投票用紙にまた安倍晋三と書くのですか」と。》(前川喜平さん)
   『●癒(ゆ)党・《菅義偉の別動隊がいよいよ動き出した》―――
     《部分連合》などと言わずに、スッキリと自公お維で一体化してほしいもの
   『●醜悪…《安倍晋三や…麻生太郎が偉そうに派閥の領袖として力を
     行使し、それに対して首相になりたい…や…が上目遣いでご機嫌を…》

 品格羞恥心も無し、ミーン》ばかりだ。典型例 ⇨《この人にそういう羞恥心はない》アベ様や、ウルトラ差別主義者の副首相・財務相だ。福岡8区山口4区の彼らの支持者や投票者の皆さんの民度も疑うね。
 《とにかく選挙に行くこと、もちろん、その前に「忘れないこと」。それが今国民に求められている一番大事なことだ》(古賀茂明さん)。何度でも、何度でも、何度でも、#投票倍増委員会 会員として強く訴えます、自公お維トファに投票してはいけない。主権を取り戻しましょう。主権者として、必ず選挙に行きましょう。
 自民党総裁? 誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! 数多のアベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある

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https://cakes.mu/posts/34439

ワダアキ考 〜テレビの中のわだかまり〜
武田砂鉄
小泉進次郎の「フジロック」発言から考える
今だけ無料 2021年9月1日

2年ぶりに開催された、大型野外音楽イベント「フジロックフェスティバル」。緊急事態宣言の最中での開催や、補助金が交付されたことに対して批判が集まっています。武田砂鉄さんはこの件をどう感じたのでしょうか?
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「『どうやったらできるか』を皆さんで考えて」

体操の内村航平選手が、昨年11月、開催反対の声が多く寄せられていた東京オリンピックについて、「『できない』ではなく、『どうやったらできるか』を皆さんで考えて、どうにかできるように、そういう方向に変えてほしいと僕は思います」と述べたことは忘れられない。なぜ「皆さん」で考えなければならないのかが少しもわからなかったが、いざ強行開催された様子を見届けると、「とにかくどんな状況になろうとも、最優先されるプロジェクトであり、その中で選手が手厚く守られ続ける催事なのだ」と繰り返し思い知らされることとなった。

結果として、五輪開催中、これまでの棒グラフがはみ出るような勢いで新型コロナ感染者が増えたバブル方式」は開会前から崩壊し、「だって五輪やってるじゃん」という「楽観バイアス」で人の動きが増えた金メダルを獲得した選手を賞賛するツイートを繰り返した菅義偉首相が象徴的なように、これだけの危機的な状況下で臨時国会を開こうともせず国を動かす人が「楽観」を強めていった


生活者のせいにする仕組み

このコロナ禍で、私たちは、「優先順位」という、とってもギスギスするものと付き合わされている。あっちはOKなのに、どうしてこっちはダメなんだ。あの人がすぐに入院できたのはなぜだ。あっちは補償されたのに、こっちが対象にならないのはおかしい。この手の「優先順位」がいくつも目の前に飛び込んでくる。あるいは、望まずしてランクづけに飛び込んでいく。その結果、「基準を定めた人・組織」を問うのではなく、「優先された人・組織」や、「その基準では生活が成り立たないので、独自の判断に踏み出した人・組織」に文句がぶつけられている。

こうなると、ラッキーなのは「基準を定めた人・組織」だ。だって、現場でギスギスしてくれれば、自分たちに向かう厳しい声が減るのだから。渋谷に開設された若者向けワクチン接種会場に人が殺到すると、小池百合子都知事は「密ですね。工夫してほしいですね、現場で」と述べた。この発言にはさすがに批判が殺到したが、ここまでハッキリした形ではなくても、今、あちこちで起きているのって、コレと同質である。つまり、為政者が作り上げたのが、「生活者を救う仕組み」ではなく、「生活者のせいにする仕組み」だったのである。


「今やる」ことへの言葉

フジロックフェスティバルに出演したミュージシャンがステージ上で述べたコメントがニュース記事として拡散され、賛否の声が飛び交った。その声を漏れなく把握しているわけではないが、「『どうやったらできるか』を皆さんで考えて」という傲慢さはなく、自分で判断し、今ここに立っている葛藤について、言葉を選んでいた。最低限、「今やる」ことへの言葉が聞こえてきた。もちろん、だからOK、マジ最高っす、という話では決してない。(この原稿をある程度書き終わった後に、先週末、愛知県常滑市でおこなわれた「NAMIMONOGATARI2021」の愕然とする惨状を知ったのだが、このイベントに出た人たちは、ステージ上から、「今やる」ことについて、どんな言葉を発していたのだろう。発しなかったのだろうか)

文化芸術に多くを投資しない国にあって、エンタメ産業は、このコロナ禍で優先順位をずっと下げられてきた。エンタメ産業を語る流れの中で、フリーターとフリーランスを混同したのが、菅首相と安倍晋三前首相の共通項だが、軽視され続けてきた中で、国が定めたルールに基づいて動いたところ、動いてんじゃねぇよ、と言われた。国、ではなく、国のルールに基づいて判断した人・組織に厳しい目が向けられた。


お金ください、ではなく

フジロックには、J-LODliveという、新型コロナの影響を受けて中止・延期になったイベントについて、その後、改めて実施した事業者に公演費用の一部を支払う補助金が1億5000万円交付されている。その補助金について、「反体制なのに公金の支援を受けるのか」という、あまりにも珍奇な批判がぶつけられた。公金というのは、「国から恵んでいただくお金」ではなく、「私たちが払った税金を、公的組織がどのように使うかを決め、配分されるお金」なのだから、逆らってくるような人・組織には払わない、なんて判断があってはならない。

「国に従うんで、お金くださいよ!」ではなく、「税金払ってんだから、ちゃんと使えよ!」というのが公金の仕組みである。100円の水を買うと、消費税が10円かかる。10円払ったんだから、その10円がちゃんと使われているか、チェックしなければいけない報告する義務がある。「ちゃんとしているんで、10円から1円戻してくださいよ」なんて頭を下げる必要は一切ない


小泉環境大臣「今後見直さなきゃ」

小泉進次郎環境大臣が、環境省がフジロックを後援したことは不適切だったとの見解を示した。27日の会見で「政府として人流抑制をできるだけしたい、そして、何とか、この感染の拡大を抑えたい。そういった環境の中で、環境省として後援をする。そういったことは、今後見直さなきゃいけない」と述べたという。多くの人と同じように、私も、いや、オリンピックやったじゃんと突っ込んだ。でも、オリンピックとフジロックって、そもそも比較するべきなのだろうか。オリンピックは「『どうやったらできるか』を皆さんで考えて」というテンションのまま強行された。フジロックは、国家ぐるみの「皆さん」では動いていない。

フジロックは、国や自治体が定める基準を無視して開催されたものではない。小泉大臣が、これは見直すべきイベントだと感じたのであれば、彼はまず、国や自治体が定めた基準を疑わなければならない。ましてや閣僚である。これでよかったのか、と疑問に思うならば、指を差す先は苗場ではなく近場である。後援しなければよかった、ではないだろう。反体制なのに公金もらってる、というフジロック批判の珍奇さは、この1年半のコロナ禍における、為政者の体質との親和性が高い。ギスギスさせて、失政を自分以外の誰かのせいにする、あの技術に、加担してはいけないと思うのである。
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●東京新聞原田晋也記者の記事【森友改ざん、財務省の行政文書も開示を 赤木さん妻が請求...初めて入った省内、撮影禁止巡り抗議も】

2021年09月17日 00時00分51秒 | Weblog

[※ 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日というトリガー(『報道特集』、2021年06月26日)↑]


/ (2021年8月9日[月])
原田晋也記者による、東京新聞の記事【森友改ざん、財務省の行政文書も開示を 赤木さん妻が請求...初めて入った省内、撮影禁止巡り抗議も】(https://www.tokyo-np.co.jp/article/123594)。

 《学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の決裁文書改ざん問題で、自殺に追い込まれた財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が11日、同省を訪れ、改ざんの経緯を明らかにするため行政文書の開示を請求した。財務省は2018年に自主調査による報告書を公表しており、その際に集めた文書などを求めた》。

   『●《「人間として扱って欲しい」…ウィシュマさんの遺品である番号が
       振られた青いシャツの写真を示し、人間は数字ではない、と》…
    「周香織氏による、レイバーネットの記事【安田菜津紀さん渾身の
     黒板解説〜TBS「サンデーモーニング」でウィシュマ事件】…。
     望月衣塑子記者による、東京新聞の記事【ウィシュマさん死亡問題の
     入管開示資料 1万5113枚全て黒塗り 遺族「ごまかさないで」】」

   『●《人道上の対応》? 《ウィシュマンさんの名誉や尊厳の観点》から
       同席拒否? ➙《遺族は弁護士の同席を強く希望して》るんだよ!

 《森友改ざん、財務省の行政文書も開示を 赤木さん妻が請求》…《入管の闇》にもつながっていると感じた。法務省と名古屋入管の滅茶苦茶と無責任体質。人な体質、人権無視。…名古屋出入国在留管理局による、もはや殺人事件。入管内で、〝餓死〟させられたのだ。業務上過失致死罪。一方で、法務行政トップの上川陽子法相の無責任さが全開。会見を見ていて、ムカムカして仕方なった。《指宿昭一弁護士は「記載は全て消され秘密主義もここまで来ると冗談のようだ真っ黒な文書は入管の闇を示す。(上川陽子法相は)口では心から深くおわびと言うが、どこが心から深くなんだ」と批判した》。



 法相の酷い会見、財務相の会見と同様。

 加えて、《結果的に精神的に苦しむ赤木氏を更に追い込むことになった検察や産業医》。全貌の解明とアベ様と財務相の責任を。

   『●《決定的に重要な証拠》《改ざんの詳細が記されたという“赤木ファイル”》
            …その存否さえ明らかにしない卑劣な国に「文書提出命令」を
   『●《赤木ファイル…国会では裁判に影響があると言い、裁判では影響がない
         と言う財務省の二枚舌》、そして、麻生太郎財務相の卑劣・冷酷
    《3月7日、3年前に財務省近畿財務局の職員赤木俊夫氏が命を絶った
     日だ。赤木氏は、森友学園への国有地売却決裁文書を改ざん
     させられた。不当な安値売却に安倍晋三総理(当時)の夫人昭恵氏の
     関与が疑われたが、安倍氏は「私や妻が関係していたということに
     なれば、総理大臣も国会議員も辞める」と答弁した。ところが、
     決裁文書には昭恵夫人らの名前があったので、これを消すために
     改ざんが行われたのだ》

   『●赤木俊夫さんが残してくれた証拠・記録「赤木ファイル」を《すべて
     黒塗りにされた「のり弁」状態》にするなど、絶対に絶対に許されない
   『●「赤木ファイル」を《探しもせず、目も通さずに調査を終えたのならば、
       調査の信頼性そのものを疑わざるを得ない》…黒塗りなど許されない
   『●《つまり、赤木雅子氏の裁判の勝敗は、私たち国民が「諦めないこと」
      「忘れないこと」にかかっている…私たちは、雅子さんとともに…》
   『●赤木ファイルと沖縄…《無視された小さな声を拾い集めることでしか、
         この国の正義は取り戻せない。今の政府にできるだろうか。》
   『●《国を動かすのはメディアにもできなかったこと》な赤木ファイルの
      黒塗りは許されない…アベ様ら=「カラスはやっぱり「黒い」です」
   『●赤木雅子さん「麻生大臣、安倍昭恵さん、安倍元首相の名前も出てくる。
        …再調査される側の立場。再調査しないという立場ではないと…」
   『●「第三者による再調査を」…《またも涙ぐんだ》赤木雅子さん、
     《その時、傍聴席から拍手が起きた。一人、また一人と数人が呼応した》
   『●《職員1人を自殺に追い込んだ公文書改ざんという重大な不正を
     起こし、今なお遺族に誠実に向き合わない官庁の責任者が取る態度》か?
    《赤木さんが書いたとみられる「現場として厚遇した事実もないし」
     という一文についての麻生氏の見解だ。この一文に関し、
     安倍晋三前首相のツイッターの公式アカウントが
     「赤木氏は明確に記している」などと投稿。国が森友学園を優遇した
     疑惑を赤木さんが否定し、疑いが晴れたと言わんばかりだったからだ
      これに対して、麻生氏の答えは「あまり細かく知らない」と
     にべもなかった。森友学園に国有地を売却した当時、
     赤木さんは担当ではなかった同僚の話を信じていただけの
     可能性はなかったか。》

   『●【赤木俊夫さんの死を無駄にしないために】《どうすれば俊夫さんを
       死なさずに済んだのかなどを考えた》(ビデオニュースドットコム)
   『●麻生太郎財務相・副首相の口にチャックをしてほしい。野中広務氏の
       ように《麻生は何も答えず、顔を真っ赤にしてうつむいたまま》の様に
   『●赤木俊夫さんに「法を犯」させた側、「官僚にあるまじき行為を」
     させた側、「決して穢してはならないものを穢」させた側の責任は?

 2017年2月17日はアベ様のタンカ記念日…アベ様のタンカ「私や妻が関係していたということになれば、総理大臣も国会議員も辞める」が改ざんの引き金だった。《新事実が次々に読み取れた》《■随所に「重大な新事実」 戻ってきた「夫」によって数々の新事実がわかった。それでも麻生財務大臣は「再調査はしない」と言う》。《自分は追及される対象なのになぜか居丈高になる人々》の代表がアベ様やウルトラ差別主義者の財務相。
 それにしても、《「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の決裁文書改ざん問題》で、タンカでトリガーを引いた方は……暢気さ満開だ。見ていて不愉快極まりない。《この人にそういう羞恥心はない。…山口4区の有権者に聞きたい。「投票用紙にまた安倍晋三と書くのですか」と》(前川喜平さん)

   『●アベ様のポケットマネーを《前首相に断りもなく秘書が勝手に流用
     …それは完全に横領》なはずなのに、配川博之氏が私設秘書に復帰?
    「野尻民夫氏による、リテラの記事【「桜前夜祭」問題で辞職した
     安倍事務所の配川秘書が密かに復職か! 安倍前首相が切れない理由は
     …河井案里の不正選挙にも関与】…《そもそも、安倍前首相は
     重鎮ヅラして政治活動する資格はない。その前に責任をとるべきことが
     いくつもあるだろう。その一つが「桜を見る会」問題だ。なかでも
     「桜を見る会」前夜祭会費補填問題は、政治資金規正法違反も
     疑われている。…ところがここにきて、案の定、その配川氏が、
     また安倍事務所で秘書として働いている疑いが浮上したのだ》。」

   『●《完全に横領》なはずの配川博之氏復職…《つまり、復職させている=
      安倍前首相もやはり共謀していたと思われても仕方ないのではないか》
   『●当時の最低の官房長官による官房機密費の使用の疑いさえある
     1.5億円の税金を誰が買収資金として投入? 当時の自民党党首では?
   『●(永田健氏)《安倍氏が国民が注視する国会であんな答弁をしたのは
      「野党をなめていたから」ではなく「国民をなめていたからだ」…》
   『●アベ様を御守りするために…《「桜を見る会」の国会答弁資料の提出
      …政府は当初から説明を回避する方針だったことがうかがえる…》
   『●《前首相に断りもなく秘書が勝手に流用…それは完全に横領》だし、
     前夜祭問題についてアベ様らは公職選挙法違反、政治資金規正法違反
   『●《この人にそういう羞恥心はない。…山口4区の有権者に聞きたい。
      「投票用紙にまた安倍晋三と書くのですか」と。》(前川喜平さん)

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https://www.tokyo-np.co.jp/article/123594

森友改ざん、財務省の行政文書も開示を 赤木さん妻が請求...初めて入った省内、撮影禁止巡り抗議も
2021年8月12日 06時00分

     (情報公開請求後に記者会見する赤木雅子さん
      =11日、東京・永田町の衆院第二議員会館で)

◆「実態解明へさらなる情報必要」

 学校法人「森友学園」への国有地売却を巡る財務省の決裁文書改ざん問題で、自殺に追い込まれた財務省近畿財務局の元職員赤木俊夫さん=当時(54)=の妻雅子さん(50)が11日、同省を訪れ、改ざんの経緯を明らかにするため行政文書の開示を請求した。財務省は2018年に自主調査による報告書を公表しており、その際に集めた文書などを求めた

 国側は6月、俊夫さんが改ざんの経緯をまとめた「赤木ファイル」を開示したが、財務省内でどのような議論があったのか具体的な経緯が分かる内容はなかった。今回の請求では、文書改ざんを捜査していた大阪地検などに任意提出した文書も求めた

 記者会見した雅子さんの代理人の生越(おごし)照幸弁護士は「実態解明にはさらなる情報の開示が必要で、俊夫さんがどうして自死に追い込まれたのかを明らかにする上で非常に重要だ」と説明した。

 雅子さんは「財務省の中に入ったのは初めてで、敵の本拠地に踏み入ったような感じで緊張したが、新たな一歩を踏み出せた」と話した。


◆「建物は国民のもの」撮影禁止が一転…

 雅子さんらが財務省を訪れた際、多くの報道陣が詰め掛けたが、敷地内での撮影と録音は禁止された。雅子さんらが、記録のために請求文書を担当職員に手渡すところを撮影する意向を示すと、財務省広報室が保安上の問題などを理由に撮影を認めず、雅子さんが「この建物自体、国民のものですよなどと語気を強めて抗議した。

     (担当者に文書の開示を請求する書面を手渡す
      赤木雅子さん(左)。この写真の撮影は当初、認められなかった
      =東京・霞が関の財務省で(代理人の弁護士提供))

 30分ほどのやりとりの後、職員の顔を写さないことや、撮影した写真を職員が確認することを条件に撮影が認められた。財務省広報室は撮影を禁止するなどした理由について「執務室や職員を撮影することによる保安上の問題や、多くの人が集まることを避けるコロナ対策、一般の方が写り込んでしまう可能性などを考えた」とコメントした。

 ただ記者会見や囲み取材など財務省内での撮影や録音などの取材活動は通常は認めている。(原田晋也


【関連記事】「その程度の能力か」「頼りねえ顔」 記者の質問を遮りはぐらかす、麻生氏の不誠実さ<取材ファイル>
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●醜悪…《安倍晋三や…麻生太郎が偉そうに派閥の領袖として力を行使し、それに対して首相になりたい…や…が上目遣いでご機嫌を…》

2021年09月16日 00時00分55秒 | Weblog

[※《自助》大好きオジサン・元最低の官房長官と学商 (日刊ゲンダイ 2020年9月7日)↑]


(2021年09月13日[月])
長周新聞のコラム【狙撃兵/尻ぬぐい選びに口を出す放り投げ】(https://www.chosyu-journal.jp/column/21772)。

 《誰がなっても同じなのに、来る総選挙の「顔」を巡ってにわかに自民党が総裁選の前哨戦をくり広げ、メディアも大騒ぎしている。コロナ禍で政権を放り投げた安倍晋三や、副総理の座に居座ってきた麻生太郎が偉そうに派閥の領袖として力を行使し、それに対して首相になりたい河野太郎や岸田文雄が上目遣いでご機嫌を伺っているような光景は、それ自体、次なる総理大臣といっても安倍・麻生の傀儡(かいらい)にしかなり得ないではないかと思わせるものがある》。

   『●《立憲民主、共産、社民、れいわ新選組…安全保障関連法廃止を
     求めるグループ「市民連合」と国会内で会合を開き…共通政策に合意》

 テレビや新聞は、自民党内のあれこればかりを流し続ける。バッカじゃなかろうか。アベ様・カースージさんの8年8カ月に及ぶ《メディアコントロール》の故か、あまりに情けない。自民党の広報機関になり下がる。憲法53条に反し、違憲にも、国会を開こうとしないことをなぜに追求しないのか? なぜに野党4党について、同程度に報じないのか?
 自民党総裁? 誰でも同じ ――― 野党による政権交代を! 数多のアベ様案件の解明、公文書の開示だけでも、十分に政権交代の意義はある

 《とにかく選挙に行くこと、もちろん、その前に「忘れないこと」。それが今国民に求められている一番大事なことだ》(古賀茂明さん)。何度でも、何度でも、何度でも、#投票倍増委員会 会員として強く訴えます、自公お維トファに投票してはいけない。主権を取り戻しましょう。主権者として、必ず選挙に行きましょう。

  山口4区福岡8区の皆さん、選挙に行きましょう。《自民党のなかで引っ込んでろ!という批判がない》《敵前逃亡したリーダーは求心力を失い、そのような人間には二度と力を与えてはならない》《調子の良い時だけいい気になって采配を振るい、ちゃっかり私物化案件もいくつもやって疑惑を抱え、苦しくなったら何度も何度も放り投げるような者は、本来であればリーダー失格の烙印が押されて然るべき》…腐りきっています、自民党、それにへばり付く公お維。《5割の有権者が選挙に行かない状況を逆手にとったかのように安泰を貪ってきた》自公お維…2/4の選挙に行かない眠り猫》な皆さんは、間接的に自公お維を支持しているに等しい。

   『●「闇社会」との関係まで疑われるとは!? アベ様、ダークすぎます
   『●《近畿財務局元職員の妻が…佐川宣寿氏と国を相手に…大阪地裁に
     提訴》…《前代未聞の改ざんなのに、最高責任者の麻生太郎財務相》は?
   『●まだまだ続くのか、ウルトラ差別主義者の失言・暴言
         …福岡8区の皆さん、いい加減に落選させてください
   『●《この人にそういう羞恥心はない。…山口4区の有権者に聞きたい。
     「投票用紙にまた安倍晋三と書くのですか」と。》(前川喜平さん)

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https://www.chosyu-journal.jp/column/21772

狙撃兵
尻ぬぐい選びに口を出す放り投げ
コラム狙撃兵 2021年9月11日

 誰がなっても同じなのに、来る総選挙の「顔」を巡ってにわかに自民党が総裁選の前哨戦をくり広げ、メディアも大騒ぎしている。コロナ禍で政権を放り投げた安倍晋三や、副総理の座に居座ってきた麻生太郎が偉そうに派閥の領袖として力を行使し、それに対して首相になりたい河野太郎や岸田文雄が上目遣いでご機嫌を伺っているような光景は、それ自体、次なる総理大臣といっても安倍・麻生の傀儡(かいらい)にしかなり得ないではないかと思わせるものがある。

 それにしても、コロナ禍の政府対応に音を上げてまたもや「腹が痛い」を理由に放っぽり投げた者が、今度はキングメーカーとして政界の実権だけは握るというのだからこれほどふざけた話はない。大物といわれるような睨みの効く先輩代議士がみな引退していったとはいえ、自民党のなかで引っ込んでろ!という批判がないことの方が傍から見ていて不思議である。尻拭いを押しつけた菅義偉を袖にしてキングメーカー気取りなど、あまりに厚かましいではないか。それは客観的には“尻拭い選びに口を出す放り投げ”にしか見えないのである。

 コロナ禍に限らず、極限状態に置かれた際の身の振り方というのは、誰しも人間が試されるものだろう。その危機なり困難を正面から受け止めて向きあっていくのか、あるいはへたれて逃亡していくのか――。組織であれば、最も困難な状況に置かれたなかで敵前逃亡したリーダーは求心力を失い、そのような人間には二度と力を与えてはならないという力が働くものだろう。なぜか? 組織そのものが溶解するからである。調子の良い時だけいい気になって采配を振るい、ちゃっかり私物化案件もいくつもやって疑惑を抱え、苦しくなったら何度も何度も放り投げるような者は、本来であればリーダー失格の烙印が押されて然るべきなのである。一国の政治リーダーならばなおさらだ。

 ところが自民党の場合そうした力学は働かないようで、いまだに派閥の領袖として祭り上げ、ケジメもなくキングメーカー気取り許されている。昔の自民党だったらどうだったのだろうか? などと考えるのも野暮な話ではあるが、それほどまでに党内に渡り合える派閥や実力者がいないことの裏返しなのだろう。与野党が拮抗した状態ならまだ緊張感もあっただろうに、「一強」などといわれて権力の座にあぐらをかいてきた間に、自民党そのものも劣化・衰退が極まったことを今日の自民党総裁選は映し出している。

 衆院選での惨敗に脅えて自民党内のコップのなかでくり広げられる傀儡争い、それはすなわち傀儡である以上誰がなっても同じ」ことを意味している。河野であれ、岸田であれ、自民党外の外野席から見ていて大差などない。そして派閥に縛られない党内若手の「反乱」などといっても、所詮は自分が選挙で当選したいという願望に駆られた焦りでしかなくどこまでも自分の心配をしているだけなのである。コロナ禍の国民を置き去りにしてきた者の身内が、今になって我が身可愛さで起こしている「反乱」もまたたかが知れており、動機は「自分が落選したくない」という程度なのである。

 政治不信の上に咲いたあだ花――。それがこの9年間の安倍・菅政治をいいあらわすのにはピッタリな言葉なのかもしれない。対抗しうる野党が不在という状況下で「一強」なるものが担保され、5割の有権者が選挙に行かない状況を逆手にとったかのように安泰を貪ってきたといえる。こうした政治状況を乗りこえるために必要なのはなりかわる政治勢力の存在であり、「が変わったところで自民党は所詮自民党なのである

武蔵坊五郎
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