Activated Sludge ブログ ~日々読学~

資料保存用書庫の状況やその他の情報を提供します。

●『カルト資本主義』読了

2008年01月16日 09時57分34秒 | Weblog

昨年12月に読了。『カルト資本主義』、文春文庫、20006月。斎藤貴男。近所はどこも在庫切れだったが、出張の際に漸くH町で購入。

20071228日記事 (資料の在庫状況) の資料を準備する際にこの本に気付く。ニセ科学関連で「万能」微生物EMの項に興味が。独特の波動を発するそう・・・。こちらも初等教育の場に持ち込む方がいるそうで、困ったもの。その他、ソニーや京セラ、科技庁。ヤマギシ会、アムウェイなど。宗教との親和性が強い。オカルト志向。

「・・・彼らの扇動にたやすく操られ、一定方向に突っ走ってゆくわれわれ日本人が、・・・」
(p.449)。「・・・売れ筋を狙ったマスコミが、カルト資本主義の浸食に拍車・・・記事や番組を流し続ける媒体は、犯罪的・・・」(p.446)
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●『National Geographic, Vol.30, No.10』読了

2008年01月09日 11時43分01秒 | Weblog

(携帯が故障中===>1月中旬に購入)
昨年12月に読了。

「地球の悲鳴
バイオ燃料 救世主、それとも悪魔?」。悪魔ブリが良く理解できる。食料自給率を押し下げるだけでなく、大量の除草剤使用の問題や土壌の浸食の問題などに気づかされる。遺伝子組み換え作物に関する指摘は見当たらず。バイオ燃料生産時に大量の化石燃料が利用。〆の藻類に集まる期待の部分も面白い。「限られた空間で大量の藻類を育てる方法を知るのは世界でも10数人」らしい。

「二酸化炭素をめぐる新たな方程式」。温暖化を安定させる15のくさび。

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